子供部屋におすすめの観葉植物7選！風水効果や注意点はある？

部屋に自然の景観をプラスし、インテリアのアクセントになってくれる観葉植物。置くだけで部屋がぱっと明るくなり、優しいグリーンで心も身体も癒されますよね。

玄関やリビングなどに置くイメージのある観葉植物ですが、今回は子供部屋に置くときのおすすめの品種や置き方のポイント、注意点などをご紹介します！

 

子供部屋に観葉植物を置くメリット

子供部屋に観葉植物は必要なのかな、と思われる方もおられると思いますが、実は観葉植物には子供に良い効果がたくさんあることをご存じでしょうか。子供部屋を快適にし、成長や勉強をサポートするには観葉植物がおすすめなのです。

まずは、子供部屋に観葉植物を置くメリットから解説していきます。

インテリアがおしゃれになる

子供部屋は勉強机やベッド、棚やタンスなどの家具が集まる部屋です。スペースが限られていることが多く、子供の動線を邪魔せずにインテリアを整えていくのがポイントになります。

そこで観葉植物なら、ちょっとしたスペースや机・棚の上などに置けるため、デッドスペースを活用しながら部屋の雰囲気を変えることができるのです。

子供部屋がなんだか寂しいなという場合や、色味が足りないなという場合には、気軽に観葉植物を置いてみましょう。

リラックス・疲労回復効果がある

自然豊かな森林に行くと、リラックスして癒されるような感覚になりますよね。観葉植物を部屋に置くだけでも、思わず深呼吸したくなるようなリラックス効果が期待でき、さらに観葉植物の緑色には目の疲労回復効果もあるとされているのです。

現代の子供はパソコンやスマートフォンなどに触れる機会が多く、知らず知らずのうちに目の疲れをためてしまっているもの。そんなとき、視界に入る場所に観葉植物を置いておくことで視覚疲労の回復が期待できますよ。

子供のうちは視力が発達している途中であることも多いので、目をいたわりながらデバイスに触れてもらいましょう。

 

空気清浄効果がある

観葉植物は他の植物と同じように、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する光合成を行っているので、新鮮な空気を吸いながら過ごすことができます。

さらに、観葉植物の中には空気中の有害物質を吸着する空気清浄効果があるものもありますよ。そのような観葉植物はエコプラントと呼ばれており、ポトスやサンスベリアなどが有名です。

勉強や睡眠など、多くの時間を過ごすことになる子供部屋なので、少しでも快適な環境作りを目指したいですよね。きれいな空気をつくって、勉強や成長をサポートしてもらいましょう。

風水効果がある

風水では、自然のパワーをもつ観葉植物はラッキーアイテムだとされています。例えば、葉が尖っているものには邪気を払う効果が、葉が丸いものにはよい気を呼び寄せる効果があるとされていますよ。

観葉植物の種類によって、勉強運や健康運、対人運などさまざまな効果があるので、子供に期待したい運勢に合う観葉植物を置いてみましょう。

風水効果をより高めたい場合は、置く場所や方角にこだわってみるのもおすすめです。子供部屋に置く場合は、「扉の正面、窓側、北、南」に置くと子供の運気を上昇させてくれるといわれていますよ。

 

子供部屋に置く観葉植物の選び方

子供部屋に観葉植物を置く際には、安全性を確保できることが重要です。また、子供でもお世話できる手軽さやよく成長するものを選ぶと子供も前向きにお世話をしてくれますよ。

植物を一緒に育てることは子供の教育にも良い影響を与えるため、ぜひ一緒に観葉植物の成長を楽しんでみましょう。

ここからは、子供部屋に置く観葉植物の選び方をご紹介します。

子供が触れても安全なものを選ぶ

観葉植物の中には棘を持つものがあり、遊んでいるうちに接触して怪我をしてしまう恐れがあります。また、種類によっては樹液でアレルギーを起こしたり肌がかぶれてしまったりすることもあるので注意が必要です。

子供のなかでも乳幼児がいる場合、観葉植物の葉や植木鉢の土を口に含んでしまうこともあるかもしれません。土を口に含むと窒息の恐れがあり、観葉植物によっては、葉や樹液を口にすると嘔吐や炎症を引き起こすものもあるので気を付けましょう。

お世話しやすいものを選ぶ

子供と一緒にお世話するのであれば、管理が難しくないものにするのがおすすめです。ある程度の耐陰性があるものや、暑さ・寒さに強いものなど、丈夫で枯れにくい観葉植物を選びましょう。

子供部屋は日中、部屋に誰もいないことも多いので、こまめなお世話が必要ないものが向いています。乾燥を好む観葉植物であれば、多少水やりを忘れてしまってもすぐに枯れてしまうことはありません。

しかし、たまに大人が観葉植物の様子を見てあげることも大切ですよ。

よく成長するものを選ぶ

子供は熱しやすく冷めやすいものです。せっかく育てるなら、観葉植物に変化が無いよりも成長が目に見て分かる方が子供のやる気が出るかもしれません。

観葉植物が成長することで得られる達成感や、お世話する楽しさを味わってもらえるので子供の教育にも良い影響を与えてくれることでしょう。

また、よく成長する観葉植物は株分けなどで増やすこともできるので、他の部屋にも観葉植物を置くことができますよ。

 

子供部屋に置くおすすめの観葉植物7選

子供部屋に観葉植物を置くメリットや、子供に与える良い影響などを解説してきました。子供部屋に置くのであれば、安全で育てやすいものを選びましょう。

ここからは、子供部屋に置くおすすめの観葉植物を7つに厳選してご紹介します。お子さんと一緒にお気に入りの観葉植物を探してみてくださいね。

アレカヤシ

アレカヤシは、細長い葉をたくさん付ける南国ムード漂う観葉植物です。子供部屋に飾ると爽やかな印象になり、程よくボリュームがあるのでインテリアのおしゃれなワンポイントになりますよ。

また、アレカヤシは成長すると大人の背丈ほどにもなるので、大きくなっていく姿を楽しむことができるでしょう。

日当たりの良い場所を好むので、日当たりの良い窓際のレースカーテン越しに置くとよく育ちます。逆に寒さにはそれほど強くないので、室温が10度を下回らないように注意してください。

パキラ

パキラは太い幹と手を広げたような葉の生え方が印象的な定番の観葉植物です。別名「発財樹」とも呼ばれており、金運アップの効果があるとされていますよ。

日当たりの良い場所に置いておけばどんどん成長していくので、子供にとっても育てがいのある植物です。ただし、直射日光が当たりすぎると葉焼けしてしまうので注意しましょう。

暑さにも寒さにも比較的強い丈夫な観葉植物なので、お世話を子供に任せてしまうのも良いかもしれませんね。

ポトス

ポトスは、緑の葉に黄色い斑が入った人気の観葉植物です。空気を浄化する観葉植物として認められているので、子供の過ごす空間を快適にサポートできますよ。

ポトスはツルをどんどん伸ばして成長していくので、ハンギングなど吊るして飾るのがおすすめですが、床に植木鉢を置くのであれば、支柱を差し込むとまっすぐ上に成長してくれますよ。

ポトスは水耕栽培もできるので、子供部屋に土を持ち込みたくない方にも安心です。さらに、挿し木などで増やすこともできるので、家のあちこちにポトスを飾れるようになりますよ。

エバーフレッシュ

エバーフレッシュは、マメ科コヨバ属の常緑高木です。涼しげな明るいグリーンと華奢な樹形で観葉植物の中でも人気を集めています。

子供が触ったり、ペットが万が一口に入れてしまっても害がないので子供部屋にも安心して置くことができるでしょう。

また、エバーフレッシュは昼間は葉を開き、夜は閉じるという面白い性質も持っているので、子供と一緒に観察してみるのもおすすめです。

エバーフレッシュは日当たりの良い場所を好みますが日陰でも育つため、たまに日光浴をさせるくらいで良いでしょう。

クワズイモ

クワズイモはアロカシア属（クワズイモ属）の一種で、膨らんだ太い幹とハート型の葉が印象的な観葉植物です。別名「出世芋」と呼ばれていて、風水においては勉強運や仕事運アップが期待できる縁起のよい植物として親しまれていますよ。

水やりは鉢植えの土が乾いてからで良いのですが、定期的に霧吹きで葉水を行うと葉のツヤが良くなるだけでなく、害虫の発生も予防できるのでおすすめです。

寒さにも暑さにも強い丈夫な観葉植物なので、日中の温度管理が難しい子供部屋にぴったりですよ。

スイカペペロミア

スイカペペロミアは、スイカの皮の模様に似た斑が葉に入っていることから、こう呼ばれています。葉にほどよく厚みがあり、丈夫で枯れにくいので初心者の方や子供でも気軽に育てられますよ。

スイカペペロミアは、風水面では調和と落ち着きをもたらしてくれると言われているので、勉学に励む子供の勉強机にそっと飾っておくと効果的です。また、ペペロミアには「可愛らしい」や「片思い」などの花言葉もあるので、我が子の恋を応援してくれるサポーターになってくれることでしょう。

オリズルラン

オリヅルランは、ランナーと呼ばれる横に伸びた花の茎の先に、折り鶴のような子株を付けることからこの名がつけられました。すっと黄色く入った斑が美しく、1年中緑色の葉を付けることから観葉植物としても人気です。

どんどん子株をつけているオリヅルランは生育も旺盛で育てがいがあり、子供におすすめの観葉植物でもありますよ。

風水の視点でいうと、オリヅルランには対人運や健康運、恋愛運などを上昇させてくれるパワーがあると言われていますが、花言葉で見ても「集う祝福」という意味合いがあるので、縁起の良い植物と言えそうですね。

 

子供部屋での観葉植物の置き場所

子供部屋にどんな観葉植物を飾るかイメージがつきましたでしょうか。実際に観葉植物を購入する前に、適切なスペースが確保できるか、安全に飾れるかなどを十分に考えてシミュレーションしておくことが大切です。

部屋を圧迫してしまったり、動線の邪魔になってしまわないように、事前にサイズ感と置き場所を想定しておいてくださいね。

部屋の角

背の高い観葉植物は、壁際や部屋の隅に置くのが一般的です。壁際や角は意外とデッドスペースになっていることが多いのですが、観葉植物を置くことでその隙間がしっくりと埋まりますよ。

子供の部屋での動線や、ベッド、タンスの側などでは、子供が動くことでうっかり鉢植えを倒してしまうことも考えられるので注意してください。ただし、あまりに大きい鉢植えだと、掃除や日光浴の為の移動ができなくなってしまうので、子供でも抱えられるくらいの重さが理想です。

勉強机

小型の観葉植物であれば、リラックス効果や集中力をアップさせるために勉強机に置くのがおすすめです。勉強机であれば毎日のように目に入りやすいので、子供が植物の存在を意識しやすく、前向きにお世話を頑張ってくれることでしょう。

手のひらサイズの小さな観葉植物をいくつか並べてみても可愛いかもしれません。勉強机の上を飾ることで、片付けや掃除の習慣も身に付くと良いですね。

棚、チェストの上

子供部屋の棚やチェストの上は、何も置いていないという方も多いのではないでしょうか。普段意識していないといつのまにかホコリが溜まってしまう場所ですが、観葉植物を飾っておくことで目に入りやすくなり、お世話のついでに掃除も積極的に行ってくれるかもしれません。

観葉植物と写真、小物などを組み合わせることでおしゃれなディスプレイ空間を演出することもできますよ。

ハンギング

乳幼児やペットがいる場合は、子供部屋であってもできるだけ高い位置に観葉植物を飾るのがおすすめです。

ツル性の観葉植物であれば、吊り下げるとどんどん下に伸びて成長するのでおしゃれなインテリアになりますよ。

土を高い位置に上げることに抵抗がある場合は、水耕栽培ができる観葉植物がおすすめ。水やりの手間がかからなくなるので、子供でも気軽にお世話が楽しめますよ。

 

子供部屋に観葉植物を置くときの注意点

子供というのは、親が思ってもみない行動を起こしてしまうものです。万が一の事故に備えて安全面を確保することと、子供に悪い影響を与えないようにすることが大切です。

また、ペットや乳幼児のいる家庭であれば、小学生以上の子供部屋であっても観葉植物を置く位置に注意しましょう。

最後に、子供部屋に観葉植物を置くときの注意点を解説します。

鉢はプラスチック製にする

子供部屋では、子供が勉強したり支度をしたり遊んだりと、さまざまな活動が行われます。元気に動き回る子供が、うっかり観葉植物の鉢植えを倒してしまうということもありえるでしょう。

鉢が陶器製だと倒れた衝撃で割れてしまい、子供が怪我をしてしまう恐れがあるので、鉢はプラスチック製にするのがおすすめです。

また、鉢の土が床やカーペットにこぼれてしまうと掃除も大変なので、化粧石を上部に敷き詰めて土を隠しておくと被害を最小限に食い止められるでしょう。

たくさん置きすぎない

子供に良い影響をたくさん与えてくれる観葉植物なので、たくさん置けば置くほど高い効果が得られるという誤解を生みがちですが、それは控えるようにしてください。

観葉植物をたくさん子供部屋に置きすぎると、それぞれの風水的効果がぶつかり合うことで運気の乱れを引き起こす可能性があります。

また、たくさん観葉植物があるとその分お世話も大変になり、子供が観葉植物に対してマイナスなイメージを抱いてしまうことにもつながるでしょう。

さらに、観葉植物をたくさん置くことで部屋に圧迫感が生まれ、快適な空間でなくなってしまうのです。

衛生面に注意する

観葉植物の葉が枯れていたり、病気になってしまっているのを放置していると、衛生的に良くないだけでなく風水的にも悪い気をもたらしてしまいます。

子供が適切に管理できているかどうか、たまにでいいので大人の方がチェックしてあげてください。

カビや害虫の発生は子供の健康に悪影響をもたらすので、衛生面には注意しておきましょう。

もし枯れていたり害虫が発生したりした場合は、子供部屋から一旦取り出し、適切なケアをしてから戻すようにしてください。

 

子供部屋に観葉植物を置いて成長をサポートしてもらおう

子供部屋に観葉植物を置くことで、子供の健やかな成長や学習意欲をサポートしてくれる効果が期待できます。まずは、スペースの確保とサイズを決めて、子供でもお世話しやすい観葉植物を選んでみましょう。

子供と一緒に探して購入すると、前向きにお世話してくれるようになるかもしれません。

植物の成長を感じてもらいながら、子供にも観葉植物の魅力が伝わると良いですね。