ハロウィンに花を楽しむコツ!飾り方やおすすめのフラワーギフトも紹介
ハロウィンのイベントは、毎年お菓子を交換したり、キャラクターやおばけの仮装を楽しんだりして、日本でも盛り上がりを見せています。
今年は、自宅に花を飾ったり、身近な人に花のギフトを贈って楽しんでみませんか。
この時期には、普段ならあまり選ばないようなビビットな色合わせや、ハロウィンの夜を思わせる少し不気味な雰囲気の花合わせに挑戦するのもおすすめです。
この記事ではハロウィンに花を楽しむアイデアを紹介します。この時期ならではのおすすめの花や飾り方、ギフト選びのコツも合わせて紹介するので、花選びの参考にしてみてください。
ハロウィンに花を楽しむコツ
ハロウィンと聞くと、カボチャやおばけをイメージする人も多いでしょう。
大きなカボチャをくり抜いて作るジャック・オ・ランタンは、ハロウィンを盛り上げるには最適ですが、自宅で作って飾るには少しハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
そんな人はぜひ、ハロウィンの雰囲気に合う花を選んでパーティ気分を楽しみましょう。
まずは選ぶ色や花の種類など、ハロウィン気分を盛り上げてくれる花選びのコツを紹介します。
ハロウィンカラーを意識する
ハロウィンカラーには、オレンジ、黒、紫が取り入れられています。
もともとハロウィンは、ケルト民族の収穫祭を起源としているので、秋の収穫を祝い、恵みに感謝するオレンジがメインカラーです。
また、古代ケルトにおいて10月31日は大晦日とされています。
その日は古くから、亡くなった人の魂が家族の元に戻ると伝えられていて、現世とあの世の境界が曖昧になると信じられていました。
そのため、あの世から迷い込んでしまった悪霊や魔女に悪さをされないように、仮装をして、悪霊を追い払う風習が誕生したのがいまのハロウィンの起源です。
そのような由来から、オレンジ以外に魔女や闇をイメージする黒や紫もハロウィンのテーマカラーとして扱われています。
ハロウィンカラーの持つ意味と花の種類
ハロウィンカラーの持つ意味とそれぞれの色を持つ花の種類は以下の通りです。
- オレンジ「秋の収穫」「太陽の恵み」「ジャック・オ・ランタン(カボチャ)」
- 黒「魔女」「黒猫」「クモ」「怖れや暗闇の象徴」
- 紫「怪しい夜」「魔法の力」「ミステリアス」
オレンジ | ソラナムパンプキン、ガーベラ、ケイトウ、ダリア、マリーゴールド、バラ |
黒 | トウガラシ、チョコレートコスモス、スカビオサ |
紫 | トルコキキョウ、リンドウ、スカビオサ、バラ |
秋を感じる実物を取り入れる
花束やアレンジメントに実物を取り入れると、ぐっと秋の深まりが感じられる花合わせに仕上がります。
また、もともとハロウィンは、ケルト民族の秋の収穫祭が起源なので、実物を取り入れるのはその由来にもふさわしいと言えるでしょう。
茎が短い実物は、ワイヤリングしてアレンジメントやリースに加えたり、花瓶のまわりに散りばめたりして、ディスプレイとして楽しむこともできます。
また木の実以外に、干したオレンジやレモンなどの果実を取り入れるのもユニークです。
ハロウィンに取り入れたい実物や果実
おもちゃカボチャ、姫りんご、松ぼっくり、どんぐり、木の枝、ヤシャブシ、ドライにしたオレンジやレモンの果実など
怪しげで不気味な花を飾る
少し怪しげで不気味な雰囲気もハロウィンならではの醍醐味です。
いつもの組み合わせにどこか不気味な雰囲気を持つ花を加えると、ハロウィン気分を一層盛り上げることができます。
そんなときにぜひ取り入れてほしい花が、唯一無二とも言える個性的な花の形をしたケイトウです。
ケイトウは秋に出回り、一見花には見えないユニークな形と生花の中ではめずらしいビビットなカラーバリエーションが特徴的な花です。
中でも石化鶏頭(セッカケイトウ)と呼ばれる品種は、まるで脳みそのようにも見える怪しげなフォルムがハロウィンにぴったりと言えるでしょう。
ハロウィンにおすすめのフラワーギフト
ハロウィンカラーを花の組み合わせで表現して、パーティ気分を楽しみましょう。
ハロウィンのイメージカラーは特徴的なので、色を意識して花を選ぶだけでも独特の雰囲気が出せるはずです。
黒や紫の花が手に入らないときには、リボンや100円ショップなどでも手に入る小さなハロウィンオーナメントなどで代用してみてください。ここからは、プレミアガーデン厳選のハロウィンにおすすめのフラワーギフトとともに紹介します。
ハロウィン特有の合言葉「トリックオアトリート」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)になぞらえて、お酒やお菓子と一緒に贈っても喜ばれることでしょう。
ガーベラやマリーゴールドでジャック・オ・ランタン
商品ページ:明るく爽やかで優しい雰囲気も楽しめるアレンジメントフラワー
オレンジ色のガーベラやマリーゴールドは、花の形も丸いので、ジャック・オ・ランタンをイメージしたり、カボチャを表現するのに最適です。
花の間におもちゃカボチャや松ぼっくりを織り交ぜて、秋の実りが感じられる花束やアレンジメントに仕上げてみてはいかがでしょうか。
合わせる葉物には、紅葉した種類を選ぶと、より一層秋の雰囲気も深まります。切り花でも紅葉が楽しめる葉物は、ドウダンツツジ、ヒペリカム、キイチゴなどが挙げられます。
紫の花にダークな葉物を合わせてミステリアスに
商品ページ:紫のお花を贅沢に使用したフラワーアレンジメント
リシアンサスやリンドウなど紫色の花に、ダーク系の葉物を合わせるとミステリアスな雰囲気の花束やアレンジメントに仕上がります。
ハロウィンのモチーフとして代表的な魔女をイメージして、ゴシックな雰囲気もある花合わせを楽しみましょう。
ミステリアスな雰囲気の花束やアレンジメントには、まるで魔女の爪を思わせる鑑賞用のトウガラシを取り入れた花合わせがおすすめです。
花屋さんではコニカルという名前で流通していることも多く、ハロウィンに出回る定番の黒以外にも赤やオレンジ、紫などのビビットな色合いを楽しむことができます。
ダークな色合いの葉物には、ディアボロ(濃い紫)、スモークツリー(濃い紫)、ベニスモモ(深い赤)などを合わせるのがおすすめです。
ケイトウを使った個性的で不気味な花合わせ
怪しげに光る月やおばけに黒猫、そんな不気味なハロウィンのイメージはケイトウを使った花合わせで再現してみてはいかがでしょうか。
ケイトウのベルベットのような温かみのある独特な質感は、寒さが増してくる10月の終わりころにもぴったりな雰囲気を持っています。
個性的で花合わせが難しいと思われがちですが、ハロウィンカラーを意識して組み合わせれば、ダリアやガーベラなど存在感のある花と合わせてもまとまりが出ます。
頭が小さいサイズのケイトウは花束やアレンジメントのアクセントに、ボリュームたっぷりのものは他の花の足元に合わせることで唯一無二の個性を活かしましょう。
ナチュラルな雰囲気で楽しむハロウィン
部屋の雰囲気に合わせて、ナチュラルなイメージのハロウィンを楽しむのも良いでしょう。
たとえばハロウィンシーズンに出回る、カボチャのような実物のソラナム(観賞用ナス)はドライフラワーや秋の葉物とも相性抜群です。
あまり色を使わずに、まるで秋のガーデンから摘み取ってきたようなイメージでざっくりと束ねると無造作でおしゃれにまとまります。
そのままドライフラワーにして、スワッグとして楽しむこともできる花材を選べば年末まで長く楽しむこともできるでしょう。
スワッグを箒に見立てて
商品ページ:飾る場所をお洒落な空間に演出するドライフラワーのスワッグ
スワッグとは、花束を逆さにしたような形の飾りのことです。玄関のドアやリビングに、壁掛けで飾ることができるスタイルで、特にドライフラワーのスワッグはおしゃれなインテリアとして人気が高まっています。
ハロウィンの時期に飾るなら、スワッグを魔女の箒に見立てて飾るのもいいですね。
メインには粟や麦、スターチスやカスミソウを使うとおしゃれなホウキができあがります。
魔女をイメージした黒いトウガラシや実物を添えたり、持ち手を本物のホウキのように縛って束ねてみたりと、思い思いのイメージでスワッグ作りを楽しみましょう。
ビビットな花でハロウィンを盛り上げる
商品ページ:彩り豊かで存在感溢れる豪華アレンジメントフラワー
ハロウィンの賑やかな雰囲気を楽しむために、いつもは選ばないビビットな花合わせに挑戦してみましょう。
たとえば、赤とオレンジやオレンジと黒の組み合わせなど、一見お互いに喧嘩してしまいそうなビビットな色同士の花の組み合わせもハロウィンならではの楽しみです。
色がぶつかり合って違和感を感じるときには、花と花の間に葉物を挟んだり、生け花のように花の間に空間を作るようにして飾ってみましょう。
間に空間を作ったり葉物を挟んだりすることで、それぞれの花が引き立ち、美しく見えるはずです。
今年のハロウィンは、普段は選ばないような色使いに挑戦してミステリアスな雰囲気を存分に満喫してみてはいかがでしょうか。
ハロウィンにもぴったりなオレンジ色の花束
商品ページ:ハロウィンにもぴったりなオレンジ色の花束
普段から自宅に花を飾る習慣がある、花が好きな人には花束のスタイルが喜ばれます。
花束なら、好みの組み合わせで自宅で自由に生けることができ、好きな花瓶に生ける時間も至福のひと時になることでしょう。
ハロウィンシーズンに贈るなら、ハロウィンカラーをイメージした花束を選んだり、好きなインテリアの雰囲気が決まっている人にはラッピングの色合いをハロウィンカラーに変えるだけでも特別感が出ます。
大人なハロウィンを演出してくれるフラワーアレンジメント
商品ページ:大人なハロウィンを演出してくれるアレンジメント
忙しくて水替えの時間が取れない人や、少しめんどくさがり屋な人には置くだけで飾れるフラワーアレンジメントを選んでみてはいかがでしょうか。
アレンジメントは、吸水性のあるスポンジに美しく花を挿してアレンジしたスタイルで、管理の手間がかからない贈り物として喜ばれます。
またデザイン性が高いので玄関やリビングに飾るだけでスタイリッシュな雰囲気を加えてくれるのもアレンジメントならではの魅力です。
ハロウィンシーズンのアレンジメントは、器がカボチャのモチーフになっているものや、ハロウィンのピックが付いたものなど、賑やかなアイテムも多く揃います。
器は花が終わったあとにも使えるので、お菓子を入れたり、果物を置いておいたりするときにも活躍してくれるでしょう。
ハロウィンを楽しむ花の飾り方
生花以外のアイテムを組み合わせれば、自宅でもお店のようにおしゃれなディスプレイを楽しむことができます。
また大きな枝ものを取り入れたり、花瓶の飾り方を工夫するだけでも、見慣れたいつものアイテムがなんだか見違えて見えるはずです。
枝ものやリースなどは、組み合わせるアイテムを変えながら、クリスマスシーズンまで長く楽しんでみてください。
おもちゃカボチャと一緒に花を飾る
おもちゃカボチャとは、鑑賞用の小さなサイズのカボチャのことで、ハロウィンの時期には花屋さんの店頭にも良く並びます。
思い描く人の多いオレンジのカボチャ以外にグリーンや白など種類が豊富なので、お気に入りのカボチャを探してみてはいかがでしょうか。
おもちゃカボチャは花瓶と一緒に飾るだけでもハロウィンの雰囲気をぐっと深めてくれるので、ぜひ玄関やリビングのディスプレイとして取り入れてみましょう。
花瓶のまわりに2〜3個のおもちゃカボチャを飾ってキャンドルを合わせたり、ハロウィンのテーマカラーに合うテキスタイルを敷くだけでも手軽にハロウィンコーナーを楽しめます。お子さんがいるご家庭では、おもちゃカボチャにシールを貼ってジャック・オ・ランタンを作ってみるのもおすすめです。
大きな枝ものを飾る
大きな枝ものを使えば、お部屋全体でハロウィンの雰囲気を満喫できます。
たとえば枝の先に、ハロウィンの小さなオーナメントを飾り付けてツリーのように楽しんだり、実付きの枝ものをおしゃれに束ねたりするのもおすすめです。
ハロウィン気分を盛り上げるなら、カボチャのような形のソラナムや、オレンジの花と合わせるとコントラストが美しいビバーナムティナスなどがおすすめです。
枝の自由な動きを生かして、大ぶりな花瓶に大胆に生けて楽しんでみてください。
小さな花瓶を集めて飾る
おうちにある小さな花瓶や、ジャムや薬の空き瓶を集めれば実験室のようなユニークなディスプレイが完成します。
ハロウィンの不思議なイメージを演出するために、花瓶以外のキッチンアイテムや普段は捨ててしまいそうな薬の空き瓶などを活用するのもおすすめです。
それぞれの花瓶には、短く切り分けた枝ものや、切り花を飾って楽しみましょう。
そのままだとごちゃついて見えるという場合には、まとめてトレーやお皿に乗せて飾ったり、下に小さなテキスタイルを敷いて飾るとまとまります。
小さな花瓶と一緒にキャンドルを飾って火を灯せば、大人な雰囲気もあるおしゃれなディスプレイに仕上がることでしょう。
ハロウィンリースを楽しむ
100円ショップなどでも購入できる、リースの土台を使って簡単なハロウィンリースづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
切れ目のないリースは「永遠」や「幸せ」の象徴で、ハロウィンにやってくるおばけや魔女を退治するという意味でも、由来にふさわしい飾り方と言えます。
花材は水に浸けていなくてもドライフラワーになるケイトウやバラ、鑑賞用のトウガラシやレモン、オレンジなどのドライフルーツもおすすめです。
存在感がある重めのモチーフはリースの下側に、そこを中心にして少しずつ材料を減らしながら三日月型になるようにモチーフを集めると全体のバランスが取りやすくなります。
ハロウィンシーズンにはカボチャや黒猫、魔女などのモチーフを、そのあとにはクリスマスカラーのリボンに付け替えれば、お気に入りの手作りリースを長く楽しむことができます。
花を取り入れてハロウィンをもっと楽しもう
ハロウィンには、起源であるケルト民族の秋の収穫祭にちなんで、枝ものや実物をふんだんに取り入れたディスプレイを楽しむのがおすすめです。
普段飾っている花も、ハロウィンならではのビビットな組み合わせで生けてみると、いつもとは違った魅力に気づかされることでしょう。
今年はぜひ、テーマカラーを意識した花を選んで自宅でもハロウィン気分を満喫してみてはいかがでしょうか。
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