4月の誕生花とは?代表する花や日付別で異なる花などを紹介

春の訪れを感じる4月は花々が一斉に芽吹き、鮮やかな彩りで日常を明るくしてくれる季節です。そんな4月の誕生花は、花言葉や見た目の特徴から個性を感じられる種類が多くあります。

本記事では、4月に咲く誕生花を月全体と日ごとに紹介します。おすすめのフラワーギフトの種類なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

4月を代表する誕生花【アルストロメリア】

4月に誕生花として親しまれるアルストロメリアは、色鮮やかで華やかな印象を持つ多年草です。南アメリカ原産で一重咲きから八重咲きまで多彩な形状があり、1本でも存在感があるため、アレンジメントや花束として贈れば特別感が生まれます。

アルストロメリアの花言葉には「未来への憧れ」「持続」「エキゾチック」といった前向きな意味が込められており、色ごとにも独自のメッセージが存在します。赤は「幸い」、青は「知性」「冷静」、黄色は「持続」などを象徴しており、贈る相手のイメージや伝えたい気持ちに合わせて選ぶことができます。

アルストロメリアは、日常のちょっとした贈り物から記念日などの特別なシーンまで幅広く活用でき、受け取る人に前向きな気持ちを届けられる花です。

日付で異なる4月の誕生花

4月を代表する誕生花はアルストロメリアですが、日付でも異なる誕生花が存在します。

ここでは、4月1日~30日までの誕生花の特徴や花言葉について詳しく紹介します。

4月1日【サクラ】

4月1日の誕生花はサクラです。キクと並んで日本の国花に制定されているサクラには、「精神美」「優美な女性」といった花言葉が込められています。「精神美」は、古くから日本人の美意識や品格の象徴としてサクラが愛されてきたことに由来するといわれています。

また、「優美な女性」は薄紅色の花びらが風に揺れる様子から連想され、やわらかくしなやかな女性の美しさを表現しています。春の訪れとともに咲き誇るサクラの姿は、希望や新しい始まりを感じさせるでしょう。

4月2日【アネモネ】

4月2日の誕生花はアネモネであり、花言葉は「儚い恋」「期待」などです。「儚い恋」は、ギリシャ神話に登場するアフロディーテとアドニスの悲恋話やゼピュロスとアネモネの物語に由来しています。

また、アネモネは春風を運んでくる花といわれていることから「期待」という花言葉がつけられたとされています。見た目のかわいらしさだけでなく、過去と未来の感情を同時に表す花として人気があります。

4月3日【アジアンタム】

4月3日の誕生花はアジアンタムであり、花言葉は「繊細」「天真爛漫」などです。「繊細」は、アジアンタムの葉が細やかで精巧なことにちなんでつけられました。

また、アジアンタムの英語名が「Maidenhair fern(乙女の髪のシダ)」ということに由来して「天真爛漫」という花言葉も託されています。アジアンタムは葉のやわらかさや軽やかな印象があるため、部屋に飾るだけで優雅な雰囲気を演出できます。

4月4日【カスミソウ】

4月4日の誕生花はカスミソウであり、花言葉は「清らかな心」「無邪気」「幸福」などです。「清らかな心」「無邪気」は、カスミソウの純白の花の色が由来となっています。

また、カスミソウは花嫁のベールに似ていることからウェディングシーンにも使われる花です。そのことから、「幸福」という花言葉がつけられたとされています。

カスミソウは、さりげなく添えるだけでも優しさや明るい印象を与えてくれるのが魅力です。

4月5日【イチジク】

4月5日の誕生花はイチジクで、花言葉は「子宝に恵まれる」「裕福」「実りある恋」などです。イチジクは1本の木に多くの実をつけることから、昔から豊かさや繁栄の象徴とされてきており、「子宝に恵まれる」「裕福」という花言葉は家族の幸せや子孫繁栄を願う意味合いを持っています。

また、「実りある恋」という言葉は、恋愛の成就や関係の成熟を象徴しています。イチジクを贈る際は、成長や発展を応援したい相手に渡すと思いがより伝わるでしょう。

4月6日【キブシ】

4月6日の誕生花はキブシで、花言葉は「待ち合わせ」「出会い」などです。小さな花が房状に連なって咲く姿は、人々が集まり交流する光景を連想させます。そのため、キブシは出会いや再会、縁を大切にする象徴として親しまれており、「待ち合わせ」「出会い」といった花言葉がつけられたとされています。

また、春の野山でひっそりと咲くことから控えめながらも確かな存在感を放つ花でもあります。庭や花壇に植えると優しい色合いで周囲を和ませ、日常の小さな喜びを思い起こさせてくれるでしょう。

4月7日【ディモルフォセカ】

4月7日の誕生花はディモルフォセカで、花言葉は「富」「豊富」などです。明るく光沢のある黄色の花びらは豊かさや繁栄を連想させるため、古くから幸福や成功を願う象徴としても用いられてきました。

また、春の陽光に映えることから希望や前向きな気持ちを象徴する花としても人気があります。

4月8日【シバザクラ】

4月8日の誕生花はシバザクラで、花言葉は「臆病な心」「合意」「一致」「忍耐」などです。小さな花が密集して咲き、まるで色鮮やかな絨毯のように地面を覆う姿は協調や一致の象徴とされています。

また、岩場や厳しい環境でも根を張り、春になると鮮やかに花開くことから「忍耐」という花言葉も生まれました。春の庭や公園に咲くシバザクラは、一つひとつは小さくても集まることで圧倒的な存在感を放ち、仲間やチームワークの大切さを思い起こさせます。

4月9日【ミモザ】

4月9日の誕生花はミモザで、花言葉は「秘密の恋」「感謝」です。「秘密の恋」は、古くから告白の際に使われたことに由来しています。

また、イタリアでは「ミモザの日」に男性が女性に感謝の気持ちを込めて贈る習慣があり、それに由来して「感謝」の意味が込められたとされています。

ふわふわとした小さな黄色い花が房状に咲き、春の訪れを告げるミモザは見た目のかわいらしさと明るさで人気があります。

4月10日【ツルニチニチソウ】

4月10日の誕生花はツルニチニチソウで、花言葉は「楽しき思い出」「幼なじみ」などです。小さく愛らしい紫色の花が長いツルに沿って咲き、庭や花壇でかわいらしい存在感を放ちます。

花言葉の由来は、昔の思い出や友情を象徴する文学や詩に登場することからきています。18世紀の哲学者ジャン=ジャック・ルソー氏の昔の思い人が「ツルニチニチソウがまだ咲いている」といった思い出を自叙伝で振り返っていることに由来しています。

4月11日【ヤエザクラ】

4月11日の誕生花はヤエザクラで、花言葉は「おしとやか」「豊かな教育」などです。「おしとやか」はヤエザクラの花びらが重なり合い、しとやかに咲く姿から由来しています。

また、サクラの花が入学シーズンに満開になることと、ヤエザクラの花びらの枚数の多さから「豊かな教育」という意味も託されていると考えられています。学校や教育に関わるお祝いの贈り物としても適しています。

4月12日【ケマンソウ】

4月12日の誕生花はケマンソウで、花言葉は「あなたに従います」「恋心」などです。ケマンソウの花は鎖のように一列に並んで咲き、控えめで愛らしい印象を与えます。この花の並び方が「あなたに従います」という花言葉の由来とされています。

また、花がハート型をしていることから「恋心」という花言葉もつけられており、恋愛やパートナーへの贈り物としてぴったりです。

4月13日【イチゴ】

4月13日の誕生花はイチゴで、花言葉は「尊重と愛情」「幸福な家庭」などです。イチゴは聖ヨハネや聖母マリアに捧げられた植物とされることから、愛情や思いやりの象徴と考えられ、「尊重と愛情」という花言葉が生まれました。

さらに、実がたくさん実る様子から「幸福な家庭」という意味も込められており、家庭や恋人への贈り物に向いています。

4月14日【ドウダンツツジ】

4月14日の誕生花はドウダンツツジで、花言葉は「上品」「節制」などです。ドウダンツツジは小さく繊細な花を穏やかに咲かせ、全体の姿がたおやかで美しいことから「上品」という花言葉がつけられました。

また、厳しい環境でもしっかり育つ生命力があることから、「節制」という意味も託されています。

4月15日【キンギョソウ】

4月15日の誕生花はキンギョソウで、花言葉は「おしゃべり」「おせっかい」などです。花の形が金魚が口を開けているように見えることから、楽しげにおしゃべりをしている姿を連想させます。

そのユニークな形から「おしゃべり」という花言葉が生まれ、また金魚のように周囲に関わる様子が「おせっかい」という意味にもつながっています。キンギョソウは、明るくユーモアのある贈り物としても喜ばれます。

4月16日【レンゲツツジ】

4月16日の誕生花はレンゲツツジで、花言葉は「情熱」「溢れる向上心」などです。燃えるような赤い色が印象的であり、情熱的な思いやエネルギーを象徴します。

また、1つの枝にたくさんの花をつける様子から努力や成長、向上心の象徴として「溢れる向上心」という意味も込められています。レンゲツツジは、挑戦や応援の気持ちを伝える贈り物に向いています。

4月17日【アイリス】

4月17日の誕生花はアイリスで、花言葉は「恋のメッセージ」「吉報」「希望」などです。アイリスの名前の由来となったギリシャ神話の虹の女神イーリスは、神々の伝令役として使われました。このことから「恋のメッセージ」や「吉報」という花言葉が生まれています。

また、虹が希望の象徴とされることから「希望」という意味も託されています。アイリスは、贈る相手に前向きな気持ちを届けたいときにおすすめです。

4月18日【スターチス】

4月18日の誕生花はスターチスで、花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」などです。ドライフラワーにしても色あせず、長く鮮やかな花の色を楽しむことができることから、「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」という花言葉がつけられました。

スターチスは結婚式や記念日の装飾、贈り物に適しており、長く思い出を残したいシーンにぴったりの花です。

4月19日【アザミ】

4月19日の誕生花はアザミで、花言葉は「独立」「報復」などです。

アザミのトゲは防御の象徴ともされ、スコットランドではヴァイキングの夜襲を阻んだ伝説があります。その逸話から「独立」という花言葉が生まれました。

一方、「報復」という言葉は少し強めですが、困難に立ち向かう力強さの象徴とも解釈されています。

4月20日【ナシ】

4月20日の誕生花はナシで、花言葉は「和やかな愛情」「愛情」などです。

ナシの枝は実をつけるとまるでお辞儀をするかのようにしなり、愛情深く育てられる様子を象徴しています。その姿から「和やかな愛情」「愛情」という花言葉がつけられました。

ナシは、家庭や家族の絆を感じさせる花として親しまれています。

4月21日【ニゲラ】

4月21日の誕生花はニゲラで、花言葉は「当惑」「夢で逢えたら」などです。ニゲラの英語名「Love-in-a-mist(霧の中の恋)」に由来して、「当惑」という花言葉がつけられました。

また、ヨーロッパではニゲラを枕の下に置いて眠ると夢の中で恋しい人に会えるといった伝承もあり、そのことから「夢で逢えたら」という花言葉が生まれています。

4月22日【ムシトリナデシコ】

4月22日の誕生花はムシトリナデシコで、花言葉は「罠」「青春の恋」などです。

ムシトリナデシコは葉や花に粘着性の液を分泌し、虫を捕まえる性質があります。そのことから「罠」という花言葉が生まれました。

また、青春時代の恋愛は誘惑に引っかかりやすいことになぞらえ、「青春の恋」という花言葉もつけられています。

4月23日【カンパニュラ】

4月23日の誕生花はカンパニュラで、花言葉は「感謝」「誠実」などです。カンパニュラの花は教会の鐘に似た形をしており、その清楚で真面目な印象から「感謝」「誠実」という花言葉がつけられました。

また、ギリシャ神話に登場する精霊カンパニュールの物語に由来する説もあり、思いやりや誠実さを象徴する花として知られています。

4月24日【コデマリ】

4月24日の誕生花はコデマリで、花言葉は「優雅」「上品」などです。

コデマリは小さな白い花が丸く集まって咲き、繊細で優美な印象を与えます。その姿から「優雅」「上品」という花言葉がつけられました。

コデマリは春の庭園や花壇でよく見られる他、アレンジメントやブーケにも使いやすい花として人気があります。

4月25日【ビジョナデシコ】

4月25日の誕生花はビジョナデシコで、花言葉は「純粋な愛情」「細やかな思い」などです。

漢字で「美女撫子」と書くビジョナデシコは、手毬のようにかわいらしい花を咲かせます。その可憐な花姿にちなみ、「純粋な愛情」「細やかな思い」という花言葉がつけられたとされています。

コデマリは、贈り物や小さな花束に添えると思いのこもったメッセージを伝えることができます。

4月26日【ヤグルマギク】

4月26日の誕生花はヤグルマギクで、花言葉は「繊細」「優美」などです。ヤグルマギクはたおやかな姿が特徴であり、可憐ながら存在感のある美しさを持っています。

また、プロイセンの王妃がナポレオンから逃れた際、麦畑で花冠をつくって慰めたという逸話もあり、その優雅さから「繊細」「優美」という花言葉が託されています。

4月27日【シャガ】

4月27日の誕生花はシャガで、花言葉は「反抗」「友人が多い」などです。シャガは日陰でも力強く花を咲かせ、葉は鋭い形をしていることから「反抗」という花言葉が生まれました。

また、種子をつくらず根茎で増えていく特性から「友人が多い」という花言葉もつけられています。

4月28日【ユスラウメ】

4月28日の誕生花はユスラウメで、花言葉は「郷愁」「輝き」などです。ひと昔前までは、庭先に植えられたユスラウメに実がなると子どもがよく食べていたといわれており、その懐かしい風景から「郷愁」という花言葉が生まれました。

また、真っ赤に熟した実が光り輝く様子から「輝き」という花言葉も託されています。

4月29日【カキツバタ】

4月29日の誕生花はカキツバタで、花言葉は「幸せは必ず来る」「幸せはあなたのもの」などです。

カキツバタの花はツバメの飛ぶ姿に似ており、ツバメは昔から縁起の良い鳥とされてきました。そのため、「幸せは必ず来る」「幸せはあなたのもの」という花言葉がつけられています。

4月30日【キングサリ】

4月30日の誕生花はキングサリで、花言葉は「淋しい美しさ」「相思相愛」などです。下向きに垂れ下がる姿がどこか儚く、淋しげに見えることから「淋しい美しさ」という花言葉が生まれました。

また、連なる花穂が互いに寄り添うように咲く様子から「相思相愛」という花言葉もつけられています。

4月が誕生日の方に贈りたいフラワーギフト

4月に誕生日を迎える方のプレゼントとして、おすすめのフラワーギフトは以下の3種類です。

  • 花束
  • ボックスフラワー
  • フラワーアレンジメント

最後に、各フラワーギフトの特徴に加えてプレミアガーデンが提供する商品を紹介するので、誕生日祝いを贈る際に役立ててください。

花束

商品ID: 2276

 

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ロマンチックな誕生日プレゼントを探しているなら花束がおすすめです。映画やドラマにも度々登場する花束は、「いつかは自分ももらってみたい」と憧れを抱いている方は多くいます。

この商品は、ピンクやグリーンなど春の花をふんだんに使った花束であり、価格は8,250円(税込)です。花の美しさが生きるよう、つくり込みすぎずにナチュラルな雰囲気に仕上げています。

4月に誕生日を迎える恋人やパートナーにはもちろんのこと、家族へのちょっとしたプレゼントにいかがでしょうか。

ボックスフラワー

商品ID: 2385

 

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ボックスフラワーは、フタつきの箱(ボックス)の中に花を敷き詰めたフラワーギフトです。「おしゃれなフラワーギフトで周りと差をつけたい」、「持ち運びやすい花を探している」といった方におすすめです。

この商品はグリーンと白の花を溢れるように敷き詰め、フレッシュなイメージに仕上げており、価格は8,800円(税込)です。性別や年齢問わずどのような方へも贈りやすいですが、4月に誕生日を迎える男性へのプレゼントとして特に高い人気を集めています。

フラワーアレンジメント

商品ID: 1690

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フラワーアレンジメントは、器やカゴに生花をあしらったフラワーギフトです。花は容器内のスポンジから水を吸うので、受け取った直後からそのまま飾ることができます。

この商品は、色とりどりの花をふんだんに使用して華やかなアレンジメントに仕上げており、価格は11,000円(税込)です。

「花瓶を持っていない」「花を活け直す時間がない」という方にも喜んでもらいやすい誕生日プレゼントなので、何を贈ろうかと迷っている際は検討してみてください。

まとめ

4月の誕生花には、春らしい明るさや優しさを感じさせる花が多く揃っています。カスミソウやジャスミンのように控えめで香りや雰囲気を楽しむ花などがあり、それぞれが異なる魅力を持っています。

誕生花を知ることで花言葉を添えた贈り物がより思いを伝えるものになり、春の訪れを感じる生活を演出することができます。4月の誕生花を選ぶ際は、それぞれの花の特徴や雰囲気を意識して自分や相手に合った花を楽しんでみてはいかがでしょうか。

プレミアガーデンでは、上記で紹介した商品以外にも多数取り扱っています。理想的なアイテムを探している場合は、ぜひ一度プレミアガーデンを覗いてみてください。

 

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