節分に飾る花とは?由来とおすすめの花、選び方や飾り方も紹介

節分といえば豆まきや恵方巻が有名ですが、実は花を取り入れることで、より華やかに厄払いをすることができます。古くから日本では、植物には邪気を払う力があるとされ、節分に飾ることで福を招く意味合いを持つ花も少なくありません。たとえば、鬼を追い払うとされるヒイラギや、春の訪れを感じさせる梅の花などが節分にぴったりの花として親しまれています。

本記事では、節分におすすめの花や、その意味、飾り方について詳しくご紹介します。

節分とは?花を飾る風習はある?

節分は鬼を追い払う行事ですが、花を飾る風習はあるのでしょうか。結論から言うと節分に花を飾る風習はあります。この花を飾る風習には地域性があったり、花だけでなく植物を飾ったり魚を飾ったりと様々な飾りや風習があるのをご存知でしょうか。今回は節分に花や植物を飾る理由や、節分のイベントを行う理由、そして節分の豆知識や飾る花の選びかたなどをお伝えします。

節分とは

節分は2月3日前後の立春前に行われ、鬼を追い払う行為は新年に去年の厄を持ってこないようにする習わしです。「鬼は外、福は内」と叫び豆を投げる行為は、鬼や邪気を払う意味があります。実は節分に花を飾る風習も、この鬼や邪気を払う意味があるのです。花や植物でどうやって邪気を払っていたのでしょうか。次でまとめてみました。

節分に飾る花の特徴と由来や花言葉

節分に飾る花は邪気を払う意味があるといいましたが、その飾り方や花の特徴などにも理由があります。実は関西を中心に飾った植物にイワシの焼いた頭を飾るといった風習があり、節分と言ったらこの風習といわれるほどです。イワシはヒイラギに飾るのですが、なぜこの花が選ばれたのかは花言葉にも繋がっているので、花言葉も紹介します。

ヒイラギ

ヒイラギ(柊)は、ギザギザとしたトゲのある葉を持ち、鬼が嫌う植物とされています。そのため、鬼が家に入らないように、玄関先の外に飾る習慣があります。ヒイラギの葉は古くから魔除けとして用いられ、その由来から「保護」「用心深さ」「先見の明」「歓迎」といった花言葉がつけられています。

また、ヒイラギの枝に焼いたイワシの頭を刺して飾る風習があり、これを「柊鰯(ひいらぎいわし)」または「焼嗅(やいかがし)」と呼びます。鬼は焼いたイワシの臭いを嫌うとされ、この飾りを玄関先に置くことで、邪気を寄せ付けないといわれています。飾る際は、枝をテープなどで固定し、しっかりと安定させるのが良いでしょう。

南天

南天はめぎ科の常緑低木で、南天という名前の通り、「難を転じて福となす」という意味があるとされ縁起のいい植物として日本でも古くから親しまれています。花言葉(木言葉)も「福をなす」「私の愛は増すばかり」「良い家庭」と、とてもいい意味ばかりです。そのため節分だけでなく、お正月やお祝い事などの大事なイベントにも南天を飾ることが多いです。魔除けの効果があるとされ、火災除けに「鬼門」がある北東や、「裏鬼門」である南東に植えると大吉になるといわれています。

トベラ

トベラも節分で魔除けになると考えられ飾られる地域もあるとされています。こちらのトベラは葉や枝を切ると出る独特な香りがあり、焼くときに葉が大きな音を出すことから鬼が逃げていくとされています。

トベラを扉に設置して魔除けをすることから「扉の木」が変わり、「トベラ」と呼ばれるようになりました。

トベラはトベラ科トベラ属の常緑低木で、花言葉(木言葉)は「慈しみ」「飛躍」「偏愛」とされています。

榊(サカキ)

榊(サカキ)は、神社に欠かせない神聖な植物であり、昔から神棚や祭壇に供えられてきました。葉がとがっている植物には神が宿るとされ、榊も神の依り代として用いられています。その名は「境目の木」や「栄える木」に由来し、漢字も「木」と「神」で構成され、神との深い関わりを示しています。一部の華道流派では節分に榊を飾る習慣があり、魔除けとしての意味も持っています。榊は神社に植えられ、花言葉は「神を尊ぶ」です。

梅は、節分の時期である2月頃に咲き、邪気を払うとされる縁起の良い花です。節分の際には、一部の華道の流派で、榊とともに白梅やフクジュソウを神棚に飾る風習があります。また、梅の花の香りは鬼が嫌うとされ、魔除けの効果があるといわれています。

さらに、梅を南西の方角(裏鬼門)に植えることで邪気を払い、敷地内に植えると災難を防ぐとされています。そのため、梅は魔除けの縁起物として古くから親しまれてきました。

梅の花言葉には「高潔」「上品」「忠実」「忍耐」といった意味があり、色によっても異なります。紅梅は「あでやかさ」「優美」、白梅は「気品」「澄んだ心」といったポジティブな意味を持ち、お祝いの場にもふさわしい花とされています。

フクジュソウ

フクジュソウ(福寿草)は2月頃に咲くめでたい花として福寿草という名がつきました。幸福と長寿という意味を名前に持つそのめでたさからお正月にも飾られ、「元日草(がんじつそう)」や「朔日草(ついたちそう)」とも呼ばれています。

キンポウゲ科フクジュソウ属で、花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」と、福を呼び込む花として親しまれています。フクジュソウは一部の華道の流派で榊と梅かフクジュソウと一緒に飾るのですが、フクジュソウ自体は正月飾りとしても飾られています。節分は新年の意味もあるので、節分にかざるのもよいでしょう。

節分草

節分草はその名の通り、中部地方や中国地方で節分の時期に花が咲くことからきています。関東では2月中旬以降に咲き始めるのですが節分頃から全国で咲き始めることから、その名の通り節分の2月3日の誕生花です。その花は小さな白い花で雪が降ったようにも見えます。節分草を飾る風習というのは、九州の福岡県で、節分の日に節分草を飾ったり、玄関にばらまくことから来ています。この節分草も邪気を払い、福を家に招くとされているようです。

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で球根植物で、花言葉は「高貴」「気品」と、「人間嫌い」があります。この人間嫌いという花言葉は、豆を投げられ追い払われた鬼の心境を表しているとされています。

節分の豆知識

いつもは「2月3日」が節分になりますが、今年2025年はなんと「2月2日」が節分です。節分の日は立春の前日で、太陽の動きから立春が決まります。実際に4年前の2021年には2月2日に節分が来ています。実はこの2日に節分が来るのは珍しいことです。その前に2月2日に節分が来たのは1897年の、2021年から124年前でした。今年は2月2日となっているので気を付けてくださいね。

節分の由来

節分は季節を分けるものとして、立春、立夏、立秋、立冬の4つあります。その中でも新年を祝う節目として2月に行われる立春の節分が残ったのです。節分で豆を年の分食べるというのも、昔の日本では立春を境に一つ年を取ることからきています。この風習は今でも数え年として残っていますね。鬼を豆で払う理由も「魔を滅する(まをめっする)」から豆になったとされ、その豆を炒ったものを使用するのも「魔の目を射る(豆を炒る)」から来ています。その豆を入れる枡にも「力が増す」という意味があるとされています。この豆で鬼を追い払いますが、この鬼は人にある煩悩や欲望を反映し、追い払うという意味があります。

節分の鬼にも種類がある

その節分の鬼は人の欲望を反映しているのですが、実はこの鬼は5種類あるのをご存知でしたでしょうか?この5色の鬼は五行や仏教の思想です。色別に仏教からなる瞑想を邪魔する煩悩である五蓋(ごがい)が反映されています。

色別での意味を見ると以下のようになっています。

鬼の色 色別の意味
赤鬼 欲望、貪欲、渇望
青鬼 悪意、憎しみ、怒り瞋恚(しんい)
緑鬼 倦怠、眠気、不健康、惛沈睡眠
黒鬼 愚痴、疑、疑いの心
黄鬼(白) 心の浮動、後悔、甘え、掉挙悪作、我執(がしゅう)

この中で青色の鬼だけが、自分自身に豆を投げます。気になる意味があったらその色の鬼を作って豆を投げてみるのもよいですね。

実はこの鬼に5色の色がついて分かれているのも地域による風習の一つです。

節分は地域によって違いがある

その地域に根付いている風習はたくさんあります。以下にまとめてみました。

  • 関東地方では、節分に精進料理であるけんちん汁を食べる
  • 関西地域では吉方角に向かって黙々と食べる「恵方巻」(2025年の恵方は「西南西」)
  • 北海道や東北地方では、炒った豆の代わりに落花生をまく
  • 群馬県の一部地域や一部の神社では、「福は内、鬼は内」という
  • 関西の一部では年齢や性別をごまかした姿で鬼たちをだましてやり過ごすハロウィンのようなイベントがある
  • 渡辺さんは豆まきをしなくてもよい
  • 四国地方ではこんにゃくはなまこなどを食べて体の中を綺麗にする
  • 長崎では「子泣き相撲」がある

また、先にお伝えした柊鰯も地域によって飾り方が変わってきます。

  • 焼いたイワシの頭を飾る
  • 焼いた尻尾を飾る
  • 焼いたイワシをそのまま飾る
  • 関西の一部ではイワシを食べる
  • ニンニクやラッキョウを飾る
  • 瀬戸内西部ではヒイラギではなくオニグイ(タラノキ)の枝を使う

またこの柊鰯も、西日本でも特に奈良県を中心にして、関東地方や福島県で見られる風習です。

節分のお花のおすすめの飾り方

節分には豆をまく以外に、花や植物を飾る風習もあります。地域性はあるものの「鬼」にみたてた「邪気」を払うのは全国共通です。実はこの鬼がいるとされる方角があります。それは「鬼門」です。鬼門は十二支で言うところの丑寅である北東にあたります。この鬼門から鬼(邪気)が出入りするので、ここに邪気を払う縁起がいい花や木を植えたり飾ったりするとよいでしょう。

日本では玄関の位置が北にあることが多いので、入り口でもある玄関に花を飾るのもおすすめです。また、裏鬼門でもある南西も鬼の出る場所なのでここにも花を飾ります。

花を鉢植えで飾ったり、吊り下げたり、壁や扉に飾るとお洒落に飾れるのでおすすめです。

節分で飾る花の選び方

節分で飾るお花はどのようなお花がいいのでしょうか。

お花を選ぶときに気を付けるとよいことを5点にまとめてみました。

  1. 季節に合わせた花を選ぶ
  2. 色に気を付けて選ぶ
  3. 伝統的な花や植物に合わせて選ぶ
  4. 鬼(邪気や魔)が嫌いな花を選ぶ
  5. 縁起が良い花言葉で選ぶ

まず、冬に咲く花を選ぶことで、長持ちしやすく季節感も楽しめます。また、オレンジや白といった明るい色の花は、部屋を明るくし、鬼を寄せ付けない効果が期待できます。

さらに、柊などの伝統的な植物や、正月飾りに用いられる竹や松と合わせて、ユリのような和の雰囲気を演出できる花を取り入れるのもおすすめです。

邪気を払うとされるトルコキキョウ、ユリ、ひまわり、ガーベラ、ジャスミン、マリーゴールドといった花を選ぶことで、節分の意味をより深めることができます。加えて、縁起の良い花言葉を持つ花を飾ることで、気分を前向きにし、邪気払いの効果も期待できるでしょう。

節分飾りのしまい方

節分飾りで飾った柊鰯などは、神社に行ってお焚き上げをしてもらうのが一番良いとされています。しかし環境汚染の観点からお正月以外にお焚き上げを行っていなかったり、受付をしていなかったりする神社も多くなってしまい、気軽に神社にお焚き上げを頼みに行けなくなってしまいました。

そんな時は白い紙に節分飾りを置き、塩を入れて清めてから、包んでごみに捨てる方法がおすすめです。鬼から守ってくれてありがとうの気持ちを込めて行うとよいでしょう。その際はゴミ箱に入るように小さくしてまとめてくださいね。

縁起のいい花で節分飾りを選ぼう

先ほどもお伝えした通り、縁起が良い花を飾ると、邪気を払う効果も期待できます。花は生命力にあふれているので、鬼(邪気)が寄り付かず、魔除けにもなるので積極的に飾っていきたいものです。

節分に飾るのにおすすめな、冬に咲いていて縁起のいい花をご紹介します。こちらでは、花の特徴や花言葉、縁起のいい理由なども紹介しています。

ローズマリー

ローズマリーはとても種類が多く、そのどれもがハーブとして料理や香料のほか、外傷などの薬草としても使われています。また悪魔から守る力があるといわれ、花嫁の冠に編み込んだり、葬儀の時に棺に乗せたりして捧げられていました。

開花時期は11月〜5月で、小さな花をたくさん咲かせます。花言葉は「追憶」「記憶」「貞節(ていせつ)」「あなたは私を蘇らせる」「静かな力強さ」「私を思って」と伝えられています。この花言葉もローズマリーの効能からきているものが多く、「あなたは私を蘇らせる」と「追憶」「記憶」はローズマリーの記憶力が良くなる効果からきています。このことから縁起よく庭に植えたり、花を飾ったりして人気があります。

菊は奈良時代に中国から伝えられ、とても高貴な花として鎌倉時代には天皇の御紋にも使われているほど品格があります。また昔から仙人がいる山に咲く花といわれ、「不老長寿の花」とされていました。葬儀の時に添える花として菊を使うのも、邪気を払う効果があるからといわれています。

菊には言い伝えもあり、「菊を生けるとよい子に育つ」や「菊を飾ると福が来る」といわれております。花言葉も皇族の御紋になっていることから「高貴」「高尚」「高潔」です。

花の色は黄・オレンジだけではなく、白・ピンク・赤・紫とたくさんの色があり、飾る際にも色から選ぶことができます。

デイジー

デイジーはキク科ヒナギク属で、日本名は雛菊(ひなぎく)です。花が咲く期間が12月〜5月と長いことから、「長命菊」「延命菊」と呼ばれていて、その意味からも縁起がいい花といわれています。

デイジー(Daisy)という名前も英名の「Day’s eye」(日の目)から由来し、その理由も太陽に似ている花の形や、太陽の光があたるときに花が開き、夜になると花が閉じる性質からきています。

デイジー全体の花言葉は「純潔」「美人」「平和」「希望」「あなたと同じ気持ち」です。

デイジーはとても縁起がいい花として贈り物にも選ばれている花です。

ノースポール

ノースポールはキク科フランスギク属です。真冬に白い3cm〜4cmほどの花を咲かす様子からつけられた「North Pole(北極)」という商品名が、そのまま日本で定着しました。日本名で「カンシロギク(寒白菊)」といい、英名では「Mini marguerite」「Snow daisy」といいます。

ノースポールはギザギザの葉を茂らせて広がり、寒い中どんどん白い花を咲かせていく様子が、花言葉である「誠実」「冬の足音」の由来です。「高潔」や「お慕いしております」という花言葉は、菊の花言葉からきています。また「輪廻転生」はノースポールにしかない唯一の花言葉です。この花言葉の由来はわかってはいないものの、輪廻転生自体は仏教でいう「生まれ変わり」という意味を持ちます。ノースポールはとても生命力が強く、次々と花を咲かすことからついたといわれています。

その小さな花と育てやすさから、ガーデニングや花束に使われているお花です。

桃はその名前に兆しがあることからとても縁起がいい花として昔から扱われてきました。花がやがて果実になりその果実の姿から子宝、子孫繁栄の意味があります。また、「百歳(ももとせ)」に通じることから、長寿の花としてお祝いごとで食されています。桃は鬼を払う逸話も多く、桃の木の下に住んでいる鬼が花が咲くと消えるという話や、神様(イザナミノミコト)が桃を投げつけて鬼を追い払ったという話があるため、邪気払いや魔除けの花として信じられているのです。花言葉は「天下無敵」「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」となり、「天下無敵」は逸話に出てくる神様からきています。

スイセン

スイセンは中国では仙人のように美しい「水の仙人」という意味を持ち、とても縁起がいい花としてお正月に飾りに使われています。お守りにもなっていて福を呼ぶとされている花です。また欧米では希望の象徴となっています。

雪の中で凛として佇み、まっすぐに花を咲かすことから「雪中花」とも呼ばれます。その花の香りは、ストレス軽減の効能もあり、邪気を払うといわれています。花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「気高さ」「神秘」「愛をもう一度」で、ギリシャ神話から来ています。

邪気を払う効果が高くなるといわれていますので、玄関に飾るのがおすすめです。

ツバキ(椿)

ツバキ(椿)も邪気を払うとされている縁起がいい花です。平安時代には「聖なる花」「高貴な花」とされてきました。冬に咲く姿から、忍耐強さや生命力の象徴でもあります。また、神が宿る木として邪気を払う力があるとされています。ツバキは昔から縁起物として扱われており、最高の吉祥木とされていたり、長寿のお祝いの賀寿は「椿寿(ちんじゅ)」と呼ばれたりしてお祝いごとに使われていました。

ツバキの花言葉も「控えめな美」「完全なる美しさ」「謙虚な美徳」と良い意味ばかりです。

木瓜(ボケ)

ボケも春を呼ぶ縁起がいい花です。その名前は木に瓜と書いて、もっけなどと呼ばれていたものがボケと変化しました。木瓜の花は華やか花を代表する薔薇(バラ)ですが、このトゲに邪気や厄を払う効果があるとされています。日本では魔除けとして赤が使われているので、赤色のバラを玄関に飾ればトゲと共に邪気を払うでしょう。

ギリシャ神話では愛の神様アフロディーテの誕生を祝う花として白いバラが生まれました。その白バラを踏んだ血から染まり、赤いバラが生まれています。聖母マリア様もバラにベールをかけて、赤バラがすべて白バラになったという話もあり、バラにまつわる伝説は多いです。バラには愛を伝える花言葉が多く、バラ全体の花言葉は「美」「愛情」です。白いバラの花言葉は「純潔」「純粋」「私はあなたにふさわしい」で、赤いバラの花言葉は「情熱」「愛情」「美」となりこの神話の逸話から花言葉がきています。な白と赤の花を咲かすので、その花姿から「早熟」の花言葉があります。織田信長の家紋に使われている木瓜の花ですが、「先駆者」や「熱情」とイメージに合った花言葉が付けられています。

5弁の花びらを持つ花は五芒星とされ、邪気を払う効果があるとされています。花は実になり漢方として使用され、その実の断面が瓜に似ていることから「木瓜」という名前が付けられました。

バラ

バラは花を代表する存在として知られ、そのトゲには邪気や厄を払う力があるとされています。特に日本では魔除けとして赤色が用いられるため、赤いバラを飾ることで、トゲとともに邪気を払う効果が期待できるでしょう。ギリシャ神話では、愛の女神アフロディーテの誕生を祝う花として白いバラが生まれ、その後、彼女の血によって赤いバラへと変わったといわれています。バラは愛を象徴する花として多くの伝説を持ち、花言葉も「美」や「愛情」といったものが込められています。白いバラには「純潔」「純粋」「私はあなたにふさわしい」、赤いバラには「情熱」「愛情」「美」という意味があり、これらの神話から生まれた花言葉とされています。

縁起がいい花を使った節分におすすめのギフト

節分には、邪気を払い福を呼び込む縁起の良い花を飾る習慣があります。これまで紹介してきた縁起の良い花々を使ったフラワーギフトは、節分のインテリアとしてはもちろん、大切な方への贈り物としても最適です。今回は、プレミアガーデンから厳選した縁起の良い花を使用したフラワーギフトをご紹介します。飾りやすく、節分の雰囲気をより一層引き立てる「ブーケ」と「胡蝶蘭」の2種類をおすすめします。ぜひ参考にしてみてください。

縁起がいい花で作られたおすすめブーケ

商品ページ:バラやガーベラを用いた人気のフラワーアレンジメント

こちらは縁起が良い花で紹介したバラを使ったフラワーアレンジメントです。赤いバラで邪気を払いつつ、ガーベラで華やかさや明るさもプラスされています。ガーベラも「希望」「前向き」「常に前進」と、とても前向きな花言葉があります。縁起が良い花が集まっているので節分に飾る花としておすすめです。

縁起が良い華やかな胡蝶蘭

商品ページ:豪華ラッピングでより華やかな印象の3本立て白い大輪胡蝶蘭

胡蝶蘭はとても縁起が良い花として、開店祝いや、結婚式などお祝い事にも使われています。花言葉も胡蝶蘭全体で「幸せが飛んでくる」白色で「純粋」、ピンクが「あなたを愛しています」と、とてもいい言葉なので、お祝いだけでなくさまざまなシーンで使われる花です。華やかな胡蝶蘭は邪気を払って運気が上がるとされているので、節分におすすめです。裏鬼門である南西の温かい場所に飾ってあげると長持ちしやすくなります。

節分のお花ならプレミアガーデンにお任せください

節分の花を飾りたいなと思ったら、サイトからお花を手軽に選ぶことができるプレミアガーデンにお任せください。先ほど紹介した冠婚葬祭で使うことができる胡蝶蘭をはじめ、アレンジメントフラワーや花束、開店祝いやパーティなどに使えるスタンド花など種類豊富にご用意しています。お値段からも探せるので、用途に合わせた花を選ぶことができます。

丁寧なラッピングで包むので、贈り物として選ばれています。全国配送にも対応しておりますので、ぜひプレミアガーデンにおまかせください。

まとめ・節分にお花を飾ろう

節分の花や植物を飾り、鬼である邪気を払っていました。鬼が嫌うとされる鰯柊を飾ったり、節分草を飾る地域があったり、トゲがついた赤い花を飾って邪気を払ったりと花を使って節分をより楽しむことができます。花は邪気を払うとされているので、節分に花を飾るときに縁起がいい花を選ぶことができるようにまとめてみました。縁起が良い花を使ったアレンジメントフラワーや胡蝶蘭などをプレミアガーデンから選んでいるので、参考にしてみてください。

節分に縁起のいい花を飾って鬼を払って、節分を楽しみましょう。

 

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