かっこいい観葉植物をセレクトしてお部屋をスタイリッシュに見せよう

理想の部屋を作りたいけれど、自信がないと悩んでいる方も多いでしょう。

あなたが理想としているのは、どんな部屋ですか?

北欧風・モダン・リゾート風・西海岸風・クールなど、それぞれの好みがあると思います。

実は部屋の印象を決めるのは、家具だけではありません。

お部屋全体の色味や、小物のチョイスもセンスアップのポイントです。

ここでは、あなたの理想の部屋にピッタリのかっこいい観葉植物を紹介していきます。

さらに部屋タイプ別にかっこいい観葉植物を取り入れるコツも紹介しますので、最後までチェックしてくださいね。

 

 

かっこいい観葉植物の選び方

 

かっこいい観葉植物と言っても定義があるわけではありません。

あなたのお部屋のインテリアの雰囲気と合っているもの、またはこれからコーディネートしようとしている部屋のテイストに合っていることが大事です。

では、どんな基準で観葉植物をセレクトすれば良いのでしょうか。

ここでは樹形・葉の形、育てやすさ・置き場所などから観葉植物を選ぶ秘訣を紹介します。

 

葉っぱの形や色

 

たくさんの種類がある観葉植物は、葉の形状やカラーにも個性があります。

下向きにツルを伸ばしていくタイプや、剣のように鋭く存在感を持つ葉っぱ、楕円形で個性的な葉っぱなど、見ているだけで楽しくなりますね。

また観葉植物と言うと、ツヤツヤの緑色の葉をイメージすると思いますが、葉色にもそれぞれの特徴があるのです。

たとえば、クロトンは厚みがあるしっかりとした艶やかな葉を持っています。

赤や黄色の鮮やかな葉色を楽しめる種類もありますが、陽光の当たり方で葉の色が変化するものもありますよ。

 

樹形

 

観葉植物には同じ樹形のものはほとんどありません。

見れば見るほどユニークな形をしているもの、幹が太いものや曲がっているものなど独特なキャラクターばかりです。

中でも緑色の鮮明な葉を茂らせるフランスゴムの木は緩やかな曲線を描く幹が美しく、シンボルツリーとしても人気があります。

また少し癖がある樹形のユッカなども、耐陰性がありかっこいいと人気の観葉植物です。

 

育てやすさ

 

観葉植物をチョイスする上では、育てやすさは大事な要素ですよね。

特に普段忙しい方や出張などが多い一人暮らしの方は、少しくらい放置してもスクスク育ってくれる植物なら安心でしょう。

育てやすさのポイントは、水やりを忘れてもすぐに枯れないこと。

また虫や病気に強いこと、暑さや寒さに耐えられることなどが挙げられます。

 

置き場所

 

どんな場所に観葉植物を置くのかも、チェックしておくことが大事です。

観葉植物は直射日光には弱いタイプが多いですが、カーテン越しのやわらかな日差しを好みます。

できるだけ明るい場所に置くことでトラブルを避けられるでしょう。

観葉植物をセレクトするときには樹木が育ってきた環境などと照らし合わせて、置く場所に最適なアイテムを見つけてください。

 

花言葉で選ぶ

 

植物には一つ一つに花言葉があることをご存じでしょうか。

観葉植物にも素敵な花言葉がついているアイテムがたくさんあります。

もしあなたがプレゼントでかっこいい観葉植物を贈りたいと思っているのならば、花言葉で選ぶと気持ちが伝わりやすいでしょう。

ちなみにテーブルヤシには「あなたを見守る」ポトスには「長い幸福」サンスベリアには「永久」などの花言葉がついています。

 

かっこいい観葉植物の種類・葉っぱの形や色がおしゃれ

 

かっこいい観葉植物は部屋の雰囲気を明るくしてくれるだけでなく、シンプルな部屋のアクセントにもぴったりです。

ここでは葉っぱの形がユニークな観葉植物や、カラーが鮮やかな珍しい観葉植物を紹介します。

あなたの部屋に合う洗練されたアイテムを見つけてください。

 

①サンセベリア

土から飛び出すように生える剣のような葉っぱが印象的なサンセベリアは、メキシコ原産の観葉植物。

他にはない独特な存在感があり、見た目的にはクールな印象です。

サンセベリアは空気をきれいにする効果があり、エコプランツとしても注目されています。

また初心者の方にも簡単に育てられる、頑丈さも魅力の一つです。

日陰でも枯れることはないですが、日光不足だと葉の色が悪くなってしまうので、できるだけ明るい場所で育てると良いでしょう。

乾燥に強いため、神経質に水やりをしなくても丈夫に育つところもうれしいポイントですね。

 

②モンステラ

ハート型の葉っぱがユニークなモンステラは、熱帯アメリカが原産のツル性の植物です。

大きくなればなるほど、葉の切込みが深くなり独特の形状になる点も面白いですよ。

まだ小さいモンステラには、この植物の特徴である葉の切込みはまだありません。

比較的手に入りやすく、100均でも見かけることがあるので、まだ小さいものを購入して気長に育ててみても楽しいでしょう。

お部屋に一つあると、南国リゾートにいるような気分を味わえます。

モンステラは、ジャングルで育った植物なので直射日光は苦手です。

やわらかい日差しが入る場所で育てて、土の表面が乾いたら水を与えてください。

 

③ドラセナ・レインボー

ドラセナは種類が多い観葉植物ですが、中でも一段と目を引くのがレインボーと言う品種です。

その理由は葉っぱの美しさにあります。

ツヤツヤとした細い葉に、赤と緑のストライプが入り全体的には赤い色が強いイメージでしょう。

逆光に当てると葉の色が輝いて見えるのもチャームポイントです。

アフリカ原産の植物なので寒さには弱く、冬には休眠期に入ります。

したがって水の量は控えめにして、部屋の温度を10℃以上に保つようにしてください。

またドラセナ・レインボーの花言葉は「永遠の愛」なので、大切な人へのプレゼントにも最適ですよ。

 

 

かっこいい観葉植物の種類・樹形が特殊

 

部屋のイメージは、小物や植物のアレンジ次第でガラリと変わります。

シンプルな部屋でもかっこいい観葉植物が一つあるだけで、スタイリッシュに演出できるのです。

ここでは樹形がかっこいい観葉植物を紹介していきましょう。

 

①ガジュマル(フィカス・ミクロカルパ)

 

精霊が宿っていると言われているガジュマルは、熱帯地方に多く見られる植物です。

日本最大であると言うガジュマルは沖縄県の大石林山にあり、発見当初は大きな話題になったことでも知られています。

この観葉植物は太い幹(茎)の途中から何本もの細い根のような気根が地面に向かって生長して、やがて支柱根となるのです。

その樹形は見れば見るほど神秘的で不思議な姿をしています。

常緑樹なので、一年中緑の葉を楽しめる点も魅力です。

 

②パキラ・アクアティカ

 

パキラの魅力は、三つ編みしたような幹の美しさにあるでしょう。

その上部にシャープで涼しげな葉を広げます。

自生地である熱帯アメリカでは高さが10m以上ある巨大なパキラもあるようですが、日本で流通されているのは大きなサイズのもので2mほどです。

さらに10cmほどの小さいサイズや30cm~1mくらいの中型のパキラもあります。

初めて観葉植物を育てる方でも枯らす心配がなく、お手入れも簡単なのでおすすめですよ。

 

③クワズイモ

 

クワズイモは中国や台湾などの温暖な地域が原産の、サトイモ科の観葉植物になります。

茎は太くてどっしりとしており葉には厚みがあるのが特徴で、無骨な姿が何とも言えずかっこいい印象です。

サトイモによく似た大きなハート型の葉っぱも魅力的。

置くだけで存在感が抜群の部屋に変わりそうですね。

こちらは暖かい場所にお住まいの方であれば、冬でも室外で育てられます。

 

 

かっこいい観葉植物の種類・個性派

 

個性的な姿がかっこいい観葉植物は、近年若い男性にも人気です。

よく雑誌などで目にするハイセンスな部屋には、必ずと言っていいほどインテリアグリーンが登場します。

ここでは普通じゃつまらないと思っている方に、個性的な観葉植物を紹介していきましょう。

 

①コーヒーの木

 

コーヒーが大好きと言う方におすすめしたいのは、アフリカ大陸原産のコーヒーの木になります。

艶のある丸みを帯びた葉が美しくインテリア性も高いと好評です。

こちらは生長すると白い花が咲き、根元に実をつけます。

熟した赤い実から果肉をカットして、種だけにしたものが私たちの飲むコーヒー豆になるのです。

たくさん採れたらお家でコーヒー豆を作る楽しみもありますね。

 

②ユーカリムーンラグーン

 

ユーカリは生長のスピードが速い植物ですが、ムーンラグーンはゆっくりと育つのでお手入れが楽な観葉植物です。

コバルトブルーの美しい葉は小さくてかわいらしいので、飾ると優しげな印象になるでしょう。

樹もそれほど大きくならないため、コンパクトな部屋にも違和感なく溶け込んでくれます。

ムーンラグーンは、一年を通して日当たりが良く通気性が良い場所に置くのがおすすめです。

できればベランダなどで育てる方が良いですが、明るい日差しが入る場所なら室内でも育てることができますよ。

 

③バニーカクタス

 

次に紹介するのは、うさぎの耳のような形をしたバニーカクタスという多肉植物です。

細かい白い棘と子株が生長した時のフォルムが名前の由来だと言われています。

棘は刺さっても痛くないですが、触ると抜けて繊維などに付くので、小さなお子さんがいる家庭には向いていないでしょう。

切り取った子株は、水耕栽培でも増やすことができます。

また乾燥に強いので、少々水やりを忘れたくらいでは枯れないところも魅力です。

 

 観葉植物を飾ってお部屋をワンランクアップさせるコツ

 

部屋の雰囲気を変えたいときやモダンに見せたいときに、手軽にワンランク上に見せるコツがあります。

例えばシンプルな部屋に存在感がある観葉植物を一つ置くだけでも、パッと明るい空間が生まれるでしょう。

飾り気がないあっさりとした部屋でも、グリーンを取り入れることで洗練された印象に変わりますよ。

ここでは観葉植物を取り入れて部屋をセンスアップするコツを紹介します。

 

モノクロの部屋にグリーンをプラスして爽やかさをプラス

 

部屋をオシャレに見せる秘訣は、部屋の色を淡い色に統一することです。

中でもさっぱりとしたモノクロの部屋には、清々しさがあるクワ科のウンベラータがおすすめになります。

こちらの観葉植物はゴムの木の仲間で、ハート型の丸い葉っぱが印象的です。

味気なくなりがちなモノクロの部屋にやわらかなグリーンを加えることで、頑張り過ぎないオシャレ感が出せるでしょう。

ウンベラータは熱帯アフリカ出身の植物ですが、耐寒性に優れていて生命力が高いところが魅力です。

また和風テイストの部屋にはインド原産のベンジャミンバロックがおすすめ。

カールした小さな葉が可愛くて、ボリュームがあるのにスッキリと見えるのが特徴です。

 

置き場所にもこだわってポイントアップ

 

次に注目したいのは観葉植物の置き場所です。

大きなサイズの場合は床に置いても存在感がありますが、ミニサイズだと無難なコーディネートになってしまいます。

そんなときは、プランターにこだわってみたり天井やカーテンレールにフックをかけて吊り下げるとセンスが光るでしょう。

またフレームなどに差し込み、壁に掛ける方法もあります。

これらをバランスよくミックスすることで、部屋をスタイリッシュに見せられますよ。

壁掛けの観葉植物に最適なのは、わずかな水分でも丈夫に育つエアープランツです。

エアープランツは、苔と組み合わせて植えることで適度に湿度が保たれて元気に育ちます。

 

フラワーポットにもかっこいいアイテムをプラス

 

インテリアとしてのレベルを上げるには、観葉植物の入れ物にもこだわってみましょう。

クールな印象を強調するなら、セメントのプランターがおすすめです。

中でもコンクリートのような無骨なデザインならば、部屋をシャープなイメージに変えてくれるでしょう。

 

あまり予算を掛けたくない場合は、プラスティックのプランターにロゴシールを貼るだけでも印象が変わるので挑戦してみてください。

 

 

部屋タイプ別・かっこいい観葉植物を導入するコツ

 

ストレスをたくさん抱えている現代では、癒しを求めている人が増えて観葉植物が人気になっています。

確かに部屋の中に緑があると落ち着きますよね。

あなたはどんな部屋に住んでいますか?

模様替えをするとしたらどんな雰囲気にしたいと思っているでしょうか。

ここでは部屋のタイプ別に、かっこいい観葉植物を導入する秘訣を紹介します。

 

モダンな部屋

モダンな部屋はシンプルで、余分なものはなく洗練されている大人のイメージですね。

クールなモダンテイストの部屋は、うっかりすると寂しい印象になりがちです。

したがって、少し遊び心がある観葉植物を取り入れるといいでしょう。

メキシコ原産のザミア・プミラは、南国ムードたっぷりの植物ですが不思議と和風の部屋にも馴染みます。

厚みがある丸い葉っぱが左右に生長すると、まるで鳥の羽のようにも見えて優雅ですよ。

 

北欧風の部屋

 

北欧の部屋はスマートでありながら、自然や温もりのあるインテリアを採用しています。

一般的には白やグレーと言った配色を基調として、明るい色をアクセントに使用することが多いでしょう。

観葉植物をチョイスする際も、あまり主張しないアイテムが調和します。

例えばキンモクセイ科のオリーブは、常緑樹なので一年中シルバーグリーンの葉をつけます。

葉も茂ることはないので、爽やかなお部屋のイメージを壊すことがないでしょう。

またボリビア原産のエバーフレッシュは、繊細な葉の美しさが魅力です。

夜になると葉を閉じて眠る姿は可愛くて、観賞用としても最適ではないでしょうか。

ウッドタイプのプランターを使うと、よりナチュラルな感じが出て素敵です。

 

西海岸風の部屋

西海岸と言うと、開放的な自然とカリフォルニア州などの海岸沿いを思い浮かべる方も多いでしょう。

アメリカらしいカジュアルな雰囲気を演出するなら、リゾートっぽい観葉植物をセレクトするのがおすすめです。

たとえば大きめのフェニックスロベレニー(ヤシ科)を置けば、一鉢だけでも南国ムードが高まります。

その他にも、ミニサイズのパキラやユッカなどを棚に並べても素敵です。

また統一感を出すために、ホワイトの素焼きのプランターを取り入れると高級感が出ますよ。

 

 

かっこいい観葉植物を取り入れてお部屋を自分好みにアレンジしよう

 

今回はかっこいい観賞植物を紹介しました。

植物は育った環境によって、それぞれ特徴があり育ち方が違います。

ですからお部屋に置くときには、見た目だけではなくどんな管理をすればいいのかをチェックしておくと安心です。

あなたが普段から多忙な方ならタフな観葉植物、また扱いに慣れている方なら遊び心がある鑑賞植物を育ててみるのも楽しいのではないでしょうか。

かっこいい観葉植物を取り入れて、自分好みの部屋をコーディネートしてみてくださいね。

 

 

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