ドラセナコンシンネの曲げ方は?自分好みの形でおしゃれに飾ろう!

観葉植物の中でも育てやすいと言われているのがドラセナコンシンネです。ドラセナコンシンネは、幸福という花言葉もあるので、ギフトでも選ばれることが多く人気です。育てている途中で枝を曲げれば、自分好みの形にできる点も魅力ですが、どのように曲げれば良いのか悩まれる人もいるのではないでしょうか。この記事では、ドラセナコンシンネの曲げ方についてお伝えします。

 

ドラセナコンシンネの魅力とは

ドラセナは種類も豊富で、初心者にも育てやすく、好みの形に仕立てることができるなど魅力が沢山あります。ドラセナコンシンネの魅力を詳しくお伝えします。

 

初心者でも育てやすい

観葉植物は、比較的お手入れがしやすく誰でも育てやすいと言われています。その中でもドラセナコンシンネは特に育てやすいです。注意したいのは水やりで、水の与え方を間違えてしまうと根腐れを起こす可能性があります。ドラセナコンシンネの水やりは、季節によって水量の調整が必要です。春から秋は水を沢山吸う生育期となっているので、土が乾いていると思った時にたっぷり水をあげましょう。特に夏はすぐに水が無くなるので、しっかり水やりしてください。水をあげるのは朝や夕方がおすすめです。冬に関しては生育期ではないので、水も沢山必要としていません。土が乾いてすぐではなく、乾いてから2,3日の時点で水やりすれば十分です。水をあげすぎても根腐れしてしまうので、水やりはよく観察して行いましょう。受け皿に水をためこまないことも気をつけてください。土が乾いているかどうか確認する方法は、土の中まで指を入れてみて湿っていない状態です。水やり以外の注意点は、日当たりが良く風通しの良い場所に置くということです。

お部屋のインテリアにぴったり

 

ドラセナコンシンネは、スマートで細長い葉っぱとストライプ模様が特徴的です。繊細な感じは、どのような部屋にも馴染みやすく、育って行く途中で茎や枝がしなやかに曲がっていくので優しい雰囲気も醸し出します。お部屋に置くだけでふんわりとした雰囲気になるので、インテリアとしてぴったりです。また周囲に置いているインテリアにも自然に馴染んでくれます。ドラセナコンシンネは、種類が多いのでより部屋の雰囲気に合うものを選びやすいでしょう。

 

素敵な花言葉でお祝いにも最適 「幸福」という花言葉

 

ドラセナコンシンネは、花言葉がとても素敵です。「幸福」という意味があり、このことからお祝いでも選ばれています。種類により葉っぱの色が異なるので、お相手のイメージに合わせて選んでみるのも良いでしょう。一般的なのは緑色に赤とクリーム色の縦縞が入るトリカラーと呼ばれるものです。近くで見るととても鮮やかですが、遠くから見るとシックな雰囲気でおしゃれです。

 

好みの形に仕立てることができる

 

ドラセナコンシンネは、柔らかな幹が特徴で、幹を曲げて好みの形に仕立てることができます。まっすぐに上に伸びる性質がありますが、幹が柔らかいため針金で向きを変えると、横向きや下向きにも伸ばすことができるのです。さらに、伸びた枝は剪定してみた目を整えていくことで、より長く楽しめます。ドラセナコンシンネは、どんどん成長する観葉植物なので、枝が伸びすぎると見かけが悪くなります。全体のバランスも崩れてしまうので形を整えて楽しみましょう。

 

ドラセナコンシンネの曲げ方

ドラセナコンシンネは、幹を曲げて形を変化させることができますが、どのように曲げれば良いのでしょうか。ドラセナコンシンネの曲げ方についてまとめておきます。

 

用意するもの

 

ドラセナコンシンネを曲げる際は、盆栽用の針金、紐、園芸用の支柱、ペンチとはさみを用意しましょう。針金はあまり細いと思うように曲げることができませんが、太いと幹に巻き付けるのが大変になります。太さ2mmくらいがちょうど良いでしょう。

 

手順

 

まずは針金の先端を土に4~5cm挿し、上に向かってくるくると巻いていきます。

左右のどちらに曲げたいのかによって、同じ方向に巻いてください。左に倒したい場合は、左側に向かって針金を巻き付けます。先端まで巻きますが、もし針金を巻いた間隔があいている場合は、もう1本巻きます。針金を巻いたら、鉢に紐を巻き付けて縛り、固定します。

そして紐を枝にかけていきます。針金を巻き付けた枝を曲げて紐で引っ張り支柱を立てて針金の先を引っかけましょう。

 

曲げる際の注意点

 

曲げる時に強い力を加えすぎてしまうと幹が折れてしまう可能性があります。すでに硬い幹は、曲がらない可能性が高いので、針金を巻いてもあまり意味がありません。日数をかけて少しずつ曲げていくので、一気に形を整えようとしないように注意しましょう。針金を巻き付ける際に強く巻いてしまうと、幹が傷みやすくなるので、不安な場合は紐だけで行うこともできます。紐で曲げる場合は、まっすぐに育てた後に、紐で優しく引っ張り固定しましょう。安定したら紐を外します。

 

若い枝だと曲げやすい

 

ドラセナコンシンネは、若い枝を選ぶと曲げやすいです。木質化しないうちに曲げることで、好みの形に育てることができます。

 

曲げる前に水やりを控える

ドラセナコンシンネは、曲げる前に水を控えてあげることで曲げやすくなります。乾燥させないと折れやすいため、適度に乾燥させてください。ただし。水を控えすぎてしまうと枯れる可能性があるので、枯れない程度に水やりを控えることを意識しましょう。

 

折れないようにゆっくりと

ドラセナコンシンネを曲げる時は、勢いよく曲げてはいけません。折れる原因になってしまいます。やさしくゆっくりと丁寧に曲げることで、自然にしなってくれます。そしてそれを固定させることができれば、好みの方向へと曲がっていってくれるのです。

折れてしまったら?

万が一、ドラセナコンシンネが折れてしまった場合、そのまま捨てる必要はありません。折れてしまったドラセナコンシンネでも、復活させることができます。折れてしまった茎を使ってドラセナコンシンネを増やすことができるのです。折れたものを挿し木として活用する方法をお伝えします。

折れた部分は挿し木に 

ドラセナコンシンネが折れてしまった場合は、挿し木にすると良いです。小さなドラセナコンシンネを飾ることができます。5月から9月の生育期のみこの方法で数を増やせます。枝を先端から10~15cmの長さに切り、先端についている葉っぱを2,3枚残します。それ以外の葉っぱは切り落としてください。挿し木用の培養土が販売されているので、それを用意します。そしてビニール製の鉢に土を入れて、水で湿らせます。鉢の中心に穴をあけてそこに枝を挿します。土が乾かないように水やりして日陰で育てましょう。2ヶ月から3ヶ月くらいで新しい芽が生えてくるので、そのタイミングで大きい鉢に移し替えましょう。

 

春になれば株に新芽がでる

挿し木にしたドラセナコンシンネは、春になると成長します。株に新芽が出てくるので、また育てることができますよ。万が一折れてしまったとしても、挿し木から量を増やすということも楽しんでみてください。

ドラセナコンシンネを元気に育てるには?

ドラセナコンシンネは、育てやすい観葉植物ですがより元気に育てるためには、下記の点に注意しましょう。

 

直射日光に当てない

ドラセナコンシンネを置く場所は、明るい窓辺がおすすめです。日当たりの良い場所を好みますが、直射日光が当たると葉焼けしてしまうので、直射日光は避けなければいけません。特に夏は日差しが強くなりますので、日当たりは良いけれど日陰になる場所を選ぶ、日中は場所を移動させるなどの工夫が必要です。

 

冬は水やりを控える

ドラセナコンシンネは、生育時期が5月から9月です。この時期はしっかり育つため水も沢山必要です。ただしあげすぎは注意しなければいけません。土の表面が乾いた時に水やりを行います。あまり生育しない冬場は、土が乾いて2、3日したら水をあげましょう。また、葉っぱは乾燥しやすいので、霧吹きで適度に水をふきかけるようにしてください。

葉水で害虫対策 空気が乾燥してくるとハダニなどが発生しやすい。

ドラセナコンシンネは、空気が乾燥してくるとハダニなどが発生しやすくなります。それを防ぐためにも、こまめに霧吹きを使って葉に水を吹きかけましょう。これを葉水といいます。葉の裏にハダニといった小さな虫がついてしまうと、栄養を吸ってしまうためドラセナコンシンネが弱ってしまいます。葉水をすれば、湿気が苦手なダニは増えなくなるため、防虫対策になるのです。葉っぱをいきいきと綺麗に育てるためにも葉水は行ってください。葉水をすれば、葉っぱについているほこりもキレイに落とせます。葉水を行う際は、葉っぱだけでなく、株まわりも吹きかけましょう。これで乾燥をしっかり防げます。

 

寒さに注意

ドラセナコンシンネは、寒さに弱いです。そのため冬は室温が10℃以下にならないように注意してください。窓のそばに置いていると、冷たい冷気が入ってきやすく、それにより葉が傷んでしまう可能性もあります。窓のそばに置いている場合、冬場は場所を変えましょう。

5℃までは耐えられると言われていますが、葉っぱや茎がだんだんと弱々しい感じになってきてしまいます。冬場は太陽の光で葉焼けするということはありませんので、窓際の日当たりの良い場所に移動させても問題ありません。

 

植え替えは5〜9月に

ドラセナコンシンネは、正しく育てても植え替えの時期を間違えてしまうと葉っぱが変色してしまいます。なんだか最近元気がないかもしれないという場合、植え替えを行ったほうが良いタイミングかもしれません。植え替えのタイミングの目安として、購入から2年以上経過しているまたは、最後に植え替えしてから2年以上経過しているという場合や、株が大きくなりすぎて鉢とのバランスが悪い、水をあげても土に染み込まない、鉢の底から根っこが出てきているなどがあげられます。ひとつでも当てはまっている場合は、植え替えしましょう。植え替えをする場合、おすすめは5月から9月です。ドラセナコンシンネの生育時期に植え替えすることで、しっかり育ってくれます。

 

美しい姿を保つために剪定しよう

ドラセナコンシンネは、上にどんどん伸びていきます。そのため、数年放置してしまうと、長く伸びすぎて見た目が悪くなってしまうのです。剪定してあげることでキレイな形に整います。では、どのように剪定すれば良いのでしょうか。

 

剪定のメリット

ドラセナコンシンネは、剪定してもそこから新しい芽を出すことができます。そのため剪定で傷んでしまったり、見た目が悪くなることはありません。剪定すれば仕立て直しすることができ、すっきりした形となり美しく見えるでしょう。ドラセナの剪定を行うメリットは、見た目を整えるだけではありません。ドラセナは、葉っぱが豊かに育つ品種があります。そのような品種の場合、葉っぱが多いことで蒸れてしまいカイガラムシが発生してしまうリスクもあるのです。枝葉の剪定を行えば風通しが良くなるので、害虫対策にもなります。葉っぱが長いタイプの場合は、葉っぱが密になり過ぎて光が当たりにくくなります。葉の生育を良くするためにも、適度に枝を間引くことが大事です。ドラセナの剪定を行う場合は、5月から9月のドラセナの生育時期にしましょう。秋以降に行ってしまうと、新芽が育つまでに時間がかかるので、その間寂しい雰囲気になってしまいます。

 

剪定のやり方 必要なもの、剪定のやり方を紹介してください

 

ドラセナコンシンネの剪定はどのように行うと良いのでしょうか。剪定を行う際は、剪定ばさみ、園芸ばさみ、癒合剤を用意してください。剪定ばさみは、太い枝や幹を切る際に使います。切れ味の良いハサミを用意しましょう。園芸ばさみは、細かな部分を剪定する際に使いやすいです。癒合剤は、剪定後の切り口に使用します。切り口はそのままにしていても問題ないのですが、場所によっては水や雑菌が入り込みやすいことがあります。癒合剤を使用すれば、水や雑菌が入り込むのを防げます。できるだけ色の目立たない盆栽用のものを使うのがおすすめです。剪定する前に、まずは剪定する枝を決めましょう。全体のバランスを確認し、切ってもバランスが崩れないもの、バランスを整えるために不要と感じられるものを切ります。植物は、節の部分に生長点があると言われているので、葉っぱを出したい節のすぐ上を切るようにしてください。節間が短い場合はどこで切っても問題ありません。切り口には必要に応じて癒合剤を塗付しましょう。それから余分な葉っぱを取ります。全体のバランスを見ながら、下の方の葉っぱを手で取り除きます。それから刃が枯れている葉っぱが出ている場合はそちらも取り除いてください。はさみを使って葉っぱの形に添うように切り取ることで、自然な見た目に整います。ドラセナコンシンネは、様々な種類があるので、種類により剪定方法に多少違いが出てきます。品種別の剪定方法も確認しておきましょう。

 

ドラセナコンシンネを買うならプレミアガーデン

ドラセナコンシンネを購入したい場合、近くの花屋さんで購入するのも良いですが、種類の多さなら通販がダントツです。よりお部屋にあうドラセナコンシンネを用意したい、より素敵なドラセナコンシンネを見つけたいという場合は、プレミアガーデンを利用してみて下さい。プレミアガーデンでは、ドラセナコンシンネを販売しています。取扱いの種類が多く、予算に合わせて選ぶことも可能なので、好みのものが見つかりやすいです。

豪華にラッピングされたものはプレゼントにもおすすめです。鉢やポットのデザインも異なるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。

 

まとめ

幹を自由に曲げてオリジナルの観葉植物にできるドラセナコンシンネをご紹介しました。ドラセナコンシンエは、自分の好みの形にアレンジできるので、世界にひとつだけの自分の作品にすることができます。リビングや寝室などに飾れば、より素敵な空間にしてくれることでしょう。ドラセナコンシンネは、形を変化させる際に折れてしまう可能性があるので、注意ポイントをふまえて丁寧に行ってみてください。形を変化させることで、より育てるのが楽しくなるでしょう。種類の異なるドラセナコンシンネも育てたくなるかもしれません。

 

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