結婚祝いにドライフラワーを贈るなら?おすすめ花やデザインなどを解説

結婚祝いのプレゼントとして花を贈りたいと考える方は多いですが、生花はどうしても寿命が短く、特別な思い出を長く残せないのが難点です。そこで、近年注目されているのがドライフラワーです。
水やりが不要で扱いやすく、ナチュラルでおしゃれなインテリアとしても長く楽しめることから結婚祝いのギフトとして人気が高まっています。さらに、花材やデザインによって「永遠」「幸運」などの意味を込めることができ、新しい門出にぴったりの贈り物になります。
本記事では、結婚祝いにドライフラワーを贈るメリットやおすすめの花材、喜ばれるデザインアイデアなどを分かりやすく紹介します。
結婚祝いにドライフラワーを贈るメリット
結婚祝いにドライフラワーを贈るメリットは主に4つです。
- 長く飾って楽しめる
- 手入れが簡単で扱いやすい
- インテリア性が高い
- アレンジやデザインの幅が広い
ドライフラワーは生花にはない独特の魅力があり、特別な贈り物として長く喜んでもらえる点が評価されています。
ここでは、結婚祝いにドライフラワーを贈る4つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
長く飾って楽しめる
結婚祝いに花を贈る際、生花だとどうしても数日から一週間程度で枯れてしまうのが一般的です。その点、ドライフラワーは水分を抜いて加工されているため、数ヶ月から数年単位で美しい状態を保つことが可能です。
新婚家庭では結婚式や引っ越しなどイベントが続き、慌ただしい日々が続きますが、そんな中でもドライフラワーなら特別な思い出を形として長く残しておけます。
また、時間が経つにつれて少しずつ色合いが変化していくのも楽しみの一つで、夫婦の成長とともに味わい深さを感じられる点も結婚祝いにぴったりです。
手入れが簡単で扱いやすい
結婚祝いのギフトとして人気が高い理由の一つに、ドライフラワーは手入れがほとんど不要という点があります。生花のように水を替えたり茎を切ったりする必要がなく、花瓶もいらないため、届いた瞬間からそのまま飾って楽しめます。
新婚生活は仕事や家事で忙しいことが多く、観葉植物や生花を長持ちさせる余裕がない場合もありますが、ドライフラワーなら負担になりません。
また、花粉が飛ばないため、アレルギーを持つ人にも安心して贈ることができ、病院やオフィスなどの生花が飾れない場所でも問題なく楽しめます。贈る側にとっても「お世話をお願いしなくても良い」という安心感があり、気軽に選べる結婚祝いとして多くの人に選ばれています。
インテリア性が高い
ドライフラワーは落ち着いた色味やマットな質感を持ち、インテリアとしても高い評価を得ています。結婚祝いに贈る際、ただ華やかさを演出するだけでなく、日常の生活空間を彩るインテリアとして長く使える点は大きな魅力です。
ナチュラルテイストや北欧スタイル、アンティーク調の部屋など、幅広いインテリアにマッチしやすく、どんな住まいにも馴染みやすいです。特に、近年はシンプルモダンやミニマルな暮らしを好む人が増えており、その中で自然素材を感じさせるドライフラワーは「おしゃれな生活を楽しむアイテム」として注目されています。
アレンジやデザインの幅が広い
ドライフラワーは種類も豊富で、アレンジの自由度が高いのも大きな特徴です。クラシカルでエレガントなブーケやシンプルで洗練されたボックスアレンジなど、相手の好みや住まいの雰囲気に合わせて多彩な選択肢から選べます。
また、複数の花材を組み合わせれば唯一無二のアレンジをつくることもでき、結婚祝いという特別な場面にふさわしい世界に一つのギフトとして贈れるのも魅力です。さらに、同じ花材でも色や形によって雰囲気ががらりと変わるため、相手の個性や夫婦の雰囲気に合わせてコーディネートできます。
こうした自由度の高さが、結婚祝いでドライフラワーが選ばれる大きな理由の一つです。
結婚祝いのドライフラワーにおすすめの花材
結婚祝いに贈るドライフラワーにおすすめの花材として、以下の5種類が挙げられます。
- プロテア
- ルナリア
- パンパスグラス
- ニゲラ
- ヘリクリサム
結婚祝いに贈るドライフラワーは、見た目の美しさや花言葉の意味を意識することでより特別感を演出できます。
ここでは、結婚祝いのシーンにふさわしくインテリア性も高い5つの花材を紹介します。
プロテア
プロテアは南アフリカ原産の個性的な花で、その堂々とした姿から「王者の風格」といった花言葉を持ちます。力強さと華やかさを兼ね備えており、新しい人生を歩み始める夫婦にふさわしい象徴的な花です。
ドライフラワーにしても形が崩れにくく、硬質な質感が独特の存在感を放ちます。ナチュラルモダンなインテリアやシックな空間にもよく合い、リビングや玄関に飾れば空間のアクセントになります。
プロテアは一般的な花材とは一線を画すため、特別な贈り物として印象に残りやすいのが魅力です。
ルナリア
ルナリアは「銀扇草」「銀貨草」とも呼ばれており、半透明で光沢のある種子殻が美しい植物です。その幻想的な見た目から「幻想」「はかない美しさ」などの花言葉を持ち、結婚祝いにとてもふさわしい意味を添えることができます。
ドライフラワーにすると、まるで月の光を閉じ込めたような輝きを放ち、インテリアに上品で洗練された印象を与えます。ブーケやリースのアクセントとしても活躍し、他の花材と組み合わせても存在感を失いません。
ガラスベースに挿すだけでも絵になるため、新居の装飾としても長く楽しんでもらえるでしょう。
パンパスグラス
パンパスグラスはふわふわとした穂が特徴で、近年インテリアとして人気が高まっている植物です。やわらかい質感と優雅なボリューム感があり、大人っぽい雰囲気を演出できるため、新婚家庭のリビングやベッドルームにもしっくり馴染みます。
ドライフラワーにするとさらにナチュラルな色合いになり、季節を問わず飾れるのも魅力です。特に北欧風やモダンテイストの部屋との相性が良く、結婚祝いとして贈ればインテリアの雰囲気を一層引き立てます。
パンパスグラスは大きさや長さがあるため、単体で飾っても存在感があり、シンプルで洗練されたギフトを求める人におすすめです。
ニゲラ
ニゲラは「ラブ・イン・ア・ミスト」という名前でも知られ、繊細で可憐な姿が魅力的な花です。ドライフラワーになると独特の実の形が残り、ナチュラルで愛らしい雰囲気を演出します。
花言葉には「夢の中の恋」といったロマンチックな意味があり、結婚祝いにぴったりです。小ぶりながら存在感があり、ブーケやリースのアクセントとして用いるとアレンジ全体を引き締めてくれます。
また、やわらかな色合いが多いので他の花材との相性も良く、かわいらしい雰囲気のギフトを求める方におすすめです。結婚という新たな人生のスタートを祝福するメッセージを込めるのに適した花材です。
ヘリクリサム
「帝王貝細工」とも呼ばれるヘリクリサムは、ドライフラワーの代表格として知られています。乾燥させても花びらの形が保ちやすく、長く鮮やかな色を楽しめるのが特徴です。
花言葉は「永遠の思い出」などで、まさに結婚祝いにぴったりの意味合いを持っています。赤やオレンジ、黄色など、カラーバリエーションも豊富で、華やかな印象を与えることができます。
単体でアレンジしても存在感があり、他の花材と組み合わせてもバランス良く調和します。ヘリクリサムは比較的丈夫で長持ちするため、結婚祝いのギフトとして贈れば「これからも続く二人の幸せ」を象徴する贈り物となるでしょう。
結婚祝いに贈るドライフラワーのデザインアイデア
結婚祝いに贈るドライフラワーとして、人気が高いデザインは以下の4つです。
- ブーケ
- フラワーボックス
- リース
- ガラスドーム
ドライフラワーはアレンジ次第でさまざまな表情を見せてくれるため、結婚祝いのギフトとしても幅広いデザインが選べます。
ここでは、結婚祝いにおすすめの4つのデザインアイデアを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ブーケ
ドライフラワーを束ねたブーケは、結婚祝いに贈る定番スタイルの一つです。生花のブーケと違って長期間飾れるため、結婚式の余韻を自宅でずっと楽しめる点が魅力です。
色味をナチュラルにまとめれば落ち着いた雰囲気になり、鮮やかな色を加えれば華やかなアクセントになります。持ち運びもしやすいため、直接手渡しする際にも便利です。
また、花束のように飾るだけでなく、花瓶に挿したり壁に吊るしたりとアレンジの幅も広いのが特徴です。新居のインテリアにすぐ取り入れられる気軽さと特別な日の記念を長く残せる点で、多くの人に喜ばれるスタイルといえるでしょう。
フラワーボックス
フラワーボックスは、箱の中にドライフラワーを詰めてデザインする人気のアレンジです。見た目がスタイリッシュで高級感があり、開けた瞬間に感動してもらえるサプライズ性があります。
コンパクトで場所を取らないため、飾る場所に困らないのも嬉しいポイントです。結婚祝いとして贈る際は、花材の色を白やピンク、ゴールドなどで統一すると華やかさと上品さを兼ね備えた雰囲気になります。
また、メッセージカードや名入れを添えることで、特別感をプラスすることも可能です。見た目の美しさと実用性を兼ね備えたギフトとして、フラワーボックスは特に人気のデザインです。
リース
円形にまとめられたリースは「永遠」「絆」などの象徴とされ、結婚祝いにふさわしいデザインです。壁に飾るだけでなく、ドアリースとして玄関に置くと新しい家庭を華やかに彩ります。
ドライフラワーでつくられたリースはアンティーク感があり、ナチュラルな雰囲気が好きな夫婦にぴったりです。使用する花材によって印象が変わり、落ち着いた色合いでまとめればシックに、カラフルに仕上げれば明るい印象に仕上がります。
サイズも小ぶりから大きめまで幅広く選べるので、住まいに合わせた贈り方ができるのも魅力です。飾る場所を選ばず、長期間楽しめるリースは結婚祝いのギフトとして人気があります。
ガラスドーム
ガラスドームに収めたドライフラワーは、インテリア性が高く上品な印象を与えるデザインです。ホコリや湿気から守られるため、長期間きれいな状態で楽しめるのも魅力の一つです。
結婚祝いとして贈る際は、白や淡いピンクを中心としたやわらかい色合いにすると清楚で優雅な雰囲気を演出できます。さらに、LEDライトつきのデザインを選べば、夜にはロマンチックな雰囲気を楽しめるため、新婚家庭にぴったりです。
実用性とデザイン性を兼ね備えたガラスドームは、結婚祝いに最適な特別感のあるギフトです。
ドライフラワーを結婚祝いに贈る際の注意点
結婚祝いでドライフラワーを贈る際、以下の3点には注意が必要です。
- 縁起や花言葉を確認する
- 贈る相手の好みやインテリアを考慮する
- サイズ感や飾る場所を意識する
ドライフラワーは結婚祝いに人気の高いギフトですが、贈る際には注意しておきたいポイントがあります。花材やデザインを安易に選んでしまうと、せっかくの贈り物が相手の生活に合わなかったり意図せず不適切な意味を持たせてしまったりする可能性があります。
ここでは、結婚祝いにドライフラワーを贈るときに押さえておくべき3つの注意点を紹介します。
縁起や花言葉を確認する
結婚祝いに花を贈る際は、必ず花言葉や縁起を確認することが大切です。たとえば、ルナリアは「幻想」、ヘリクリサムは「永遠の思い出」といった前向きな意味を持っており、結婚祝いに適しています。しかし、その一方で「別れ」「悲しみ」といったネガティブな意味を持つ花もあり、知らずに贈ると誤解を与えかねません。
また、地域や文化によって「縁起が悪い」とされる花材もあるので注意が必要です。ドライフラワーはアンティーク感が強いため、人によっては「枯れている」と捉えることもあります。
ドライフラワーを贈る前に花言葉や文化的背景を確認し、結婚祝いにふさわしい意味を持つ花材を選ぶことが大切です。
贈る相手の好みやインテリアを考慮する
ドライフラワーはインテリア性が高い反面、部屋の雰囲気に合わないと浮いてしまうことがあります。そのため、結婚祝いとして贈る場合は相手の好みや新居のインテリアスタイルを考慮して選ぶことが重要です。
ナチュラルテイストが好きな夫婦にはパンパスグラスやルナリアを使ったアレンジ、シンプルモダンな空間にはモノトーン系でまとめたデザインなど、調和を意識すると喜ばれます。「おしゃれだけど飾る場所に困らないか」という視点を持つことで、実用的で気持ちのこもったギフトになります。
サイズ感や飾る場所を意識する
ドライフラワーはデザインによって大きさが大きく異なるため、サイズ感を意識して選ぶことが大切です。大きすぎるアレンジは新居に置く場所がなく、逆に小さすぎると結婚祝いとしての特別感に欠ける場合もあります。
また、壁掛けタイプにするか卓上タイプにするかも選択のポイントになります。相手の住まいや生活スタイルを想像し、「どこに置いてもらえそうか」を考えながら選ぶと飾りやすく長く楽しんでもらえるギフトになります。
プレミアガーデン厳選のドライフラワーギフトを紹介
千日紅を活用したドライフラワーブーケです。千日紅は「千日経っても変わらない色」を保つ縁起の良い花で、大切な人への贈り物はもちろん、自分へのご褒美にも最適です。
ピンクの千日紅のドライスワッグは「やさしさ」「愛情」「癒し」を象徴し、記念日や結婚式、出産祝いなどの幸福感にあふれる場面にぴったりです。
また、ピンクは日常に取り入れやすい色であり、女性だけでなく男性への贈り物にも適しています。生花と異なり、管理が不要なので扱いやすく、さらに男性がピンクの花を持つことでストレスの軽減や人間関係の調和を促すといわれています。
まとめ
結婚祝いにドライフラワーを贈ることは、生花にはない魅力を持った特別なギフトになります。長く飾って楽しめる上、手入れが不要で扱いやすく、インテリアとしても優れた存在感を発揮してくれるのが大きなメリットです。
また、ブーケやフラワーボックス、リース、ガラスドームなど、デザインの幅も広いため、相手の好みやインテリアに合わせて自由に選べる点も魅力です。ただし、花言葉や縁起を確認し、サイズ感や飾る場所を意識することは忘れてはいけません。
これらを意識すれば、結婚祝いとして心から喜ばれるギフトになります。ドライフラワーならではの温かみと特別感を活かして、大切な人の門出を祝う贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。
プレミアガーデンでは、上記で紹介した商品以外にもさまざまなドライフラワーを展開しています。ドライフラワーを活用したギフトを探している場合は、ぜひ一度プレミアガーデンを覗いてみてください。