フィカスバーガンディの育て方!風水効果や剪定方法も解説

フィカスバーガンディは、ゴムの木の仲間で、光沢のあるダークグリーンの葉やバーガンディカラーの新芽が特徴的な観葉植物です。比較的丈夫で、日陰でも育てやすく、乾燥にも強いため、室内での管理がしやすい植物として人気があります。

風水では「成長」や「安定」を象徴するとされ、インテリアグリーンとしても注目されています。

本記事では、フィカスバーガンディの特徴や風水効果、育て方、剪定や植え替えの方法、増やし方などについて、詳しく解説します。

フィカスバーガンディの特徴

フィカスバーガンディは、ゴムの木の一種で、深みのあるバーガンディカラーの葉が特徴的な観葉植物です。新芽の裏側は鮮やかなバーガンディ色をしており、成長とともに葉全体が深い緑へと変化していきます。緑は非常に深く、黒っぽくも見えることから、黒ゴムとも呼ばれています。この色の移り変わりが、フィカスバーガンディの魅力の一つです。成長するとしっかりとした幹を形成し、存在感のある観葉植物になります。

また、耐陰性があり、比較的日陰でも育ちやすいことから、室内の観葉植物として人気です。乾燥にも強く、頻繁な水やりを必要としないため、初心者にも育てやすい植物のひとつです。さらに、フィカス属の植物は空気清浄効果があるとされ、室内の空気を清潔に保つ役割も期待できます。

フィカスバーガンディの風水効果

フィカスバーガンディを含むゴムの木の仲間は、葉の形や生え方によって持つ気質が異なります。丸みを帯びた葉が上向きに成長するゴムの木は、風水において「陽の気」を持つ植物とされており、陰の気が多い空間に置くことで気のバランスを整え、プラスの運気を運んでくれると考えられています。

また、ゴムの木の大きくて丸い葉は、手のひらでお金を包み込んでいるように見えることから、金運の中でも特に「蓄財運」に優れた植物とされています。そのため、家やオフィスに置くことで、収入を増やすだけでなく、お金をしっかり貯める力をサポートしてくれるといわれています。さらに、ゴムの木には安心感やリラックス効果をもたらす働きもあり、健康運や対人運の向上にもつながると考えられています。

フィカスバーガンディの花言葉

フィカスバーガンディには、「永久の幸せ」や「健やか」という花言葉がつけられています。これは、ゴムの木が力強く成長し、生命力にあふれた植物であることに由来しています。

「永久の幸せ」という花言葉は、フィカスバーガンディが丈夫で長く育つことから、家族や大切な人との関係が長く続くようにという願いが込められています。そのため、新築祝いや結婚祝いのギフトとしても人気があります。

また、「健やか」という花言葉には、フィカスバーガンディの強い生命力と成長力が関係しています。空気清浄効果が期待できることや、ストレスを和らげる観葉植物としての特性が、健康運をサポートする植物としてのイメージを持たせています。そのため、健康を願う贈り物としてもおすすめです。

フィカスバーガンディの育て方

フィカスバーガンディは、耐陰性や乾燥耐性があり、初心者でも育てやすい観葉植物です。ただし、美しい葉色を保ち、健康的に成長させるためには、適切な環境と管理が必要です。ここでは、フィカスバーガンディを育てる際のポイントについて解説します。

置き場所と日当たり

フィカスバーガンディは明るい室内を好みますが、直射日光には弱いため、レースカーテン越しの光が当たる場所が理想的です。耐陰性もありますが、長期間日陰に置くと葉の色が悪くなるため、時々明るい場所に移動させるのがおすすめです。

水やり

フィカスバーガンディの水やりは、土がしっかり乾いてから水を与えるのがポイントです。春から夏の成長期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、冬の休眠期には土が中心までしっかりと乾いてから水やりします。根腐れを防ぐために、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。

温度と湿度

フィカスバーガンディは寒さに弱く、15℃以上の環境が適しています。冬場は暖房の風が直接当たらない場所に置き、できるだけ室温を維持することが大切です。また、葉が乾燥しやすいため、時々霧吹きで葉水を与えると、葉のツヤを保ちやすくなります。

肥料

成長期の春から夏にかけては、2〜3週間に一度の頻度で液体肥料を与えると、健康的な葉色を維持できます。冬の休眠期は肥料を与えず、植物を休ませることが大切です。

害虫

フィカスバーガンディは比較的丈夫な観葉植物ですが、環境によっては害虫や病気の影響を受けることがあります。特に注意が必要なのは、ハダニ、カイガラムシ、アブラムシといった害虫の発生です。ハダニは乾燥した環境で増えやすく、葉水を与えて湿度を保つことで予防できます。カイガラムシは葉や茎に付着しやすく、見つけたらすぐに取り除くことが大切です。

フィカスバーガンディの植え替え方法

フィカスバーガンディは成長が比較的早いため、根詰まりを防ぐために1~2年に一度の植え替えが必要です。根が鉢の底からはみ出している、土の乾きが異常に早いといったサインが見られたら、植え替えのタイミングと考えましょう。

植え替えは春から初夏(5月~7月)の暖かい時期が最適です。気温が安定しており、根が活動しやすいため、ストレスなく順応しやすくなります。準備するものは、一回り大きな鉢、観葉植物用の培養土、鉢底石、ゴム手袋などです。

植え替えの手順は以下の通りです。

  1. 鉢から取り出す
    鉢の縁を軽く叩きながら、フィカスバーガンディを優しく取り出します。根が張っている場合は、根鉢を崩さないように慎重に作業しましょう。
  2. 古い土を落とす
    根に付着している古い土を手でほぐしながら落とします。傷んだ根や黒ずんでいる部分があれば、清潔なハサミでカットしておきます。
  3. 新しい鉢に植える
    鉢底に鉢底石を敷き、観葉植物用の培養土を入れます。根が自然に広がるように配置し、隙間に新しい土を入れながら軽く押さえます。土は鉢の縁から2~3cm下の高さに整え、水をたっぷり与えましょう。

植え替え直後は根がデリケートな状態のため、直射日光を避け、明るい日陰で1~2週間ほど管理します。水やりは控えめにし、土が乾いたら適量を与える程度に調整しましょう。新しい環境に慣れるまで時間がかかるため、肥料は約1ヶ月後から与えるようにすると安心です。

フィカスバーガンディの剪定方法

フィカスバーガンディの樹形を整え、美しい姿を保つためには定期的な剪定が必要です。適切なタイミングで剪定を行うことで、新しい芽の成長を促し、より元気な株に育てることができます。

剪定は春から夏(5月~8月)の成長期に行うのが最適です。この時期に剪定することで、植物がダメージを受けにくく、新しい芽が出やすくなります。冬場は成長が緩やかになるため、剪定は避けたほうが良いでしょう。

剪定の手順は以下の通りです。

  1. 道具を準備する
    剪定バサミ(清潔なもの)、手袋、不要な枝を捨てる袋を用意します。フィカスバーガンディの切り口からは白い樹液(ゴムの木の樹液)が出るため、手につかないよう注意しましょう。
  2. 不要な枝を確認する
    間延びして伸びすぎた枝や、込み合っている部分、弱々しい枝を選びます。葉が少ない枝や下葉が落ちている枝は、適宜カットすることで、新しい芽の発生を促せます。
  3. 剪定する
    不要な枝を節(葉の付け根)のすぐ上でカットします。こうすることで、剪定後に新しい芽が出やすくなります。形を整えるように、全体のバランスを見ながら少しずつ剪定するのがポイントです。
  4. 剪定後の管理
    剪定後は植物がストレスを受けるため、風通しの良い明るい場所で管理し、強い直射日光を避けるようにします。切り口から出る樹液が乾くまでは、水やりを控えめにしましょう。

定期的な剪定を行うことで、枝の生長をコントロールでき、樹形が整いやすくなります。また、風通しが良くなることで病害虫の発生を抑える効果も期待できます。

フィカスバーガンディの増やし方は挿し木がおすすめ

フィカスバーガンディは「挿し木」で増やすのが一般的で、比較的成功しやすい方法とされています。適切な時期に挿し木を行うことで、新しい苗を育てることができ、観葉植物を増やしたい方におすすめの方法です。

挿し木に適した時期は、植物の生長が活発になる春から夏(5月~7月)です。この時期なら発根しやすく、成長がスムーズに進みます。準備するものは、清潔な剪定バサミ、発根促進剤(ルートンなど)、挿し木用の培養土、鉢またはポット、透明なビニール袋です。

挿し木の手順は以下の通りです。

  1. 健康な枝を選ぶ
    フィカスバーガンディの元気な枝を選び、10~15cm程度の長さでカットします。葉が数枚付いている部分を選ぶと発根しやすくなります。
  2. 不要な葉を取り除く
    下の方にある葉はすべて取り除き、先端の2~3枚のみ残すことで、水分の蒸発を防ぎます。
  3. 切り口の処理をする
    カットした切り口から白い樹液が出るため、流水で洗い流し、数時間乾燥させるのがポイントです。発根を促すために、切り口に発根促進剤をつけると成功率が上がります。
  4. 土に挿す
    挿し木用の培養土を入れた鉢に、枝の1/3程度が埋まるように挿します。土を軽く押さえて、しっかり固定しましょう。
  5. 発根を促すための管理
    挿し木をした鉢は、明るい日陰に置き、直射日光を避けることが大切です。乾燥を防ぐために、透明なビニール袋をかぶせて湿度を保つと、発根しやすくなります。水やりは土が乾いたら適量を与えましょう。

挿し木をして約1ヶ月で根が出てきます。根がしっかり張ったら、通常の鉢に植え替え、少しずつ日光に慣らしていくことで、丈夫に育てることができます。

フィカスバーガンディとそのほかのフィカスの種類

フィカスバーガンディは、ゴムの木の仲間であるフィカス属に分類される観葉植物の一つです。フィカス属には、多くの種類が存在し、それぞれ葉の形や色、育てやすさなどに特徴があります。ここでは、フィカスバーガンディをはじめ、人気のフィカスの種類を紹介します。自分に合ったフィカスを見つけて、観葉植物のある暮らしを楽しんでみましょう。

フランスゴムの木

フランスゴムの木(フィカス・ルビギノーサ)は、フィカス属の中でも特に人気の高い観葉植物の一つです。丸みを帯びた小さな葉が特徴で、明るいグリーンの葉色が爽やかな印象を与えます。フランスゴムの木は丈夫で育てやすく、幹が木化しないうちにめげることができるなど、魅力的な樹形になります。

フランスゴムの木 – 観葉植物

カシワバゴム(フィカス・リラータ)

カシワバゴム(フィカス・リラータ)は、大きなカシワの葉のような形をした葉が特徴的な観葉植物です。葉は厚みがあり、光沢のある深いグリーンカラーが美しく、インテリア性が高いことで人気があります。耐陰性があるため、明るい室内で育てることができ、乾燥にも強いため初心者にも育てやすい植物です。スタイリッシュな空間やナチュラルなインテリアにもよく馴染み、存在感のある観葉植物としておすすめです。

カシワバゴムの商品一覧は以下のページからご覧ください。
カシワバゴム

フィカス・アルテシマ

フィカス・アルテシマは、鮮やかなグリーンとイエローのコントラストが美しい葉が特徴の観葉植物です。比較的成長が早く、生命力が強いことから、風水では「発展」や「繁栄」の象徴とされています。日当たりの良い場所を好みますが、耐陰性もあるため、室内でも育てやすい品種です。スタイリッシュな雰囲気を持ちつつ、明るい葉色が空間を華やかにしてくれるため、リビングやオフィスのインテリアグリーンとして人気があります。

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フィカス アルテシマ

フィカス・ベンジャミン

フィカス・ベンジャミンは、小さな葉が密集して茂るエレガントな観葉植物で、しなやかな枝の流れが美しく、ナチュラルな雰囲気を演出します。風水では「調和」や「家庭円満」の象徴とされており、家族や職場の人間関係を良好にしたい方におすすめの植物です。耐陰性があるため、比較的暗めの室内でも育てやすく、剪定によって好みの樹形に仕立てることもできます。

フィカス・ベンジャミンの商品一覧は以下のページからご覧ください。
フォルムが可愛いベンジャミン

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータは、大きなハート型の葉が特徴的な観葉植物で、柔らかい雰囲気を持つ優雅な品種です。インテリアグリーンとして非常に人気が高く、ナチュラルな空間やモダンなインテリアにもよく馴染みます。耐陰性はあるものの、日光を好むため、明るい場所で管理すると元気に育ちます。枝がゆるやかに曲がるため、ナチュラルな樹形を楽しむことができ、部屋にやさしい印象を与えてくれます。

フィカス・ウンベラータの商品一覧は以下のページからご覧ください。
ウンベラータ

フィカスバーガンディに関するよくある質問

フィカスバーガンディは、おしゃれなインテリアグリーンとして人気の観葉植物ですが、育てる上で気になる点や疑問も出てくるのではないでしょうか。成長速度や管理方法、葉が落ちる原因など、よくある質問をまとめました。フィカスバーガンディを元気に育てるためのポイントを知り、長く楽しめるようにしましょう。

成長速度は?

フィカスバーガンディの成長速度は比較的ゆっくりですが、環境が適していれば年間で10~30cmほど伸びることもあります。特に春から夏の成長期には新しい葉が次々と展開しやすくなります。一方で、気温が下がる冬は成長が停滞しやすいため、成長が遅くなるのは自然なことです。成長を促したい場合は、適度な日光と水やり、そして春~秋の時期に薄めの液体肥料を月1~2回与えると良いでしょう。

大きくなるのにどのくらいかかる?

フィカスバーガンディは環境によって異なりますが、鉢植えで育てた場合でも数年で1~1.5mほどの高さに成長します。地植えや大型の鉢で管理すればさらに大きくなる可能性があります。ただし、成長速度をコントロールしたい場合は、剪定を適宜行いながら形を整えることが大切です。適切な管理を続けることで、美しい樹形を維持しながら長く楽しむことができます。

葉が落ちる原因は?

フィカスバーガンディの葉が落ちる主な原因として、水やりの過不足、寒さ、乾燥、根詰まりなどが考えられます。水の与えすぎや冬の寒さは根腐れを引き起こし、葉が黄変して落ちることがあります。一方で、水不足になると葉がしおれて落葉するため、土の表面が乾いたら適度に水を与えることが重要です。

寒さに弱いため、冬は15℃以上の環境を保ち、暖房の風が直接当たらないように注意しましょう。定期的な植え替えや剪定を行い、根詰まりやストレスを軽減することも葉落ちの予防につながります。

プレミアガーデン厳選のフィカスバーガンディを紹介

フィカスバーガンディは、深みのあるバーガンディカラーの葉が特徴的な観葉植物で、シックな雰囲気を演出するインテリアグリーンとして人気があります。成長とともに葉色が変化し、美しい光沢を持つため、お部屋に取り入れるだけで上品な空間を作り出せます。

プレミアガーデンでは、品質にこだわった厳選のフィカスバーガンディを取り揃えています。耐陰性があり、比較的育てやすい品種なので、初心者の方でも安心して管理できます。リビングやオフィスのインテリアとしてはもちろん、開店祝いや新築祝いなどのギフトにも最適です。フィカスバーガンディをお探しなら、ぜひ一度以下のページをご覧くださいませ。
フィカス バーガンディ6号 (ラスターポット付)

まとめ・フィカスバーガンディを育てよう

フィカスバーガンディは、深みのあるバーガンディカラーの葉が美しい観葉植物で、育てやすさとインテリア性の高さを兼ね備えています。耐陰性があり、乾燥にも強いため、初心者でも管理しやすいのが魅力です。適度な日光と水やり、定期的な剪定や植え替えを行うことで、健康的に成長し、美しい葉色を長く楽しむことができます。

また、風水的にも「成長」や「安定」を象徴する植物とされ、金運や健康運をアップさせる効果が期待できます。プレミアガーデンでは、品質にこだわったフィカスバーガンディをはじめ、豊富な種類の観葉植物を取り揃えております。自宅のインテリアグリーンとしてはもちろん、開店祝いや新築祝いなどのギフトにも最適です。

プレミアガーデンのフィカスバーガンディは以下のページをご覧ください
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フィカスバーガンディを取り入れて、癒しのある空間を作りながら、グリーンライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?プレミアガーデンなら、あなたの理想にぴったりの観葉植物が見つかります。ぜひ、この機会にお気に入りの一鉢をチェックしてみてください。

 

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