バースデーには花を贈ろう!喜ばれる花束の選び方のコツ
誰にとっても1年に1度巡って来る特別な日。大切な人のバースデーには、花束を贈ってお祝いの気持ちを伝えてみませんか?
バースデーに花束を貰うと特別な気持ちになりますよね。それは季節を彩る花には、人を魅了して癒してくれるパワーがあるからでしょう。
少し工夫するだけで、花束はお互いにとってかけがえのない思い出を残してくれるはずです。
この記事では、バースデーにぴったりな花束を選ぶためのポイントや、相手に合わせた花束の種類の決め方などを解説します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
バースデーに花束を選ぶコツ
バースデーギフトとしての花束は、オーソドックスで面白みがないと感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし、花束は年齢や性別を問わずに喜ばれる失敗のないギフトです。
では、どんな花束にすれば相手に心から喜んで貰えるでしょうか。
まずは、贈る相手に喜んでもらうための花束を選び方のコツをご紹介します。
好きな色で選ぶ
花束を贈る際には、まずは予算を決めます。その上で、相手の好きなカラーをメインにして花束をオーダーしてみませんか?
好きな色が分からない場合は、相手のイメージに近い色で選んでもいいですね。その際には、「あなたをイメージして花束を作ってもらったんだよ」と伝えるとより喜んでもらえるはずです。
例えばピンクをメインにした場合は、優しい雰囲気の花束になりますし、ブルーをメインにホワイトを取り入れるとクールな印象になります。
さらにオレンジと黄色を組み合わせれば、明るくパワフルな人にぴったりな花束になるでしょう。
相手の誕生花で選ぶ
次におすすめするのは、誕生花でチョイスする方法です。
季節ごとに咲く花は、国や宗教によっても異なり各国の風土によっても変わります。日本には日本の気候に合った誕生花がありますので、花束を贈るときの参考にしても良いですね。
ここでは、月別に日本とアメリカの誕生花を紹介しましょう。
月 | 日本 | アメリカ |
1月 | スイセン | カーネーション |
2月 | フリージア | プリムローズ(プリムラ) |
3月 | スイートピー | スミレ |
4月 | サクラ | デイジー |
5月 | カーネーション | スズラン |
6月 | バラ | バラ |
7月 | ユリ | デルフィニウム |
8月 | ヒマワリ | グラジオラス |
9月 | リンドウ | アスター |
10月 | コスモス | マリーゴールド |
11月 | ガーベラ | キク |
12月 | ストレリチア | セイヨウヒイラギ |
6月は誕生花が同じですが、他の月はそれぞれ違うところが面白いですね。
11月のアメリカの誕生花は、日本では仏花として利用されることが多い菊ですが、アメリカではお祝い花として使われている点も新鮮です。
お手入れの手軽さで選ぶ
花の扱いに慣れていない男性に花束を贈るときには、お手入れがしやすいものをプレゼントすると喜ばれます。
例えば、ラッピングにエコゼリー入りのカップが組み込まれており、そのまま飾ることができるブーケもおすすめです。
生花はデリケートなので、長持ちさせるには工夫が必要になります。一人暮らしの男性には少々重荷になる可能性もあるでしょう。
そんな場合は、お水を与えるだけで育つ観葉植物やサボテンなども候補に入れてみてはどうでしょうか。
可愛くラッピングすれば立派なバースデーギフトになりますし、素敵な花言葉が込められているアイテムも多いですよ。
贈る花束の種類はどうやって選ぶ?
フラワーギフトには、たくさんの種類があります。
選び方や贈り方によっても、印象が全然違うので配慮が必要になるでしょう。どんな場面で渡すのか、持ち帰るときに邪魔にならないかなどもチェックポイントです。
ここでは、相手が心から笑顔になれるような花束を選ぶコツを紹介します。
シーンに合わせて選ぶ
あなたはどんなシチュエーションで、相手に花束を渡すのでしょうか?例えば、レストランで食事をしながら、お家デートの最中にサプライズで渡すなど、シチュエーションによっても適した花束は変わってくるでしょう。
外出先で渡す場合は、事前に用意した花束が傷まないような工夫も大事です。
できれば待ち合わせの時間に合わせて、レストランに花束を届けて貰うなどの工夫をすると良いですね。
また相手が電車やバスなどで帰る場合も考慮して、花束といっしょに袋を準備するのもおすすめです。
花束を注文する際に、花屋さんに相談すれば用意してくれる可能性があるので尋ねてみましょう。
ギフトの種類で選ぶ
フラワーギフトには本当にたくさんの種類があります。
バースデーには定番の贈り物である花束ですが、フラワーギフトの種類によってもまったく印象が違うものになりますよ。ここでは人気があるギフトの種類を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
・生花(花束)
花束にも色々なタイプがあります。片手で持てるミニサイズから、抱えきれないほどのビックサイズまで多彩です。
相手の好みにもよりますが、豪華に見える花束にするのならロングスタイルがおすすめです。(一般的には60cm以上のものをロングと言います。)
こちらはラッピングによってボリュームを出すことができるので、華やかな場に適したスタイルと言えるでしょう。
また、女性には丸みがありコロンとしたサイズ感のラウンドブーケがおすすめです。こちらはプチサイズなので持ち運びしやすい点がメリットでしょう。
・アレンジメント
フラワーアレンジメントは最初からカゴや器に花を美しくデコレーションしてあるので、そのまま飾れるのが魅力です。また、花と一緒に小さなぬいぐるみやバルーンを付けて贈る方法もあります。
こちらはスポンジに花を挿しているので、定期的に水を足してあげてください。
花器がなくても飾ることができて便利ですが、夏場など花が傷みやすい時期の取り扱いには注意が必要です。
・フラワーボックス
フラワーボックスとは、箱の中に花をきれいに並べたスタイルのギフトです。メリットは、渡す場所を選ばないことや、持ち運びしやすい点でしょう。
また、蓋を開けるまでは何が入っているか分からないので、ワクワク感も楽しめますし、サプライズにも向いています。フラワーボックスの中に指輪などのアクセサリーをしのばせるのもおすすめですよ。
ただし、生花の場合は傷みやすいのがデメリットです。夏場など花が傷みやすい時期には、耐久性があるアーティフィシャルフラワーなどを使う方法もあります。
花言葉に込められた意味で選ぶ
それぞれの花に込められている花言葉は、ギリシャ神話に深く関わり合いがあると言われています。
しかし花言葉の正式な起源は解明されていません。したがって、国や宗教、また気候や風習によっても花言葉が違うのです。
あなたがもし花選びに困っているのなら、花言葉に込められた意味で花をセレクトするのはどうでしょうか。
ただし、花言葉にとらわれ過ぎて気に入った花があるのに贈れないのは本末転倒です。花の中には少し怖い花言葉を持つものもありますが、そんなときは、誤解のないようにメッセージを添えて贈るのがおすすめですよ。
バースデーに宅配で花束を贈るときの注意点
誕生日には、直接会ってお祝いしたいものですが、どうしても当日に会えないときや、相手が遠方に住んでいるときには通販サイトで注文してお届けしてもらう方法があります。
そうは言っても、ネットで注文するのは少し不安に感じる方もいるかもしれません。
失敗しないためには、花の通販サイトをよく吟味しましょう。
ネットでの買い物は、写真でイメージしていたものよりもサイズが小さかったという失敗が多いです。高さや奥行きなどのサイズが記載されている通販サイトで購入すれば、想像通りの花束を購入することができますよ。
また、宅配で花束を届けるメリットは、サプライズ感があることです。当日に会えなくても確実に相手の方にプレゼントを渡すことができるので、人気があるサービスになっています。
しかし、花束は生物なので、贈る相手の都合を必ず聞いておきましょう。受け取ってもらえないと、せっかくの花束が傷んでしまいます。
バースデーの花束のオーダー方法
花屋で花束をオーダーする際には、いくつかのポイントがあります。
イメージしていたものと違う……という失敗をしないように、以下の点を必ず伝えるようにしましょう。
使い道・予算を伝える
花束をオーダーする際は、まずどんな用途で贈るのかを店員さんに伝えてください。
例えば「彼女の誕生日プレゼントとして贈りたい」というように、具体的に伝えると良いでしょう。
次に、予算を伝えます。予算が3000円以内であれば、花の本数が少なめになるので茎を短めにそろえたブーケがおすすめです。
また5000円以上の予算になると、どんなスタイルの花束でもある程度は豪華に見せることが可能になります。
ネットショップで購入する場合は、金額に応じた花束の画像を見ることができるので、実際の花束のイメージが掴みやすいですよ。
贈る花束のイメージを伝える
次に、あなたがイメージする花束のイメージをできるだけ詳細に伝えてください。
例えば「ピンク色でまとめてほしい」、「赤いバラを入れたい」、「明るい色味の花束にしてほしい」などです。
花束を注文するのが初めてで何もわからない時や、恥ずかしいときはお任せでも良いでしょう。
相手はプロなので、あなたの希望する花束を作ってくれるはずです。その場合は、贈りたい相手の性別や年齢・どんな雰囲気の方なのかを伝えると良いでしょう。
バースデーには枯れないフラワーギフトもおすすめ
バースデーに花のプレゼントを貰うのは、女性にとっては憧れです。
特に好きな男性からであれば、いつまでも枯れないで欲しいと願う女性もいるでしょう。そんな方におすすめなのは、枯れないフラワーギフトです。
枯れない花は、お手入れの必要がなくインテリア性が高いのがメリットになります。ここでは枯れない花の種類を紹介しましょう。
①プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、花が長持ちするように加工されたものです。
一時的に生花を水抜きして保存液を吸収させてから乾燥させるというプロセスがあるので、価格帯が高めに設定されていることが多いです。
プリザーブドフラワーは、水抜きをするときに一旦漂白するため、後から好きな色に加工できるというメリットがあります。見た目的には、生花のようにフレッシュで鮮やかな印象です。
保存状態が良ければ3年くらいは美しいまま、インテリアとして飾ることができるでしょう。
②ハーバリウム
ハーバリウムとは、好きな花(ドライフラワー又はプリザーブドフラワーなど)を透明なビンに詰めてオイルを注ぎ作られています。
元々は研究のために植物を長期保存する方法として生み出されたもので、保存用の特別なオイルを使用しているため、いつまでも美しいままの花を楽しむことができるのが魅力的です。
透明なガラスに入っているので、光の角度によっても表情が変わるところにも風情がありますよ。
ただし直射日光に当てると、花が色褪せることがあるので注意しましょう。
③ アートフラワー
アートフラワーは実際の花ではなく、布などを使って人工的に作った花のことを言います。
100均などにある造花もその一つですが、最近では生花と見間違ってしまうほど繊細に作られたアートフラワーも誕生しているのです。
水替えや掃除などの手間はいらないものの、ホコリが溜まりやすいので注意が必要です。
肌が弱くて生花でかぶれたことがある方やアレルギー体質の方へのプレゼントには、アートフラワーは大変喜ばれています。
バースデーのプレゼントにおすすめの花の種類
ここからは、バースデーのプレゼントにおすすめの花の種類をご紹介します。普段は恥ずかしくて言えない想いも、花に込められた花言葉が代弁してくれるでしょう。
素敵な花言葉も一緒にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
素敵なメッセージ性がある花
①マーガレット
かわいらしい印象のマーガレットは、カナリア諸島が原産の花です。
昔から馴染みがあるお花なので、まったく花のことを知らない男性でも見たことがあるのではないでしょうか。
花言葉は色によっても違います。
ピンク色のマーガレットには「真実の愛」と言う花言葉があるので、片思いの相手にプレゼントする際にも最適ですよ。
また、マーガレットは品種が多く花色のバリエーションが豊富なので、色のトーンを変えたりさまざまな色を組み合わせても素敵な花束になるでしょう。
②リューココリーネ
ユリ科のリューココリーネは、星形の花びらが可憐な花です。
日本で販売されるようになったのは1990年以降なので、比較的新しい種類の花と言えるでしょう。
リューココリーネの花言葉は「信じる心」なので、お友達などへのギフトにもおすすめです。
スッキリとした印象の花なので、どんな花とも相性が良いですが、カスミソウやハーブ系の植物と組み合わせるとナチュラルなイメージになります。
また、ラナンキュラスやダリアなどの華やかな花と合わせると、一気にゴージャスな印象になるでしょう。
③ブルースター
ブルースターは、小さくて青い花びらが目を引くガガイモ科の花です。花屋さんにも一年中置いてあることが多いので、使い勝手が良くおすすめですよ。
ブルースターと言う名前ですが、青だけではなくピンク色や白色の花もあります。
花言葉は「幸福な愛」ですので、大切な恋人や奥様へのバースデープレゼントにも最適です。他の花と組み合わせてアクセントとして加えてもかわいいですよ。
バースデーを祝うのにピッタリな豪華な花
①胡蝶蘭
バースデーのタイミングでプロポーズを考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、胡蝶蘭です。
胡蝶蘭はパッと華やかなので、お祝いの場にはピッタリの花になります。鉢植えで贈っても良いですし、花束にして贈っても大変喜ばれることは間違いないでしょう。
「幸福が飛んでくる」と言う花言葉も、おめでたい席にふさわしいですね。
②アンスリウム
アンスリウムは鉢植えでも花束に添える花としても人気があります。南の島を連想させるようなトロピカルな花の色が素敵ですよ。
またハート型の花びらは、風水的にも幸福を運ぶとされているので大切な方への贈り物としても最適でしょう。
花言葉は「情熱」です。
③バラ
最後に紹介するのは、女性に最も人気があるバラです。
その魅力は何と言っても見た目の美しさと、かぐわしい香りにあるでしょう。
バラは贈る本数によっても込められている意味が変わります。
例えば3本なら「愛している」24本なら「24時間あなたを想っている」と言う意味になり、99本だと「ずっと好きだった」という思いを込めることができますよ。
まとめ
花束には色々な種類があるので、贈るタイミングや用途によって使い分けると、より相手に喜んで貰えるでしょう。
また花には一つ一つに花言葉があるので、日頃恥ずかしくて口にできない想いを伝えるチャンスにもなります。
あなたがバースデーに花束を贈りたいのは誰ですか?
相手の好みにピッタリの花を見つけてサプライズでプレゼントしてみませんか。