みなさんも、お祝いに花束を贈られたことはあると思います。
結婚や出産などプライベートな場面はもとより、開店祝いや上司の退職などのビジネスシーンでも、お祝いに花束は欠かせません。

そんな時、みなさんはどのようにして花を選んでいますか?
多くの方が目的と値段を伝えて「定員さんまかせ」にしていらっしゃ
ると思います。
しかし、せっかくお祝いに花束を贈るのです。

自分で花を選んで、しっかりとあなたの「お祝いする気持ち」を込めましょう。
そのためには、花について知っておく必要があります。
実は、花の中にはお祝いに適さないものがあります。

そんな花を、うっかり贈ってしまうと大変です。
お祝いの気持ちが伝わらないばかりか、相手に失礼にあたってしまいます。
まず、気をつけていただきたいのが「花言葉」です。
もちろん、花は贈られる方の好みに合わせることが、一番大切です。

しかし、それだけで選んでしまうと、思わぬメッセージが花束に込められてしまうことがあります。

・黄色のバラ
例えば、黄色のバラは非常に華やかで、お祝いに適しているように思えます。
ところが、黄色のバラは「愛情の薄らぎ」という花言葉を持っています。
そんなメッセージのある花束を、奥様の誕生日のお祝いに贈ってしまったら、夫婦にとって一大事です。

・白いユリ
また、同じユリでも白は「純潔」を意味するのに対し、黄色のユリは「偽り」の花言葉を持っています。
もし、結婚式の花束にそんな意味を添えてしまったら、あなたのお祝いする気持ちを伝えることができません。

それどころか、非常に失礼になってしまいます。
そうならないためにも、お祝いの花束を贈る際は、しっかりと花言葉までチェックするようにしましょう。

・赤色の花
また、赤色の花には「日の出」のイメージがあります。
そのため、会社や開店祝いなどのビジネスシーンや、成人式などのプライベートなどの、プライベートなお祝いにも非常に適しています。

しかし、赤色には火のイメージもあります。
火は「火事」を連想するため、新築や引っ越し祝いには適していません。

次に、気をつけて頂きたいのが「花束のサイズ」です。
例えば、退職祝いは会社や飲食店などで行われます。
そのため多くの場合、自宅とは別の場所で花束を贈ることになります。

そんな時は、花束の大きさに気をつけましょう。
特に、贈る相手の方が、電車などの公共交通機関を使用される時は、コンパクトなスタイルのラウンドタイプの花束がおすすめです。

ここまで、たくさんのタブーばかりをお話してきました。
しかし、花束を贈られるのは非常にうれしいものです。
それが、お祝いの花束ならなおさらです。

あなたの贈った花束は、きっと一生の思い出になります。
ぜひ大切な方のお祝いに日頃の想いを込めて、素敵な花束を贈ってください。