お祝い事で、花は贈り物の定番になっています。
その中でもスタンド花は、お祝いのシーンを飾り盛り上げ、弔事では礼を尽くし
ます。

贈るスタンド花には、いろいろな種類がそろえられていますが、初めて贈る方は、どれを選べばよいのか迷われます。
そこで、スタンド花選びの「どうする」について紹介していきます。

・お祝いのスタンド花とは
スタンド花は、スタンドの上に花を活けたフラワーアレンジメントです。
実際の大きさは、幅が60cm～100cm、高さが160cm~200cmと大きいため場所をとります。

よくスタンド花を見かけるのは、新規開店したばかりのお店や、事務所のロビー、式典ではないでしょうか。
そのため、スタンド花を贈る場合は、個人へだと慶事・弔事の式典と、開店、開業など法人関係へ贈るのに適しています。

・スタンドの種類
スタンド花は、フラワーアレンジメントを乗せるスタンドに種類があります。
よく用いられるスタンドは、1段タイプの物で価格は、1万円～2万円程度です。
そして、1段タイプよりも華やかな2段タイプの価格は、2万円～3万円程度です。

この2タイプのスタンドは一般的ですが、この他にもコーンタイプやロースタンドタイプなどのスタンド花があります。

・スタンド花の花選び
どんな花でアレンジメントするかは、相手の印象にも影響するので重要です。
お祝いだと、華やかな色合いで大きなアレンジメントの物を選びましょう。
アレンジメントには、縁起の良い花言葉のポインセチア、ガーベラなど加えると、相手にも喜ばれます。

弔事では、供花として贈られるので、白と緑でまとめるのが一般的です。
よく用いられる花には、ユリ・キク・アイリス・などがあります。
弔事は、ご家族の気持ちを考え、マナーを守ってスタンド花を贈りましょう。

・スタンド花を贈るためのマナー
「親しき中にも礼儀あり」といいますが、相手との関係に合わせてマナーを守り贈らなければなりません。
スタンド花の相場は、贈る相手や内容で変わってきます。

ビジネス関係の祝賀会などは、2万円～4万円程度。
開店・開業・周年祝いなどは、1万円～2万円程度。
供花は1万5千円～2万円となっています。
そして、スタンド花は立札を立てて贈ります。

お祝いの場合、立札に記載するのは、基本的に贈り主の名前とお祝いの文言の2つです。
また、お届け先の名前を入れる場合もあります。

弔事の場合は、贈り主の名前だけを入れます。
しかし、複数人で贈る場合は、連名で「○○一同」とまとめるようにしましょう。

・まとめ
今回、スタンド花選びの「どうする」について、主なことを挙げて紹介しました。
初めての方には、これが参考になれば幸いです。

そして、ある程度贈る物が決まったら、具体的なことを依頼するお店の方に相談して詰めていきましょう。
相手の方とあなたのためにも、いいスタンド花をプレゼントしてください。