結婚記念日には胡蝶蘭で特別なお祝いを。
夫婦には毎年やってくる結婚記念日。
自分と人生を歩んでくれる大切なパートナーへ、「今までありがとう、これからもよろしく」という感謝と愛情を込めて、お祝いのギフトを贈りましょう。
結婚記念日のお祝いには、フラワーギフトがおすすめです。
その中でも、特別感がある胡蝶蘭のフラワーギフトは、結婚記念日にふさわしい贈り物だと言えるでしょう。
今回は、結婚記念日に贈るお花に胡蝶蘭をおすすめしたい理由や、フラワーギフトの選び方などをご紹介していきたいと思います。
特別な結婚記念日のお祝い
今では毎日のように一緒にいるパートナーですが、一緒に暮らし出すまでや、結婚するまでにはいろいろと乗り越えなければならないこともあったでしょう。
当たり前のように一緒にいてくれる大切な相手だからこそ、日頃からあらたまった言葉や愛情を伝える言葉は出てこないものです。
結婚記念日は、普段はなかなか伝えられていない想いを形にできる、絶好の機会になるでしょう。
結婚記念日は入籍日・挙式日のどちら?
結婚記念日とは、入籍日と挙式日のどちらのことを指すのでしょうか。
これには明確な答えはなく、回答としては「どちらでもOK」です。
正式にいつを結婚記念日としなければならないということはなく、戸籍上の入籍日を記念日にしても良いですし、大勢の方々に祝福された最高の1日の挙式日を結婚記念日にしている夫婦もいます。
挙式を挙げていなかったり、事実婚の状態で暮らしている夫婦などは、同棲を始めた日や付き合いだした日、プロポーズした日を記念日にしていたりと、お2人の認識や重要度、価値観などによってさまざまに決めています。
いずれの記念日でも、一緒にいられることや、日頃から支え合える関係性へのへの感謝の気持ち、パートナーへの変わらない愛情を示す1日として、とても大切な意味を持っています。
こんなにあるの?結婚記念日の名称
最初の結婚記念日は、結婚した年から数え出して1年後が1周年にあたります。
そして25年目の節目には「銀婚式」、半世紀にも及ぶ50年目には「金婚式」があります。
この有名な節目以外にも、各節目に結婚記念日には名称が付いているのをご存じでしょうか。とても多いので、表にまとめてみました。
いったいどうしてこんなネーミングが?と思うほどにユニークな名称のものもあるので、読むだけでもとてもおもしろいですよ。
1年目 | 紙婚式 | 13年目 | レース婚式 |
2年目 | 藁婚式(綿婚式) | 14年目 | 象牙婚式 |
3年目 | 革婚式 | 15年目 | 水晶婚式 |
4年目 | 花婚式 | 20年目 | 磁器婚式(陶器婚式) |
5年目 | 木婚式 | 25年目 | 銀婚式 |
6年目 | 鉄婚式 | 30年目 | 真珠婚式 |
7年目 | 銅婚式 | 35年目 | 珊瑚婚式 |
8年目 | ゴム婚式 | 40年目 | ルビー婚式 |
9年目 | 陶器婚式 | 45年目 | サファイア婚式 |
10年目 | 錫婚式(アルミ婚式) | 50年目 | 金婚式 |
11年目 | 鋼鉄婚式 | 55年目 | エメラルド婚 |
12年目 | 絹婚式 | 60年目 | ダイヤモンド婚 |
結婚1年目の「紙」から始まり、共に歩んでいく年数を重ねるにつれて、素材が豪華になっていきますね。
共に過ごしてきた「時間」が何よりもかけがえのないもので、価値があると考えられています。大切に考えられていると分かりますね。
この中でも、4周年にあたる結婚記念日は「花婚式」と呼ばれています。
「花」にちなんで、パートナーにお花のプレゼントを贈る方も多くいらっしゃいますよ。
両親の結婚記念日にプレゼントする人も
結婚記念日は、当人同士の記念日だけではなく、子どもから両親へお祝いするというのも良いですよね。特に、大きな節目を迎える銀婚式や金婚式には、豪華な食事や旅行などのプレゼントをされることも多いです。
思い出のプレゼントにプラスアルファをして、フラワーギフトでその思い出の瞬間を華やかに彩るというのも素敵でしょう。
女性はやっぱりお花のギフトが嬉しい
女性に限った話というわけではありませんが、やはり女性の方はお花を受け取ると嬉しく感じますし、お花が好きな方も多いです。
日頃からご自宅用に花を買っている人でも、パートナーからもらう特別なフラワーギフトは格別に嬉しいですよね。
結婚記念日だけではなく、誕生日にもお花のギフトはおすすめですよ。
普段の何気ない日に、花屋さんで見かけた花がきれいだったからとさりげなくお花を買って贈るのだって、とても素敵な贈り物です。肩肘を張らずにさっとお花のギフトを贈れる人は、とても素敵ですよね。
お花のギフトというのは、なんだか特別感があって普段から気軽に贈れないもののように想えますが、もっと身近に、贈りたいと思ったときに贈れるお菓子のような存在ぐらいに考えても良いのではないでしょうか。
特別な出来事などなくても、相手の喜んでいる顔や笑顔が見たいから、というシンプルな理由だけで、もう充分にプレゼントを贈る理由になりますよ。
メッセージカードや手紙を添えて
普段からあらためて感謝をするということは、理想だと分かっていてもなかなかできません。こんな特別な結婚記念日だからこそ、日頃の想いや感謝の気持ち、パートナーへの愛情の丈をきちんと伝えておきたいものです。
でも、面と向かって口にするのは恥ずかしいですし、照れ隠しに余計なことも言ってしまいそうですよね。
そんなときには、手紙などに自分の気持ちを書いて、ギフトと一緒に渡しましょう。
手紙のハードルが高ければ、数行、もしくは一言だけのメッセージカードでも構いません。
直筆で自分の気持ちを伝えることに、とても意味があります。
ギフト自体ももちろん嬉しいのですが、直筆のものや手紙、メッセージカードなどは、大切に残しておいて何年か後になっても時折見返して、当時を懐かしんだりするものです。
口下手で上手に伝えられそうにないという方や、照れ臭さが勝ってしまいそうだという方ほど、文字で気持ちを伝えるという方法をおすすめします。
結婚記念日に贈るお花の選び方
夫婦の結婚記念日を彩る花束は、人生を一緒に歩み、これから先も共に歩んでいくという思いを込めた、特別なギフトです。
結婚の周年をお祝いするお花は、いったいどうやって選べば良いのか迷う方もいらっしゃるでしょう。特に、普段からお花に触れる機会がない方は尚更です。
ここからは、結婚記念日に贈るお花の選び方について、どんなポイントや視点で選べばよいのかというアドバイスをご紹介していきたいと思います。
相手の好きな花を選ぶ
長年連れ添っている相手ですから、好きな花をすでにご存じかもしれませんね。
相手が好きな花の種類が分かっていたら、そのお花をふんだんに使ったフラワーギフトや、メインに持ってきたフラワーアレンジメントをオーダーしてみてはいかがでしょうか。
もしくは、お2人にとって思い出深いお花などでも良いでしょう。
一緒に見に行った花畑や、いつかの贈り物のお花など、お2人にとって大切なエピソードを持っているお花は、特別な日にこそふさわしい意味を持ちます。
「この花好きだったよね」と好きなお花を渡されれば、「覚えていてくれたんだな」と嬉しく感じますし、あらためて相手へ伝えたい愛情を感じてくれるでしょう。
好きな色で選ぶ
パートナーが普段好んでいる色や、大好きな色のお花を選べば、喜ばれることは間違いありません。
ピンク色などの可愛らしい雰囲気が好きな方には、ピンクをベースにしたフラワーギフトを、青などのすっきりとした寒色系が好みの方には、落ち着いた色合いの大人っぽいフラワーギフトを贈りましょう。
はっきりと好みの色が分からないときには、パートナーがよく着ている服の色やバッグなどの持ち物、小物類で多く所持している色を思い出してみてください。
いつも身に付けている色というのは、お気に入りのカラーですから、フラワーギフト選びの参考になりますよ。
植物が好きな方には鉢植えを
植物を育てるのが好きな方や、日頃からお花屋さんに足しげく通って、ご自宅用に花を買い求めているようなパートナーには、育てる楽しみのある鉢植えを贈るのもおすすめです。
切り花のように早く枯れてしまうことがなく、長い間お花を楽しめますよ。
きちんと育てていれば次の年にもお花を見られます。
結婚記念日の度に、新しい鉢が増えていって、お部屋などに並べていくのも楽しいですよね。鉢植えでのフラワーギフトには、ぜひ胡蝶蘭を贈ることをおすすめします。
結婚記念日には胡蝶蘭がふさわしいフラワーギフト
先ほど、鉢植えのギフトがおすすめだというお話の中で、胡蝶蘭の鉢植えがおすすめだと触れました。特別感と高級感のある胡蝶蘭は、スペシャルな日を飾るのに申し分ないフラワーギフトです。
高価なお花だけに、価格帯もそれなりですが、手頃な価格で買い求められる胡蝶蘭もありますのでご安心くださいね。
それでは、胡蝶蘭が結婚記念日のフラワーギフトとしてふさわしいポイントをお伝えしましょう。
結婚記念日にぴったりな花言葉がある
胡蝶蘭には「幸せが飛んでくる」という縁起が良い素敵な花言葉があります。これは、蝶が舞うような花姿にちなんで名付けられた花言葉です。さらにピンク色の胡蝶蘭には、「あなたを愛する」という色別の花言葉もあります。どちらも結婚記念日に贈りたい言葉としてぴったりではないでしょうか。
また、胡蝶蘭などのラン科の花は、子孫繁栄のシンボルでもあります。互いで築いてきた繁栄や愛情、今後も幸せに暮らしていこうという願いを込めて、胡蝶蘭のフラワーギフトは結婚記念日の贈り物にぴったりなのです。
通年入手できる
お花にはそれぞれ、開花期や旬の時期というものがあります。例えばヒマワリは、夏以外にお花屋さんで見かける機会は少ないですよね。
結婚記念日というものは、クリスマスやお正月のように決まった日にやってくるものではありません。ご夫婦それぞれによって日が変わりますから、冬の結婚記念日にヒマワリの花を贈ろうとすると、かなり早くから取り寄せるための予約が必要ですし、入手価格も上がってしまいます。
胡蝶蘭は、さまざまなギフトシーンで贈られている定番のお花であるため、ハウス栽培されているので通年入手できるお花です。また、どの季節でも豪華なお花が咲いたいちばん美しい状態で買い求めることができます。
季節を選ばずに贈れるフラワーギフトとしても、胡蝶蘭は優秀なお花なのです。
お手入れが簡単で開花が長い
繊細そうな印象のある胡蝶蘭ですが、実はお手入れがとっても簡単な植物だということをご存じでしょうか。お手入れをさぼりがちな人ほど、きれいな胡蝶蘭の花を咲かせると言われるほど、胡蝶蘭の管理は簡単です。
しかも、その豪華な花はとても長く観賞することができて、1~2ヶ月は楽しめるのです。
頂いた後のお世話が簡単で、かつ花期も長いのが、フラワーギフトとして選ばれている理由でもあります。
胡蝶蘭ってどんなお花?
科・属 | ラン科・ファレノプシス属 |
和名 | 胡蝶蘭(こちょうらん) |
英名 | Moth orchid |
学名 | Phalaenopsis aphrodite |
原産地 | 台湾南部、フィリピン、インドネシアなど |
胡蝶蘭はラン科の植物で、蝶が舞うような花の形をしているため、蝶を意味する「胡蝶」と、ラン科の植物である「蘭」を組み合わせて名付けられました。
学名では「蛾のような」という意味の「ファレノプシス」と呼ばれています。
日本では蝶に例えていますが、西洋では美しい蛾に例えており、どちらも姿が似ているので、胡蝶蘭の美しい花姿に対する認識は変わらないのでしょう。
原種が発見されてから品種改良を重ねられた結果、今のような美しい花の姿になりました。
原種の胡蝶蘭は真っ白な花色ではなく、黄ばんだような色だったと言われています。
胡蝶蘭は着生植物
胡蝶蘭は着生植物の仲間です。
自生する胡蝶蘭は、高い樹木の枝などに着生しています。
鉢植えの胡蝶蘭には土がありません。土の代わりに水苔などの植え込み材料が使われています。高級な花姿と結び付かないワイルドな生態ですね。
着生植物の中でもラン科の植物は「着生ラン」に分けられ、胡蝶蘭は着生ランのグループです。同じグループには、シンビジウム、カトレア、デンドロビウムなどがあります。
オーダーの伝え方のコツ
お花屋さんに訪れて、いざ結婚記念日用のフラワーギフトを注文するときに、どのように伝えればいいのか迷う人も多いと思われます。
以下にオーダー時の分かりやすい伝え方やポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【「結婚記念日」の贈り物であると伝える】
まずは、何の用途で贈る物なのか、どんなシーンで贈られるフラワーギフトであるかを明確に伝えておきましょう。自分のパートナーに贈るのか、もしくはご両親へ贈るギフトなのかなど、贈る相手像もはっきりと伝えましょう。
【使いたいお花を指定する】
相手の方が好きなお花があればそのお花を使ってほしいと伝えましょう。
花材はすべて指定することもできますが、予算の都合などもありますから、メインのお花だけ決めて、あとはお任せしますという形を取られるほうが良いかと思われます。
【希望するイメージや色合いを伝える】
「柔らかい雰囲気がいい」「可愛い感じにしたい」「大人っぽい感じ」「クール」「爽やか」など、どんな雰囲気のアレンジメントを希望しているのかを伝えましょう。
もしくは、色合いで伝えるのもおすすめです。
「寒色系でまとめてほしい」「赤とピンクがメイン」「ビタミンカラーの元気が出る感じ」など、フラワーギフトの色合いやテイストを伝えると、お花屋さんも作りやすくなりますし、自分の希望するイメージに近づきます。
【予算やボリューム感を伝える】
豪華な花束やアレンジメントを作りたくても、予算はある程度あるものですから、事前に伝えておきましょう。細かい金額を指定するよりも、「5,000〜8,000円くらいで」とざっくりめに伝えておくと、お花の選択肢が増えるのでお花屋さんは助かります。
もし指定するお花が高価だった場合には、他の花材の単価を落とさなければ、全体的なボリュームの少ない花束になってしまうので、「両手いっぱいに抱えられるくらい」など、具体的にイメージしているボリューム感もあわせて伝えておくと、ミスマッチがありません。
まとめ
今回は、結婚記念日に贈りたいフラワーギフトや、胡蝶蘭のギフトがおすすめである理由などについてご紹介してきました。
特別な記念日を演出するには、特別感のあるお花がふさわしいです。胡蝶蘭には素敵な花言葉があり、一年中入手できる安定性もあるので、特におすすめしたいお花です。
鉢植えの胡蝶蘭は、丈夫な性質を持っているので、植物の扱いに不慣れな方でも簡単に育てていくことができますよ。
パートナーと歩んできた日々を振り返り、日頃の想いや感謝を伝える結婚記念日には、ぜひ特別なフラワーギフトを贈ってみてくださいね。