人気のゴールドクレストを飾って玄関をステキな空間に!風水の意味も解説

クリスマスツリーのようなシルエットから、冬には特に人気が出るゴールドクレスト。

その魅力は樹形だけではなく、美しい葉や香り、育てやすさなどたくさんあるでしょう。

また庭に植えることもできますし、観葉植物として鉢植えでも楽しめる点もうれしいポイントです。さらにゴールドクレストを玄関の前に飾ると、風水的にも色んなご利益があると言われています。

ここでは玄関に飾る時の注意点や、風水的な意味・花言葉などの他、寄せ植えに相性がいい植物などを詳しく解説していきますので、最後までチェックしてみてくださいね。

 

 ゴールドクレストってどんな植物?

ゴールドクレストは明るい緑色の葉を持っていて、華やかな印象があるので、玄関などに置くシンボルツリーとしても人気があります。

芝生との相性も良く、洋風のお家には馴染みやすい植物です。

また円錐形のフォルムからクリスマスツリーとして購入を考えている方も多いでしょう。

街路樹としても見かけることが多いため、名前は知らなくても、どなたでも1度は見たことがある植物ではないでしょうか。

 

ゴールドクレストの基礎知識

ヒノキ科イトスギ属のゴールドクレストは、北アメリカのメキシコ・カリフォルニアが原産地の植物です。

耐寒性も強いので、比較的育てやすいのが特徴で、園芸ショップでは「コニファー」と言う名前で流通していることもあります。コニファーとは針葉樹のことで、葉っぱが針のように尖っている植物の総称です。コニファーの仲間には、ヒノキ科の他、マツ科、ナンヨウスギ科などたくさんの種類があります。

 

特徴 

基本的に植物は育ったエリアと同じような環境に置いてあげると丈夫に育ちます。

ゴールドクレストは比較的寒さにも強く、夏の暑さにはやや弱い性質を持っているのが特徴です。したがって風通しが良い、半日陰の場所に置くと、たくましく育つでしょう。

葉の色はライムグリーンで、美しくフレッシュなイメージです。

また葉の色が変化し、冬になるとゴールドになることから「ゴールドクレスト」という名前になったと言われています。

香りにも特徴があり、山椒や柑橘系のフルーツに例えられることが多いです。さわやかなその香りには、防虫効果・消臭効果もあります。

 

花言葉について

 ゴールドクレストの花言葉は「まっすぐに生きる」「不変」です。

バイタリティーがあり、上に上にと生長していくことに因んでこのメッセージが付けられたと言われています。

ゴールドクレストの花が咲く時期は5月〜6月頃で、花の色は淡いブルーが混じったような白色で、花の形は星に似ていると言われています。ただどちらかと言うと、花よりも葉の美しさを鑑賞する植物と言えるでしょう。

 

 ゴールドクレストの種類

ゴールドクレストには、どんな種類があるのでしょうか。現在日本で流通しているものは主に3種類あります。ここでは、その特徴などをチェックしてみましょう。

 

ウィルマ

こちらは品種改良されたタイプで、主に室内用の植物として人気があるゴールドクレストです。

カリフォルニアが原産地のゴールドクレストは、日本の風土にはやや合わない傾向があります。

特に寒さが過酷な地域の方には、冬越しが難しいでしょう。

しかし、ウィルマは日本でも育てられるように品種改良がされているので、上手に育てることができます。

 

 オーレア

オーレアとは黄色を示す言葉で、名前の通り、ゴールドクレストよりも葉っぱの色が黄色っぽいという特徴があります。また冬はさらに濃く色づきオレンジ色に変化するのが魅力です。

ただしこちらのゴールドクレストはあまり流通していないので、欲しい場合は園芸ショップに問い合わせしてみましょう。

 

クイーンクレスト(斑入り)

こちらは他のゴールドクレストと異なり、葉の先にクリーム色の斑が入っているタイプです。

ツートーンの葉は、とても美しくまた珍しいので、他と差をつけたい方におすすめ。 

 

ゴールドクレストの風水的な意味

風水的には、その場所に合った観葉植物やラッキーカラーを置くことで運気を上げることができるとされています。

中国から伝えられたこの教えは、環境を整えることで気の流れを変えラッキーになれると言う考え方に基づいた「開運環境学」です。

ポイントは、それぞれの目的に合った方角や置き場所。

また何よりも植物を大切に育てて、枯らさないことが大切になります。

ゴールドクレストは野外に向いている植物なので、玄関や庭・ベランダなどに置いて運気をアップしましょう。

 

一対のゴールドクレストを置いて魔除け効果アップ

ゴールドクレストは先が尖っているので、風水的には野外に置く方が良い植物です。

尖った植物は、部屋の中にあると気を乱しやすい傾向があります。

もし玄関にゴールドクレストを植えるスペースがあるのなら、左右対称に並べると効果的ですよ。

一対にして置くことで、魔除け効果があると言われています。 

 

子宝運も呼び寄せられる

子宝運を呼び寄せるためには、北と南西の運気を上げましょう。

ゴールドクレストのような尖ったイメージの植物は、特に北向きのエリアに向いています。

鉢カバーにザクロの模様が入ったアイテムを使用すると、さらに効果的ですよ。

それが難しい場合は、ゴールドクレストにラッキーカラーのリボンを結んでみましょう。

 

ゴールドクレストを玄関(室外)に置くときの注意点

大きなサイズのゴールドクレストなら家のシンボルツリーとして、小さなサイズなら寄せ植えにと、一年を通じて人気があるゴールドクレストは地中海性気候の中で育った植物です。

したがって日本の温暖な地域なら、育てやすい環境とされています。

ここではゴールドクレストを玄関や野外で育てる場合の注意点や管理の仕方を紹介していきましょう。

ポイントを押さえて上手に育ててくださいね。

 

育て方(温度など)

 ゴールドクレストを越冬させるために必要な温度は0℃です。

それ以下になると、株が弱ってしまう可能性があるので、注意してください。

鉢植えのゴールドクレストなら、寒い時期だけ室内で管理する方がベストです。

置き場所としては、日当たりのいいところが1番いいですが、たくましい植物なので半日陰でも丈夫に育ちます。

日光を毎日浴び続けると、葉の色がやや濃く変化するのも特徴です。

また夏の直射日光を浴びると葉焼けするのでしっかりと遮光してください。 

 

植え付けの時期

植え付けの時期としては、春(3月〜4月)と秋(9月〜10月)が向いています。

湿度の高い時期と暑さには弱いので、梅雨の間や酷暑が続く期間の植え付けは避けましょう。

クリスマス時期に流通が多いですが、冬は休眠期と言って植物の生長が鈍化する時季なので植え付けには向きません。

 

管理のポイント

ゴールドクレストは室内でも室外でも楽しめる植物です。

しかし、日当たりの悪いエリアに置きっぱなしにすると葉の色が変色してしまうので注意しましょう。またずっと部屋に置いてあったゴールドクレストを、いきなり外に出すと弱ってしまうため、少しずつ光に慣れさせてから室外に出してください。

ここでは管理のポイントをチェックしてみます。

 

水やり

春先や秋までの生長期には、土が乾いたら充分に水をあげてください。

冬は乾燥気味に育てるのがポイントです。

ゴールドクレストは湿気が苦手なので、冬に水を与え過ぎると枯れる原因にもなります。

ただし室内で管理する場合は、葉っぱが乾燥しないように霧吹きなどで葉水するとみずみずしく育ちます。

乾燥が進むと、葉が茶色くなってしまうので注意しましょう。

 

肥料

肥料は地植えの場合は年に1度の割合で緩効性肥料を与えます。生長期に差し掛かる3月〜4月が適しているでしょう。また鉢植えの場合は3月〜4月と6月または9月の生育期に2回化学肥料を与えるようにしてください。

 

害虫・病気対策

ゴールドクレストには、アブラムシやハダニなどの害虫がついてしまうことがあります。

原因は主に加湿によるものが多いので、水のあげ過ぎには注意しましょう。

予防対策として、霧吹きで水をかけることが有効です。またゴールドクレストに多く見られる病気は、「赤さび病」と言います。この病気にかかると葉の裏側にカビが生えて、やがて黒っぽくなり枯れてしまうことがあるので注意してください。見つけたら即座にその部分を手で摘み取るようにしましょう。

 

ゴールドクレストの剪定の仕方

ゴールドクエストは、樹形を整えるためにも定期的に剪定すると良いでしょう。剪定の時期は、ジメジメとした梅雨の時期は避けた3月〜6月が適しています。また金属製のハサミなどを使用すると葉が変色してしまうので、手で摘み取る方法がベストですよ。

 

なぜ剪定は必要なのか

この植物は葉が密集しているので、なるべく風通しを良くするために剪定が必要です。

放っておくと湿気が原因で、枯れてしまうこともあります。

また葉があまりにも密集している状態では、多湿になり虫が湧きやすくなるので、通気性を良くするためにも必須です。

 

 剪定方法

剪定方法は大きく分けて3つあるので、それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

①摘心(芯止め)

ものすごい勢いで生長するゴールドクレストは、放置しておくとグングン大きくなります。

したがって、どれくらいの大きさに育てたいのかを決めておき、芯止めすることが必要です。

好みの高さで主幹を切り取りましょう。

 

②切り戻し

不要な枝を切り落とす作業のことを「切り戻し」と言います。

このタスクを行うことで、葉の密集を防いで風通しを良くする効果があるので、病気の予防にもなるでしょう。

この時に、傷んでしまった葉っぱや枝も一緒に取り除くようにしてください。

 

③刈込み

自分の好みに合わせて、葉先を1~2cmほど摘み取ることを刈込みと言います。

全体のフォルムを整えていく目的と共に、新芽を出させるためにも大切な作業です。

葉を落とすとその部分の枝は枯れるので、残したい部分の葉っぱは取らないように注意してくださいね。

 

おすすめの剪定スタイル

ゴールドクレストの剪定の楽しみは、自分の好みでどんなスタイルがいいのか決められることです。

ここでは一般的なスタイルを紹介していきます。

 

スタンダード

最もポピュラーなスタイルです。

これは主幹を伸ばして、上部の葉っぱを茂らせて丸みを持たせたフォルムにする剪定方法になります。

コロンとした丸い形が、とてもキュートです。

こちらは下の葉が枯れてしまった時にもおすすめのスタイルで「トピアリー仕立て」と言われています。

 

スパイラル

枝葉をらせん状に剪定するスタイルを「スパイラル仕立て」と言います。

まるでソフトクリームのような見た目は、インパクト絶大です。

このスタイルは、とてもダイナミックで個性派の方にピッタリなので、剪定する場合は、生育が盛んになる3月ごろから始めましょう。

 

ゴールドクレストを玄関に置いて楽しもう

縁起が良くてスタイリッシュなゴールドクレストを玄関に飾りたい方も多いのではないでしょうか。

明るいグリーンと縦長のフォルムは、エントランスをお洒落な雰囲気に変えてくれます。

風水的にも魔除けの効果があるので、お家の入り口に置くのにはおすすめです。

ここでは、よりスタイリッシュに決まる演出の仕方を紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

寄せ植えで華やかに

玄関にゴールドクレストを置きたいけれど、植えるスペースがない方におすすめなのが寄せ植えでしょう。

ゴールドクレストは爽やかなライムグリーンの葉が際立つ植物です。

また三角形のフォルムもスマートなので、どんな植物とも相性が良く、玄関先を明るいイメージに変えてくれますよ。

合わせる植物によっては、和風テイストにすることも可能です。

 

お洒落な籠に入れてみよう

もし置くスペースが限られているのならば、小さなサイズのゴールドクレストをお洒落な籠などに入れて飾るのも素敵です。

ゴールドクレスト単体でも映えますし、他のお花と一緒にアレンジメント風にしても可愛くておすすめ。

こちらは狭いスペースでも置けるのがメリットになります。

季節ごとに草花を変えて飾れば、風情が出て印象的な玄関になりますね。

 

シンボルツリーとして

玄関先にスペースがあるのなら、シンボルツリーとしてゴールドクレストを植えてもスタイリッシュな雰囲気になります。

シンボルツリーはずっと付き合っていくものなので、ゴールドクレストのように育てやすい植物の方が安心です。

ただし、冬に0℃以下になる地域にお住まいの方は地植えにするのは難しいかもしれません。

ある程度大きなゴールドクレストは存在感も抜群です。一対にして置いたら、風水効果もよりアップします。

 

クリスマスツリー 

クリスマスツリーを飾りたいけれど、もみの木は大きすぎて無理と言う方にも、ゴールドクレストならお手軽に購入できます。

鉢植えのゴールドクレストに赤や緑のリボンを結び付けたり、気に入っているオーナメントを付けたりしても素敵ですね。

小さなゴールドクレストに飾りつけして、お部屋に飾ってもお洒落な雰囲気になります。

 

ゴールドクレストと相性が良い植物(寄せ植え)

 玄関をハイセンスにしたい方に、ゴールドクレストを主軸にした寄せ植えがおすすめです。

いっしょに植える植物によって、全然違うイメージになります。

一年草を使用して、季節ごと入れ替えるのも素敵ですよ。

ここでは一例を紹介してみましょう。

 

ストック・パンジー・ハツユキカズラ

 鉢の中央にゴールドクレストを配置して、高低差をつけながら植えていくのがコツです。

ストックは一重咲きや八重咲きなどの種類も多く、紫や濃いピンクなど濃く鮮やかな色が揃っています。さらに甘い香りも魅力的です。

その周辺には、好みに合わせて背丈の低い草花を敷き詰めていきましょう。

パンジーやビオラ・ノースポールなどもおすすめです。

またカルーナなどの可愛い色合いの草花を入れると、やわらかいイメージの寄せ植えになります。

 

ガーデンシクラメン・アリッサム・ビオラ・シロタエギク

こちらはクリスマス用におすすめの寄せ植えです。

クリスマスっぽく鮮やかなカラーのガーデンシクラメンや、ポインセチアを取り入れると一気にクリスマスのムードが高まります。

またシルバーリーフなどをプラスすれば、冬っぽい印象になるでしょう。シロタエギクやプラチーナなどはおすすめですよ。

シロタエギクは多年草なので、1年を通じて鑑賞できるメリットがあります。

春になると、色とりどりのお花に囲まれてより存在感がアップするでしょう。

またオーナメントやサンタクロースのピックを加えれば、よりクリスマスっぽく演出できます。

  

ゴールドクレストを飾ってスタイリッシュな玄関にしてみよう

ゴールドクレストは風水的にも魔除けの効果があるので、玄関に配置するのにピッタリの植物です。

大きなサイズならシンボルツリーとして取り入れるのも素敵ですし、手軽なクリスマスツリーとしても人気があります。

また小さなサイズのゴールドクレストは、寄せ植えとして取り入れたり、季節ごとに草花を入れ替えて、大き目の籠にひとまとめにして飾ってもお洒落なインテリアになりますね。

多種多様に楽しめるゴールドクレストは魅力たっぷりの植物です。

あなたも是非ゴールドクレストを置くことで、運気をアップしつつ、スタイリッシュな玄関にしてみませんか。

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