両親の結婚記念日には素敵な花束を!花の種類や贈り方のポイントは?
両親の結婚記念日に贈るギフトとしておすすめなのが花束です。新しい家族が誕生した記念すべき日に、感謝とお祝いの気持ちを込めて花束を贈りましょう。
この記事では、両親の結婚記念日に贈る花束の選び方やおすすめの花の種類、贈り方のポイントなどを解説します。
これまで、両親の結婚記念日に花束を贈ったことがなかったという方も、今年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
両親の結婚記念日に花束がおすすめの理由
両親の結婚記念日にプレゼントを贈ったことはありますでしょうか?夫婦間では贈り合うことがあるかもしれませんが、子どもから贈ることはそれほど多くはないかもしれません。
しかし、両親にプレゼントをするとなると、2人の好みをすり合わせ、2人分のプレゼントを用意したりと、なかなか難しいもの。
しかし、花束であれば2人に1つで問題ありません。また、花束は年齢や性別問わずに誰にでも贈りやすいうえに、華やかで豪華さもあるオールマイティなギフトなのです。
お祝いはしたいけど、何を贈ったら良いか分からない……そんな時にこそ、花束を贈りましょう。
結婚記念日に両親に贈る花束の選び方
両親の結婚記念日に贈る花束は、お祝いの気持ちがあればどんなものでも構いません。しかし、何かこだわりを持ちたいのであれば、次のような項目を意識してみるのもおすすめ。両親のことを思って選ぶことで、想いが伝わりやすくなるでしょう。
両親の好きな花やイメージで選ぶ
両親もしくは、どちらかの好きな花が分かっているなら、ぜひその花を取り入れましょう。自分の好きな花を子どもが覚えててくれていた、そしてそれを贈ってくれたという感動を与えることができます。
好きな花が特に無い、分からない場合は、両親をイメージするような花もおすすめ。元気で活発、大人しい、堅実など両親の雰囲気に合う花を探してみましょう。
花言葉で選ぶ
両親の結婚記念日に贈る花束なら、花言葉を意識するのもおすすめです。花にはそれぞれ花言葉が決まっており、花の色によっても異なります。
結婚記念日に贈るなら、おめでたい意味合いや感謝の気持ち、両親の幸せなどを表す花言葉を選びましょう。
例えば、キキョウには「永遠の愛」、ダリアには「感謝」、ゼラニウムには「尊敬」などの花言葉があります。
誕生花で選ぶ
誕生花とは、生まれた月や日にちにまつわる花のことです。両親の誕生日ではないのですが、結婚記念日は新しい家族が誕生した、ファミリーバースデーとも言えますよね。
自分たち家族の誕生を祝して、誕生花を用いた花束を贈るのもおすすめです。
誕生花は、1~12月に割り当てられたものと、それぞれの日にちで割り当てられたものがあります。ダイレクトに日にちの誕生花に設定すると、時期や店舗によっては取り扱っておらず、手に入りにくいこともあるので、月の誕生花がおすすめです。
各月の誕生花は以下のようになっています。
1月:スイートピー、スイセン、シンビジウム
2月:チューリップ、マーガレット、サクラソウ
3月:フリージア、ガーベラ(ピンク)
4月:アルストロメリア、カスミソウ、ラナンキュラス
5月:バラ(ピンク)、スズラン、カーネーション
6月:ユリ、アジサイ、グラジオラス
7月:ヒマワリ、ポピー
8月:トルコキキョウ、アンスリウム
9月:デンファレ、コスモス、リンドウ
10月:バラ(オレンジ)、ガーベラ(オレンジ)、キク
11月:ガーベラ、ツバキ
12月:バラ(赤)、シクラメン、カトレア
結婚記念日に両親に贈る花束の花色
両親の結婚記念日に贈る花束選びに迷ったら、まずはなんとなくの色味から考えてみるのも良いでしょう。カラーが決まれば、おのずと花の種類や雰囲気なども決まってきます。
両親のイメージカラーや、好きな色などを参考にしてみましょう。
レッド・ピンク系
夫婦の仲がいつまでも良い両親には、情熱的で愛を象徴するようなレッド・ピンク系の花束がおすすめです。赤い花を用いた花束は、ゴージャスな見た目になるので派手な雰囲気が好みの両親にも喜ばれます。
エネルギッシュな赤い花は見ているだけで元気になれるような気持ちにもなりますよね。
オレンジ・イエロー系
いつも明るく元気な両親には、オレンジ・イエロー系の花束を贈りましょう。活動的で活発な2人の結婚記念日を祝福するのにぴったりです。
また、太陽のような温かさのある色なので、両親の健康や幸せを祈るという意味合いも込められます。
黄色やオレンジは、男性にも女性にも贈りやすい色なので、夫婦2人に贈る花束としてはおすすめです。
ブルー・パープル系
落ち着いた雰囲気の両親には、ブルーやパープルなどの寒色系の花束を贈りましょう。あまり派手な色味を好まない両親にも贈りやすい花色です。
青い花は冷静で大人っぽいイメージがありますが、紫の花には、高貴さや上品さもあるので、年配の両親にも贈りやすいでしょう。
ただし、ブルーやパープルの花のみで花束を作ると、色味が寂しくなってしまうことがあるので、白い花を挿し色として混ぜるのもおすすめです。
ミックス系
華やかでおしゃれな花束を両親に贈りたいなら、さまざまな色味の花を束ねたミックス系の花束がおすすめです。ピンク、イエロー、ブルー、ホワイトなど色の系統を絞らずにまとめているので、受け取る側により印象が異なるのが面白いところ。
明るい印象の花束にしたいのであれば明度と彩度の高い花を、洗練されたおしゃれな印象の花束にしたいなら、彩度を落とした花を選ぶのがおすすめです。
結婚記念日に両親に贈る花束のおすすめの花の種類
両親の結婚記念日には、特にタブーの花はなく、お祝いの気持ちが込められていればどんな花でも構いません。しかし、普段から花を購入する機会が少ない人にとっては、どんな花が人気で、結婚記念日にふさわしいのか分かりにくいことも。
そこでここからは、両親の結婚記念日に贈るのにおすすめの花の種類をご紹介します。どれも店頭で手に入りやすいメジャーな花なので、花選びに悩んだら参考にしてみてください。
バラ
花束といえば、バラを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。情熱的な印象のバラの花束は、恋人や夫婦間で贈られるイメージがあるかもしれませんが、もちろん子どもから両親への結婚記念日に贈るのも素敵です。
バラは花の色数がとても豊富で、赤やピンク、青、黄色、紫、白など花束のイメージに合わせて作りやすいというメリットもあります。
また、花言葉も「愛」や「美」などがあり、色別でも赤いバラは「愛情」、白いバラは「深い尊敬」、ピンクのバラは「上品」など結婚記念日にふさわしい意味合いになっているのです。
カーネーション
カーネーションは、母の日に贈る定番の花。フリルをぎゅっと束ねたような花で、華やかさや上品さがあります。
赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」なので、母の日に最適なのですが、両親の結婚記念日に贈るなら白と緑のカーネーションの組み合わせがおすすめ。白いカーネーションには「純粋な愛」や「尊敬」、緑のカーネーションには「癒やし」という花言葉があります。
カーネーションは、バラなど他の花との相性も良いのですが、カーネーションの優しい色味を生かすために、派手な色の花と組み合わせるのは避けるのが無難です。
トルコキキョウ
繊細な花びらが上品で優しい印象のトルコキキョウ。ピンクや黄色、白、紫などさまざまなカラーバリエーションがありますが、どの花色を選んでも優雅でエレガントな花束になるので、両親の結婚記念日にぴったり。
1本でもずっしりとしたボリュームがあるので、花束の本数が多くなくても華やかさが出て、コストも抑えられます。
また、トルコキキョウには「すがすがしい美しさ」や「希望」などの素敵な花言葉もありますよ。
ユリ
大輪で華やかな印象のユリは、花束に2~3本入っているだけで一気に豪華な印象になります。ピンクや黄色などの花色もありますが、シンプルさと上品さを出したいなら、やはり定番の白ユリがおすすめ。葉や茎のグリーンとの相性も良く、大人っぽい花束に仕上がります。
ユリの花言葉には、「純粋」や「無垢」、「威厳」などがあり、尊敬する両親の結婚記念日の贈り物としてぴったりです。
ガーベラ
可愛らしくてキュートな印象のガーベラの花束は、元気でフレッシュな印象の両親への結婚記念日におすすめです。ガーベラは、花の中でも咲き方や花の色がとても豊富で、どんなイメージの花束も作りやすい花。また、バラやカーネーションなど他の花との相性も良く、メインにも脇役にもなれて、使い方のバリエーションも広がります。
そんなガーベラの花言葉は「希望」や「常に前進」。年を重ねても目標を持って充実した毎日を送っている両親に贈りたい花束です。
ダリア
キク科であるダリアは、大輪で存在感がありながらも、どこか懐かしいような和の雰囲気の花。白や濃い赤、薄い紫などシックで落ち着いた色味が人気で、落ち着いた雰囲気を好む両親への結婚記念日にもおすすめです。
花束にゴージャス感を足したい場合に2~3本入れるだけでもOK。ラッピングペーパーも落ち着いた色味のものがよく似合います。
また、ダリアには「感謝」という花言葉があり、両親の結婚記念日を祝福すると同時に、これまでの感謝の気持ちも込められますよ。
ゼラニウム
すらっとした茎の先に、小花を密集させて咲くゼラニウム。日本では花鉢で育てる人が多く、住宅街を歩いているとよく見かける花です。赤やピンク、黄色、白など花色が豊富で、ボリュームもあるので花束を華やかに演出します。
しかし、ゼラニウムには虫よけにもなるような独特の香りがあるので、両親が匂いに敏感な場合は避けた方が良いかもしれません。
ゼラニウム全般の花言葉は、「尊敬」で、両親への贈り物にぴったりですが、花の色別では、白のゼラニウムには「あなたの愛を信じない」というネガティブな意味合いもあるので注意しましょう。
結婚記念日に両親に贈る花束の相場
花束は、用いる花の種類や本数、ラッピングなどによって価格がさまざまです。両親の結婚記念日は毎年あるので、あまり高価な花束にするとかえって気を遣わせてしまうことも。
子どもの立場で、無理のない価格帯で花束を用意するのがおすすめです。子どもが学生なのか、社会人なのかにもよりますが、5,000~10,000円ほどの予算があれば十分華やかな花束になるでしょう。
次の項目で解説するように、花束に他のギフトを組み合わせる場合は、花束の予算はもう少し低めに設定しても構いません。
結婚記念日に両親に贈る花束にプラスするギフト
両親の結婚記念日に花束を贈るだけでも十分素敵なプレゼントですが、プラスαで他のギフトを組み合わせるのもおすすめです。事前に欲しいものをリサーチしておくと外れがありませんが、こっそり用意しておくとサプライズ演出になりますよ。
食事
両親の結婚記念日に一緒に食事に出かけるのはいかがでしょう。特に、子どもが独立して家を出ている場合、家族そろって食事をすることは少なくなっているはずです。おうちでのんびり食事をするのも良いですが、お母さんの調理や片付けの負担を減らすために外食するのもおすすめです。
その際には、こちらでレストランなどの予約をしておき、食事代も払うようにするのがベストです。
ギフトカード・ギフトカタログ
両親に自分たちの欲しいものを自由に選んでもらいたいなら、ギフトカードやギフトカタログを贈っても良いでしょう。普段、ゆっくり買い物をする時間がないような、忙しい両親でも、ギフトカードがあればわくわくした気持ちで買い物ができるかもしれません。
また、カタログであれば、家での隙間時間に商品を選べるので外出する必要も無いでしょう。
健康グッズ
両親にいつまでも元気に、健康でいてほしいですよね。しかし、人は年齢を重ねるうちに疲れがたまりやすくなったり、不調が出てきたりするもの。そこで、身体を大事にしてほしいという願いを込めて、健康グッズを贈ってみてはいかがでしょうか。
気軽なものなら、脚の疲れを癒すフットバスや、細かく歯磨きができる電動歯ブラシ、身体のこりをほぐすストレッチ器具などがおすすめです。思い切って高価なものをプレゼントしたいなら、マッサージチェアなども喜ばれるかもしれません。
旅行
子育てがひと段落した両親に、夫婦水入らずで旅行を楽しんでもらうのも素敵なギフトです。あまり遠いところだと移動だけで疲れてしまうので、国内で2~3時間で行けるような場所がベスト。飛行機や新幹線のチケット、ホテルの手配などは事前に全て行っておきましょう。
結婚記念日に両親に花束を贈るときのポイント
両親への結婚記念日に花束を贈るイメージがつきましたでしょうか。お祝いと感謝の気持ちがこもっていることが一番大切なのですが、ちょっとした要点を抑えることで、さらに喜んでもらえるギフトになります。
最後に、結婚記念日に両親に花束を贈る際のポイントを解説します。
周年も意識する
結婚記念日の中でも、20周年や30周年など、区切りとなる日には、いつもより特別なお祝いをしましょう。中でも、25周年となる銀婚式や、50周年となる金婚式は特別な記念日です。
花束の価格も例年より少し上げて、記念すべき日を盛大にお祝いしましょう。このタイミングで、旅行や食事のプレゼントをするのもおすすめです。
メッセージカードや手紙を添える
両親への日頃の感謝の気持ちは、なかなか伝えられないもの。しかし、子どもからそのような気持ちを伝えられることは、親にとって幸せなことなのです。
恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、結婚記念日というお祝いに乗せて、両親への想いを伝えてみましょう。口頭でなくても、メッセージカードや手紙を添えるだけでも十分です。
遠方なら配達で贈る
両親への結婚記念日の花束は、当日に直接渡せるのがベスト。しかし、離れて住んでいるとお互いの都合が合わず、その日に会えないということもあるでしょう。また、花束を持って長距離を移動すると、渡す前に花が傷む原因にもなります。
そんなときには、花束をネット販売で購入し、配達もしてくれる業者に依頼しましょう。花を運ぶプロなら、花束を可能な限り新鮮な状態で届けてくれますよ。
お花は生物なので、届ける際には両親に在宅の都合を聞いておき、日時指定しておきましょう。
まとめ
両親の結婚記念日に花束を色ごと、種類ごとに提案させていただきました。
今まで特に意識したことなかったという人も多いのではないでしょうか。しかし、花束であれば年齢や好みにあまり左右されずに、華やかで素敵なギフトになります。
両親の好みやイメージ、花言葉などから結婚記念日にふさわしい花束を探してみましょう。祝福したいというあなたの気持ちが、なによりご両親には嬉しいものになるはずです。