花束を宅配で贈ろう。贈るときのマナーや長持ちさせるコツをご紹介
身近な人の誕生日のお祝いや日頃のちょっとしたお礼に贈り物をするとしたら、あなたは何を選びますか?
プレゼントでよく挙げられるのが「食べ物」「スキンケア商品」「コスメ」など、さまざまですが、贈る方への好みやセンスによって選ぶのが難しいものばかりです。
その点、花束は好みに左右されず、万人がもらってうれしいものですし、人気があります。
誕生日や母の日などのお祝いや、感謝の気持ちを表すときに、花束を送るのはいかがでしょうか。
最近は外出自粛の要請などでなかなか外の花屋さんまで買いに行くのが難しい、なかなか友人や家族に会えない、という方も多いと思います。
そこで今回は、花束を宅配で送る方法や、注意点をご紹介いたします。
ネットで注文する花束の宅配
花を買ったり贈ったりする場合、少し前まで実際にお店で選んで購入するのが一般的でした。最近ではお花のサブスクサービスやネットショッピングの躍進とともに、花を選ぶときにインターネットを利用する人が増えています。
外出を控えなくてはいけないご時世に、花屋に行かなくてすんだり、遠方にいて会いに行くことがむずかしい人にも贈ることができることが、メリットになっています。
プレミアガーデンでは、生産者から直接大量仕入れを行っていますので、低価格で高品質のお花を届けられるのが特徴です。
お花を買うなら宅配がおすすめな理由
遠くに住んでいる人にも贈ることができる
お花を宅配で贈る場合のメリットとして挙げられるのが、遠方に住んでいたりしてなかなか会うことのできない人にもお花を贈ることができるという点です。
離れて住んでいる人に感謝気持ちを伝えたくとも、直接会うには時間もかかりますし、長距離の移動になる場合もあるので大変です。
その点、宅配でお花を注文すれば、遠くに住んでいる人にもお花を贈ることが可能で、簡単に会うことができない方への結婚式や出産祝いの贈り物にもお花の宅配は非常に便利なのでおすすめです。
サプライズができる
一緒に暮らしている人や、身近にいるとの記念日や誕生日のお祝いなどのサプライズをして喜ばせたいという場合にも、お花の宅配はおすすめです。
身近にいる人にお花を贈ってサプライズをしたい場合に困ってしまうのが、お花を買いに行く手間と、相手に気づかれないようにお花を用意することです。
そんな悩みを解決するのがお花の宅配で、入念な準備をする必要がないのでサプライズにお花をおすすめです。ネットなどで注文をしておけば指定した日付と時間にお花を届けてくれるので、相手に気づかれることなくサプライズでお花を贈ることができます。
運ぶ手間がない
お花を贈りたい人やお祝いの場所が遠くにある場合に困るのが、お花を運ぶ手間がかかってしまったりお花を痛めてしまう可能性があるという点です。
宅配で贈る相手の場所を指定しておけば、決められたプロの業者がお花を届けてくれます。
そのため、自分で運ばずともお花を届けてくれるのはもちろん、プロの業者がお花を傷めないようお花を届けるスキルを持っているので、安心して手軽にお花を贈ることが可能です。
24時間いつでも注文ができる
お花を注文しようと思っていても、仕事の都合や家事が忙しいなどの理由で、なかなか花屋に直接行くことができない方も多いのではないでしょうか?
お花を宅配で贈ることで、都合のいい時間に、いつでもどこでもお花を注文することができます。
例えば仕事や家事が終わった夜中に花屋の営業時間に間に合わないという場合でも、ネット注文の宅配を利用すれば、24時間インターネットで注文をすることが可能で、お花を気軽に贈ることができます。
花束の宅配便はどんな形で届くの?
頼んだことのない方にとっては、花束が宅配便で届くなんてイメージが湧きませんよね。
選んだ花束の種類によって、宅配便のスタイルもさまざまです。
お祝い用の豪華な花束を選んだときには、たっぷりとした縦長の大きな箱に、傷つかないようゆったりと花束が入れてあります。
サブスクの花束の場合には、ポストに投函してもらえることが魅力の一つになっています。ちょうど花束の形に合わせた厚みのある羽子板のような形の箱に納められていて、花束の根元にあたる部分がポストに差し込まれていることが多いようです。この場合には、花が傷まないように華美なラッピングはされていません。
届いた花束が万が一痛んでいた場合には、購入したお店に連絡をして相談してみましょう。贈答用の花束に関しては、痛むようなことがないよう大きめの箱に入れられていますが、サブスクサービスの花束の場合には、花が傷んでいた場合の対応もあらかじめ決められていることがあります。まず同封の延命用の薬を花瓶に入れ様子を見て、それでもダメだった場合には、再送の依頼をします。この場合には必ず傷んでいる花の画像が必要となるようです。
花束を宅配するときのマナー
自分用に注文するときは問題ありませんが、ギフトとして宅配の花束を贈りたいときには、それなりのマナーが必要となります。
花束は多くの人に喜んでもらえるギフトですが、贈り先で花瓶を用意して飾ってもらう手間をかけてしまう一面があります。ギフトとして花束を贈る場合には、花を飾ってもらえそうかどうか相手先の都合や好みを知っておくことが大切です。
花束を外出先で渡す際には、持ち帰り用の花束を入れる紙袋などを用意しておくと、親切です。
もし、職場やお店に贈ったり、多忙な人に贈りたい場合には、花を生ける手間のかからないアレンジメントタイプのフラワーギフトもおすすめです。
また、より新鮮な花を届けるためには、不在ではない時間帯に指定して贈るのがよいでしょう。特に、退職祝いの花束を職場に贈る場合には、退職日には午前中で帰宅してしまうケースが多いため午後は避けましょう。
また、ご自宅に届ける際は相手のことを考えると前もってお知らせしておくほうがいいでしょう。プレゼントの内容は伝えなくても、宅配便を送ったということは相手に伝えておかないと、受け取りができない可能性があります。
特に、仕事上ご迷惑をかけることができない相手先には、前もって花を宅配で贈ることを連絡しておくのがベターです。ただ、花を贈ることが長年の慣例のなっている式典やイベントの際には、事前連絡はしなくてもかまいません。
花束の選び方
花束を贈ろうと決めた場合にも、今度はどんな花束にしようか迷ってしまうのではないでしょうか?
大切なのは、相手の気持ちになって選ぶことです。サイズに関しては、自宅でなく職場やイベント会場に贈る場合には持ち帰りやすいサイズを選びましょう。
色で選ぶ
花の選び方は、その方の好きな花がわかれば一番よいのですが、もしわからないときには、好きな色を思い浮かべてみましょう。バッグの色やネクタイの色、傘の色など、普段から好きな色がはっきりしている方にはその色を中心とした花束にしてみましょう。もし、好きな色もわからない場合には、その方のイメージで選んでみましょう。一般的には色には以下に示すようなイメージがあるようです。
- レッド 愛・感謝
- イエロー 友情・健康
- オレンジ 情熱・幸せ
- ピンク 上品
- パープル 尊敬・蒸散
- ホワイト 清らか・崇高
ぜひ花束を選ぶときの参考にしてみてください。
花言葉で選ぶ
また、花には必ず花言葉がありますので、目上の人や大切な人に花束を贈るときには、失礼にならないようチェックしておいた方がいいでしょう。フラワーギフトのサービスを利用するときには、花言葉も紹介してある場合もあるようです。
だいたいはポジティブな花言葉であることが多いのですが、避けた方がいいネガティブな花言葉を持つ鼻もあります。ここではあえてネガティブな花言葉を持つ花を紹介しておきます。
・マリーゴールド絶望・妬み
・カーネーション(黄)軽蔑・侮辱
・バラ(黄)嫉妬
・エリカ孤独
・オダマキ愚か・偽善
・アザミ報復・触れないで
・アネモネはかない恋
・カラー清浄(供花のイメージ)
・スイレン滅亡
カーネーションやバラなどメジャーな花も色によっては、不吉な花言葉を持つことがあるので、注意が必要です。
コロナ禍で家に花を飾りたい人も増えている
一般社団法人花の国日本協議会が2020年5月におこなったアンケートでは、自宅に花を飾りたい人の割合はなんと9割にものぼるという結果が出ています。コロナ禍により自宅で過ごすことが増え、花に癒されたいという人が増えているようです。ギフトの人気ランキングでも上位の花が、実際にも喜ばれていることがよくわかります。
2020年春、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、卒業式や入学式、入社式、結婚式など多くが次々と中止や縮小されました。どれも花が欠かせないイベントばかりです。このことにより、花の出荷をする業界は大きな痛手を受けます。出荷される予定の花は破棄され、業務用の花の需要は低迷してしまいます。このような流れの中で、まだ綺麗なのに捨てられてしまう花をフラワーロスと呼ぶことも知られてきます。フラワーロスが発生してしまう現実は、NHKのニュースでも取り上げられました。
実はコロナ禍になる前から、フラワーロスは食品ロスと同様に一部では注目されていました。農林水産省は2020年3月6日、花の消費拡大を目指し、花業界を支援するため、家庭や職場で花を飾り、花の購入促進を広く呼びかける「花いっぱいプロジェクト」をスタートしています。
さらに、このコロナ禍が逆に追い風となり、宅配で花を頼む人も増えてきているのです。
花束を長持ちさせるコツ
ここからは、自分のために宅配の花束を購入した後に、できるだけ長持ちさせるコツをご案内します。
水切りをする
花束が届いたら花や茎を傷つけないようラッピングを丁寧にほどきます。花束のイメージに合わせて多めに葉がついている場合には取り除きます。
次は水切りです。水切りとは、水の中に浸した状態で茎を切ることです。水切りのことは知っていても、つい空中で茎を切ってしまう方もいるかもしれませんが、空気に触れると花は水を吸い上げる力を弱めたり細菌が入ってしまうこともあります。花のためにぜひ水切りをやってみてください。
また、水をたくさん吸い上げるように、切り口が斜めになるように切るとよいでしょう。切り口を傷ませないために、切れ味のよいハサミを使うのがおすすめです。
この水切りは花が届いた日はもちろん、毎日行うとより効果があります。毎日1センチぐらいずつ茎を水の中で切ることで、花を長持ちさせることができるのです。
水換えをする
花を長持ちさせるためには、花瓶の水を清潔に保ち、雑菌を繁殖させないことが重要です。水換えは毎日行いましょう。また、花瓶もしっかりと洗って乾燥させてあったものを使いましょう。使い始めの花瓶のホコリも雑菌の原因となります。花を生けていて、花瓶にヌメリが出たらしっかり洗いましょう。
水の量にも注意
花瓶の水を多めに入れている方もいるかもしれませんが、実は花によってはあまりよいことではありません。茎は水に触れていることで傷んでしまうからです。
切り花がまだ新しいうちは吸い上げる力が強いのでやや多めの水が必要ですが、日を追うごとに水の量を加減して少なめにしていくことがコツになります。
置き場所にも注意
花は陽射しの中で咲いているのが似合いますが、切り花の場合には、あまり暖かい場所に置くと早めに傷んでしまいます。土に根づいた花とちがい、土から栄養を得られない切り花はとても繊細なのものです。暖かい場所に置くと、花にとっての呼吸である“蒸散”が活発に行われて、花は消耗してしまうのです。
その他、切り花は急激な温度変化や強い風を嫌います。直射日光やエアコンの風が当たる場所を避けて飾りましょう。
花束の宅配ならプレミアガーデンにお任せ
ギフトとして人気の高い花束は、宅配を行っているフラワーショップで注文することで、外出をしなくても相手にお花を贈ることができます。
コロナ禍でお家にお花を飾りたいと思っている方も多いので、会えないときのプレゼントに花束を送ってみてはいかがでしょうか。
プレミアガーデンの宅配は、自社配送で花のプロが配達いたします。お花を傷めないように細心の注意をはらい配達しています。万が一お花が枯れているなどのトラブルがあった際には無料で交換もいたしますので、安心です。
この機会にぜひ、花束を宅配し、お世話になっている人や友人、家族にお花を贈ってみてください。