アンスリウムの花言葉とは?怖い意味はある?色別に詳しく解説
アンスリウムの花と思われている部分は、実は葉だと知っていますか?
鮮やかな色と個性的な姿は、一目見たらその印象を忘れることはできないでしょう。
エキゾチックで神秘的な雰囲気のアンスリウムは、鉢植えとしてや花束として贈るのにもおすすめです。この記事では、アンスリウムの花言葉をはじめ、さまざまな角度から魅力をお伝えします。
アンスリウムとは
アンスリウムは艶やかな葉を持ち、色鮮やかな花のような仏炎苞(ぶつえんほう)をつける、エキゾチックな雰囲気の植物です。
まずは、アンスリウムの基本情報や特徴を見ていきましょう。
基本情報
アンスリウムの原産は熱帯アメリカです。熱帯アメリカとは、中央アメリカ・カリブ海周辺の地域にあたります。
アンスリウムは意外にもサトイモ科ベニウチワ科に属する植物です。あまり知られていませんがサトイモも「仏炎苞(ぶつえんほう)」を形成し、「肉穂花序(にくすいかじょ)」を咲かせます。アンスリウムは、意外にもサトイモに非常に近い植物なのです。
特徴
アンスリウムの最大の特徴は「仏炎苞(ぶつえんほう)」でしょう。花のように見える仏炎苞ですが、実はこれは花を守るための葉っぱ。赤い葉っぱの中央の黄色い部分を「肉穂花序(にくすいかじょ)」といい、これが「花」なのです。
アンスリウムの「仏炎苞」は、鮮やかな赤、透き通るような白、深みのある緑、愛らしいピンクなどさまざまな色のものがあります。
また、中心に位置する花の「肉穂花序」は、一般的には白や黄色ですが、グラデーションのようになっている種類もあります。
アンスリウム全般の花言葉
アンスリウムの花言葉は、代表的なものとして「情熱」「印象深い」「恋に悶える心」「煩悩」などがあります。
これはアンスリウムの原産が中央アメリカの熱帯地域にあることが大きな理由となっており、アンスリウムが持つエキゾチックさやトロピカルな雰囲気を合わせると「情熱」という花言葉は、アンスリウムを最もよく表している花言葉ともいえます。
同時に一目見た際のインパクトから「印象深い」というのも非常に頷けるアンスリウムの花言葉といえます。
アンスリウムの色別の花言葉
アンスリウムにはさまざまな色があります。最も代表的な色は赤。その他に、白色・緑色・ピンク色・紫色などがあります。また、花の部分である肉穂花序にも、さまざまな色があります。
実は、アンスリウムには色ごとに異なる花言葉を持っているのです。色ごとの花言葉について見ていきましょう。
赤色
赤色の仏炎苞をもつアンスリウムの花言葉は、「情熱」です。
深みのある緑の葉の中に、鮮やかで光沢感ある赤は非常に映えます。このコントラストがまさに「情熱」を連想させますね。
贈りたい相手の「情熱」を称えたいときや、自身の「情熱」を表したいときに贈るといいかもしれません。
白色
白色の仏炎苞をもつアンスリウムの花言葉は「熱心」です。
白は意志の強さを表現する色ともいわれるため「熱心」という花言葉につながります。
仕事や学問など「熱心」に取り組まれている方への贈り物として、最適な色といえるでしょう。白色のアンスリウムは、ブライダルシーンにも人気です。アンスリウム全般の花言葉である「情熱」「恋に悶える心」という言葉からも、結婚式にぴったりなお花であることが分かりますね。白い花の多くは純粋なイメージを与えますから、真摯さも併せて添えることができるでしょう。
緑色
緑色の仏炎苞をもつアンスリウムの花言葉は、「無垢な心」です。
緑色には癒しの効果もあるといわれていますから、落ち着きのある緑色がより「無垢さ」を演出してくれることでしょう。
白いアンスリウムと合わせて、ブライダルシーンに使用するのもおすすめです。
ピンク色
ピンク色の仏炎苞をもつアンスリウムの花言葉は、「飾らない美しさ」です。
エキゾチックな雰囲気をもつアンスリウムですが、ピンク色がソフトな雰囲気を醸し出すため「飾らない美しさ」という花言葉が生まれたといわれています。
アンスリウムの花言葉に怖い意味はある?
花言葉には、怖い意味があるものもあります。
アンスリウムの「煩悩」という花言葉も、捉え方によっては少しばかりマイナスのイメージをもたれるかもしれません。
煩悩とは、心身を悩ませ惑わせる心の動きを指す言葉です。
アンスリウムを贈りたいけど不安に感じる方は、メッセージを添えて配慮するのも良いかもしれません。
アンスリウムの種類
アンスリウムは非常に種類が多く、実に約600種類以上もの品種があります。
ここからは、アンスリウムの代表的な品種とその特徴をご紹介します。
アンスリウム・リリー
アンスリウム・リリーは、品種改良で生まれた比較的新しい品種のアンスリウムです。最大の特徴は、薄いピンクの仏炎苞。しかも、中心に位置する肉穂花序までピンク色をしています。
葉の形状は丸みがなく少し尖っており、葉の緑もそれほど濃い色ではありません。全体的に柔らかいイメージを持っており、小ぶりの株が多いのも特徴の1つです。愛らしいピンクが、お部屋に柔らかなアクセントを与えてくれるでしょう。
また、アンスリウム・リリーは流通量がそれほど多い品種ではないため、希少種ともいわれています。
アンスリウム・アンドレアナム
アンスリウム・アンドレアナムは、アンスリウムの代表格の品種といえるかもしれません。深い緑色の葉に、艶やかで光沢感のある赤い仏炎苞をつけます。また、肉穂花序は淡い黄色で色のコントラストが非常に生える品種となっています。
また、赤い仏炎苞はハート形をしています。エナメルの光沢感が好きな方は、この品種が特に気に入るのではないでしょうか。流通量も多く、目にする機会も多い品種となっています。
アンスリウム・フーケリー
葉の形状が特徴的なのがアンスリウム・フーケリーです。葉は長くウェーブがかかっており、原種に近い品種といわれています。仏炎苞を楽しむ品種ではなく、葉そのものの美しさを楽しむ品種といえるでしょう。
流通量は多くなく、希少品種との位置づけの品種です。しかし、アンスリウムの種類の中では個性的な葉の形状をしているため人気があります。葉の形の美しさを楽しみたい方には特におすすめの品種です。
アンスリウム・クラリネルビウム
アンスリウム・クラリネルビウムは、アンスリウムの中でも個性的な品種の1つです。最大の特徴は葉にあります。ハート形の大きな葉をつけますが、葉脈に沿って白く色が入る葉をしています。葉脈が作り出す幾何学模様が1枚一枚の葉で異なり、不思議な雰囲気を醸し出すアンスリウムです。
こちらの品種も仏炎苞を楽しむ品種ではなく、葉そのものの美しさを楽しむ品種となっています。葉が作り出す模様は、多くの人の目を楽しませてくれます。
アンスリウム・ジゾー
アンスリウム・ジゾーは、仏炎苞に特徴のある品種です。アンスリウム・ジゾーの仏炎苞は綺麗な紫色で、人目を惹く品種となっています。
また、小型の品種のためどことなく可愛らしさも醸し出す品種です。葉は光沢感のある深い緑色で、肉穂花序は深い紫色をしています。
アンスリウム・ジゾーの紫は個体によって微差がありますが、微妙に異なる紫色の色合いは人の心を楽しませてくれるでしょう。
アンスリウム・レガレ
アンスリウム・レガレも、超個性派のアンスリウムの1つです。最大の特徴は大きな葉にあります。しかも、大きな葉は深めの緑色をしていますが、葉脈は淡い黄緑色をしています。そのため、葉にしっかりと模様が現れ、葉そのものの美しさを楽しむタイプのアンスリウムです。
アンスリウム・クラリネルビウムとは異なる品種ですが、同様に見られる幾何学模様が大きな魅力となっています。
アンスリウム・マグニフィカム
アンスリウム・マグニフィカムも、葉を楽しむ品種の1つです。葉は大型で、葉脈に沿って白銀色をしています。同様の品種との比較では、葉脈に沿って色が抜ける部分の幅が広いという特徴があります。
葉の緑色と葉脈の色のコントラストがとても美しく、インパクトがあります。
アンスリウム・クラリネルビウム、アンスリウム・レガレも葉の美しさを楽しむことができる種類だとご紹介しましたが、この2品種とはまた異なる雰囲気を醸し出す特徴を持っています。鑑賞価値がとても高いアンスリウムなので、鉢植えで贈るのもおすすめです。
アンスリウムの贈り方
アンスリウムの贈り方は、「花束」「鉢植え」「スタンド花」などが中心となります。それぞれの贈り方によって特徴がありますから、どの贈り方が適切なのか参考にしてください。
贈る相手、贈る場面、贈る意図などを総合して、どのような贈り方をすると喜ばれるのかを確認していきましょう。
花束
アンスリウムは、独特な形状の仏炎苞が魅力の植物です。仏炎苞が赤やピンク、形状がハート型のものは、愛らしいインパクトを与えてくれるでしょう。
もちろん、アンスリウム単体で花束を構成することも可能ですが、他のお花と組み合わせることで、アンスリウムの個性をさらに引き出すことができます。
式典などで手渡しをしたいときは、花束が理想的です。また、結婚式で使用するブーケなどにも、アンスリウムは多く利用されています。
鉢植え
鉢植えを選択する場合は、アンスリウム単体で贈るのが通常です。ラッピングを依頼することでさらに見栄えをよくすることが可能です。
アンスリウムは品種によって葉のサイズ、株のサイズが異なるので、鉢植えで贈る場合は事前に相手に確認を取っておきましょう。
贈り先にスペースが十分にある場合は大型の葉をつけるアンスリウムもいいですが、スペースが十分に確保できない可能性もある場合は、小型のアンスリウムを選ぶのがおすすめです。
事務所の移転祝いや開業祝などオフィスやお店などにおいて長く楽しんでほしい場合や、植物好きの友人への贈り物として、鉢植えの贈り物は最適です。
スタンド花
開店祝いや開業祝などに贈ることの多い「スタンド花」にアンスリウムを取り入れるのもおすすめです。アンスリウムの葉の濃い緑は落ち着きを感じさせ、さまざまな色のお花との組み合わせもしやすいです。
また、アンスリウムは葉ですから匂いを漂わせることも少なく、飲食店などの開店祝いにもおすすめといえます。
アンスリウムを購入するならどこがおすすめ?
アンスリウムを購入しようと考える場合、真っ先に頭に浮かぶのは「お花屋さん」かもしれません。
しかし、最近は花を扱う通信販売の専門店も数多くあるので、インターネットの通販サイトを利用するのも選択肢の1つとなっています。
どちらで選ぶのがいいのか、メリットから比較してみましょう。
花屋さん
花屋さんの最大のメリットは、アンスリウムを目で見て直接確認できることです。葉の色、仏炎苞の雰囲気、株の元気さなど植物の状態を細部にまでわたって確認することができます。
鉢植えで購入する場合は花屋さんに育て方の相談もしやすいですし、花束として贈りたい場合は希望の雰囲気なども直接伝えやすいです。万が一、何かあってクレームを伝える場合も伝えやすいという特徴もあるでしょう。
花屋さんの最大のメリットは、現物をしっかりと確認できる点にあります。
通販サイト
通販サイトのメリットは、品数が多いという事です。これは街の花屋さんでは実現が不可能でしょう。買いたい品種が決まっている場合や、希少種の場合、近場の花屋さんでは取り扱っていないこともあります。
数多くの品種の中から選択できるのは、ネット通販最大のメリットといえるでしょう。
また、わざわざ足を運ばなくてもいいというのもメリットです。インターネットさえできる環境であれば、いつどこからでも購入が可能なのは、通販サイトの大きなメリットの1つでしょう。
アンスリウムを購入するならプレミアガーデン
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インターネット通販の花屋の利用に不安を感じる人もいるかもしれません。通販ショップの数も多いので、どのお店が買えばいいのか迷う方もいるでしょう。
そこで、最後に「プレミアガーデン」をご紹介します。
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おしゃれな鉢カバーのアンスリウムが豊富
プレミアガーデンでは、鉢植えのアンスリウムを豊富に取り揃えています。
豪華なラッピングをすることも可能ですし、さまざまなデザインの鉢カバーの中から選ぶことができますよ。おしゃれな鉢カバー付きならそのまま飾ることができますし、贈る相手のイメージにあったものがきっと見つかるでしょう。
鮮やかで美しいアンスリウムは、自宅用にインテリアとして飾るのも良いですし、ウェルカムフラワーとして、玄関やエントランス、オフィスの入り口付近に飾るのもおすすめです。個性的で鮮やかなカラーが特徴的なアンスリウムは、とても華やかにお客様をむかえてくれるのではないでしょうか。
贈り物としてアンスリウムを購入しようとお考えの方は、ぜひプレミアガーデンをご覧ください。
まとめ
アンスリウムは、葉が非常に特徴的な植物です。花と思われている部分が実は葉であることは非常に驚きですが、花であろうと葉であろうと、とても美しい植物です。
アンスリウムは特徴的な葉を持つことから、観葉植物として多くの人に好まれています。品種もとても多く、個性的で美しい葉を楽しむもの、仏炎苞の色を楽しむもの、さまざまな魅力がありますよ。
仏炎苞の色ごとに異なる花言葉もあるので、アンスリウムを贈る際はぜひ花言葉も意識してみてください。
アンスリウムは鉢植えで贈るのもおすすめですが、熱帯産の植物のため、寒さにはあまり強くありません。寒さ対策をしっかりとして、アンスリウムの美しさを存分にたのしんでくださいね。
アンスリウムは風水的にも良い効果があり、恋愛運だけでなく対人運を高めてくれるといわれています。アンスリウムは多くの人の心を癒し、活力を与えてくれるでしょう。