多年草の観葉植物8選!育て方や花言葉も解説!

観葉植物は、家の中でもグリーンが楽しめるとても人気の植物。しかし、観葉植物と一言でいってもその種類はさまざまです。
今回は、観葉植物の中でも【多年草】の植物に絞り、おすすめをピックアップしました。
それぞれの育て方についても解説していますので、ぜひ参考にしてください!
多年草とは?
多年草植物とは、植え付けたら同じ株が何年も生き続け、花を咲かせる植物のことをいいます。
基本的には、冬でも葉を枯らすことはなく常緑という特徴があります。ただし、原産地では多年草として自生している植物であっても、日本の気候では育たず枯れてしまうものもあります。
そのような植物は日本では「一年草」として扱われるまで、多年草の仲間には入りません。
多年草の植物は丈夫なものが多いので、初心者の方でも安心して育てることができますよ。お部屋の雰囲気を変えたい、植物を育ててみたいと考えている方は、ぜひこれからご紹介する植物を検討してみてください。
多年草の観葉植物8選!育て方や花言葉も!
それでは早速、多年草の観葉植物を紹介します。
植物によって、葉の大きさや形、色などの特徴はさまざまです。お部屋の雰囲気に合わせたり、花言葉を参考にしてみても楽しいですよ。
育て方や花言葉についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
①アンスリウム
名前 | アンスリウム |
科名 | サトイモ科 |
属名 | アンスリウム属 |
原産地 | 熱帯アメリカー西インド諸島 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 5月から10月 |
アンスリウムは、熱帯アメリカ〜西インド諸島の広い地域を原産とする多年草植物。
トロピカルな雰囲気のあるアンスリウムは、華やかさがありとても人気の観葉植物です。
アンスリウムの最大の特徴は、ハート形の可愛らしい仏炎苞(ぶつえんほう)。仏炎苞を花だと誤解している人は多いですが、これは花ではありません。実は仏炎苞からニョキニョキと出てくる棒状の突起が花なんですよ!
アンスリウムの育て方
アンスリウムは、耐陰性があるので室内でも問題なく育てることができます。
しかし、日光を好む性質があるので、日当たりの良い窓際で管理するようにしましょう。
高温多湿の環境を好む傾向がありますが、土が多湿状態になると根腐れを起こす危険があります。そのため、使用する用土は水捌けの良い土を使用するようにしましょう。
水やりは、4月から10月頃までの生育期間の間は土が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。
気温が10℃を下回ってくると、成長はやや緩やかになるので毎日の水やりは禁物です。土が乾いてさらに2、3日置いてから水やりをしてください。葉水をこまめにしてあげると、病害虫の予防にもなり健康な株に育ちます。
【アンスリウムを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
ハダニは葉が乾燥したり日光不足だったりすると発生する可能性が高まります。
予防は葉水と日光に適度にあてること。
■カイガラムシ
カイガラムシは、白いフワフワの見た目をしていて一見虫に見えません。
カイガラムシもハダニ同様に乾燥が1番の発生原因です。葉水をして乾燥させないようにすると予防になります。
アンスリウムの花言葉
アンスリウムの花言葉は「情熱」「印象深い」です。
花の色によって細かく花言葉は異なります。
- 赤→情熱
- 白→熱心
- ピンク→飾らない美しさ
- 緑→無垢な心
恋人へのプレゼントにもぴったりの素敵な花言葉ですね。
②オリヅルラン
名前 | オリヅルラン |
科名 | キジカクシ科 |
属名 | オリヅルラン属 |
原産地 | 温帯〜熱帯 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 不定期 |
オリヅルランは200種類以上あると言われていますが、観葉植物として流通しているのはわずか数種類です。
スラッと伸びた細い葉っぱがとてもスタイリッシュでとても美しく人気があり、ランナーを伸ばした先に小さな花を咲かせます。
とても可愛らしい花の姿と珍しい花の咲き方が魅力的な植物です。
オリヅルランの育て方
オリヅルランは、庭先や玄関先に植えられていることも多い植物ですが、室内でも育てることができます。
オリヅルランは日陰を好む植物なので、強い直射日光が当たる場所での管理には向いていません。
観葉植物の土や花苗用の土を使用し、水はけを良くしましょう。
オリヅルランの水やりは、土が乾いたらたっぷり与えるようにします。
5月から10月頃の生育期間中は、水切れに注意してください。寒くなってきたら水やりの頻度を少なくします。目安は土が乾いてから2、3日、もしくはオリヅルランの葉が垂れ気味になってきたらたっぷり与えるくらいで大丈夫です。
【オリヅルランを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
■カイガラムシ
オリヅルランが気をつけたい害虫は、ハダニとカイガラムシです。
ハダニは乾燥と高温、カイガラムシは乾燥が原因で発生します。発生すると気づいた時にはびっしり繁殖していた……なんてことも珍しくありません。寄生されていることに気づいたら、速やかに駆除するようにしましょう。放っておくと、栄養が吸い取られ最悪の場合枯れてしまいます。
オリヅルランの花言葉
オリヅルランの花言葉は「集う祝福」です。
ほかにも、子株をたくさんつける特徴から「子孫繁栄」の花言葉もあります。
③アガベ
名前 | アガベ |
科名 | リュウゼツラン科 |
属名 | アガベ属 |
原産地 | メキシコからアメリカ大陸 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 夏 |
アガベは、メキシコからアメリカ大陸など広い地域を原産とする多肉植物です。300種類以上の品種が存在すると言われていて、大きさも種類によって異なります。大きなものでは5mを越すものも存在するんですよ。
また、アガベの開花はとても時間がかかり10年から数十年かかることで知られています。
アガベの育て方
アガベは、日光を大変好む植物です。
そのため、日当たりの良い場所での管理に向いています。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと鉢底から流れ出るくらい与えるようにしましょう。
冬場は気温が0℃を下回る時には完全に断水してください。
【アガベを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
ハダニは乾燥や高温になっている場所に発生し吸汁する虫です。
放っておくと栄養がどんどんとられていき、やがて株が弱り枯れてしまいます。
■カイガラムシ
カイガラムシも乾燥が原因です。
乾燥しないように葉水で予防しましょう。
アガベの花言葉
アガベの花言葉は「繊細」「気高い貴婦人」です。
④アジアンタム
名前 | アジアンタム |
科名 | イノモトソウ科 |
属名 | ホウライシダ属 |
原産地 | 温帯から亜熱帯 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | なし |
世界の温帯から亜熱帯まで広く分布しているアジアンタム。
その種類は200種類以上あると言われており、原産地ではとても多くのアジアンタムが自生しています。
そんなアジアンタムの特徴は、小さくて可愛らしい葉っぱです。葉っぱはとても薄いのでどこか涼しげな印象を持つでしょう。
アジアンタムの育て方
アジアンタムは、日光を好む植物です。
耐陰性があるため室内でも育てることができますが、管理場所は日当たりのいい場所が適しています。ただし、直射日光は禁物です。葉焼けを起こしてしまうことがあるので、レースカーテン越しの窓際での管理がおすすめですよ。
アジアンタムは夏と冬で水やりの頻度が異なります。基本的に4月から10月頃までの生育期間の間は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。
冬場は成長が緩やかになってきますので水はそれほど必要はありません。土の表面が乾いてからさらに2、3日程度おいてから水やりをするのが目安です。
【アジアンタムを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
ハダニは乾燥と高温が原因で発生します。そのため、乾燥しないよう葉水をこまめにするようにしましょう。
■カイガラムシ
カイガラムシも乾燥が原因です。カイガラムシに寄生されると、株の栄養が吸われていき弱っていきます。最悪のケースでは枯れてしまうので、見つけ次第速やかに駆除しましょう。
アジアンタムの花言葉
アジアンタムの花言葉は「天真爛漫」「繊細」です。
アジアンタムは花を咲かせない植物ですが、その儚く繊細な葉が花言葉にはぴったりですね。
⑤サンスベリア
名前 | サンスベリア |
科名 | キジカクシ科 |
属名 | サンスベリア属 |
原産地 | 熱帯アフリカ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 8月から10月 |
サンスベリアは、観葉植物の中でも定番中の定番です。スラッと上に伸びていく葉っぱがスタイリッシュでとてもおしゃれな植物です。
空気清浄能力が高いと言われているため、室内の環境を整えてくれるとして人気があります。育てやすく初心者でもお世話が簡単なのが特徴です。
サンスベリアの育て方
サンスベリアは葉の中に水分を蓄えるため、乾燥に強いです。
そのため、水やりは一般的な観葉植物よりは頻度は低くて大丈夫。生育期間中であっても土の表面が乾いたらすぐに水を与えるのではなく、2、3日程度経ってから与えるようにしましょう。気温が10℃を下回ったら、さらに頻度を少なくします。
サンスベリアは日光を大変好む植物です。耐陰性があるので多少日陰でも全く問題はありませんが、健康的に育てるためには日当たりの良い場所で管理することをおすすめします。
使用する土は水はけがいいことが第一条件です。サンスベリアは乾燥を好む植物ですので、多湿状態になると根が腐り枯れてしまいます。
【サンスベリアを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
■カイガラムシ
ハダニは乾燥と高温、カイガラムシは乾燥が原因で発生します。
そのため、日頃のケアがとても大切。どちらも発生してしまうと栄養が吸われていき株が弱っていくので、予防が大切です。
通気性をよくし、乾燥を防ぐためにも葉水を忘れないようにしましょう。
サンスベリアの花言葉
サンスベリアの花言葉は、「永久」「不滅」です。
この花言葉の通り、サンスベリアはとても生命力が強い植物です。
⑥ポトス
名前 | ポトス |
科名 | サトイモ科 |
属名 | ハブカズラ属 |
原産地 | ソロモン諸島 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 不定期 |
ポトスは、とても美しくグリーンの葉っぱが特徴的なつる性の植物です。
とても育てやすく丈夫なため、よっぽどのことでない限り枯れる心配はないでしょう。成長も早く、環境が適しているとグングンとつるを伸ばしていきますよ。
植物の成長を感じることができる植物です。つる性なので、天井や窓際に吊るして飾る人も多いですよ。
ポトスの育て方
ポトスは日光を好む性質を持っています。
そのため、室内であっても、日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。
ただし、直射日光に当たると葉焼けを起こす危険性があるのでレースカーテン越しに管理するのがおすすめです。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。高温多湿に強いため、葉水もこまめにしてあげてください。
ポトスは水切れになると葉っぱがしなしになるので注意してくださいね。ポトスは水耕栽培でも育てることが可能ですので、室内に土を持ち込みたくない人にもおすすめです。
【ポトスを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
■カイガラムシ
ポトスもまた、ハダニやカイガラムシが発生しやすい植物です。
基本的には病害虫には強いですが、環境が悪くなると寄生される危険性があるので日頃のケアで予防しましょう。
特に葉水は予防には効果的です。ポトスは多湿に強いので、葉水は積極的に行うようにしてください。
ポトスの花言葉
ポトスの花言葉は、「永遠の富」「長い幸」です。
繁殖力旺盛で生命力の強さから、やる気を向上させる効果が期待できると言われています。
⑦モンステラ
名前 | モンステラ |
科名 | サトイモ科 |
属名 | モンステラ属 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 5月から7月 |
トロピカルな雰囲気がとてもおしゃれなモンステラ。
モンステラは、切れ込みが入った大きな葉がとても印象的です。新芽は切れ込みはなく、徐々に切れ込みが入っていく特徴があります。
トロピカルな雰囲気と個性的な姿は、お部屋のインテリアの主役なとなるはずです。
モンステラの育て方
耐陰性のあるモンステラは、室内でも育てることが可能です。とはいえ、健康的に育てるためには日光は必要不可欠。直射日光の当たらない日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。
水やりは、生育期間とそうでない時とで頻度を調整します。
生育期間である5月頃から10月頃までは、土の表明が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。
生育期間以外の時期は、水やりの頻度は少なくします。
土の表面が乾いてから2、3日程度おいてから与えるのが目安です。
多湿には比較的強い性質を持っていますが、多湿状態が続くと根腐れを起こすこともあるため注意してください。
【モンステラを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
■カイガラムシ
モンステラも、ハダニやカイガラムシには注意したいです。
基本的に多湿に強い性質なので乾燥を防ぐために葉水はこまめにしてあげてください。
ハダニやカイガラムシは発生すると知らず知らずのうちに栄養を吸い取っていきます。
そのため、発生させないことが大事です。万が一発生してしまったら速やかに駆除しましょう。
モンステラの花言葉
モンステラの花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」です。
⑧トックリラン
名前 | トックリラン |
科名 | キジカクシ科 |
属名 | トックリラン属 |
原産地 | テキサス〜メキシコ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 6月から7月 |
トックリランは、テキサスからメキシコを原産とする多年草植物です。
トックリランの特徴はなんといっても、そのダイナミックな風貌。株元がふっくらと膨らんでいて、「徳利」のように見えることからトックリランと呼ばれています。
株の先端から伸びる細くて長い葉がとても美しい植物です。
トックリランの育て方
トックリランは耐陰性が弱い植物です。
そのため、一年中屋内で育てるのは難しい植物でもあります。
冬場の気温が下がる時期は屋内管理が好ましいですが、それ以外の時期では屋外で管理するのがおすすめです。
トックリランは水はけが良い土を好みます。観葉植物の土等で対応が可能ですので、気軽に育てることができますよ。
また、トックリランは乾燥に強い性質を持っているので、水やりの頻度は低くて大丈夫です。
水の与えすぎは徒長(茎や株が間延びすること)の原因になるので注意が必要。土の表面が乾いてから2、3日程度おいてから水を与えましょう。
【トックリランを室内で育てるときに注意したい病害虫】
■ハダニ
■カイガラムシ
■アブラムシ
ハダニやカイガラムシ、アブラムシはトックリランが注意したい害虫です。
特にアブラムシは集団で寄生するので、発生した時にはびっちり寄生されていることも……。また、屋外での管理があると、ほかの害虫も寄って来やすいので、こまめに虫がついていないかチェックしましょう。
トックリランの花言葉
トックリランの花言葉は「多くの才能」です。
非常に多くの花をつけることから、この花言葉がつけられたとされています。
まとめ
今回は、多年草の観葉植物とその育て方について解説しました。多年草の植物は基本的に常緑でいつも美しいグリーンを見せてくれます。
そのため、一年中植物の生命力を間近に感じたい人にとってはとてもおすすめですよ。
観葉植物をお探しの際には、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね