徹底解説!お祝い花・スタンド花につける立札の書き方とマナー

スタンドフラワー、フラスタとも言われるスタンド花は、スタンド花とは、さまざまなお祝い事や、お悔やみのシーンにも贈られるフラワーギフトです。

1段や2段タイプのものや、バルーンなどを使って飾りつけたものなど、さまざまな種類があり、その豪華な姿は飾った場所を華やかに彩ってくれるでしょう。

そんなスタンド花には、「立札」をつけることがマナーです。

この記事では、立札のマナーや書き方、贈る際の注意点などをご紹介します。マナーをしっかりと守って素敵なスタンド花を贈りましょう。

 

スタンド花とは

スタンド花とは、スタンド台の上に花を飾ったアレンジメントのことです。冠婚葬祭やお祝い事などの贈り物として注文されるケースがよく見られます。

オープンしたお店の入口などに飾られているところを見たことがある人も多いのではないでしょうか。また、舞台やコンサートといった公演・興行のお祝いとしても定番の1つになっています。

 

スタンド花には立札が欠かせない

スタンド花を贈るときにはいくつかのマナーがあり、その1つが「立札」となっています。

立札の有無は受け取った相手にとっても非常に大切です。立札なしで贈ってしまうと、相手を困らせてしまうことにもなりかねません。立札は、スタンド花を贈る上で最も重要なマナーの1つといえる場合があります。

スタンド花を取り扱っているショップでは必ず立札を用意しているので、忘れず付けてもらいましょう。立札については、次の段落でさらに詳しく説明していきます。

 

立札とは

立札とは、その名の通りスタンド花の中に立てる札のことです。

立札には、スタンド花を贈る目的や、スタンド花を贈る相手の名前、贈り主の名前を書きます。つまり、誰から誰へ、何のために贈るスタンド花なのかを示すものが立札なのです。

ここからは、立札を付ける際に抑えておきたいマナーを解説していきます。

 

立札の種類

立札にはいくつかの種類があります。

まず1つは木札です。木でできた札のことで、最もポピュラーな種類といえるでしょう。リアルな木の風合いが上品な雰囲気を出してくれますよ。現在は「木目調札」も一般的で、こちらの素材は木ではありませんが、木に似せたデザインになっています。

その他、紙でできたカード札なども一般的です。また、立札は手作りすることもできます。会社の創立祝いなどに贈る際は会社のロゴをプリントしたり、キャラクターをプリントしたりと、オリジナルデザインの立札を作りたいときに最適です。

 

縦書きと横書きどっちにすればいい?

立札は、縦書きと横書きの2種類の書き方があります。

それぞれふさわしいシーンやマナーがあるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、お祝い事に関しては、「どちらの書き方にしなければいけない」といった決まりはありません。自分で縦書きと横書きどちらがいいか判断して大丈夫です。

例えば、和風な雰囲気にしたいなら縦書き、アルファベットなどが入るなら横書きなど、贈るシーンやイメージに合わせて選んでみてください。

なお、お悔やみでスタンド花を贈る場合の立札は縦書きが一般的ですが、葬儀会場の造り(天井が高くない)などによって、横書きと指定されている場合もあります。贈る前に、立札のルールについて確認しておくと安心です。

 

立札の書き方

それでは次に、立札の書き方について具体的に説明していきます。

立札の内容は自由に書けばそれで良いというわけではなく、書き方に関してもマナーがあります。

  • まずは冠文字を入れる
  • 依頼主の名前を入れる
  • 贈る相手の名前を入れる

以上の書き方について、詳しく見ていきましょう。

 

まずは冠文字を入れる

立札の頭の部分に書くのが冠文字です。冠文字は、スタンド花をどのような目的で贈るのかを示す文言になります。

用途によって書き分けする必要があり、間違いは厳禁です。具体的には、お祝いとお悔やみの2種類の冠文字があり、さらに目的によって細かく書き方が異なります。よく見られる冠文字について見ていきましょう。

 

お祝いの文言

お祝いの冠文字は、赤色で書くのが基本です。どのようなお祝い事でもオールマイティに使えるのは「御祝」など、幅広い意味の冠文字。

より詳しい文言にしたい場合は、頭に「祝」の字を付けて、お祝い事の目的を書く形がいいでしょう。

例えば、当選祝いであれば「祝 御当選」、誕生祝いであれば「祝 御誕生」、結婚祝いであれば「祝 御結婚」などになります。また、「開店祝」「退職祝」など、後ろにお祝いの文字を入れる表現もよく見られますよ。

その他、「ご公演おめでとうございます」など、文章のような書き方も選ばれます。

 

お悔やみの文言

お悔やみの冠文字は黒で書きます。「御供」「供 〇周忌」などの書き方が一般的です。

なお、地域の文化や宗派などによって、冠文字の文言は微妙に異なる場合もあります。あらかじめ、その地域や宗派に詳しい人に確認しておくと間違いないでしょう。

 

依頼主の名前を入れる

立札には依頼主の名前も必須です。ここでは、法人から贈る場合と、連名で贈る場合に分けて解説します。

なお、スタンド花を贈る相手は立札を確認して、誰からスタンド花をいただいたかチェックする場合も多いです。そのため、依頼主の名前を間違えてしまうと、相手を困らせてしまう可能性があります。

また、お祝いに訪れた人がスタンド花を見たとき、依頼主の名前が間違っていると正確でない名前で印象に残り、これもマイナスとなってしまいます。名前のチェックは確実に行いましょう。

 

法人の場合

法人からスタンド花を贈る場合の依頼主の書き方は、「会社名のみ」もしくは「会社名と代表者名」のいずれかです。例えば「〇〇株式会社 代表取締役 日本太郎」などです。どちらを選んでも問題はないので、社内のルールなどに従うといいでしょう。

なお、会社の中の特定の部署から贈る場合は、

  • 「会社名と部署名一同」
  • 「会社名と部署名有志一同」

が一般的です。例えば企画部から贈るとすれば、

  • 「〇〇株式会社 企画部一同」

などとなります。

 

連名で贈る場合

友人や同僚などと一緒に連名でスタンド花を贈る場面もあるでしょう。このようなシーンでは名前を連ねる書き方と、まとめて表現する書き方があります。名前を連ねる場合は序列が上の人の名前から書くのがマナーです。例えば肩書があるなら、肩書きが上の人から書きます。あるいは、年が上の人から書くなども一般的です。

名前は書かずにまとめて表現する場合は、「〇〇一同」とするのが一般的となっています。例えば友人なら「友人一同」となり、ここにさらに関係性を加えて表現することもあります。例として高校時代の友達と連名で贈るとすれば、「〇〇高校 友人一同」などです。また、好きな役者さんへの公演祝いのスタンド花を贈る際は、「ファン一同」という書き方も多く見られます。

 

贈る相手の名前を入れる

立札で欠かせない文言はもう1つ、贈る相手の名前です。ここでは、ビジネス・開店・イベント・結婚と、シーン別に書き方を説明します。

なお、贈る相手の名前は特に誤字脱字など誤りがないよう、十分に見直しや注意をしましょう。贈る相手の名前を間違えてしまうことは大変な失礼に当たります。せっかくの贈り物で水を差さないよう、しっかり確認が必要です。

 

ビジネスシーンの場合

ビジネスシーンのお祝いとしては、就任祝い・開業祝い・移転祝いなどが考えられます。贈り先の書き方は、「会社名のみ」もしくは「会社名と代表者名」がポピュラーです。

例えば就任祝いでスタンド花を贈るとすると、立札はこのような書き方になります。

祝 御就任 〇〇株式会社 代表取締役 日本太郎 様(贈り先) □□株式会社(贈り主)

 

開店祝いの場合

開店祝いでスタンド花を贈る場合の相手方の書き方は「店名」「会社名」「店名か会社名と代表者名」などがポピュラーです。

例えば以下のようなものが挙げられます。

祝 御開店 〇〇〇〇(店名) 代表 日本太郎様 □□株式会社(贈り主)

 

出演祝いなどのイベントシーンの場合

イベントへの出演や舞台公演などで、出演者個人にスタンド花を贈る場合は、立札に書く相手の名前も個人名で大丈夫です。

例えば、

祝 御出演 日本太郎 様(贈り先) 東京花子(贈り主)

などとなります。

イベントには大勢の出演者がいる場合もあるため、贈る相手の名前をしっかりと記入しないとせっかくのスタンド花が埋もれてしまう可能性大です。

誰に贈られたスタンド花なのか確実にチェックできるよう、贈る相手の名前は特に忘れないよう気を付けましょう。

 

結婚式の場合

結婚式にスタンド花を贈る場合、相手の名前の書き方は

  • 「新郎新婦の連名」
  • 「新郎のみ」
  • 「新婦のみ」

が考えられます。もし自分が新郎新婦どちらかのみの関係者であるなら、贈る相手の名前も自分に関係のある方のみとして問題はありません。

例としては以下のようなものになります。

祝 御結婚 日本太郎 様(贈り先) 東京一郎(贈り主)

 

スタンド花を贈る際の注意点

スタンド花を贈る際は、立札のマナー以外にも気を付けておきたいことがいくつかあります。これらを全く意識せずスタンド花を贈ってしまうと、相手のためのギフトのつもりが、反対に迷惑をかけてしまう可能性も。

  • 贈ってもいいか確認をとる
  • 余裕を持って注文を
  • 回収の手配も忘れずに

段取り良くスタンド花を手配し、相手に喜んでもらえるよう、以上のポイントをしっかり押さえましょう。

 

贈ってもいいか確認をとる

まずは、そもそもスタンド花を贈ってもいいか、贈る相手に確認をとりましょう。

スタンド花はとても大きな贈り物なので、自分が贈りたいからといって、いつでも相手に受け取ってもらえるサイズではありません。

例えばパーティー会場や公演会場など、会場にスタンド花を届けてくれるよう手配することもあるかもしれませんが、置く場所を確保できないなどの理由により、会場によってはスタンド花を受け付けていない場合もあるのです。

せっかく贈ったスタンド花が受け取れないとなると、贈った本人はもちろん、贈られた相手に気を使わせることにもなってしまいます。そんなことにならないように、事前に必ずスタンド花の受取が可能かどうか確認しておきましょう。

 

余裕を持って注文を

スタンド花は専用のスタンドが必要です。また、アレンジメントに使う花の量も多くなります。完成させるために必要なものが多々あり、制作に時間もかかるため、急な注文はショップが対応できない場合もあるでしょう。

贈りたい日の直前に注文してしまうと、希望の日程で相手に届けられない可能性もあります。スタンド花を手配するときは、スケジュールに余裕を持って動くことが大切です。予定通りのタイミングでスタンド花を贈れるよう、早めの注文を心がけましょう。

 

回収の手配も忘れずに

スタンド花は注文と共に、回収の手配も忘れず行いましょう。

手頃なサイズの花束・鉢植え・アレンジメントなどと異なり、スタンド花はサイズが大きく、飾り終わった後に贈られた相手が自分で処分するのはあまり現実的ではありません。

相手に手間や負担をかけないよう、回収の手配は必須です。フラワーショップに依頼すれば、注文と一緒に回収の手続きも進めてくれます。

 

お祝い花・スタンド花ならプレミアガーデン

プレミアガーデンはこちら

 

お祝い花やスタンド花を手配する際、どこのフラワーショップに注文しようかお悩みの方もいるでしょう。そこでおすすめなのがプレミアガーデンです。

プレミアガーデンでは、スタンド花を注文する上で魅力的なポイントが多数あるのでご紹介します。

  • メッセージボード・木札は無料
  • 豪華なスタンド花が全国へ配送可能
  • 高品質でありながら低価格

 

メッセージボード・木札は無料

プレミアガーデンでは、スタンド花にメッセージボードや木札を無料でお付けします。

立札のような細かなアイテムが無料で付けられるのは嬉しいですよね。なお、立札には、企業ロゴやキャラクターデザインなども入れることが可能です。文字だけでは物足りない方、印象的なスタンド花を贈りたい方など、よりオリジナル性の高い立札を求める方にぴったりでしょう。スタンド花のクオリティをさらにアップすることができますよ。

 

豪華なスタンド花が全国へ配送可能

自分の希望する地域へ配送可能かという点もフラワーショップ探しのポイントの1つです。

スタンド花はサイズが大きいため、ショップによっては配送地域が限定されることもあるでしょう。

プレミアガーデンでは、北海道、沖縄県、一部の離島・郡部を除く全ての地域へお届けが可能です。また、自社配送地域のみにはなりますが、回収も行っているため最後まで安心です。

 

高品質でありながら低価格

スタンド花はサイズが大きく、使う花の量も多いため、比較的価格が高めになりやすいフラワーギフトです。

一般的にスタンド花は最も安いものでも15,000〜20,000円ほどが相場となっています。しかし、プレミアガーデンには15,000円を下回るリーズナブルな品も取り揃えております。価格は安くても、仕上がりは非常に華やかでクオリティの高いスタンド花ですので、まずはウェブサイトをご覧ください。

 

プレミアガーデンのスタンド花をご紹介

それでは最後に、プレミアガーデンのおすすめのスタンド花をピックアップしてご紹介します。

プレミアガーデンでは、お祝いシーンに華を添える美しいスタンド花を豊富に取り扱っています。ここで紹介した商品を参考に、とっておきのスタンド花を見つけてください。

 

ピンク系アシンメトリーデザインのスタンド花

https://prrr.jp/products/detail/1995

 

ピンク系の花材を使ってアレンジメントしたスタンド花です。花の種類はおまかせですが、ユリ・バラ・カーネーションなどを主に使用されています。

可愛らしさと上品さを兼ね備えており、見る人の目を引きますね。アシンメトリーなフォルムや、アクセントにたっぷり使ったグリーンが躍動感も演出しています。

豪華なデザインながら、価格は税込:13,200円と格安でコスパもばっちりです。

 

カラフルで元気の出る豪華スタンド花

https://prrr.jp/products/detail/1327

 

明るい暖色系の花をふんだんに使用したスタンド花です。置くだけで心がウキウキするような華やかな仕上がりなので、お祝い事の贈り物にぴったりではないでしょうか。結婚・誕生日・公演・開店・就任など、さまざまなシーンにマッチするでしょう。フォーマルな場にも負けずに存在感を放ってくれるはずです。

 

どんなお祝い事にもぴったりな2段スタンド花

https://prrr.jp/products/detail/1306

 

迫力のある2段タイプのスタンド花です。赤系の花を中心に使っており、ゴージャス感や大人っぽさを演出できます。四方八方に広がるグリーンが、真ん中の花の華やかさを一層際立たせるアクセントになっています。

幅広いお祝いシーンで場を盛り上げられる美しいデザインが魅力的です。

 

洗練された印象の白一色のスタンド花

https://prrr.jp/products/detail/1268

 

白系の花のみを使用したスタンド花です。潔い色使いが花の美しさを際立たせます。

ユリやバラなど品格を漂わせる花も使われており、高級な雰囲気です。白一色だからこそ、花の周囲に飾った葉物の緑もまた印象的です。

お祝いのシーンにはもちろん、オフィスを華やかに彩るインテリアアイテムとしても活躍するでしょう。

 

まとめ

スタンド花は、大切な方、親しい方に気持ちを届ける際にぴったりのギフトです。基本的なマナーをしっかり押さえた上で、贈る相手に喜んでもらえるよう準備をして、素敵なスタンド花を贈りたいですね。

プレミアガーデンには、さまざまなシーンを華やかに上品に彩る高品質なスタンド花が充実しています。デザインが幅広いため、贈る相手の好みやイメージなどに合わせて選べるでしょう。また、価格帯もリーズナブルなので、予算に合わせてとっておきの商品が見つかるはずです。

この記事を参考に、プレミアガーデンで大切なシーンにふさわしい贈り物を見つけてください。

 

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