観葉植物の鉢18選と失敗しない選び方のコツ

観葉植物の鉢、どのように選んでいますか?「手ごろな価格がいい」「軽い方が扱いやすい」といった鉢に求める条件は人それぞれですが、鉢選びはもう少し慎重に行うのがおすすめです。「植物を元気に育てること、空間に映える見た目を実現すること」この2つを意識することで、植物に優しく、満足度の高い鉢を選ぶことができます。

この記事では、観葉植物の鉢選びで失敗しないための3つのポイントを解説します。さらに、鉢の素材別の特徴にも触れつつ、おしゃれな鉢カバー18選、植物と鉢をセットで購入できる通販サイトも取り上げます。ぜひ参考にしてください。

観葉植物の鉢が持つ重要な役割とは?

観葉植物を飾る際、鉢選びは植物選びと同じくらい重要なポイントとなってきます。それは、鉢には次のような2つの大きな役割があるからです。

  • 機能性:植物が健康に育つ環境を整える
  • デザイン性:植物や空間の見栄えを良くする

鉢は植物の成長を支える大切なパーツで、水分や酸素の管理を助けながら、その植物が快適に育つ環境を整える役割を果たします。また、鉢のデザイン次第で植物の魅力が引き立ち、空間全体の雰囲気にも影響を与えます。

では、鉢を選ぶ際にはどのような点に注意すればよいのでしょうか。次に、選び方のポイントを詳しく紹介します。

観葉植物の鉢選び|失敗しないためのポイントは3つ

観葉植物の鉢を選ぶ際に、押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • サイズ
  • 穴の有無
  • デザイン

鉢選びでは、つい見た目の好みだけで決めがちですが、適切な選び方をしないと、植物の成長やインテリアのバランスに影響を与えることがあります。

例えば、サイズが合わない場合は植物がうまく育ちませんし、穴の有無は鉢の使い方に大きく関ります。

失敗しない鉢選びをするために、3つのポイントを詳しく解説します。これから鉢選びをする方はぜひ参考にしてください。

サイズ

鉢を選ぶ際は、まず現在植物が入っている鉢の直径サイズを確認します。次に選ぶ鉢のサイズは、基本的に「ひと回り大きいもの」です。鉢は3cm刻みでサイズが変わるため、例えば12cmの鉢を使用している場合は、15cmの鉢を選びましょう。

ただし、植物が大きく成長している場合は「ふた回り大きいもの」を選んでも問題ありません。植物と鉢のバランスを見て判断してください。

鉢の高さに関しては、根が縦に伸びる植物には深い鉢、横に広がる植物には浅い鉢が適しています。しかし、根の張り方の確認は難しいため、その植物を検索し、一般的に使われている鉢の形状を参考にすると安心です。

穴の有無

鉢は、底に穴があるタイプと穴がないタイプの2種類があり、穴の有無によって使用方法が異なります。

  • 穴がある:植え替えて使用する
  • 穴がない:穴がある鉢に被せて使用する

穴がある鉢は、植物を直接植え替えて使用します。このタイプは水はけがよく、根腐れを防ぎやすいのが特徴です。底の穴は一つでも問題ありませんが、穴数が多い鉢やスリット付の鉢を選ぶと、通気性がより高くなり、植物にとって良いとされています。

穴がない鉢は、装飾用として使用するのが一般的です。鉢替えするときは、まず穴がある鉢に植物を植え、その鉢を穴なし鉢に入れて飾ります。ココヤシファイバーや麻布などのマルチング材を鉢の表面に敷けば、インナーポットが目立たず、見た目もおしゃれに仕上がります。

デザイン

鉢を選ぶ際は、形、色、柄や素材など、デザインにも注目して選びます。自分好みの鉢に植えられた植物は、特別感があり、眺めていて心地よいものです。空間全体をデザインするように、さまざまな鉢を見比べて選んでみてください。

例えば、選ぶ鉢によって、植物の見え方や空間の印象は大きく変わります。

丸形の鉢 柔らかな曲線が、穏やかで優しい空間を演出
黒色の鉢

コンクリート鉢

スタイリッシュでモダンな印象を与える
カラフルな鉢

柄のある鉢

空間のアクセントとなり、個性的な印象を与える
天然素材の鉢 自然な風合いが特徴で、ナチュラルテイストの空間にぴったり
金属製の鉢 独特の存在感で、洗練されたおしゃれな空間を演出

観葉植物の鉢の素材の種類と選び方

鉢の選び方では、「素材」にも注目することが推奨されています。これは、使用している素材によって鉢の特徴が異なり、その扱い方や使い勝手が大きく変わるためです。

上記の選ぶ際のポイントには含めていませんが、鉢の素材選びにおいては、次のような2つの視点で考慮してみてください。

  • インテリア性を重視:好みで選び、鉢の素材の特徴に注意して使用する
  • 実用性を重視:素材で選び、その中で好きなデザインのものを使用する

鉢の素材別に見るメリットデメリット

実用性を重視したい場合に参考になる、鉢の素材別メリットデメリットを紹介します。素材の特徴が気になる方は、一つの参考にしてください。

素材の種類 メリット デメリット
プラスチック ・軽量で持ち運びや管理が楽

・手ごろな価格で手に入る

・デザインが豊富

・蒸れやすい

・直射日光で割れる可能性があるため屋外に置く場合は向かない

陶器 ・デザインが豊富

・丈夫で高級感がある

・割れやすい

・重量がある

素焼き

(テラコッタ)

・空気や水分を通す素材

・多くの植物に適している

・割れやすい
木製 ・比較的軽量

・断熱性が高い

・腐食しやすい

・耐用年数が限られている

セメント

(コンクリート)

・耐久性が高い

・安定感がある

・重量があり、置き場所が限定される
金属

(ブリキ)

・丈夫で耐久性が高い ・熱が伝わりやすい

・蒸れやすい

ガラス ・透明感が美しい

・根や土もインテリアとして楽しめる

・ハイドロカルチャーに向いている

・割れやすい

・熱が伝わりやすい

・育成できる植物が限られる

観葉植物の鉢カバーおすすめ18選

観葉植物の鉢選びで迷ったときは、まずさまざまなタイプをチェックして、その雰囲気やデザインを知ることが大切です。

ここからは、観葉植物をより魅力的に見せ、空間をおしゃれに演出する鉢カバーを厳選して18種類紹介します。鉢カバーによって変わる植物の印象や雰囲気の違いをご覧ください。プレミアガーデンおすすめの観葉植物付きの商品とともに紹介します。

自然な素材感が魅力のナチュラルテイスト鉢カバー

幸福の木7号(鉢カバー付き)カルチベーター

紙こよりを使用したメイズ風のバスケット鉢カバーは、ナチュラルな雰囲気を演出してくれるのが魅力。自然素材より丈夫で、ささくれやカビ、劣化などに悩まされにくいのも特徴です。明るい色合いを選べば、明るく優しい雰囲気に、色のトーンを落とすとエスニックな雰囲気を楽しめます。

黒の鉢カバーでモダンスタイリッシュに

ストレリチアニコライ

ストレリチアニコライ8号(鉢カバー付き)ミュールミルLA-002MBk

黒色の鉢カバーは、植物をモダンでスタイリッシュな印象に仕上げます。その重厚感は植物の勢いある樹形を際立たせ、空間に洗練されたアクセントを加えます。シンプルながらも存在感あるデザインを求めている方におすすめです。

木製鉢カバーで温かみのある雰囲気を演出

オリーブ10号(鉢カバー付き)stemW1716

木製鉢カバーは、ナチュラルな雰囲気が魅力です。特に優しい色合いの鉢は、植物の美しさを引き立てながら、空間全体を優しい雰囲気で包み込みます。木製家具が多いカフェや部屋に取り入れると、統一感のある温かみのある空間を演出できるでしょう。

ホワイトカラーの鉢カバーで洗練された印象に

モンステラ7号(ラスターポット付き)

白色の鉢カバーは、洗練された印象を与えるのが魅力です。植物のグリーンを美しく引き立てつつ、空間になじみやすく、清潔感を演出します。特に丸みのあるフォルムの鉢を選ぶと、柔らかな雰囲気が加わり、空間全体が優しい印象に仕上がります。

自然味あふれるバンブー製鉢カバー

パキラ

パキラ7号(鉢カバー付き)カルチベータ01-7427

自然素材を使用した竹バスケットの鉢カバーは、植物との相性が抜群です。ナチュラルな雰囲気が魅力で、植物の持つ自然な美しさをそのまま引き立ててくれます。また、通気性に優れているため、インナーポットの環境を快適に保てる点でもおすすめです。

クール×ナチュラル鉢カバーでおしゃれに飾るバイカラー

サンセベリア8号(鉢カバー付き)stemB5237

麻などのナチュラル素材を使った鉢カバーは、温かみのある雰囲気を演出してくれます。中でもツートンカラーや柄物を選ぶと、インテリア性が高まり、鉢カバー自体がおしゃれなアクセントとして活躍します。ナチュラルテイストに遊び心をプラスしたい時に最適です。

ウッディなアンティーク調がおしゃれな鉢カバー

アガベ6号(鉢カバー付き)KONTON VL-U03R28E

赤茶色のセメント素材の鉢カバーは、ウッディでアンティークな雰囲気を醸し出し、植物の魅力を引き立てながら空間をおしゃれに演出します。高さ40cmと縦長デザインは、植物を視線の集まる高さに配置できる点でも魅力的です。

脚付き鉢カバーで上質な印象に

コルジリネオーストラリス7号(鉢カバー付き)stemF9854

脚付きの鉢カバーは、観葉植物に高さを出すことができ、その魅力を一層引き立てます。スタイリッシュなフォルムが空間を洗練された印象に仕上げ、ワンランク上のおしゃれな演出が可能です。また、脚は取り外し可能で、直置きスタイルも楽しめます。

柔らかい雰囲気を演出する卵型鉢カバー

フィカスベンガレンシス8号(鉢カバー付き)カルチベーター01-1678

グレーの鉢カバーは、どんなインテリアにもなじみやすく、取り入れやすいのが魅力です。卵型の優しいフォルムと柔らかな素材感が相まって、落ち着きのある、温かみある空間を作り出してくれます。

ビビッドカラーがインパクト抜群の鉢カバー

コーヒーの木8号(鉢カバー付き)KONTONVT-011B10V

ビビッドなブルーカラーの陶器鉢カバーに植物を入れると、和風モダンな雰囲気を演出してくれます。鮮やかな色合いが空間に映え、インパクトは抜群。植物を際立たせながら、その存在感を強調したい時にぴったりです。

スクエア型鉢カバーで都会的で洗練された印象に

ゴムの木10号斑なし(鉢カバー付き)stemF9823

コンクリート調の鉢カバーは、スタイリッシュで都会的な印象を与え、空間を引き締めるクールな魅力を持っています。丸い葉を持つ植物と組み合わせると、優しい雰囲気を程よく抑えながら、スマートで洗練された印象に。四角い形は壁や家具などの直線的なラインに合わせやすく、きれいにまとまります。

六角形鉢カバーでユニークな印象に

ポトスヘゴ10号(鉢カバー)KONTONCT-006W13E

六角形の鉢カバーは、丸の柔らかさと四角のクールさを兼ね備えています。定番の形ではなく、ちょっとユニークな形の鉢を選んでおしゃれを楽しみたい時におすすめです。ホワイトカラーを選べば明るく爽やかな雰囲気に、グレーやブラックを選ぶとシックでモダンな印象を楽しめます。

重厚感ある鉢も模様で爽やかな印象にドラセナストライプ

ドラセナホワイトストライプ8号(鉢カバー付)KONTONAB-S01H412E

鉢に独特な模様のある鉢を選ぶことで、オリエンタルな印象を持つドラセナも、都会的で洗練された雰囲気に。重量感のある素材感は高級感を演出しつつ、模様のデザインによって爽やかさが加わり、空間全体を明るく柔らかな雰囲気に演出してくれます。

スマートで洗練された印象の鉢カバー

ミルクブッシュ6号(鉢カバー付き)stemF1810White

背が高く細身の鉢カバーは、枝葉を大きく広げる植物もスマートでスタイリッシュに見せてくれます。特にデザイン性の高い樹形を持つミルクブッシュとの相性は抜群で、オリジナリティあふれるアートな雰囲気を演出。シンプルながら、視線を引き付ける抜群の存在感を放ちます。

モダンさと自然感が融合したおしゃれな鉢カバー

シュロチク

シュロチク10号(鉢カバー付き)KONTONCT-005C46E

ハンドメイドな雰囲気が漂うストライプ柄の鉢カバーは、木肌を思わせるデザインで、モダンさと自然感が融合したおしゃれな印象を与えます。シュロチクと組み合わせるとスタイリッシュな空間を演出し、サボテンと組み合わせれば民族雑貨のようなエスニックな雰囲気に。様々な植物と組み合わせたくなる魅力的な鉢カバーです。

北欧風スタイルにおすすめな鉢カバー

トネリコ

トネリコ8号(鉢カバー付き)KONTONAS-FQ6X13E

アンティークな雰囲気を楽しみたい時におすすめな鉢カバーです。特殊加工による個性的なヴィンテージ調の仕上がりが特徴で、北欧や西洋風の空間演出にぴったり。どんな種類の植物とも相性がよく、ナチュラルテイストにまとめ上げ、爽やかな印象を楽しませてくれます。

近未来的でスタイリッシュな鉢カバー

ウンベラータ

ウンベラータ8号(鉢カバー付き)stemF9801

マットな質感と独特なフォルムが特徴の鉢カバーは、近未来的なデザインで空間を洗練されたモダンな雰囲気に。一見、自然の植物とは対照的な印象ですが、組み合わせるとスタイリッシュでクールな空間を演出してくれます。ウンベラータのようなハート型の葉を持つ植物と合わせると少し柔らかな印象に、サンセベリアなどシャープな樹形の植物と合わせると、都会的な印象を楽しめます。

高級感漂う洗練されたスタイルの鉢カバー

ベンジャミン8号(鉢カバー付き)ミュールミルTL012-1LBk

デザイン性の高い鉢カバーは、そのまま単体で置いてもおしゃれ。植物と組み合わせることで、インテリア性がさらに高まり、空間全体に洗練されたエレガントな雰囲気を与えます。高級感漂う鉢カバーは、カフェやオフィス、リビングなど、「空間の顔」となる観葉植物に特におすすめです。

初心者に方は観葉植物と鉢のセット購入がおすすめ

鉢には選び方があり、初めての購入では特に悩まされるかもしれません。そんな時におすすめなのが、観葉植物と一緒に鉢を購入してしまう方法です。身近な花屋やホームセンターではスタッフからアドバイスをもらえますし、通販サイトなら全体像を見ながらのセット購入が可能です。

植物と鉢を一緒に購入することで、以下のようなメリットを得られるのもポイントとなってきます。

  • 自分で探して選ぶ手間が省ける
  • 購入後、そのまま飾ることができる
  • 植物と鉢を合わせたときの雰囲気がわかる
  • コーディネートの仕方が学べる
  • インテリアや部屋の雰囲気と合うかを確認できる(通販サイト)
  • 植え替えの手間が省ける
  • 自分の選んだ鉢への植え替えによる、植物の弱りを避けられる

鉢選びの負担がなければ、気軽に観葉植物を迎えられると感じる方も多いのではないでしょうか。初心者の方はもちろん、植物を買い足す際にも、セット購入がおすすめです。

鉢付き観葉植物選びはプレミアガーデンにお任せ

観葉植物の鉢を選ぶ際は、3つのポイントを抑えると必要とする鉢が見つけやすくなります。

  • ひと回り大きいサイズ
  • 穴の有無
  • 自分好みのデザイン

お気に入りの観葉植物を飾るなら、好きな鉢を選んで見た目を整えるのがおすすめです。鉢の素材が気になる場合は、素材を決めてからその中で好みの鉢を選ぶのもよいでしょう。

もし、鉢選びに悩んでいるなら、植物と鉢をセットで購入できる通販サイト「プレミアガーデン」の利用がおすすめです。さまざまな鉢カバーを取りそろえ、サイト内では植物を組み合わせた全体写真が掲載されています。自宅やオフィスで閲覧すれば、その場の雰囲気に合うかどうかの確認も可能。お気に入りを見つけたら、注文から発送までスムーズに完了させられます。

「プレミアガーデン」で、おしゃれな観葉植物と鉢カバーを手に入れて、グリーンのある空間デザインを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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