西洋発祥のフラワーアレンジメントは、バスケットやカゴなどに吸水性のスポンジを入れ、そこに茎を切って長さを整えたお花を生けていくとても華やかで見応えのあるフラワーギフトです。卓上サイズのコンパクトなものから、結婚式やパーティー会場などを彩る大型サイズまで様々な大きさがあり、使用するお花の種類や色味によって可愛らしくもクールにも仕上がります。全体のシルエットも、半球体でどこから見ても美しい「ドーム型」や、動きや個性の出るアシンメトリーなど様々。価格帯も3000円台から、5000円、1万円・・・と種類豊富に用意しておりますので、予算に合わせてある程度絞っていくとスムーズに選べるかと思います。

とはいっても、「沢山種類があってどれにすれば良いか分からない」、「贈る場面に合ったものを選びたい」、という方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、アレンジメントの色別に適した場面や色の持つメッセージ性、心理的効果などをご紹介していきます。

赤
赤バラやカーネーションなど、見た目にも燃えるような熱い想いが伝わってくるような赤のお花。赤色には情熱や愛情といったイメージがあります。花言葉にも、赤のチューリップは「愛の告白」、赤のガーベラは「神秘の愛」、赤いコスモスは「乙女の愛情」など、愛にまつわる花言葉を持つものが多く存在します。情熱的でエネルギッシュなイメージもありますので、夢や目標に向かって日々努力しているご家族やご友人へのプレゼントとしてもおすすめです。

青
青い空や青い海など、壮大で爽やかなイメージのある青は、日本人の多くが好む色だと言われています。誠実さや冷静さを感じさせることから、企業のロゴやイメージカラーとしても多く使用されています。また、ヨーロッパにおける結婚式の伝統的なおまじないとして「サムシングブルー」があります。青のアイテムを結婚式のなかに取り入れると幸せになれると言われており、ウェディングブーケやテーブル装花などにネモフィラやアジサイ、カーネーションなどの青いお花を取り入れたり、結婚祝いに贈るアレンジメントに青いお花を使用したりすると幸せを願うメッセージを込めた贈り物となるでしょう。

黄色
明るく幸せな雰囲気を放つ、黄色のお花。日本では古くから黄金の色、高貴な色とされ、縁起が良いとされてきました。最近では金運アップにも良いとされ、お財布やインテリアなどに取り入れられたりもしています。また、黄色は右脳に働きかけ感性を高める色とも言われています。そのため、やる気を高めたり、個性や知性を引き出したいときには、黄色を取り入れると良いでしょう。

色によって与える効果や印象は様々です。相手の好みの色を選ぶのも良いですが、迷ったときには目的や色の持つ効果に合わせて選んであげると良いかもしれませんね。