観葉植物を長く楽しもう!寿命や長持ちするおすすめの種類

 

観葉植物を育ててグリーンインテリアに挑戦したい!

でも植物は育てたことがないし、すぐに枯らしてしまいそう…となかなか観葉植物の購入に踏み切れない方もいるでしょう。

すでに観葉植物を育てている方でも、「長持ちするものがいい」「寿命を延ばす方法は何だろう」と考えたことがあるのではないでしょうか。

今回は、初心者の方でも簡単な手入れで育てやすく、かつ元気に長持ちしてくれる、頼もしい植物たちをご紹介します。

観葉植物の寿命の目安は?

観葉植物には熱帯地方が原産の木が多く、一年草などのように短命な種類は見かけません。

自生地では長い時間を掛けて大木に育ちますが、観葉植物としては適切な環境に置かなければ、すぐに枯れてしまう心配もあります。

観葉植物と長く暮らしたいのであれば、日本の環境にも適応して力強く育ってくれる、育てやすい品種を選んでみましょう。

寿命が長く枯れにくい観葉植物の特徴

・水やり頻度が少ない

・耐陰性、耐暑性、耐寒性がある

・生命力が強い

観葉植物が弱ったら、もう寿命なのかなと思うかもしれませんが、生命力の強い植物は、弱った状態から巻き返して回復できるパワーを持ちます。

水やりが少なく済み、暑さや寒さ、日陰に強いことも重要ですが、弱った状態から挽回する力=生命力の強さが、寿命が長く枯れにくい観葉植物のいちばんの特徴です。

挿し木、株分けなどで増やしやすい植物も、生命力が強い種類になります。

多肉植物は難易度が高い

なかなか枯れにくい植物と言われると、まず初めにサボテンなどの多肉植物を思い浮かべる方も多いでしょう。

確かに、葉に水分を蓄えている多肉植物は、お世話が少なく済みますが、水やりのタイミングを見極めるのが難しく、意外と管理が難しい観葉植物です。

初心者の方にはかえって難しく、水のやりすぎによって枯らしてしまうこともあります。

正しい育て方で寿命を延ばそう

観葉植物の寿命を長くするためには、愛情を持って手入れすることがいちばんです。

まずは基本の育て方をしっかりと抑えて、実践していきましょう。

植物が好む環境を作り続けることが、観葉植物の長寿の秘訣ですよ。

適切な水やり

観葉植物は、だいたいの種類は春から秋が生育期となります。

生育期中は、鉢土が乾いたことを確認してから、鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと水を与えるのが基本です。

植物には毎日お水を与えたくなりますが、水のやりすぎによって根腐れなどを引き起こしますので、土の乾燥具合をきちんと確認しましょう。

冬季は休眠期に入り生長がかなりゆっくりになるので、生育期ほどの水やりは必要ありません。

休眠期は、やや乾燥気味に育てることがコツです。

目安として、土が乾いてからすぐの水やりではなく、乾いた状態を確認した2~3日後に水やりを行ないましょう。

また、水やりの際に受け皿に流れ出た水をそのまま放っておくと、鉢内の湿度が上昇して根腐れの原因に繋がります。

水やりと受け皿の水の処理は、必ずワンセットで行ないましょう。

置き場所の見直し

日当たり、風通し、室温などの置き場所を見直すことも大切です。

薄暗い場所で長く観葉植物を置いていると、葉が元気をなくして、枯れることが多くなります。

観葉植物は、明るい日陰や、レースカーテンやブラインド越しなどの窓際で直射日光を避けて管理しましょう。

暑すぎる場所、湿度の高すぎる場所に置いていると、鉢土内が蒸れて、根が弱ったり腐ったりします。

通気性を上げることで、害虫予防にもなりますので、風通しの良さも大変重要です。

もし、室内に風の流れがなければ、送風機などで流れを作るのも効果的ですよ。

定期的に植え替える

植え替えは、鉢の中で根が生長しすぎる根詰まりを防ぐために、定期的に行なってください。

根が鉢内でぱんぱんに張って窮屈な状態だと、根からうまく水分や養分を吸収できずに、植物がどんどん元気をなくしていきます。

放置すれば根腐れを起こすばかりか、枯れてしまう危険もあるのです。

観葉植物の生長速度にもよりますが、一般的には2~3年ごとに、一回り大きい鉢へ植え替えます。

生育期に植え替え作業をすると、植え替え時の負担が少なく済み、回復も早まりますよ。

【植え替えるタイミングの目安】

・購入後や前回の植え替えから2~3年経過

・葉が落ちる、下葉が枯れている

・鉢底から根が出ている

・鉢土の表面から根が見える

・水やりしても鉢底から水が出にくい

【植え替え手順】

①新しい鉢底に鉢底ネットと鉢底石を敷く

②鉢の3分の1ほど土を入れる

③株を出し、古い土をやさしく落とす

④傷んだ根があれば切り、余分な葉を剪定する

⑤新しい鉢に株を置き、ウォータースペースを確保しつつ土を入れる

⑥根の隙間を埋めるように細部まで土を入れ、たっぷり水を与える

⑦植え替え後は、しばらく日陰で管理する

肥料を与える

生育期に肥料を与えて、観葉植物の生長を助けるのも元気に育てていくコツです。

慣れていないと難しそうな気もしますが、肥料ごとに決められた用法用量を守って与えれば問題ありません。

観葉植物によって肥料のペースはまちまちですが、一般的には春~秋が生育期にあたるので、その間に肥料で生長を補助します。

置き肥は2ヶ月に1回、液体肥料は2週間に1回ほどのペースで与えましょう。

ただし、生長が止まる休眠期の冬場は、過剰に肥料を与えると肥料焼けを起こします。

過分な肥料の養分により、根詰まりと似た症状が出るので注意が必要です。

冬を越す前に、置いたままの肥料などを忘れずに取り除いておいてくださいね。

お手入れが簡単で育てやすい観葉植物

観葉植物には、水やりや温度管理に気を使うものや、デリケートな種類などもありさまざまです。

長く楽しめる観葉植物を探している方は、丈夫さ、育てやすさ、手入れのしやすさをポイントに選ぶといいでしょう。

観葉植物を育てるのが初めての方は、まず育てやすい種類を選び、徐々にお世話に慣れていけば自信がつきます。

次は、お手入れが簡単で、誰でも育てやすい観葉植物をご紹介します。

ポトス

可愛い丸い葉のポトスは、丈夫な観葉植物で知られています。

つる性の植物なので、ハンギングで飾るなど空間を活かした飾り方も楽しめます。

カフェ風の空間や、洋風のおしゃれな部屋にも使える優秀なインテリアにもなります。

耐陰性が強く、少し暗い室内でも育ちます。

長持ちのコツは、枯葉を取り除いて養分を行き渡らせる、水やりの量に気を付け根腐れを防ぐことです。

 

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サンスベリア

サンスベリアは、ぷっくりとした多肉質の葉が可愛らしく、葉の模様にさまざまな種類があります。

葉の表面積が広く、マイナスイオンを多く発生させるサンスベリアは、自然の空気清浄機であるエコプラントとしても人気です。

多肉植物なので、ある程度水やりを忘れてしまっても、蓄えている水分により元気でいてくれます。

日光と乾燥を好むので、日当たり良く乾かし気味に管理するのがポイントです。

 

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モンステラ

サトイモ科のモンステラの魅力は、切れ込みの入った、トロピカルムード満点の大きな葉です。

お部屋に置くだけで、時間がゆったりと流れるリラックス空間が生まれます。

品種によって葉の模様や大きさが異なるので、お気に入りを選ぶのも楽しいですね。

剪定も簡単に行えるので、自分の好みに合わせて樹形をデザインしましょう。

耐陰性を持っているため、室内のやや暗い場所でも生長してくれます。

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オーガスタ

「ストレリチアニコライ」とも呼ばれるオーガスタは、バショウ科の観葉植物で、バナナの仲間です。

耐陰性や耐寒性はやや弱いため、日当たり良く管理して、冬は室内で育てます。

湿潤にも弱い観葉植物なので、水のあげすぎにいちばん注意してください。

ヤシ科の観葉植物とあわせて飾れば、お部屋が一気に南国リゾートへと様変わりしますよ。

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寿命が長く枯れにくい観葉植物を選ぼう

先ほどご紹介した、手入れが簡単な観葉植物も、寿命が長く枯れにくい強さがありますが、さらに強い生命力を持った観葉植物たちをご紹介します。

忙しくて多少お手入れを忘れても、うっかり寒さにさらしてしまっても、持ち直す力が強い植物ならば、早めに対処することで元気を取り戻します。

もちろんこまめなお世話がいちばん大切ですが、うっかり屋さんでも安心して育てられる観葉植物たちが、こちらです。

パキラ

パキラは観葉植物の定番ともいえる、代表格の存在です。

爽やかな緑色の掌状の葉は涼しげで、エキゾチックな雰囲気もあります。

デザイン性に富んでいて、かつ飾りやすいサイズ感も嬉しく、どんな雰囲気の部屋にも合う万能なインテリアグリーンです。

さらに丈夫で育てやすいので、観葉植物初心者にも、インテリア初心者にも嬉しいですね。

パキラは日当たりのよい場所で、なるべく日に当てて育てましょう。

耐陰性もありますが、あまり暗い場所で管理すると、葉に元気がなくなります。

寿命を伸ばすコツとしては、木が弱ったら思い切りよく切り戻すことです。

持ち前の生命力の強さで新芽が出てくるので、元気なパキラを再び楽しめます。

 

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ユッカ

ユッカは、生命力の強さや丈夫さから、若々しい青年を連想させ、「青年の木」とも呼ばれています。

まっすぐとした太い幹が美しい姿は、インテリアとしても人気が高いです。

おしゃれなカフェやレストランでもよく飾られている馴染み深い観葉植物ですね。

しかし、そのおしゃれさを持ちつつも、過酷な環境にも耐え抜いて自生できる、驚きの生命力を持っています。

耐陰性が強いため、暗めの室内でも育ってくれるのがありがたいですね。

生命力の分、早い生長を遂げるので、こまめに剪定を行なって、樹形や葉のボリュームを整えましょう。

原産地は砂漠地方なので比較的乾燥を好む植物ですから、水のやり過ぎによる根腐れには気を付けてください。

上向きにしゃっきりと伸びた葉は、仕事運・金運アップの効果もあると言われ、贈り物にも好まれます。

 

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ドラセナ・ジェレ

種類が豊富にあるドラセナも、生命力が強く寿命の長い植物です。

中でもおすすめしたいのは、ドラセナ・マッサンゲアナと、先ほどご紹介したユッカを掛け合わせた「ドラセナ・ジェレ」という品種です。

わりと最近に出てきた新しい種類なので、まだ流通は少ないかもしれませんが、マッサンゲアナのやや寒さに弱い点を克服した、強化版のような頼もしい品種なのです。

元々ドラセナ類は、枯れる心配があまりないと言われるほどの生命力を持ちますが、寒さにも強ければもっと安心して育てられますね。

マッサンゲアナよりも葉の色が濃い緑で、ストライプ模様も美しいです。

縦型に伸びてくれるので、コンパクトに飾ることができますよ。

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ガジュマル

気根が独特のユニークさを生み出すガジュマルは、樹形を楽しめるインテリアグリーンとして人気です。

逞しい太い幹や、みずみずしい葉を持つガジュマルは、火の精霊・キジムナーが宿る神聖な木として沖縄地方で愛されています。

何本も気根を伸ばしていくと、より神秘的な樹形に仕上がっていきます。

神聖さを持ちつつも、2本の足にも見える気根はチャーミングで癒されますね。

日光が大好きなので、日当たりのよい明るい場所に置いて、葉を活き活きと育てましょう。

ガジュマルはゴムの木の仲間ですから、枝や葉の切り口からは白い樹液が出てきます。

ラテックスアレルギーの人はもちろん、アレルギーを持っていない人も、触れると痒みやかぶれが生じる恐れもありますので、お手入れの際は注意しましょう。

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータは、先ほどご紹介したガジュマル、ベンジャミンと同じフィカス属の中でも、とても根強い人気がある観葉植物です。

爽やかで涼しげな葉色は、インテリアに取り入れることで清涼感を演出してくれます。

耐陰性はあるものの、日光が不足すれば葉や株が弱るため、直射日光を避けた明るい室内で管理してください。

長持ちのコツとしては、寒さには弱く急な温度変化も苦手な植物なので、冬は室内で管理してあげることです。

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シェフレラ(カポック)

丸みを帯びた葉が広がり、明るく清々しい雰囲気を楽しめる観葉植物です。

真っすぐ伸びた茎先に、小さな手のひらを広げたような掌状の葉が付きます。

ゆっくり生長するので、剪定が少なくても樹形を美しく楽しめる植物です。

元気に育つ健気な姿から「とても真面目」「実直」という素敵な花言葉もあります。

寿命を伸ばすコツは、環境の変化による落葉トラブルを見逃さないで、すぐに落ち着いた環境作りをしてあげることです。

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観葉植物ならプレミアガーデンにお任せ

観葉植物は、ご自宅のインテリアとして楽しむものをはじめ、ビジネスシーンに贈るグリーンギフトとしても愛されます。

その他にも、新築祝いや転居祝い、出産祝いなど、特別なシーンを彩るギフトとして、友人や家族に贈る方も増えてきています。

プレミアガーデンでは、厳選した生産地から仕入れを行ない、大量仕入れなどの工夫により、高品質な観葉植物をリーズナブルにお買い求めいただけるよう、日々努力しています。

ぜひ一度、当店こだわりの新鮮な観葉植物たちを、ご自宅用やギフトとして購入してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

数ある観葉植物の中から、特に寿命が長く丈夫に育つ観葉植物をご紹介しました。

今回ご紹介した品種は、初心者の方でも枯らしにくく、とても長い時間を一緒に過ごせるものばかりです。

愛情は頼もしい栄養分となりますので、ぜひたっぷりと注いで、可愛がってあげてくださいね。

慣れてきたら、挿し木や株分けで観葉植物を増やしたり、ハイドロカルチャーの栽培にも挑戦してみましょう。

グリーン溢れる素敵なお部屋を目指して、観葉植物を育ててみてくださいね。

 

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