リビングの風水に効果的な観葉植物10選|選び方や風水効果なども紹介

毎日くつろぐリビングに癒しの緑がある生活に憧れる方は多くいます。そのため、インテリアとして観葉植物を置きたいと考えている方は多いのではないしょうか。
観葉植物をリビングに置けば落ち着いた空間を演出してくれるだけでなく、風水面においても効果的だといわれています。そこで今回は、リビングに観葉植物を置くメリットや選び方、おすすめの種類などを詳しく解説します。
リビングに観葉植物を置くことで得られる風水効果
リビングは、家の中でも特に落ち着いて長い時間を過ごす場所です。風水面においても、家族や来客とリラックスして過ごすことの多いリビングは重要な場所だといわれています。
リビングに家電製品ばかり置いてしまうと、悪い気が溜まって家庭運が下がってしまうことがあります。そのような環境に観葉植物を置くことで、リビングに溜まりがちな悪い気を鎮めて整えてくれます。それだけでなく、リラックス効果や運気を上昇させる効果も期待できます。
風水だけじゃない!リビングに観葉植物を置くメリット
リビングに観葉植物を置くメリットは、運気が上がるだけではありません。具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。
- 空気清浄効果がある
- 過湿効果がある
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
空気清浄効果がある
観葉植物の効果はリビングの見た目が良くなることだけではありません。植物は昼間に光合成を行いますが、その際、二酸化炭素を吸収して酸素に変えて空気中に放出してくれます。そのため、空気が清潔になり、過ごしやすい空間を創出します。
また、観葉植物の種類によってはホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収してくれる効果があるといわれています。より清潔な環境を求めている場合は、空気清浄効果が高い観葉植物を選ぶと良いでしょう。
加湿効果がある
観葉植物がリビングの空気にもたらしてくれる効果として、過湿も挙げられます。観葉植物には、蒸散という水蒸気を空気中に出す働きがあります。この働きは周りの空気が乾燥しているほど、たくさん行われるため、観葉植物をリビングに置くことで湿度を快適に調整してくれます。
空気の乾燥が気になる方や、加湿器だけでは湿度が足りていないと感じている方は、リビングに観葉植物を置いてみると良いでしょう。
リビングに置く観葉植物の選び方
ここまで、リビングに観葉植物を置くことで得られる効果を伝えましたが、実際に観葉植物を置いてみたいと思っている方は、どのような種類を選ぶのが良いか気になっているのではないでしょうか。
ここでは、リビングに置く観葉植物の選び方のポイントを分かりやすく紹介します。
丸い葉で下向きの種類を選ぶ
風水では、リビングに置く観葉植物には悪い気を鎮め運気を整える効果があると伝えましたが、どんな観葉植物でも同じ効果があるわけではありません。観葉植物をリビングに置く際は、丸くて下向きの葉を持った種類を選ぶのが良いとされています。丸い葉は、悪い気を落ち着かせる効果があり、ゆっくり過ごすリビングにぴったりなリラックス効果もあります。
また、下向きの葉は陰の気を持っているとされ、気を鎮める効果があるとされます。
乾燥に強い種類を選ぶ
リビングは日当たりが良い場合が多く、季節によっては乾燥しやすい場所です。それだけでなく、エアコンで温度を調整することの多い場所でもあり、その点でも乾燥に気をつけないといけません。
そのため、リビングに置く観葉植物は乾燥に強い種類を選ぶのがおすすめです。どんな種類の観葉植物でもしっかり管理すればリビングで楽しむことが可能ですが、観葉植物を置くのが初めての場合や忙しく管理が難しい場合は、まずは乾燥に強い種類を選ぶと良いでしょう。
リビングにおすすめの観葉植物10選
ここでは、リビングにおすすめの観葉植物を10種類紹介します。それぞれの特徴なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ウンベラータ
ウンベラータは背が高く、丸みのあるスペード型の葉が特徴の観葉植物です。葉は大きく、高いところから覆いかぶさるようになるため、傘のような印象を与えます。
また、ウンベラータの葉は丸く、下向きについているので風水的にもリビングにぴったりです。
暑さにも強く育てやすい品種なので、初心者の方にもおすすめです。
ただし、寒さと乾燥のしすぎには弱い一面があるので、寒い時期の管理には注意してください。
ストレリチア
ストレリチアは、細長く大きな葉が印象的な観葉植物です。「極楽鳥花(ごくらくちょうか)」という名前でも知られており、豪勢な花を咲かせます。花は黄色く独特な形が極楽鳥に似ているため、この名前がつけられたといわれています。
ストレリチアは明るい場所を好むため、リビングでもできるだけ明るい場所に置くようにしましょう。
葉つやが減ってきたり新しい葉が弱々しくなったりしてしまう場合は、日光不足の可能性が高いため、より明るい場所で管理してみてください。
ゴムの木
ゴムの木は、ゴムの原材料としても知られますが、観葉植物としても人気の木です。高く伸びる枝や、丸くて大きい可愛らしい葉が特徴です。
品種が豊富なのも魅力で、シンプルな緑の種類や葉の表面に斑が入っている種類、赤みがかっている種類など、好みに合わせて選ぶことができます。
また、ゴムの木の丸くて下向きの葉はキュートなだけでなく、風水的にもおすすめできます。ただし、人によっては樹液でかぶれてしまう場合があるので、肌が敏感な方は手袋をして触るようにすると良いでしょう。
ベンジャミン
ベンジャミンは、背が高くシンプルな姿で人気の観葉植物です。ゴムの木の仲間に分類されますが、大きな葉が印象的なゴムの木と対照的にベンジャミンは葉が細かく繊細な印象です。
ベンジャミンは明るい場所を好むので、窓辺などできるだけ日光の当たる場所に置くと良いでしょう。ゴムの木同様に品種が豊富であり、斑が入っている種類や葉がカールしている種類など、個性的な品種を選ぶことができます。丈夫で育てやすい観葉植物ですが、冬の寒さには気をつけてください。
パキラ
パキラは、熱帯植物らしいエキゾチックな見た目が魅力的な観葉植物です。成長すると背が高くなり、5〜6枚ずつ連なった特徴的な葉を持っています。
パキラも日光を好む性質があるので、日当たりの良い場所で育てると元気に育ちます。小さな苗から大きく成長した鉢植えまで、多様なサイズのものが販売されているので、リビングに合ったサイズを選びましょう。
モンステラ
モンステラは、大きく切れ込みの入ったような丸い葉が特徴の観葉植物です。他にはない見た目と育てやすさがあるため、比較的人気の高い種類です。ボタニカルなモチーフに使われることも多いので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
モンステラもさまざまなサイズが流通しているので、好みと置き場所に合わせて選ぶことが可能です。小さい種類はテーブルなどのちょっとしたスペースに置けばアクセントになり、大きい種類ならリビングのインテリアの主役になってくれるでしょう。
エバーフレッシュ
エバーフレッシュは、背の高い姿と清涼感のある葉が魅力の観葉植物です。柔らかく広がった葉は夜になると眠るように閉じることから、「ネムノキ」という別名でも知られています。エバーフレッシュの清楚な印象のある姿は、さまざまなインテリアと合わせやすいのが魅力です。
また、夏場によく育つ種類なので、暖かい時期にはたっぷり水を与えるのがポイントです。一方、冬の寒さに弱い一面があるので、寒くなってきたら水やりを少なめにするのが上手に育てるコツです。
シュロチク
シュロチクは、背の高くなる枝から伸びる放射状に広がる細長い葉が印象的な観葉植物です。観葉植物の多くが熱帯性であり、寒さに注意しなければなりませんが、シュロチクは寒さに強いという特徴があります。そのため、冬場に気温が低くなりやすい窓際などでも、元気に育ってくれます。
また、トロピカルな見た目が多い観葉植物の中では珍しく、シュロチクは和風のインテリアにも違和感なく溶け込みやすいので、どのようなシチュエーションでも活用しやすいのが魅力です。
サンスベリア
サンスベリアは、肉厚で細長い葉が高く伸びる姿が特徴の観葉植物です。数ある観葉植物の中でも、特に乾燥に強く育てやすいことで人気です。
品種も豊富であり、斑が入った種類や葉がより細い種類、より肉厚で尖った形の種類など、多種多様な姿から好みのデザインを選ぶことが可能です。
サンスベリアは乾燥に強い分、水のやりすぎに弱いので水やりは土が完全に乾いてから行うのがおすすめです。
また、寒い時期は成長が遅くなるので、水やりを控えめにして冬越しさせましょう。
オーガスタ
オーガスタは、大型の丸い葉が良く目立つ観葉植物です。ストレリチアの仲間に分類される種類で、同じように特徴的な花を咲かせます。
大きく存在感のある観葉植物なので、リビングに置けば印象をガラッと変えてくれるでしょう。
オーガスタはストレリチアと同じく日光を好むので、窓際などに置いて日に当てればきれいに育てることができます。ただし、ストレリチアよりも大型になりやすいので、置き場所の広さには注意しておきましょう。
リビングに観葉植物を置くときの注意点
リビングに観葉植物を置くときの注意点として、以下の6つが挙げられます。
- エアコンの風が直接当たらないようにする
- 棘のある植物は避ける
- 風通しを良くする
- 定期的に日光を当てる
- 葉にホコリがたまらないようにする
- 枯れた場合はすぐに取り換える
ここでは、押さえておきたい注意点について解説するので、リビングに観葉植物を置く際に役立ててください。
エアコンの風が直接当たらないようにする
リビングで過ごす時間が長い分、エアコンで温度を調整することも多いのではないでしょうか。しかし、エアコンから吹く風は乾燥しているため、乾燥が苦手な観葉植物は葉がカラカラになって枯れてしまうことがあります。
リビングの観葉植物を置く際は、エアコンの風が当たらない場所に置くのが肝心です。乾燥に弱い種類の場合は、定期的に霧吹きすることで元気を保つことができます。
棘のある植物は避ける
リビングでは、子どもが遊んだり来客があったりする機会も多い場所です。それだけでなく、間取りによっては水やりや掃除などの際に観葉植物を動かすことも多いでしょう。
そんなリビングでは、棘のある観葉植物を避けることをおすすめします。棘のある種類だと誤って怪我をしてしまう可能性があり、子どもにとって危険な存在になってしまうかもしれません。
リビングで安全に観葉植物を楽しむためにも、購入前に棘がないかを注意深く観察すると良いでしょう。見た目だけでは分からない場合は、花屋などへ直接問い合わせてみるのも一つの方法です。
風通しを良くする
室内で観葉植物を育てる場合、風通しには注意してください。風通しが悪く、空気がこもってしまうと観葉植物の元気がなくなってしまいます。それだけでなく、病害虫の繁殖を促してしまうこともあります。
観葉植物をリビングに置く際は定期的な換気を心がけ、空気がこもりすぎないようにしましょう。
特に、夏場だと窓際に置かれた観葉植物が暑さで蒸れてしまうことがあるので注意が必要です。
定期的に日光を当てる
基本的に室内で育てるのに向いている観葉植物も、成長のためには日光が必要です。
普段から良く日の当たる窓辺に置いてある場合は問題ありませんが、あまり日当たりの良くない場所に置いている場合は、定期的に明るい場所に出すと良いでしょう。
なお、複数の観葉植物を育てている場合は、飾りたい場所に置いておく種類と日当たりの良い場所に置いておく種類に分けて、定期的に入れ替えるという方法がおすすめです。
葉にホコリがたまらないようにする
室内で観葉植物を育てていると、葉にホコリがついてしまうことがあります。部屋の掃除をこまめにしたり、換気を良くしたりすることである程度は予防することができますが、それでも多少は溜まってしまうので定期的に取り除く必要があります。
また、毎日軽く葉に霧吹きをかけるのもおすすめです。
霧吹きは湿度を保ち観葉植物にとって良い環境を作るだけでなく、ホコリが溜まるのを事前に防ぐ効果が期待できます。
枯れた場合はすぐに取り換える
ここまでのポイントを覚えておけば、初心者の方でもきれいな姿の観葉植物を長く楽しむことが可能です。しかし、観葉植物も生き物なので、想定外のトラブルで調子を崩してしまったり、運が悪いと枯れてしまったりすることもあります。
もし、観葉植物が枯れてしまった場合は、清潔なリビングを保つためにすぐに取り除いて新しいものに取り替えるようにしましょう。枯れたものをそのままにしておくと、腐ってしまったりカビが生えてしまったりすることがあるので、できるだけ早く対処することをおすすめします。
観葉植物を買うなら通販サイトがおすすめ
観葉植物を購入する方法として、直接花屋などで購入する手段が挙げられますが、通販サイトで購入するのがおすすめです。最後に、通販サイトがおすすめな理由を2つ紹介します。
持ち運びが不要
観葉植物を買うとき、とても大変なのが持ち運びです。大きい鉢を買う場合はもちろんですが、小さなものでも鉢や土の重みによって想像以上に重たくなってしまうことがあります。
また、運んでいる際に鉢が倒れたり葉や枝が折れたりしないよう気をつけなければならず、持ち運びは簡単ではありません。
そこで、、通販サイトで注文すれば配送業者が自宅まで届けてくれるため、持ち運びの心配をする必要もなくなります。特に、体力がない方や花屋まで足を運ぶ時間がない方は、通販サイトでの購入が最適といえます。
いつでも注文ができる
気になる花屋があったとしても、さまざまな事情で足を運びにくい場合もあるでしょう。忙しいライフスタイルを送っている方だと、営業時間内に訪れることが難しいことがあります。
一方、通販サイトであれば時間帯を気にせず観葉植物を探すことが可能です。それに加え、多種多様の観葉植物を比較検討しながら決めることができるので、自分にとって最適な種類を見つけやすいでしょう。
まとめ
リビングに観葉植物を置くことで風水効果が期待できる他、空気清浄効果や過湿効果なども得ることが可能です。風水効果を考慮した上で観葉植物を選ぶ際は、丸みのあって葉が下向きの種類や乾燥に強い種類を選ぶと良いでしょう。
また、リビングで観葉植物を育てる際は、エアコンなどの風が直接当たらない場所や定期的に日が当たる場所を選ぶのがポイントです。ぜひ本記事を参考に、リビングに観葉植物を置いて運気アップを図ってみてはいかがでしょうか。