部屋に飾る際に注意が必要なお花とは?風水効果で運気アップ!
風水的に陽の気を取り入れやすいアイテムである花。リーズナブルでどこでも購入できるため、気軽にインテリアとして取り入れることができます。しかし、飾ることで運気を下げてしまうお花や、飾る際に注意が必要なお花あることをご存知でしょうか?部屋に飾ってはいけない花を知っておくことで、運気を下げることなくお花を飾ることができます。
この記事では、部屋に飾る際注意が必要な花や、逆に部屋に飾るのにおすすめのお花などを詳しく解説していきます。
部屋に飾る際注意が必要な花6選
部屋に飾ることで雰囲気がガラッと変わるお花ですが、種類の中には飾ってはいけない花というものがあります。縁起が悪いからという理由もありますが、風水的な面からみても、マイナスとなってしまうもの、毒性があるため注意が必要な花についてご紹介します。
部屋に飾る際注意が必要な花は以下の通りになります。
- 彼岸花
- ユリ
- チューリップ
- スズラン
- アジサイ(紫陽花)
- サボテン
それぞれを詳しく見ていきましょう。
彼岸花
部屋に飾ってはいけない花の一つとしても有名な「彼岸花」は、風水的にNGです。
赤い花がキレイにも見える彼岸花ですが、墓地などに咲いているのを見かけたことがあるという人も多いでしょう。彼岸花自体に毒があり、「彼岸花を食べたあとはあの世しかない」という意味合いが名前の由来です。
さらに、別名「死人花(シビトバナ)」という名前もあるくらい、彼岸花は「死」を想像させるお花になっています。彼岸花自体は不吉なものではありませんが、名前の影響もあり風水的には悪いものとされているので、部屋に飾らないようにしましょう。
ユリ
毒のある花のひとつめは、「ユリ」です。ユリは生命力がとても強く、「邪気を払うのにとても強い効果を発揮してくる花」と言われています。そのため、風水的には非常に良いのですが、毒があることや仏花としても使われることから、飾ることが気になる人も多いです。飾る場合は、子どもやペットの手が届かない場所にしたり、仏花ではない品種のユリを選ぶと良いでしょう。とくに、八重咲きの「ジアニータ」は、見た目がおしゃれなので、贈るのにピッタリなユリです。
チューリップ
風水ではチューリップは、「邪気を浄化する花」とされているため、幸運を引き寄せる花とされています。色も鮮やかなので、部屋に飾るだけでグッと雰囲気を明るくすることができるでしょう。しかし、チューリップには少ないですが花全体に毒があります。とくに球根の部分は素手で触るとかぶれる可能性があるので注意が必要です。
飾る場合は、ペットや小さい子どもの手の届かない場所を選ぶようにしましょう。
スズラン
スズランには、コンバロシド・コンバラトキシンといった有毒物質が、主に根っこや花に多く含まれています。万が一、摂取してしまうと頭痛や嘔吐、めまいなどが起こり、最悪の場合心臓麻痺で死に至ることがあるので注意が必要です。しかし、風水的に見ると白い花であるスズランには浄化作用が宿っていると言われています。
風水的には飾ることができるお花なので、高い場所に飾ることを心がけましょう。
アジサイ(紫陽花)
6月になると見かける機会の増える「アジサイ(紫陽花)」も、毒がある植物です。毒を含んだアジサイの葉っぱや茎、花を万が一食べてしまった場合、嘔吐や痙攣、めまい、歩行のふらつき、顔面の紅潮、呼吸麻痺、昏睡など恐ろしい症状がでる可能性があります。実際に死亡したという例は現在はありませんが、子どもだけではなく大人に症状が出た実例もあるので、注意が必要な花です。
サボテン
とげがあるサボテンは、風水では攻撃的なエネルギーを放出するアイテムだとされています。人間関係がぎすぎすしたり、運気を跳ね返すといったマイナスの効果が働いてしまう可能性があるため、部屋に飾らないほうが良いです。サボテン自体はかわいくて大好きという人も多いですが、とげが沢山ついているものや、鋭く尖っているサボテンは部屋に飾るのを避けましょう。
どうしても飾りたい場合は、トゲの少ないものを選ぶと良いです。トゲの少ないサボテンは、攻撃的なエネルギーの放出は少ない可能性があります。さらに、悪い気をトゲに留める効果も発揮できるので、飾る場合は品種にこだわってみてください。
部屋に飾る際注意が必要な花の特徴
上記では部屋に飾る際注意が必要な花・植物の種類についてご紹介しました。
ここからは、部屋に飾る際注意が必要な花の特徴について見ていきましょう。
- 毒のある花
- トゲがある花
- 枯れた花
- ドライフラワー
それぞれの特徴をご紹介します。
毒のある花
上記で毒のある花として以下の種類をを挙げました。
- ユリ
- チューリップ
- スズラン
- アジサイ(紫陽花)
毒のある花は風水的に良くないイメージがあると思いますが、実は飾るには何も問題ありません。しかし、ペットや小さいお子さんがいる場合は、誤飲の心配もあるので注意が必要です。
トゲのある花
トゲのある花・植物も、毒のある花と同様にペットや小さいお子さんがいる場合はケガをする危険もあるため、部屋に飾る際注意が必要な花として挙げられます。
なお、上述したようにトゲのあるサボテンは風水的にもあまり良いアイテムではありません。
枯れた花
風水的には生きていない花や枯れた花もNGです。
花を飾ることは風水的に良い効果をもたらしますが、その花が枯れてしまうと、発さられる気が「生気」から「死んだ気」になってしまいます。
枯れた花やは、風水学上「死」や「負」を意味するため、飾っていた花が枯れたら放置せずにすぐ処分しましょう。
また、生きていない花と聞くとピンとこない人も多いかと思いますが、以下のお花が該当します。
- ドライフラワー
- 造花
- プリザーブドフラワー
これらの花は生きていないので、風水的には飾らないほうが良いでしょう。しかし、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、工夫次第で飾ることもできます。
ドライフラワー
「ドライフラワー」は、風水的に生きていない花と判断されるた、飾るのはNGです。
植物としてのエネルギーは、生きている花からしか得られません。
しかし、どうしてもドライフラワーを飾りたいという場合は、赤いものと一緒に飾るのがおすすめです。赤色には「厄除け」の効果があります。そのため、赤色と一緒に飾ることでドライフラワーのマイナスの気を払うことができるでしょう。
飾るものは、赤いお花でも小物でも問題ありません。とくに赤い花瓶には「結婚運」を上昇させる効果があるので、結婚や恋愛についての運勢を上げたい人におすすめです。
プリザーブドフラワーは諸説あり
プリザーブドフラワーは、長期間楽しめるように加工されているお花です。
色も形もキレイなままですが、加工をした時点で一度死んだ花と認識されるため、「時が止まった花」とも表現されています。時が止まった花を部屋に飾ることで、陽の気を吸い取って陰の気に変えてしまうことから、プリザーブドフラワーは部屋に飾っては行けない花だとされているのです。しかし、色によっては運気を上げる効果を発揮する場合もあるとされているため、プリザーブドフラワーが絶対に飾ってはいけないお花であるということは断言できません。
色による効果は以下の通りです。
- 赤や青・・・仕事運
- ピンク・・・恋愛運
- 黄色・・・金運
プリザーブドフラワーを飾る場合は、色に気をつけて風通しの良い場所に置くことで、運気を下げることなく部屋に取り入れることができるでしょう。
花風水でやってはいけないこと
お花を取り入れるだけで運気を変えることができる花風水は、気軽に取り入れることができる方法の一つです。取り入れることは簡単ですが、手入れを行っていると、花風水の効果を実感することができなくなるので、注意が必要です。具体的には、以下のようなことが挙げられます。
- 花瓶の水を替えない
- 枯れた花をそのままにする
- 空の花瓶をそのままにする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
花瓶の水を替えない
水は風水的には非常に大切なポイントです。しばらく水を変えていないと、茎や花瓶の中に水垢がついて悪い運気を呼びやすくなります。せっかくお花を飾っても、陽の気が逃げて陰の気が溜まってしまうので、なるべく毎日花瓶の水を変えてあげるようにしましょう。
枯れた花をそのままにする
先程も紹介しましたが、枯れた花は風水的には「死」を表すため、悪い運気が停滞する原因となります。そのままにしておくと、どんどん運気が下がっていくので、枯れた花は、必ず片付けるようにしましょう。
お花が枯れてしまった場合は、早めに新しいお花に取り替えることをおすすめします。
空の花瓶をそのままにする
空の花瓶をそのままにしておくと、周りにある陽の気をすべて吸い込んでしまう可能性があるので注意が必要です。空の花瓶が置いてある場合は、早めにお花を入れるか花瓶をしまうようにしましょう。
また、ヒビが入っていたり欠けている花瓶も運気を下げるアイテムなので、早めに交換をしてください。
花風水で運気アップが期待できる花
お花を風水として取り入れる場合、枯らさないようにする必要があります。先程も少し述べましたが、お花が枯れてしまうとせっかく飾ったお花の効果も半減してしまいます。
花風水で人気なお花を購入する前に、育てる環境を整えておくことで、花風水を長く楽しむことが出来るでしょう。
花風水で運気アップが期待できるお花は以下の通りです。
- 胡蝶蘭
- シンビジウム
- カサブランカ
- バラ
- ガーベラ
- ヒマワリ
それぞれのお花を詳しくご紹介します。
胡蝶蘭
胡蝶蘭には、運気を上げたり邪気を払ったりする効果があります。お祝い花として選ばれることの多い胡蝶蘭は、「幸福が飛んでくる」という花言葉が込められています。花言葉も運気を上げる大切なポイントです。
置き場所によって運気が異なるため、どの方角に置いたらよいのか調べてみるとよいでしょう。
胡蝶蘭は風通しが良く温かい場所を好むため、育ちやすい場所で管理することで、お花を枯らすことなく風水の効果を感じることができるはずです。
シンビジウム
シンビジウムは蘭の一種で、キレイな見た目と同様に、風水の効果も高く非常に運気アップに向いている花です。
とくに邪気を払う効果が抜群で、悪い気を追い出しながら良い運気を呼び込むことができます。玄関に置けば、悪い気を払い良い気だけを家の中に取り入れることができるでしょう。シンビジウム自体がとてもかわいらしい花なので、インテリアとして取り入れるのもおすすめです。
カサブランカ
花風水ではカサブランカは、オーラの浄化をする効果や癒す効果があるとされています。
生命力がとても強いのが特徴で、「生命力が強いと生気の力も強い」と考える風水では運気アップが期待できる花です。疲れたオーラを癒すために、寝室に飾るとリフレッシュできるでしょう。
また、心の状態を穏やかにする効果もあるので、ストレスの多い時期や心が乱れやすい時期に飾っておくとよさそうです。
上述したように毒性がありますので、ペットや小さいお子様がいる家庭では飾る場所には注意しましょう。
バラ
お花の代表格でもあるバラは、幸福を呼ぶ強いエネルギーを持っています。人やペットにオーラを授ける効果や、恋愛運を高める効果があるため、風水的にも人気が高いお花です。
バラにはトゲがありますが、このトゲは邪気やヤクを払う効果があるため、飾ることで悪い気を払うことができます。
色によっても効果が異なるため、調べて飾ると良いでしょう。
ガーベラ
ガーベラは、花風水では「恋愛運」「結婚運」に効果がある花と言われています。色にも意味があり、ピンク色のガーベラが、特にその効果を強く持っているようです。花言葉が「崇高な愛」なので、人に愛されたい人などは、その効果を得ることができるでしょう。ピンクのガーベラに白いガーベラを混ぜて飾ることによって、さらに「希望」という花言葉が生まれるのも特徴的です。どの色の良い花言葉があるお花なので、全種類風水に取り入れることができるでしょう。
ヒマワリ
ヒマワリは「陽」の気が強く、金運アップの効果を持っています。そのため、金運をアップさせたいという人におすすめの花です。ヒマワリは見た目からも元気をもらえるお花で、「私はあなただけを見つめる」「憧れ」という花言葉が込められています。
花言葉を見ると、恋愛運にも効果がありそうなお花ですよね。金運の効果が期待できる西の方向に飾ると、より運気を高めることができそうです。
部屋に飾って運気アップ!おすすめの飾り場所
花風水は、置く場所によってさまざまな運気アップが期待できます。とくに、風通しの良い場所や明るい場所に置くことで、運気を上げることができるでしょう。
おすすめの置き場所は以下の通りです。
- 玄関
- リビング
- トイレ
- 寝室
それぞれを詳しく見ていきましょう。
玄関
玄関は人の出入り口でもありますが、運気の出入り口でもあるので、悪い運気も良い運気も入ってきます。そのため、玄関にお花を置くことで、気を整えて良い気だけを家に向かい入れることができるでしょう。バラなど少しトゲがある植物を飾ると、悪い気だけを取り除いてくれるためおすすめです。お花を飾る場合は、枯れたお花や割れた花瓶を使用すると運気が下がるので、状態の良いお花を飾るようにしてください。
リビング
リビングは、基本的に過ごす時間が長く、家族全員が揃う場所です。そんなリビングにお花を置くことで、家族運や全体の健康運を上げる効果が期待できます。
リビングの環境が悪いと家族の健康運も下がるので、お花を置いてなるべく良い気を取り入れることが大切です。
あじさいは「家族団らん」という花言葉があるので、家族運の上がりやすいリビングにぴったりなお花といえるでしょう。
トイレ
トイレは風水的に、健康運・恋愛運・金運をつかさどる場所だとされています。水回りは悪い気が溜まりやすい場所ですが、とくにトイレは、薄暗くて小窓も無いことが多く、悪い運気が停滞しやすいです。そのため、トイレは常に明るく清潔にしておく必要があります。そんなトイレにおすすめなお花はガーベラです。ガーベラは1輪でも見た目がかわいらしく、明るい色も多いため、飾ることでグッとトイレを明るくすることができます。1輪置くだけでも風水は大きく変化するので、飾ってみてください。
寝室
寝室は身体を休める大切な場所です。仕事や学校で疲れた身体を休めるため、ゆっくりとした時間が流れる傾向にあり、全体的に「陰」の気が多く流れます。お花を置いて「陽」の気を取り入れることで、寝室に流れる悪い気をリセットすることができるでしょう。
寝室におすすめのお花は、シンプルで温かみのある品種です。とくにアイボリー系のお花を置くことで、眠りを妨げることなく陽の気を取り入れることができます。
子宝や恋愛運を取り入れたい場合は、ピンクのお花がおすすめです。こまめに換気をして、陽の気が巡りやすい環境を整えてください。
まとめ
部屋に飾るのに注意が必要なお花には、それなりの理由があることが判明しました。風水的な効果を期待したいのであれば、なるべく記事で紹介したお花は避ける他方が良いかもしれません。また、毒のあるお花は、口にすることで害が出る可能性があるので、必ずペットや子どもの手の届かない場所で管理しましょう。風水ではお花を飾ることも大切ですが、整理整頓や掃除も大切です。効果をより実感できるように、環境を整えてみてはいかがでしょうか。