花屋で働く人の口コミ体験談|きついこと・楽しいことを調査!
花が好き、自宅の庭で花を育てているという人にとって、花屋で働くということを夢見ている人も多いのではないでしょうか? でも実際、花屋ではどういった仕事をしているか、よく分からないという人もいらっしゃるでしょう。
花屋の仕事は、花のお世話をするだけではありません。
今回は、花屋で働く人の口コミや体験談、花屋の求人の探し方など、様々な方向で「花屋で働くということ」を紹介していきます。「花屋で働きたい!」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
花屋の仕事内容とは?
まずは、具体的に花屋さんはどのような仕事をしているのか、ご紹介していきます。
ここでは個人の経営するショップを例として見ていきましょう。
まず花の仕入れ。これがないと花を店頭に置けません。アルバイトの段階で仕入れをすることはありませんが、本業としたい、自分でお店を開きたいのであれば、仕入れは必須のお仕事です。
また、水やりも大切な仕事です。花に合わせた世話の仕方もあるので、間違えてしまうと枯らせてしまう可能性もあります。
接客はもちろん、注文、予約の確認、掃除も大切な仕事です。切り花を水揚げ(傷んだ部分を切って再び水を吸わせる作業)し、観葉植物の葉っぱについた埃を綺麗に拭き掃除することもあります。
他にも、お客様の要望に応えて花束を作ったり、フラワーアレンジメント、時には配達したりすることがあります。
花屋の業務は多種多様なので、覚えることが非常に多く、常に時間に追われる仕事ともいえます。
花屋の良い口コミ
それではさっそく、実際に花屋さんでバイトした、仕事をしていた人の口コミを見ていきましょう。
憧れの仕事でした
「母が花好きで、いつも庭には花が咲いていました。そのため、小さい頃から花の名前に詳しく、母の手伝いをすることで花のお世話の方法を自然と勉強していました。
大学生になって憧れの花屋さんで仕事をすることは、本当に楽しいです。花屋さんは意外と体力仕事なので、慣れないうちはくたくたに疲れていましたが、やはり好きな花に囲まれて働けるという環境は最高で、毎日楽しく働いています。最近はフラワーアレジメントの勉強を始めました。お客様に喜んでいただける商品を作れるように、精進しています。」
スキルが上がるのが楽しい
「とにかく覚えることが多いので、毎日メモとペンは必須で先輩の指導を受けていました。生ものである生花を扱う仕事ですから、手入れの方法を間違えると枯れてしまい、廃棄しなくてはなりません。分からないことは何でも聞くようにし、家に帰ったらメモを読み返して復習していました。
始めは『思ったよりキツイ仕事だな』と思っていたのですが、徐々に仕事を覚え、スキルが上がっていくのを実感しだしてからは俄然楽しくなりました。
花の勉強に終わりはありません。常に新しい品種の花が出て、そのたびにお世話の仕方を教わります。既にメモは3冊目に入っていますが、まだまだ書き込むことは多そうです。」
リピーターさんができた!
「バイトを始めて1年少々経ってから、ようやく憧れのブーケやフラワーアレジメントの仕事を任されるようになりました。はじめは派手な色の花束ばかり作って「色彩センスがないなあ」と店長に呆れられていました。しばらく苦戦していましたが、あえて色味をおさえて主役の花を引き立てるような花束を作れるようになると、「良い出来になってきた」と褒められることが多くなりました。
花束を作ったお客様の中に、私の作ったものをとても気に入ってくださった方がいて『○○さんにお願いしたいのですけれど』とご指名を受けたときは感激しました。将来は自分の店を持つことを目標として、これからも勉強を続けたいと思っています。」
お客さんの笑顔は1番のやりがい!
「花屋の良いところは、『誰かの喜ぶ顔が見たいから花を購入する』というお客様が来るところです。誰かにプレゼントする花をスーパーで買う人は少ないですからね。
特に男性は照れくさそうにご来店されます。イメージを伝えるのが苦手なお客様には『相手の方はどのようなお色がお好きですか?』『シンプルなものと華やかなものでしたら、どちらがお好みですか?』とヒアリングして、できるだけご希望に沿った花束を作るようにしています。
『このような感じでいかがでしょうか?』と尋ねたとき、笑顔で『ああ、すごくいいですね』と言われると、こちらも笑顔を返したくなります。
お店を出られるお客様を見送りながら、お客様が喜んでもらえることが1番のやりがいにつながるのだな、と思わずにいられません」
悪い口コミ
良い口コミを紹介しましたが、今度は悪い口コミを紹介していきます。
やはり「思っていたのと違う」という意見が多いのですが、どういった点が不満なのでしょうか。これを読んで「やっぱりやめておこうかな」と考える人もいるかもしれませんが、花屋は向き不向きがある仕事だと思います。
悪い口コミも見て、本当に自分に向いているのか、確かめてみましょう。
冬の寒さには苦労しました…
「冬の寒さが厳しく、リタイアしてしまいました。どんなに寒い日でも、冷たい水に手を突っ込んで水揚げ作業をしたり、掃除をしたりしなければいけません。花を扱っているので、エアコンをつける訳にもいきません。とにかく1日中寒くて、どれだけ着ぶくれしても手足は冷えたまま。
仕事がキツイ事は分かっていましたが、冬の寒さに関してはあまり考えておらず、このような結果になってしまいました。」
とにかく力仕事がきつい!
「面接に行ったとき、店長から『花屋の仕事は本当に大変だよ。本気でできる?』と聞かれました。もちろん『はい、できます!』と即答しましたが、夏場はともかく冬の寒さはこちらの予想以上でした。花を扱う仕事も大変ですが、それを管理する環境も大変だということを失念していました。
花屋で仕事をしている、というと楽しそうなイメージがありそうですが、実際は力仕事が多いし、仕事量も半端ないし、冬は寒いしで散々です。仕事は続けていますが、こっそり転職を考えています。好きだけではやっていけない仕事だと思います。」
手荒れが治らない…
「花屋なのですから当然、水を扱うことは分かっていました。冬場は全身ガタガタ震えながら水揚げ作業を行っています。いつも水の中に手を突っ込んで作業しているので、両手はあかぎれだらけ。友人に見せると「ブラック会社みたい」と言われる始末。何年も務めている先輩も同じように手荒れに悩まされているようで、1年中ハンドクリームが欠かせません。毎年寒い時期がやってくると、憂うつでため息が漏れてしまいます。」
雑用ばかりだった…
「花屋のバイトを始めた当初は、花束やフラワーアレンジメントをしたいという理由からでした。さすがに未経験なのでバイトを始めたばかりの頃はそういった仕事をさせてもらえるはずもありません。先輩が作る作業をこっそり盗み見て『ああいう風な色合い、綺麗だな』と思いながら仕事をしていました。
いつ『そろそろブーケを作ってみないか』といわれるかと思っていましたが、1年経っても声がかかりません。任されるのは水やりや水揚げ、掃除などの雑用ばかり。冬の寒さも相まって限界を迎え、辞めてしまいました。」
花屋の仕事のメリット
良い口コミ、悪い口コミを紹介しましたが、いかがでしょうか? ここでは花屋の仕事のメリットを紹介します。
スキルを身に着けられる
花束やフラワーアレンジメントの仕事に携わることができれば、スキルを身に着けることができます。自宅で花を飾るときも、長持ちする方法や手入れの方法を知っているため、長く楽しむこともできますよね。
また、人にプレゼントするときも自分でアレンジができるので喜ばれます。
やりがいがある
「ありがとう」と言ってもらえる仕事はそれほど多くありません。自分の手で作った花束を見て「ありがとうございます」「綺麗です」と喜んでもらえると、こちらも嬉しくなってしまいます。
花屋の仕事のデメリット
では反対に、花屋の仕事に対するデメリットはどういったものがあるでしょうか。花屋の仕事のデメリットを紹介します。
仕事が多い
花の世話だけが花屋の仕事ではありません。接客やレジ、配達、ディスプレイなどの仕事も大切な業務です。特に母の日や卒業式のシーズンは花屋にとって繁忙期でもあるので、お昼休憩もままならないことも。フットワークの軽い人材が求められる仕事です。
ケガのリスクが高い
上記でも紹介しましたが、冬場は手荒れが治らなかったり、腰痛を持っていたりする従業員もいます。トゲがある花を触ったことで切り傷を作ることも多いです。大きな観葉植物を抱えてぎっくり腰になってしまった、という人もいました。
花屋の仕事に向いている人とは?
どんな仕事にもいえることですが、花屋の仕事にも向き不向きはあります。花屋の仕事に向いている人とはどういった人でしょうか。
花が好き
大前提ですが、花が好きでない人は向いていません。また中途採用の場合、植物の知識が豊富な人の方が、知識がまったく無い人より採用される可能性がたかくなります。
勉強が苦にならない
フラワーアレンジメントなどは流行があるので、常に勉強する意欲のある人、花の魅力を引き出せる技術がある人も向いていますね。教えてもらって技術を習得する人もいますが、天性の才能でセンスのあるアレジメントをできる人もいます。常に切磋琢磨しなければならない環境です。
花屋の仕事に向いていない人とは?
花屋の仕事に向いている人を紹介しましたが、反対に向いていない人はどういった人か、紹介します。
憧れだけで仕事をしようとする人
「花屋」というとなんだか優雅な環境で仕事をする人、というイメージがあると思いますが、これまでに紹介したように、本当に大変な仕事です。水仕事はもちろん、葉が溶けてドロドロになった汚い水を取り替えるなど、キツイ仕事もあります。虫がついていることもあるので、退治しなければいけません。
花屋で働きたい、と思っている人は、仕事内容をきちんと確認してから面接に臨むようにしてください。
体力に自信がない
花屋の仕事は一筋縄ではいかぬものです。水が入った重いバケツを持つことなど日常茶飯事。配達先にエレベーターがない場合、背の高い観葉植物を自力で運ぶこともあります。体力に自信がない、それでも花屋の仕事をやりたい、という方は、はじめの内は筋肉痛を覚悟しておきましょう。
【花屋で働いてみたい】応募前のよくある質問
花屋の仕事に就きたい人に、メリットだけでなくデメリットもあえて紹介しました。それでも働きたい、という意思に変わりはありませんか?最後に、応募前によくある質問に答えていきます。
Q. 年齢層はどれくらい?年齢制限はあるの?
A.店主の考えによって様々です。「バリバリ働いて、店を盛り上げてほしい」と考えている店主は若い層を、「年齢は高いけれど知識はあるから採用しよう」と考える店主も少なくありません。
体力仕事なので、どちらかというと若い方を求める傾向があります。40代では、前職も花屋だった、など花の知識やスキルがないと少々難しいかもしれません。
Q. 男性でも働ける?
A.もちろん男性でも働けます。というより「男性歓迎」という花屋もあります。何故かというと、力仕事はもちろんですが、男性スタッフがいると男性客が安心して入りやすくなるからです。
どちらかというと女性が多い職場ではありますが、「男性だからNG」という店はむしろブラックの可能性も高いです。
花屋の給料相場はどれくらい?
お店によって給料には差がありますが、正社員になると、平均年収342万円、月給換算すると28万円程。
花屋さんはほとんど正社員募集がありません。あったとしても欠員補充のためがほとんどで、見つけ次第すぐに応募しないと、すぐに他の人に取られてしまうことも多いようです。
正社員を望む人は、大手花屋にエントリーする方がいいかもしれません。
求人はどうやって探せばいい?
花屋の求人はあまり多くありません。個人の花屋は家族経営がほとんどなので求人を出すことはありませんし、出したとしてもアルバイトやパートの求人がほとんどです。
花屋の正社員求人を探すなら、お花専門の求人サイトもあるので、そういったサイトを活用するのも良いでしょう。
プレミアガーデンで働きませんか?
「プレミアガーデン」という企業をご存じでしょうか? 東京大阪福岡名古屋に支店があり、質の良い花を低価格で提供している、花卉業界大手企業です。他の店舗に比べて低価格で提供できる秘密は、独自の仕入れルートの確保、市場での大量仕入れなどで、フレッシュで高品質な花をご提供しています。
プレミアガーデンでは、インターネットを通して大切な方への生花を全国にお届けするサービスを展開しています。「花屋は敷居が高くて入りにくい……」という方も、インターネットでなら好きなだけ時間をかけて、気に入った花を選ぶことができますよね。
そんなプレミアガーデンでは、現在一緒に働いてくれる方を募集しています。
気になった方は、ぜひ株式会社プレミアガーデン 採用サイトをご覧ください。
さまざまな職種から選べます
一般的な花屋は、接客から電話応対、ドライバーなど、花に携わること以外の業務もたくさんあります。
しかしプレミアガーデンでは業務を完全に分離しているので、「フラワーデザインの仕事がしたい」「WEBマーケティングの方が向いているかもしれない」と業種を選べるのがポイントです。
「花の仕事をしたいけれど、接客が苦手で……」という方も、花の仕事だけに専念できる環境があります。
また、男女比は50:50。男性女性関係なく働けるというのもプレミアガーデンの強みです。
未経験でもご安心ください
「自分は未経験だけど……」と足踏みをしている方、ご安心ください。
プレミアガーデンのフラワーデザイナーでは、未経験者のためのプログラムをご用意しています。水揚げやアレジメント、ブーケ制作など、3年の時間をかけて専属の先輩から指導をしてもらえます。
プレミアガーデンで働いている社員は中途採用者も多く、「チャレンジしたい!」という人の足掛かりになってくれることでしょう。
募集要項
募集要項を紹介します。
募集職種 | フラワーデザイナー |
仕事内容 | 水揚げ、アレンジメント・スタンド花・花束・ブーケ制作、配達、来店接客、ラッピング、花の手入れなど、花に関する業務ほとんど |
対象者 | ・23歳〜45歳迄の男女 (長期勤続によるキャリア形成を図る為)
・社会人としての常識的マナーのある方 ・向上心がある方 ・敬語を話せる方 |
勤務地 | 東京本店、大阪支店、名古屋支店、福岡支店 |
勤務時間 | 9:00~18:30(月~金)
9:00~17:30(土日祝) ※シフトにより決定します。 |
給与 | 正社員
月給18万円+残業代で初任給21万円以上スタート ※経験者:20万円~ ※経験者は前給を参考に、転職しやすい条件を提示 (試用期間1~3ヶ月あり) ※時間外1.25倍(1日8時間超えた場合)、深夜手当1.5倍(22時以降)
アルバイト 時給 1,100円~1,500円
生花全般アルバイト 時給 1100円~ |
待遇・福利厚生 | 交通費2万円迄、夏休み・冬休みは最大5日まで可能 |
休日・休暇 | 年末年始も取得可能 |
プレミアガーデン公式サイトより抜粋:https://premiergarden.co.jp/recruit/flowerdesigner
まとめ
今回の記事では、花屋の良い口コミ、悪い口コミ、仕事のやりがいやつらさなど、さまざまな角度から紹介していきました。花は本当に美しく、見ていて癒されるものですが、それを作る人になると本当に大変な仕事だと思います。
それでも、お客様の「ありがとう」「綺麗です」という言葉がやる気につながります。ぜひ私たちと一緒に、プレミアガーデンで働いてみませんか?皆さんのご応募をお待ちしております。
花屋の仕事のやりがい、魅力についてもっと知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。