「大切な人へ想いを伝えたい」「夢や目標に向かって情熱的に打ち込む方へエールを送りたい」など、熱い想いを届けたいシーンでおすすめなのが、赤いお花を使用したフラワーアレンジメントです。プロポーズの際に赤いバラの花束を渡したり、母の日には赤いカーネーションをプレゼントしたりと、愛や情熱を伝える際の定番となっています。そんな赤い色のお花は、定番以外にも実は様々な種類があり、それらを組み合わせてアレンジメントにするととても見応えがあり大切なシーンでの贈り物におすすめです。

赤という色は、太陽や炎を感じさせる強いエネルギーを放つ色となっています。日本語の「あか」という言葉は、夜明けの「あけ」、あかつきの「あか」といった太陽にまつわる言葉が由来となっており、黒の「くろ（暗い）」とともに光の明暗を表す色とされています。イメージとしては「情熱」「愛」「刺激」「生命力」など、静を連想させる青と反対の、動きのあるエネルギッシュなイメージがあります。花言葉にも、ポジティブでエネルギッシュなものが多く、お祝いのシーンでの贈り物にぴったりですね。

定番のカーネーションは、「母への愛」「真実の愛」といった花言葉を持ちます。母の日は、戦場の負傷兵のケアを行っていたアン・ジャービスの娘、アンナ・ジャービスが亡き母を偲んで白いカーネーションを捧げたことがはじまりとされており、白のカーネーションは母を亡くした場合、赤のカーネーションは母が存命の場合に贈られるようになりました。日頃お世話になっているお母様へ、感謝の気持ちや愛情を伝えるとともに、真っ赤なカーネーションを贈ると喜んでいただけるのではないでしょうか。

贈る相手に、「あなたはとても魅力的です」という想いを伝えたいならラナンキュラスがおすすめです。絹のように繊細な花びらをドレスのように幾重にもまとって咲く姿がとても美しいラナンキュラスは、花言葉に「あなたは魅力に満ちている」という意味を持っています。情熱的な赤いラナンキュラスで大切な方に想いを伝えてみてはいかがでしょうか。

秋を代表する花、コスモス。コスモスというと白やピンクをイメージされる方も多いかと思いますが、真っ赤なコスモスは可愛らしい花姿ながらもその鮮やかな赤が存在感を放つ素敵なお色です。フラワーアレンジメントや花束などに加えると一気に華やかで明るい雰囲気になります。そんな赤のコスモスには「乙女の真心」「謙虚」「調和」といった花言葉がつけられています。赤のお花のなかでは、ストレートに愛情を伝えるだけでなく謙虚な姿勢や調和の心を表すこともできますので、より幅広いシーンでお使いいただけそうです。

ここで紹介した以外にも、赤い色のお花には沢山の種類があります。情熱的な想いを伝える際には、是非赤いお花を使用したフラワーアレンジメントを検討されてみてはいかがでしょうか。