フラワーアレンジメントの水やり方法は?長持ちさせるコツ
お誕生日などお祝いのギフトでもらった事がある方も多いフラワーアレンジメント。
吸水させたスポンジにお花をさしてあるので、お手入れが簡単なのが魅力ですが、貰ったあとどうしたらよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
せっかくなら綺麗な状態で長持ちさせたいですよね。この記事では、フラワーアレンジメントの管理方法や、長持ちさせるコツをご紹介します。
フラワーアレンジメントの水やり方法は?
もらったら飾るだけで管理が必要なさそうに見えるフラワーアレンジメントですが、実はきちんと管理してあげる事で綺麗な状態をより長持ちさせる事が可能です。
お手入れ方法は、基本的には花束でもらう切花と変わりません。
必要なのは、水やりと枯れてしまった花や葉を取り除いてあげること。
フラワーアレンジメントに使用しているお花は、オアシスと呼ばれる吸水させたスポンジにさす為に短くカットしているので、花束よりも少し寿命は短いですが、きちんとお手入れしてあげれば、最後の一輪までお花を楽しむ事ができますよ。
まずは、フラワーアレンジメントの水やり方法について詳しくご紹介します。
吸水スポンジは常に湿った状態を保つ
フラワーアレンジメントにさしてある切花は、吸水させたスポンジからお水を吸って生きています。このスポンジが乾いてしまうと、お花は吸水できずに枯れてしまうので、吸水スポンジは常に湿った状態を保ちましょう。
水やりの方法は、お花をかき分けるとスポンジ部分が見えるので、そのスポンジに水をさしてあげてください。水は水道水でかまいません。
あまり多く水を足してしまうと、スポンジが吸水しきれずに器の底に水が溜まってしまいます。溜まった水は腐りやすく、アレンジメント全体が傷んでしまう原因になるので、スポンジが吸水できる程度の水やりを心がけましょう。
季節によって水やり頻度を変える
水やりの頻度は季節によって変えてあげるとよいでしょう。
気温が高く、水が蒸発しやすい夏場は1日おきに、気温が低く花が長持ちしやすい冬場は1日〜3日おきが目安です。
夏場は気温が高い分、水が腐りやすいので、スポンジから水があふれでて器の底に溜まってしまわないよう、より注意を払ってあげましょう。
フラワーアレンジメントの寿命は
先ほどご説明した通り、フラワーアレンジメントに使用しているお花はかなり短く切ってあるので、花束よりはお花が持ちません。
もらったまま水やりをしないで置いておくと、数日ほどで枯れてしまう事も多いです。
夏場と冬場、季節によっても変わりますが、寿命は1週間前後と考えておくと良いでしょう。しかし、上手に管理すれば、最後の一輪まで楽しむ事ができますよ。
アレンジメントを長持ちさせるには
大事な日にせっかくいただいたフラワーアレンジメントは、なるべく長持ちさせたいものです。それが記念日や、大切な方からの贈り物なら尚更、綺麗な状態で飾っておきたいですよね。
フラワーアレンジメントを長持ちさせるには、いくつかコツがあります。ここからご紹介するのはどれもすぐに実践できる簡単な作業なので、ぜひ実践してみてください。
ラッピングをはずす
綺麗なリボンやラッピングペーパーは、せっかくならそのまま飾っておきたいと思ってしまいがちですが、お花を長持ちさせるためには外してあげましょう。
セロファンに包まれた状態のままだと、中が蒸れて痛みが進む原因になってしまいます。
切り花は風通しを良くしてあげた方が長持ちするので、アレンジメントの器以外のラッピングは全て外してから飾りましょう。
これだけでも、そのまま飾るよりぐっとお花が長持ちしてくれます。
花に水がつかないようにする
スポンジに水を足すときには、お花の花びらにお水がかからないように気をつけてください。フラワーアレンジメントはお花同士が入り組んでいて、水やりがしづらいかもしれませんが、先の細いジョウロやスポイトでお水をあげると安心です。
ジョウロやスポイトがない場合は、キッチンにあるジャーなど注ぎ口のある器を使用すると、水やりがしやすいですよ。
花に水がかかってしまうと、そこから花の痛みが進みやすく、腐ったお花はまわりのお花が枯れるのも早めてしまいます。
水はお花自体にかからないように、スポンジのみに水やりをする事を心がけてください。
植物によっては霧吹きで葉水を与える
お花にみずがかかるのは厳禁ですが、実は葉っぱは葉の裏側からも葉水といって吸水することが可能です。
アレンジメントに入っているお花や葉物の種類にもよりますが、葉っぱが入ったアレンジメントの場合は、葉水をしてあげる事でも乾燥を防ぎ、より長持ちさせることができます。
お花が減ってきた部分には、葉物をさしかえて空いた部分を埋めるように生けなおしてあげると、綺麗な状態で飾っておくことができるので、試してみてくださいね。
水の中に栄養剤を入れる
吸水させるお水に長持ちの栄養剤をいれるという方法もあります。
切花の栄養剤は、お花屋さんで切花を買ったときに小さな袋でもらえる場合もありますし、園芸店でも販売があります。
栄養剤を水に混ぜる事で、水の中で菌が増殖するのを防ぐ効果もあるので、スポンジに吸水させるお水に混ぜてあげるとより効果的です。
栄養剤はお水に対して入れる量が決まっているので、ペットボトルなどにまとめて作ったものを、数日に分けて使うと無駄なく使用することができますよ。
置き場所に注意
フラワーアレンジメントの置き場所にも注意してみましょう。
切花は、直射日光の当たらない、風通しの良い場所を好みます。また、エアコンの風が直接当たる場所は乾燥してしまうので、避けましょう。
冬場の暖房をつかう季節は、暖かい部屋の中より玄関に置いてあげた方が、花持ちが長くなるのでおすすめです。
夏場はお花が蒸れやすく花持ちが悪くなりがちなので、風通しのよいなるべく涼しい場所を選びましょう。
傷んだ花は取り除く
花が痛むと、傷んだ花からはエチレンガスが発生し、花の老化を早めてしまいます。
水やりをする際にはアレンジメントをよく観察して傷んだ花や、枯れている花は取り除きましょう。
また、同様の理由から、エチレンガスを発生させるりんご、メロン、アボカドなどの近くに飾ると花が早く枯れてしまう原因になるので気をつけてください。
スプレーバラなど同じ茎からいくつか蕾が出ている場合は、開花にエネルギーを使うため、いくつか切り落としてあげると咲いているお花が長持ちしやすいです。
最後までお花を楽しむ方法とは
生花は生き物なので、少しずつ枯れていってしまうのは仕方がないもの。
しかし、せっかくの大切なフラワーアレンジメントですから、最後の1輪まで楽しみたいですよね。
特に大きなアレンジメントの場合は、枯れた花が多くなってくると隙間が目立ってしまうのでこれからご紹介する方法で、生けなおしてみてください。
茎を切り戻して花瓶にいける
枯れた花が増えてアレンジメントの中に隙間が出来てきたら、思い切ってアレンジメントから花を抜いてしまいましょう。
一輪ずつ、水の中で茎を切り戻し(先を少し切ってあげること)をして、小さな花瓶に生けなおしてあげると、まだまだ綺麗に飾ることができますよ。
アレンジメントに使われているお花は、かなり短くカットされている場合が多いので、小さな器を花瓶がわりに生けるのもおすすめです。
短くて小さな小花も、お皿に浮かべるように飾ってあげると、お店のようなディスプレイが簡単に完成します。
残っている本数が多い場合には、色やお花の種類でいくつかの小さな束に分けて、数箇所に飾りなおしてあげるとお部屋がより華やかになります。
ドライフラワーにする
残ったお花を乾燥させて、ドライフラワーとして飾るのも素敵です。
特にかすみ草など、もともと水分量の少ないお花は短時間でも綺麗なドライフラワーになります。
茎が短い花は、空き瓶につめてハーバリウムのように楽しんでみたり、お皿に並べてパフュームをふりかければ簡単にフレグランスとしても活用できて楽しめますよ。
フラワーアレンジメントの処分方法は?
意外と知らないのが、フラワーアレンジメントの処分方法です。
フラワーアレンジメントにはさまざまな素材が使われているので、処分する場合はそれぞれバラしてから捨ててください。
大きく分けると生花は可燃ゴミ、スポンジ部分のオアシスは不燃ゴミになります。
自治体によっては、プラスチックゴミに分類されていることもあるので、住んでいる地域の案内を確認してから処分するようにしましょう。
また、オアシスを処分する際はぎゅっと絞って、水分を切ってから処分するのもお忘れなく。
アレンジメントに使われている器は耐水性があり、別の用途で使えるものも多いので、ぜひ新たな用途で活用してみてください。
フラワーアレンジメントの魅力とは
手軽に飾ることができ、そのあとのアレンジも楽しいフラワーアレンジメント。
フラワーアレンジメントの楽しみ方がわかったところで、フラワーアレンジメントを贈る際のメリットや魅力についても見ていきましょう。
デザイン性の高さ
まずはそのデザイン性の高さです。小さな器の中に美しいバランスで生けられた切花は、デザイン性が高く、相手を喜ばせることができるでしょう。
器が凝っているものもあり、その場合はお花が終わったあとも楽しむ事が出来るのも魅力です。
色や雰囲気で美しくコンパクトにまとめられたアレンジメントは、お部屋に飾るだけでぐっと華やかになり、見ているだけでも心が癒されます。
花束より渡しやすい
コンパクトで荷物にならないので、持ち帰りやすいのもフラワーアレンジメントの特徴です。花束はまっすぐに立てて持ち帰る必要があり、持ち運びに気を使わなければなりませんが、フラワーアレンジメントなら袋に入れて持ち運べるので贈った相手の負担も少なく、持ち帰りに困ることはないでしょう。
すぐに飾れる
花瓶がなくてもそのまま置くだけで飾ることができるので、お見舞いのお花としても人気があります。
花瓶に生けたり、水替えをするのに花瓶を洗ったりする手間がないので、忙しい方へのプレゼントにはぴったりです。
フラワーアレンジメントを贈るなら通販がおすすめ
フラワーアレンジメントをギフトで送るなら、通信販売での購入がおすすめです。
大切な方への贈り物なら尚更、相手の好みも考えながら、ゆっくり時間をかけて選びたいものですよね。
通販なら、ご自宅で空いた時間にゆっくりと商品を選ぶことができますよ。
種類が豊富
通販をおすすめする理由は、まずはその種類の豊富さです。
店舗で購入する場合は、その日の仕入れや店舗にあるお花な状況によっても作れるアレンジメントが変わってしまうこともあります。
通販サイトで購入すれば、そのような心配がなく、豊富な種類のアレンジメントを写真付きで比較して、選ぶことが可能です。
わざわざ店舗に行かなくてもいい
店舗で購入する場合、お店のある場所を調べて、時間をかけて店舗に行く必要があります。営業時間も限られているので、時間をつくるのが難しい場合もあるでしょう。
通販なら、自宅や外出先、どこからでも自由な時間に購入ができるので、店舗に行く必要はもちろんありません。
鮮度がいい花を直接届けてもらえる
生花を贈りたいと思ったときに意外と悩むのが、いつ購入したらよいかという点です。
生花は生き物なので、早くから買って置いておくことはできません。渡したい日の当日か、早くても前もって買えるのは前日くらいまででしょう。
通販なら、希望の日に直接相手のご自宅へのお届けもできるので、鮮度の良いお花を綺麗な状態で配送してもらうことができます。
渡すまでの持ち運びの間に花が傷んでしまうリスクがないのは嬉しいですよね。
プレミアガーデンのフラワーアレンジメント
プレミアガーデンはこちら
通販でフラワーアレンジメントを探すなら、プレミアガーデンがおすすめです。
プレミアガーデンは、通販に特化しており、贈る相手のイメージにぴったりのアレンジメントを豊富なカラーやサイズ、雰囲気から選ぶ事ができますよ。
今回は、そんなプレミアガーデンの通販サイトの中から、贈り物にぴったりのフラワーアレンジメントを雰囲気別にご紹介します。
ピンクでまとめた大人っぽいフラワーアレンジメント
ご自宅用として飾るのも◎大人なイメージのアレンジメントフラワー
優しい雰囲気のピンク色のバラの中に、スタイリッシュな大人っぽい色のカラーを合わせた大人っぽいフラワーアレンジメントです。
ピンク色のアレンジメントは可愛らしい雰囲気になりがちですが、グリーンの葉物や赤系のカラーが入る事で、ぐっと大人っぽい印象のアレンジメントにまとまっています。
ピンクのバラの花言葉の中には「感謝」の意味もあるので、日頃の感謝の気持ちをお花に添えて贈るにはぴったりのアレンジメントになっています。
紫のお花を贅沢に使用したフラワーアレンジメント
大人っぽいシックな雰囲気が好きな方に贈るなら、パープル系のお花をぎゅっと贅沢に集めたアレンジメントはいかがでしょうか。
濃さの違う何種類ものパープルのお花が美しいグラデーションになっており、どこから見ても美しく見えるラウンド型のアレンジメントです。
ナチュラルな雰囲気のフラワーアレンジメント
ナチュラルな雰囲気で幅広いシーンにおすすめのアレンジメントフラワー
おしゃれな雰囲気の方に贈るなら、白とグリーンを基調にしたナチュラルなフラワーアレンジメントがおすすめです。
自然や調和、安らぎを感じさせてくれる白とグリーンのアレンジメントは、お部屋に飾るだけで心が癒され、リラックスする効果が期待できます。
ナチュラルな色合いはどんなお部屋にも馴染み、飾るだけでぐっと洗練されたお部屋に感じさせてくれるアレンジメントです。
カラフルで豪華なフラワーアレンジメント
レストランなどの開店祝いや、長年お世話になった方の送別のお花、大切な方への贈り物には、カラフルなお花をふんだんに使った豪華なアレンジメントも素敵です。
ピンクやオレンジなど、発色の良いお花を集めたアレンジメントで、開店祝いのお店に飾ればその鮮やかさは格別でしょう。
様々なカラーが絶妙なバランスで配置されているので、どこから見ても美しく、写真栄えも期待できるアレンジメントです。
まとめ
今回は、もらったフラワーアレンジメントの管理の仕方や長持ちさせるコツをご紹介しました。水やりや、お手入れする時間もゆっくりお花と向き合って行うと、心を豊かにする時間に変わるのではないでしょうか。
フラワーアレンジメントをもらった際には、ぜひ簡単なお手入れからトライして、大事なお花をより長く楽しんでくださいね。