花瓶の生け方にはバランスと下準備が重要|おしゃれに生けるコツ
花をおしゃれに生ける花瓶の生け方には花のバランスと下準備が重要です。
この記事では、花を花瓶に生ける際に下準備の仕方や、花を長持ちさせる花瓶の生け方、おしゃれに見える花と花瓶の比率など、花瓶に花を生ける際におさえておきたいポイントを解説しています。
自宅や職場などお気に入りの花を日常に取り入れ、毎日に彩りを加えたい方に最適な情報をお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
花瓶での上手な花の生け方には下準備が重要
花瓶での上手な生け方には下準備が重要です。具体的な下準備の方法を解説します。
- 余分な葉や蕾を落とす
- 水揚げをする
- 水切り
- 花瓶を用意する
以下で詳しく解説しますので、一つひとつ確認してください。
余分な葉や蕾を落とす
花瓶での上手な生け方の下準備では、はじめに花の余分な葉や蕾を落としましょう。花を選ぶ際には、鮮度や色合い、形状に注意しながら選ぶことが大切です。
また、花瓶に入れる前に茎の下部を切り、水に浸しておくと花がより長持ちします。
葉を取り除く際には、花の美しさを損なわないように注意しながら行いましょう。
バランスや配置にも気を配り、花瓶の形やサイズに合わせた生け方をすることがポイントです。部屋の雰囲気や目的に合わせて花を選び、生け方を工夫することで、美しい花のアレンジメントを楽しむことができます。
水揚げをする
次に、「水揚げ」を行います。水揚げとは、花が水を吸い上げやすくするために花の茎を切り、処置を施すことです。花の茎を切る際には、斜めに切ることで水の吸収がよくなり、花が長持ちする効果があります。切り口をきちんと広げ整えてあげれば、水を十分に吸い上げることができ、水分を葉や花に送り届けることができます。萎れかけても、再び生き生きと復活してくるでしょう。
また、花瓶には清潔さが求められるため、水を入れる前に花瓶をよく洗い、消毒することも大切です。
以下の項目で水揚げの方法について詳しく解説します。水揚げには主に以下の2つの方法があります。
- 水切り
- 深水
この2つを覚えておけば、元気がなくなった花も復活する可能性があります。ぜひ覚えておいてください。
水切り
「水切り」とは、花が水を吸い上げやすくするために花材の最下部を水中で切ることを言います。水中で切る理由は二つあり、一つ目は切り口から空気の侵入を防ぐため、二つ目は切り口の乾燥を防ぐためです。
切り口から空気が入ると導管内で気泡となり、水の移動が止まってしまうことがあります。せっかく水揚げのために切り口を整えても、気泡が入ってしまっては意味がありません。
もし水中で切ることが不可能な場合は、切ったら直ちに水につけましょう。
水切りを行う際には清潔な水を使用し、花瓶内の水を定期的に入れ替えることも大切です。これらの水切りの手順を正しく行うことで、花を長持ちさせることができます。
深水
前項の「水切り」で元気が戻らない場合に行いたい処置が「深水」という作業です。
深水は、水を深く張って水圧を高め、水を上げる方法です。
まず、バケツと新聞紙を用意してください。
次に、新聞紙で花首が下がったお花を巻いていきます。
新聞紙を巻く際の注意点として、花首を真っ直ぐに整え、茎の下が新聞紙から出るようにすることを心がけましょう。
新聞紙の端からクルクルと巻いたら、花首が真っ直ぐに固定されるようにギュッと新聞紙を巻きつけるようにします。
巻きつけたら、半分以上水を張ったバケツに、新聞紙で巻いた花をつけ、水から出ている新聞紙に霧吹きをして湿り気を与えましょう。
そのまま、半日から1日放置します。
時間が経ったら、新聞紙を優しく取り除きましょう。花に水が行き渡り、元気を取り戻した姿がみられるはずです。
花瓶を用意する
花瓶は、飾る花に合う口の広さや大きさを用意しましょう。口径が8cmくらいの花瓶であれば、花数が少なくても用意にまとめられます。口径が広いものは、ある程度の花数がないと花がばらけてしまうので、たくさん花がある際におすすめです。
最初に購入する花瓶は、高さ25cm前後のもの、12cm前後のもの、7cm前後の背の低いものといったように3種類ほどあると花も選びやすく、便利でしょう。高価でなくてもいいので、日常に花を取り入れる感覚で花瓶も選んでみてください。
ガラス製の花瓶であれば、水の減り具合や水替えのタイミングがわかりやすいので初心者の方には特におすすめです。
適切なサイズの花瓶を選び、花の種類に合わせて水の量を調整することで、美しいアレンジメントを簡単に自宅に飾ることができます。
花を長持ちさせる花瓶の生け方のポイント
花を長持ちさせる花瓶の生け方のポイントは以下の通りです。
- 飾る花の種類で水の量を変える
- 切り花の水は毎日替える
- 切り戻しをする
- ハサミや花瓶も清潔に保つ
- 栄養剤を効果的に取り入れる
以下の項目で詳しく解説します。花を少しでも長く楽しむためのコツをおさえ、実践してみてくださいね。
飾る花の種類で水の量を変える
花を飾る際には、花の種類に応じて水の量を調整する必要があります。
基本的には、花瓶の半分程度の水を入れておけば十分ですが、茎が柔らかく傷みやすいチューリップやガーベラなどは、水に浸かる部分を少なくすることが長持ちさせるコツです。2〜3cm程度の水が張っていれば問題ないでしょう。
反対に、茎が硬く丈夫な枝ものなどは、花器の8割くらいの水を入れましょう。そうすることで、硬い茎からもしっかりと水を吸い上げてくれます。
切り花の水は毎日替える
切り花の水は毎日替えましょう。花を長持ちさせるためには、水は清潔に保つ必要があります。毎日新しい水に取り替えることで、水を吸い上げやすくでき、花の鮮度や、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
水替えの際には花や茎の状態も確認しましょう。水に浸かっていた花茎にぬめりがついている場合はしっかりと流水で洗い流し、茎が少し柔らかくなっている箇所は水切りしましょう。単に水を替えるだけではなく、「水を清潔に保つ」という意識を忘れないようにしましょう。
毎日の水替えが難しい方は、花持ちのいいお花を選んだり、切り花が長持ちする栄養剤などを使ったりして対応しましょう。枝が丈夫な花材を選ぶことで、手間をかけずに長持ちします。
切り戻しをする
長時間水に浸かっている花茎は、時間の経過とともに自然に傷んでいきます。花を買ってきた日から2〜3日ほどは長めの丈で花瓶に飾れますが、その後は、花茎が傷んでしまう前に先端から1〜2cmを目安に、花を飾る前に行った水切りと同じように切り戻しを行いましょう。
茎が傷んで状態が悪くなると、花が茎から水分を吸い上げられなくなり、水分不足になってしまいます。
水切りを繰り返すと花は徐々に短くなっていくため、花の長さに応じて小さな花瓶や小ぶりのマグカップなどに移し替えましょう。
ハサミや花瓶も清潔に保つ
花を長持ちさせる花瓶の生け方のポイントとして、花や水が直接触れるハサミや花瓶も清潔に保つことも挙げられます。花や水が直接ふれるハサミや花瓶に雑菌が付着していると、水や切り口に雑菌がまわり、結果的に花にも雑菌が入ってしまいます。雑菌が増殖し続けてしまうと花は枯れやすく、長持ちしないでしょう。花瓶は毎日の水換えの際に洗うよう習慣づけることをおすすめします。
必ずハサミや花瓶は清潔に保ち、雑菌を増やさない努力を心がけることが大切です。
栄養剤を効果的に取り入れる
花瓶の生け方では、栄養剤を効果的に取り入れることが花を長持ちさせる秘訣です。
専用の栄養剤や鮮度保持剤などを使ってみましょう。
栄養剤や鮮度保持剤には糖分や殺菌剤が主成分となっており、切り花に必要な栄養を補給してくれたり、水を濁らせないための成分が含まれていたりと、花を元気にさせるのに有効です。
水替えの手間も減り、切り花も長持ちするので何かと重宝するでしょう。なかなか手入れができなくていつも持ちが悪いとお困りの方にもおすすめのアイテムです。
おしゃれな花瓶の生け方はバランスが大事!
切り花の下処理が終わったら、実際にお花を生けていきましょう。飾ったあとになんだかイマイチだなあと感じる原因は、花と花瓶のバランスが合っていないからかもしれません。おしゃれな花瓶の生け方にはバランスが重要です。バランスのよい花瓶のいけ方の黄金比率は以下の通りです。
- 基本のバランスは花材1:花瓶1
- 枝ものは花材2:花瓶1
- 小さなアレンジは花材0.5:花瓶1
以下の項目で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
基本のバランスは花材1:花瓶1
基本のバランスとして挙げられる比率は、花材1:花瓶1の割合です。
わかりやすくいうと、花瓶の長さと花瓶から出ている花の長さを同じ長さにするということです。花の長さを調整するときは、花瓶の長さの2倍を目安に切りましょう。
大きい花は高い位置に置かず、少し短めに切り重心を下げると安定します。
ひとつの花瓶の中にいくつか花を飾るときは、全て1:1の比率にするのではなく、差をつけてカットしてみてください。差をつけることでおしゃれに見えるでしょう。
枝ものは花材2:花瓶1
次に、長さのある枝ものを生けるときの黄金バランスを紹介します。
枝ものを生ける際は、花材2:花瓶1のバランスで飾りましょう。細く長くのびる花材は、重心が上がりにくいので大きく大胆に飾ることができます。
枝葉にボリュームがあって横に広がるものは、重みで花瓶が倒れてしまわないよう、安定感のある花瓶を選び、存在感のあるアレンジメントにしましょう。
小さなアレンジは花材0.5:花瓶1
小さなアレンジメントでは花材を花瓶の半分ほどの花材0.5:花瓶1のバランスで生けるとバランスがよく、こなれて見えます。
花自体にボリュームと重みのある花材を使うときは、茎を短く切り、重心を下げて全体的に低めに飾るとバランスもよく、小さなテーブルにも飾れるおしゃれなインテリアになりますね。
おしゃれに見える花瓶の生け方のコツ
おしゃれに見える花瓶の生け方のコツは以下の通りです。
- 花瓶の高さに合わせて飾る
- 同色の花をまとめて生ける
- 小さな花瓶に分けて飾る
- 主役と脇役で役割分担する
- ビー玉やシーグラスを花留めにする
- セロテープを活用する
- ワイヤーをうまく取り入れる
これらのポイントを意識して花を生けるだけで、見違えるほどおしゃれな花瓶のアレンジメントを作ることができます。ぜひ試してみてくださいね。
花瓶の高さに合わせて飾る
花瓶の高さに合わせて花を飾ることで、全体のバランスを整えることができます。
花屋などで購入した花束は、お花屋さんがデザインしてくれたものを既にバランスよく束ねているので、下準備をしつつ、もらった花束の状態のまま飾っても問題ないでしょう。
もらった花束の状態のまま飾るときは、できるだけ茎がしっかり水に浸かる大きめの花瓶を用意するのが花の状態を保てるため、おすすめです。
同色の花をまとめて生ける
同じ色の花をまとめて生けることで、おしゃれな花瓶のアレンジメントを作ることができます。花の色の統一感が生まれ、一層美しい雰囲気を演出できるでしょう。
同じ色の花を選ぶ際は、花の種類や形状も考慮し、バランスの取れたアレンジメントを心がけましょう。
小さな花瓶に分けて飾る
小さな花瓶に分けて花を飾ることで、また異なる花瓶の飾り方ができます。
それぞれの小さな花瓶に花を生けると、個々の花が際立ち、独自の美しさを放ちます。
小さな花瓶は、食品が入っていた空きビンや、グラスなどでも代用できます。身近にあるものを活用して気軽に生けられるのもメリットですね。
小さな花瓶に分けて花を飾ることで、より繊細で華やかな花瓶のアレンジメントを楽しむことができますよ。
主役と脇役で役割分担する
主役と脇役で役割分担することも、おしゃれに見える花瓶の生け方のコツとして挙げられます。
主役となる花を中心に配置し、その周りに脇役となる花やグリーンを飾ることで、バランスの取れたアレンジメントができるでしょう。どんな花がいいか具体的にわからなくても、フラワーショップで説明しやすく、問い合わせやすい利点もあり、おすすめのポイントです。
花瓶と花の生け方のバランスには花留めを活用しよう
次に、一段階上の花瓶のアレンジメントになる花瓶を使った生け方を紹介します。バランスがうまくまとまらないなあと思う場合、花瓶の差し口に比べて花の量が足りていない可能性や、花の高さが足りていない可能性があります。
そこで、以下のような「花留め」の方法を紹介します。
花留めとは、セロテープや、ワイヤーなど身近にあるものを使って、自分の理想のバランスで花をまとめ茎を固定したり、花と花瓶の高さが合わないときに、花束を包んでいる透明なセロファンや、ビー玉などを用いて底上げしたりする方法です。上手に使いこなせば、季節感の演出にも使えますよ。
- ビー玉やシーグラスを花留めにする
- セロテープを活用する
- ワイヤーをうまく取り入れる
以上の方法で花のバランスも合い、簡単に一味違ったアレンジメントとなります。ぜひ取り入れてみてください。
ビー玉やシーグラスを花留めにする
より魅力的な花瓶の生け方として、ビー玉やシーグラスを花留めにすることが挙げられます。
ビー玉やシーグラスを花瓶の底に何個も沈めておき、茎を挟んで花を固定すると、見た目も素敵で花留めにもなりますね。ビー玉は量も調整しやすく、ガラス製の花器におすすめです。また、花留めとしての役割だけでなく、季節感も出しつつビー玉やシーグラス自体も花瓶のデコレーションとして魅力的に見せることができます。ぜひおしゃれな花瓶のアレンジメントに、ビー玉やシーグラスを上手に活用してみてください。
セロテープを活用する
花瓶の差し口が花の量に比べて広くうまくまとまらない場合、セロテープを使って花を花瓶に固定することで花がしっかりと配置され、美しい形を保つことができます。
また、セロテープを使って花瓶の周りにリーフやグリーンを巻くことで、花瓶全体のデザインを引き締めることもできるでしょう。セロテープは簡単に取り外すことができるため、アレンジメントを変えたい場合にも便利です。ぜひセロテープを上手に活用して、おしゃれな花の飾り方を楽しんでください。
ワイヤーをうまく取り入れる
おしゃれな花瓶の生け方のコツとしてもう一つ挙げられるのは、ワイヤーをうまく取り入れることです。ワイヤーも色々な素材や色があり、ワイヤーを使うことで花をより自由に形作ることができます。
例えば、花の茎をワイヤーで支え、花瓶の形に合わせて花を自分の理想のバランスで花をまとめ、茎を固定します。ワイヤーをうまく活用することで、より個性的で魅力的な花瓶のアレンジメントを作ることができるでしょう。
花瓶の大きさごとのおすすめの花
最後に、花瓶の大きさごとのおすすめの花を紹介します。
- 大きい花におすすめの花
- 一輪挿しの花瓶におすすめの花
花を花瓶に飾って楽しみたいけど、どの花がいいかわからないとお困りの際はぜひ花瓶の大きさに合わせてバランスを取りやすい花を選んでみてくださいね。
大きい花瓶におすすめの花
大きい花瓶にボリュームのある花を生けると、迫力が出て見栄えもしますね。
花束をそのままの状態で生けたり、同じ種類の花をまとめて生けたりすると存在感が出ます。
大きい花瓶に花を生けるときは花びらが大きい花を選ぶと、よりダイナミックに仕上がるでしょう。
花の鮮度や形状に注意しながら、バランスの取れたアレンジメントを作りましょう。
- バラ
- 紫陽花
- シャクヤク
- カスミソウ
以下の項目で大きい花瓶におすすめの花を紹介します。
バラ
バラの花は花びらも大きく、花屋でも手に入りやすい王道の品種で、花瓶に生けるのにうってつけと言えますね。バラを花瓶に生ける際は、以下の点に注意しましょう。
- 花瓶をきれいに洗う
- 水につかる葉っぱをとる
- 切り花長持ち剤(延命剤)を入れ
- る
- 茎のぬめりをとる
- 毎日水を変える
上記で解説した下準備をしっかり行うことで、長く美しさを保ってくれます。
紫陽花
紫陽花は梅雨の季節に彩りを与えてくれる魅力的な季節の花として有名ですね。
紫陽花は水を吸いやすい特徴があるため、花瓶にたっぷりの水を入れて管理します。 ただし、茎全部が水に浸かる必要はなく、5〜10cmほどで十分です。花瓶や花の長さに合わせて調整してください。 花瓶の水はできるだけ毎日変え、清潔な状態を保ちましょう。
茎は少しずつ切り戻して新鮮な切り口を保つことで花が長持ちしてくれます。
シャクヤク
シャクヤクは、別名ピオニーとも呼ばれ、すらりと細い茎の先に咲く、華やかな大輪の花が特徴です。
大きな一輪の花、そして幾重にも重なる花びらの優雅な花姿はもちろん、爽やかさを感じさせる香りは香水などにも使われています。
シャクヤクの花は大きく、花が咲く際にはたくさんの新鮮な水が必要です。できれば毎日水を替え、水を吸いやすくするために、水に浸かっている茎の先も少しずつカットしましょう。ダイナミックで一際目を引くアレンジメントになりますよ。
カスミソウ
カスミソウは、細かく分枝する細い枝に1㎝ほどの小花をふんわりとたくさんつけ、どんなお花とも相性が抜群な花として重宝される花です。ブーケやアレンジメントの名脇役としても活躍しますが、たくさんのカスミソウで花瓶を飾っても素敵ですね。
カスミソウも、毎日水換えをし、たくさん水を吸わせるために茎の先端をカットすることで長く楽しむことができます。
カスミソウの花びらは水分量が少ないため、ドライフラワーにすることもおすすめです。
一輪挿しの花瓶におすすめの花
一輪挿しの花瓶におすすめの花は、シンプルで美しい花がよく合います。
一輪ずつ生けることで、個々の美しさを引き立てることができます。お部屋の雰囲気や季節に合わせて、お好みの花を選んで生けてみてくださいね。
- ガーベラ
- カーネーション
- コスモス
以下で詳しく解説します。
ガーベラ
ガーベラはシンプルな花瓶に一輪だけ挿すことで、ガーベラの色や品種のもつ魅力を引き出すことができます。ガーベラにはさまざまな種類があるため、水替え、切り戻しを毎日の日課にして長く楽しむことができるでしょう。
切り戻しをして背が低くなったら、間口の広い背の低い花瓶に飾ってもいいですね。いくつものガーベラを浮かせるように飾ることでまるでお花畑のような飾り方になり、最後まで可愛らしくおすすめの花です。
カーネーション
カーネーションも一輪挿しにおすすめの品種です。色もはっきりしたものが多く、一輪机に飾るだけで部屋全体も明るく見えます。
カーネーションも毎日水を替え、切り戻しをすることで長く切り花を楽しむことができます。
コスモス
コスモスは、細い茎の先に、大きく花びらを開く花で、一輪挿しにしても美しいです。
涼しい時期であれば、花もちは5~10日ほど持つでしょう。コスモスを選ぶ際は、茎に注目してください。茎がしっかりとしまっているものを選ぶことで、長く楽しむことができます。
花瓶の生け方に関するよくある質問
花瓶の生け方に関するよくある質問に回答します。
- 花がうまくまとまらないときはどうしたらいい?
- 花瓶の水は何日で替える?
疑問を払拭し、お気に入りの花瓶に花を飾りましょう。
花がうまくまとまらないときはどうしたらいい?
花の種類や形状によって、まとまり方が異なります。花の特徴をよく理解し、それぞれの花が際立つように配置してみましょう。花の高さやサイズにバリエーションを持たせることで、より動きや奥行きが生まれます。
セロテープや、ワイヤーなど身近にあるものを使って、「花留め」をすることもおすすめです。自分の理想のバランスで花をまとめ茎を固定したり、花と花瓶の高さが合わないときに、花束を包んでいる透明なセロファンや、ビー玉などを用いて底上げしたりする方法もあります。
花の特徴やバランスに注意しながら、まとまりのある美しいアレンジメントを作っていきましょう。
花瓶の水は何日で替える?
花瓶の水は毎日替えることをおすすめします。
何日も替えずにいると雑菌が繁殖し、花持ちのいい花でも弱りやすいです。
毎日の水替えの際に花や茎の状態をチェックをし、茎のカット部分に滑りが出ていたら切り戻しをしましょう。毎日の習慣にすることで忘れず、な状態を楽しめるでしょう。
まとめ
花を花瓶に生ける際の下準備の方法や毎日のお手入れ方法、花瓶の大きさごとの花との黄金バランスなどを解説しました。
花を花瓶に生ける際はポイントを意識しながら花を生けることで、おしゃれで美しい花瓶のアレンジメントを楽しむことができます。
お気に入りの花瓶を見つけ、毎日に彩りを取り入れてみてくださいね。