胡蝶蘭をお祝いで贈りたい!値段の相場は?お祝いに胡蝶蘭がおすすめな理由もご紹介

大切なお祝いの際に、友人や家族、ビジネスシーンにも胡蝶蘭を贈り物に選ぶ方は多いと思います。

しかし、「胡蝶蘭を贈りたいけど、値段ってどのくらい?」「お祝いのシーン別の相場ってどれくらいなのだろう?」と悩んでいる方もいるでしょう。

胡蝶蘭は高価な花としても知られているため、実際に購入したらどのくらいになるのか、また、贈り物として失礼のない相場はどのくらいなのか?と不安に思う方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、胡蝶蘭をお祝いで贈りたい方に向けて胡蝶蘭の相場と、胡蝶蘭が贈り物としておすすめな理由を徹底的に解説します。

 

胡蝶蘭をお祝いで贈りたい!胡蝶蘭の値段と贈るタイミング

胡蝶蘭はさまざまなシーンで選ばれる花ですが、胡蝶蘭を贈る場合にはどのくらいの値段がふさわしいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか?

 

特にビジネスシーンでは、贈り物の値段を間違えると失礼に当たってしまうことも考えられます。

あまり個人では贈る機会も少ないでしょうから、なおさら悩んでしまいますよね。

 

また、贈り物であればお花屋さんから直接贈り先に届けることも多いでしょう。

その際には贈るタイミングにも気をつけなければなりません。

ここでは、お祝いのシーン事に胡蝶蘭の値段をと贈るタイミングを解説します。

また、相手との関係性でも値段は変動しますので、確認しておきましょう。

 

開店祝いや開業祝い

取引先(通常) ¥10,000〜¥30,000
取引先(重要) ¥30,000〜¥50,000
親子 ¥30,000〜¥50,000
兄弟姉妹 ¥20,000〜¥30,000
親戚 ¥10,000〜¥50,000
友人 ¥10,000〜¥50,000

 

開業祝いや開店祝いに贈るお祝いの値段は、相手がどのような関係の人なのか、また親密度や重要度によって、大きく差があります。

 

例えば、同じ取引先相手であっても、通常の付き合い程度の関係性であれば、¥10,000〜¥30,000ですが、重要な取引相手の場合には¥30,000〜¥50,000と、大きな差があることが明確ですよね。

このように、おおよその相場はありますが、相手との親密さによって前後することは良くありますし、逆に職種などによってはこの相場自体当てはまらない場合もあるのです。

 

また、開店祝いや開業祝いはお店の顔にもなります。

初日を飾る大事な花になるので、出来る限り豪華でボリュームがあるものを選ぶとよいでしょう。

 

昇進祝い・就任祝い

社長就任祝い ¥30,000〜¥50,000
昇進祝い ¥20,000〜¥30,000

 

昇進祝いや就任祝いの相場は上記の通りです。

昇進祝いでは¥20,000〜¥30,000に対し、社長就任祝いでは、大きく上回り¥30,000〜¥50,000になっています。

 

また、ビジネスシーンで取引先相手に贈る場合には、出来るだけ豪華にすることを心がけてください。もちろんお祝いの気持ちを表すものですが、取引先とは今後も付き合いが続いていくものです。

お祝いの気持ちとともに「今後ともよろしくお願いします」といった気持ちも込めて選ぶとよいでしょう。

 

新築・引っ越し祝い

家族や親戚 ¥10,000〜¥30,000
職場関係 ¥5,000〜¥20,000
友人 ¥5,000〜¥10,000

 

引っ越し祝いや新築祝いでのお祝いの値段は上記の通りです。

ここでは、家族や親族に対して贈る花が1番高価になっています。

 

しかし、引っ越し祝いや新築祝いでも相場に関わらず、相手との関係性や立場でも多少の前後はあるでしょう。

また、引っ越し先や新築に胡蝶蘭を置くスペースがあるかどうかも確認したいところ。

いくら豪華なお花を贈ったところで置くスペースがなければ、相手にとっては迷惑な贈り物になってしまいます。

 

そのため胡蝶蘭を選ぶときには、どの程度のサイズであれば置けるか?を基準に選んでみてもいいかもしれません。

 

周年記念

取引先(通常) ¥10,000〜¥30,000
取引先(重要) ¥30,000〜¥50,000
家族や友人 ¥5,000〜¥20,000

 

周年祝いは、とても大切な節目です。

そのため、このようなシーンでも胡蝶蘭を選ぶと喜ばれます。

取引先では、通常の取引先と重要な取引先では値段に大きく差が出てきます。

 

ただ、この相場よりも高額なお花を贈る場合も珍しくありません。

 

周年記念でパーティーなどがある場合には、贈り物で貰った花は会場に飾られることになります。

また、多くの会社からお祝いが届いていることもあるため、見劣りしないように素敵な胡蝶蘭を選ぶようにしましょう。

 

胡蝶蘭の値段の違いとは?

胡蝶蘭は一般的には高価な花として知られていますよね。

お花に詳しくない方であれば「胡蝶蘭ってどれくらいするの?」と値段についてわからないことも多いと思います。

ここでは、胡蝶蘭の値段の違いについて解説します。

 

胡蝶蘭の値段は、主に以下のことによって変動します。

 

  • 胡蝶蘭の大きさや本数
  • 胡蝶蘭の品種
  • 鉢やラッピング費用

 

それでは、上記について詳しく見ていきましょう。

胡蝶蘭の大きさや本数

 

胡蝶蘭は大きさや本数によっても値段は大きく変わってきます。

 

胡蝶蘭には、大輪とミディというサイズがありますが、大輪かミディかでだいぶ値段には差が出てきます。

 

大輪の場合には、輪数が増えれば増えるほど高価になり、ミディは輪数による上下はほぼありません。

 

そのため、開店祝いなどで大輪系の胡蝶蘭をボリューム感重視で選んだ場合、その値段はかなり高くなることが考えられます。

おおよその目安は以下の通りです。

 

◆大輪系胡蝶蘭の値段の目安

 

<3本立ち>

 

  • 25輪 10,000円〜15,000円
  • 30輪 15,000円〜20,000円
  • 35輪 20,000円〜25,000円

 

 

<5本立ち>

 

  • 45輪 25,000円〜30,000円
  • 55輪 30,000円〜35,000円
  • 65輪 35,000円〜40,000円

 

 

◆ミディ系胡蝶蘭の値段の目安

 

<3本立ち>

 

  • 25輪・30輪・35輪 10,000円〜15,000円

 

 

<5本立ち>

 

  • 45輪・55輪・65歳 15,000円〜20,000円

 

 

上記のように大輪系の胡蝶蘭は、細かくおおよその値段が設定されていますが、ミディに関しては輪数が増えてもほぼ変わらない値段になります。

 

胡蝶蘭の品種

胡蝶蘭には、多くの品種が存在します。

定番の白やピンク、赤リップの他にも珍しい品種である黄色や紫など、さまざまです。

一般的に黄色や紫といった胡蝶蘭は希少価値が高く、多く流通している白やピンクに比べても、多少高い値がついています。

 

また、黄色や紫といった品種は店頭で見かけることはあまりありません。

珍しい品種のため、扱っているお店は少ないでしょう。

 

そんな時は、ネット通販を利用するのがおすすめです。

ネット通販であれば、希少品種も手に入るでしょう。

 

しかし、ネット通販はそのお店によっては届くまでに時間がかかることがあるので、お祝いの日程までに間に合うかどうかを事前に確認するようにしましょう。

 

また、直接見ることができないので「思っていたのと違う…」なんてことが起こる可能性もあります。

そのようなリスクを考えた上で胡蝶蘭をどこで購入するかを決めるようにしてくださいね。

 

お祝いに胡蝶蘭を贈る理由とは?

胡蝶蘭は贈り物のシーンで選ばれることが多いですよね。

街中で、お店の前に胡蝶蘭が飾ってあるのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?

また、ビジネスシーン意外にもプライベートでのお祝いの贈り物としても人気があります。

しかし、一体なぜ胡蝶蘭はお祝いの贈り物として人気なのでしょうか?

 

ここでは、贈り物として胡蝶蘭が選ばれる理由を解説します。

 

胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由①花言葉が素敵

胡蝶蘭が贈り花として人気な理由は、胡蝶蘭が持つ素敵な花言葉にあると言えます。

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」や「純粋な愛」です。まさに、お祝いのシーンにはぴったりですよね。

贈る相手に多くの幸せが訪れるようにとの願いが込められたお花です。「純粋な愛」は、恋人への贈り物の他にも、母の日にもぴったりですね。

愛を伝えたい相手に贈ってあげることで、きっとあなたの気持ちが伝わり喜んでくれることでしょう。

 

また、胡蝶蘭は色別にも花言葉があります。

ピンクの胡蝶蘭は、「あなたを愛しています」というとても純粋でまっすぐな気持ちを表す花言葉です。

まさに、恋人へのプロポーズや結婚記念日などにぴったりでしょう。

 

白の胡蝶蘭の花言葉は「純粋」です。

汚れのない純白のイメージにぴったりの花言葉なので、ウェディングブーケにもよく使われています。

 

胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由②エレガントで上品な花姿

胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由は、その花姿にあります。

胡蝶蘭はとても豪華でエレガントな見た目をしていますが、どこか品があります。

また、ひとつひとつの花びらがとても美しく並び、その姿に魅了される方も多いはず。

存在感が抜群で、とても華やかなことからお祝いなどの縁起の良いシーンにぴったりなのです。

 

しかし、胡蝶蘭はお祝い事以外にお悔やみのシーンでも選ばれることが多い花です。

お悔やみのシーンでは、白の胡蝶蘭が選ばれることが多いですが、やはり選ばれる理由はその胡蝶蘭の上品な美しさにあると言えるでしょう。

 

胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由③長く楽しめる

胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由は、長く楽しめるからです。胡蝶蘭は花を咲かせると、1ヶ月程度は楽しむことができます。

また、胡蝶蘭は花が終わった後もまた花を咲かせるのでワンシーズンでなく、ずっと楽しむことができるのです。

せっかくの贈り物ですから、どうせなら長く美しい花を楽しみたいものですよね。

一般的な花束は、割とすぐに枯れてしまうもの。もっと楽しみたいのに枯れてしまっては、少し寂しい気持ちになります。

しかし胡蝶蘭は、上記で説明した通り花持ちの良さが、贈り物として選ばれる理由でしょう。

 

胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由④どのシーンでも相応しい

胡蝶蘭が贈り物として選ばれる理由は、どのようなシーンにもふさわしい花だからです。

胡蝶蘭といえば、おそらく多くの方がお祝い事の贈り物のイメージを持つでしょう。

 

もちろん、お祝い事には胡蝶蘭は1番選ばれる花ですし、もっといえば「お祝い事の贈り花で悩んだらとりあえず胡蝶蘭を選べば間違いない」と言えるほど、メジャーな花です。

 

しかし、お祝い事だけでなくお悔やみのシーンでも選ばれる花だという事をご存知ですか?

お悔やみのシーンでは、白の胡蝶蘭が選ばれることが一般的ですが、胡蝶蘭の上品で美しい花姿は悲しみに包まれる人々の心を癒し、故人の旅立ちに寄り添う花としてふさわしいとえるでしょう。

 

また、胡蝶蘭は華やかで豪華な見た目をしていますが、香りがほとんどないことでも知られています。そのため、どのようなシーンにもふさわしい万能な花なのです。

 

お祝いで胡蝶蘭を贈る最適なタイミング

お祝いでいざ胡蝶蘭を贈ろうとしたときに、ふと「一体いつに贈ればいいのだろう?」と考えてしまったりする方もいるでしょう。

お祝いの気持ちを込めて、せっかく素晴らしい胡蝶蘭を準備しても、贈るタイミングを間違えてしまうと、相手側は困ってしまうかもしれません。

 

とはいえ、「当日に贈った方がいいのか?」「前もって贈った方がいいの?」「午前中と午後はどっちがいいのだろうか?」なんて贈るタイミングはとても悩みますよね。

 

ここでは、お祝いのシーンごとに最適なタイミングを解説します。

 

①開店祝い

開店祝いで胡蝶蘭を贈る際には、開店当日は極力避け前日に届くようにしましょう。

開店当日は、バタバタととても忙しくしている可能性があり、当日に贈ってしまうと負担になってしまう可能性があります。

そのため、前日に届くように贈り、余裕を持って準備ができるように配慮してあげてください。

 

しかし、相手側から希望日や希望時間がある場合には、その希望に従うようにしてくださいね。

②昇進祝い

昇進祝いに胡蝶蘭を贈るときには、できれば当日に届くようにすると良いでしょう。

遅くとも就任から1週間以内には届くように贈るのがマナーです。

もしやむを得ない状況で遅れる場合には、必ず一報を入れるようにしてください。

 

この場合も、特別相手側から希望日や希望時間、また配送場所の指定がある場合には、その希望に従って贈ってあげましょう。

 

③新築・引っ越し祝い

新築祝いや引っ越し祝いの場合には、お披露目がある場合にはそのお披露目に直接持っていて贈るようにすると良いでしょう。

 

特にお披露目がない場合ですが、基本的には引っ越しが終わってから1週間程は空けて贈るようにすると良いです。

引っ越しは、とても体力的にも精神的にも疲労が溜まります。また、引っ越し後は新たな生活をスタートさせるために荷解きや設置などでバタバタしているでしょう。

引っ越し後の片付けの際に負担にならないように、ひと段落したタイミングで贈るようにしてくださいね。

 

さらに、引っ越し祝いでお花を贈る時には相手が生花のお祝いが迷惑でないかを事前に確認しておく必要もあります。

 

小さな子供やペットがいるご家庭では、敢えて生花は置かないようにしていることも珍しくありません。

贈った後で「失敗した…」なんてことにならないように注意してください。

 

④周年記念

周年祝いに胡蝶蘭を贈るときには、当日の午前中または前日に届くように贈ると良いでしょう。

ただし、式典などがある場合には、当日の午前中に花が届いてしまうと、準備などに追われている可能性が高く余計な負担を増やしてしまう恐れがあります。

 

そのため、式典やパーティーがある場合は遅くとも前日までには届くように贈ると良いでしょう。

 

しかし、この場合にも相手からの希望日や希望時間があるのであれば、相手の希望に基本的には従うようにしてください。

また、お祝いの贈り物はサプライズで渡す方も多いと思いますが、中にはサプライズで届くと予定していた段取りやまた置くスペースの問題が出てくる可能性があるので、注意しましょう。

 

まとめ

今回は、胡蝶蘭をお祝いで贈りたい方に向けて、胡蝶蘭の値段や胡蝶蘭が贈り物に選ばれる理由を解説しました。

胡蝶蘭を贈り物に選ぶときには、どのようなお祝いなのか、また相手との関係性を総合して選ぶとよいでしょう。

 

胡蝶蘭を贈るシーンは相手にとってはとても大切な人生の節目であることが多いです。

そのため、胡蝶蘭を選ぶときにはそのお祝いのシーンにふさわしい値段なのかを考えるようにしましょう。

胡蝶蘭はとても素敵な花です。お祝いの気持ちを込めて、素晴らしい贈り物にしてくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?