2月に咲く花15選|花と楽しむおすすめイベントとおしゃれな飾り方

2月はまだ寒さが厳しく、周りの景色には花が少なく感じられるかもしれません。しかし、花々は少しずつ芽吹き始め、花屋には梅や桜など春の息吹を感じさせるみずみずしい花が並びます。そんな花々を玄関やリビング、オフィス空間に取り入れてみませんか?色鮮やかな花は空間を明るくし、まるで春が訪れたかのように気持ちもほっこりするものです。

この記事では、2月に咲く花に注目し、春を感じられるおすすめの花を15選厳選してご紹介します。それぞれの魅力はもちろん、花言葉やおすすめの観賞方法も取り上げますので、ぜひ身近に飾る花選びの参考にしてください。

2月に咲く花15選|魅力や花言葉、飾り方も紹介

花が少ないイメージのある2月ですが、実は見ごろを迎える美しい花々がたくさんあります。その中から特に魅力的な花を15種類厳選し、それぞれの特徴や花言葉、飾り方も合わせてご紹介します。

  • 蝋梅
  • 椿
  • ジンチョウゲ
  • ミモザ
  • シクラメン
  • ポインセチア
  • デンドロビウム
  • シンビジウム
  • ヒヤシンス
  • スイセン
  • 葉の花
  • パンジー・ビオラ
  • スイートピー

それでは、それぞれの花について詳しく見ていきましょう。

冬の寒空の下、厳しい環境でも力強く芽吹く花の一つが梅です。木の枝に赤やピンクの蕾をつけ、早い品種では1月頃から美しい花を咲かせます。梅の花は桜や桃と似ていますが、花びらに角がなく、丸みをおびた形が特徴。その柔らかな表情は、冷たい空気の中でも春の温もりを感じさせてくれるような、優しい雰囲気を演出してくれます。

花言葉 「気品」「忠実」「高潔」「忍耐」
観賞方法 ・枝ものを飾る(日持ち:約1カ月)

・ミニ盆栽を飾る

蝋梅

蝋梅(ろうばい)は、名前に「梅」と入っていますが、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木です。梅と同じく冬の寒空の下で枝に蕾をつけますが、花の色は鮮やかな黄色です。枝一面に咲く黄色い花々は、どこか神秘的で空間を明るく彩ります。

その花びらは、半透明で蝋細工のような艶やかさが特徴。また、ほんのり甘い香りを漂わせ、視覚だけでなく嗅覚でも春の訪れを感じさせてくれます。

花言葉 「慈愛心」「奥ゆかしい」「先見」
観賞方法 ・枝ものを飾る(日持ち:約1カ月)

椿

椿といえば、葉や花に雪を積もらせながら咲く姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。実は椿の開花期は秋から春までと長いのが特徴で、秋に咲く「早咲き」、12月~2月に咲く「冬咲き」、3月~5月に咲く「春咲き」があります。

また、椿の花といえば赤色をイメージしますが、実際にはその形や色合いは非常に多彩です。種類は250以上あり、品種に至っては5000種以上あると言われています。

花言葉 「控えめな優しさ」「誇り」「理想的な愛情」
観賞方法 ・地植えで楽しむ

・ミニ盆栽を飾る

ジンチョウゲ

ジンチョウゲは、幹から伸びる枝の先端に手毬のような小花を密集させて咲かせる、日本三大香木のひとつです。開花期には白やピンクの花が枝先を彩り、まるでドレスアップしたかのような可愛らしい雰囲気を楽しませてくれます。その香りは甘く華やかで、風に乗ってどこからともなく漂い、その存在を感じさせてくれます。

花言葉 「永遠」「不死」「不滅」「栄光」
観賞方法 ・枝ものを飾る(日持ち:約1カ月)

・ミニ盆栽を飾る

・地植えで楽しむ

ミモザ

ミモザは、伸びた花芽に、黄色い小さなポンポンのような花を房状に咲かせる植物です。満開時のふんわりとしたモフモフ感は他の花にはみられない独特の魅力で、空間を明るく彩り、見る人の心もほっこりと癒やしてくれるものです。

そんなミモザを楽しむなら、枝ものを手に入れるのがおすすめです。花瓶にさして、その柔らかな表情を楽しんだ後は、水揚げして乾燥させ、ドライフラワーとしてインテリアに活かせます。

花言葉 「優雅」「愛情」
観賞方法 ・枝ものを飾る(日持ち:約1カ月)

・鉢植えを飾る

・地植えで楽しむ

桜は、淡いピンク色の薄い花びらを広げる花姿が可愛らしく、花が枝を覆いつくすほど咲き乱れる姿は、圧巻の美しさがありますよね。

春を告げる花として知られる桜ですが、実は花屋での取り扱いは早く、12月からすでに花を咲かせた桜が手に入ることもあります。そのため、2月に咲く花として飾ることが可能です。少し先取り感はありますが、桜を飾り、優しく温かい空間を演出してみてはいかがでしょうか。

花言葉 「高潔」「優れた美人」
観賞方法 ・枝ものを飾る(日持ち:約1カ月)

・ミニ盆栽を飾る

・地植えで楽しむ

シクラメン

シクラメンは、個性的な模様を持つ葉を持ち、株元から長く伸びた花茎にチューリップのような形の花を咲かせます。その色合いは白やピンク、赤、紫など多彩で、色が乏しい季節にも鮮やかな彩りを楽しませてくれます。

シクラメンは多年草ですので、鉢植えを購入して育てれば、毎年2月頃に花が咲きます。咲いた花は切り花として楽しむことも可能で、長いものでは1カ月以上咲き続けることもあります。

花言葉 「はにかみ」「遠慮」「気おくれ」「内気」
観賞方法 ・鉢植えを飾る

ポインセチア

ポインセチアは、葉と同じような形をした赤やピンクに色づく苞(ほう)を持ち、その中心に小さな花を咲かせる植物です。グリーンの葉を赤い苞のコントラストや、星形に広がる苞の姿から、クリスマスを象徴する花として広く親しまれています。

そんなイメージの強いポインセチアですが、苞が黄色や白に色づく品種もあり、それぞれに異なる魅力があります。2月に咲く花として飾るなら、珍しい色合いの品種を選び、個性的な空間演出を楽しんでみてはいかがでしょうか。

花言葉 「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」
観賞方法 ・鉢植えを飾る

デンドロビウム

デンドロビウムは洋蘭の仲間で、胡蝶蘭のような形の小ぶりな花を長い茎に連ねて咲かせる植物です。太い茎に可憐な花を連ねて咲かせる姿は、凛とした美しさとエレガントな雰囲気を醸し出します。

ご自宅に飾る花におすすめなのはもちろん、オフィスの窓口や受付を華やかに演出する花としても人気が高く、贈り物にも最適です。

花言葉 「わがままな美人」「天性の華を持つ」「思いやり」
観賞方法 ・鉢植えを飾る

・切り花を飾る(日持ち:2週間~4週間)

シンビジウム

シンビジウムはラン科の植物で、胡蝶蘭のような形の花を連ねて咲かせる姿は、デンドロビウムと似ています。大きな違いは葉にあり、シンビジウムは先の尖った長い葉を持ち、花茎もスラっとしています。デンドロビウムに比べると、スマートで上品な印象。また、切り花の日持ちが非常によく、長いものでは2カ月ほど咲き続けます。

花言葉 「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」
観賞方法 ・鉢植えを飾る

・切り花を飾る(日持ち:約2カ月)

ヒヤシンス

ヒヤシンスは、長く伸ばした花茎がすっかり隠れてしまうほど、上から下までびっしりと花を咲かせる植物です。1株で多くの花を楽しめるのが魅力で、贅沢な雰囲気を味わえます。花の色も青紫色をはじめ、黄色、白色、赤色、ピンク色とバリエーションが豊富で、寒い季節にも春を感じさせる華やかな存在感を持っています。

桜と同様に温かくならないと開花しないため、水耕栽培で育てて2月の開花を楽しんでみてください。

花言葉 「悲しみを超えた愛」「スポーツ」「ゲーム」
観賞方法 ・水耕栽培する

・切り花を飾る(日持ち:10日~2週間)

スイセン

スイセンは、星形のように花弁を広げ、その中央にラッパ状の副冠を持つ花を咲かせます。特に、花弁と副冠の色が異なる種類はその色のコントラストが美しく、目を奪われるものです。また、スイセンは背が高いのも一つの特徴で、他の草花を超えて咲く姿は圧倒的な存在感があります。

1株咲くだけでも周囲を明るく照らし、寒い冬の景色に温もりを与えてくれるような、心温まる花です。

花言葉 「うぬぼれ」「自己愛」
観賞方法 ・地植えで楽しむ

・切り花を飾る(日持ち:3日~1週間)

菜の花

菜の花は、背高く伸ばした茎先に、無数の黄色い小花を咲かせる春を代表する植物です。その鮮やかな黄色が一面に広がる菜の花畑は、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのような美しい光景を作り出します。

そんな菜の花の切り花は、1月頃から花屋に並び始めます。花瓶に生ける際は、長持ちさせるために適度に葉を落とすのがおすすめです。また、水をよく吸うため、水量をこまめに確認して管理しましょう。

花言葉 「小さな幸せ」「元気いっぱい」「快活」「明るさ」
観賞方法 ・地植えで楽しむ

・切り花を飾る(日持ち:約1週間)

パンジー・ビオラ

パンジーとビオラは、特徴的な配置で5枚の花びらを広げ、内側にある3枚の花びらに模様が入るユニークな姿が魅力の花です。かつては花の大きさで名前が使い分けられていましたが、現在では品種が増え、明確に分けることが難しくなっています。

そんなパンジー・ビオラは、カラフルな色合いを楽しませてくれるのが魅力で、まだ寒さが残り、景色がさみしい季節に鮮やかな彩りを添えてくれます。鉢植えを並べたり、庭に寄せ植えをしたりして、景観を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

花言葉 「もの思い」「私を思って」
観賞方法 ・鉢植えを飾る

・地植えで楽しむ

スイートピー

スイートピーは品種によって開花期が異なり、春先きの品種を選ぶと2月~3月に花を咲かせます。特徴的なのは、フリルのような花びらを持ち、優しい雰囲気を演出してくれること。特に切り花を寄せて飾るととても華やかで、空間を上品に彩ってくれます。また、スイートと名前にあるように、甘い香りを楽しませてくれるのも特徴の一つです。さらに、カラーバリエーションが豊富で、自分の好きな色を選びやすいのも魅力です。

花言葉 「門出」「優しい思い出」「永遠の喜び」
観賞方法 ・鉢植えを飾る

・切り花を飾る(日持ち:3日~2週間)

・地植えで楽しむ

2月に咲く花を飾って楽しむ!おすすめイベント3選

2月といえば、以下のようなイベントがある季節です。

  • 節分
  • 立春
  • バレンタイン

これらのイベントを楽しむ際に、2月に咲く花を飾ったり、大切な方への贈り物に選んだりするのはいかがでしょうか?

ここでは、2月の花と一緒に楽しんでほしい、3つの代表的なイベントについて詳しくご紹介します。

節分

節分は、名前の通り「季節の分け目」を意味し、冬の季節が終わり、翌日から春が始まるとされています。季節の変わり目は、悪いものが現れやすいと信じられており、そのために行われるのが豆まきです。豆には「魔滅(マメ)」=悪いものを滅する力があるとされ、節分には豆をまいて鬼(邪気)を追い払います。

この節分に飾る花としては、魔滅にちなんでマメ科のミモザやスイートピーがおすすめです。また、白いものには邪気払いのパワーがあるとされるため、白い花を選んで飾るのも良いとされています。

立春

立春は、節分の翌日で春が始まる日です。また、二十四節気では1年の始まりの日であり、とても縁起が良い日とされています。

そんな立春に花を飾るなら、2月に咲く花はどれもおすすめです。ぜひこれまで紹介してきた花々を参考に、好きな花の形や色合いを選んで取り入れてみてください。また、縁起が良い日ですので、幸せが舞い込んでくるような素敵な花言葉を持つ花を選ぶのもおすすめです。

バレンタインデー

バレンタインデーは、愛を表現する日として広く知られています。このバレンタインデーに、お付き合いや結婚の記念日を迎える方も多いのではないでしょうか。日本ではチョコレートが注目されるイベントではありますが、花を添えることで華やかさが増し、より特別で思い出に残る1日になります。

そんなバレンタインデーに飾る花は、お互いの好きな花を選ぶのも良いですが、2月に咲く花を選んで、特別感をさらに高めてみてはいかがでしょうか。

2月に咲く花をおしゃれに飾る!おすすめ3スタイル

好きな切り花を購入して飾るのもシンプルで素敵ですが、さまざまな花や葉もの、枝ものを組み合わせると、さらに華やかで雰囲気も盛り上がります。

もし花々を選ぶなら、以下の人気の3つのスタイルから選んでみませんか?

  • スタンダードタイプの花束
  • ラウンドタイプの花束
  • フラワーアレンジメント

それぞれの特徴をご紹介しますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。そのまま購入できるプレミアガーデンでおすすめの商品とともに紹介します。

スタンダードタイプの花束

ナチュラルテイストに仕上げたおしゃれなデザイン

スタンダードタイプの花束は、正面を決め、その方向から見たときに、すべての花材が美しく映えるように組み合わせて作られます。花材の高さや大きさをいかした組み合わせが可能で、デザイン性豊かな花束が手に入ります。

また、正面をつくることで、花束には背面が生まれ、花瓶に飾る際には壁を背にして置くことができます。また一時的に寝かせて置くことができ、手から手への受け渡しもしやすいのも大きなメリットです。

そのため、贈り物として選ぶ際は、スタンダードタイプの花束が喜ばれるでしょう。

ラウンドタイプの花束

ビタミンカラーのセレクトが春らしい、元気あふれるデザイン

ラウンドタイプの花束は、どの位置から見ても花が美しく見えるように、ドーム型に花材を組み合わせて作られています。隙間なく花材を配置するため、ボリューム感が出るのも一つの特徴です。使用する花材は限定されることがありますが、それぞれの個性をいかしつつ、ラウンド型の可愛らしい仕上がりになるのも魅力と言えるでしょう。

また、ラウンドタイプの花束は、そのままの形を維持して花瓶に生けると、どの方向からでもその美しさを楽しめます。ダイイングやリビングテーブルに飾りやすく、特別な花束がより身近な存在として感じられるでしょう。

フラワーアレンジメント

生命の誕生を感じるような、勢いあふれる豪華なデザイン

フラワーアレンジメントは、花器にスポンジを入れ、そこに花や葉もの、枝ものをデザインしながらさして仕立てたものです。スポンジにさして生けるため自由度が高いのが特徴で、スタッフやフローリストの技術や個性が色濃く反映されます。そのため、アレンジメントの選択肢は非常に豊富で、花屋を変えると全く異なるデザインに出会えることもあります。

また、もう一つ大きな魅力は、花瓶に移し替えずにそのまま飾れることです。手間がかからず、気軽に花を楽しみたいときは、フラワーアレンジメントを選ぶとよいでしょう。

2月に咲く花を選ぶなら「プレミアガーデン」にお任せ

冬のイメージが強い2月は、まだ肌寒く、道端に花を見かけることは少ないかもしれません。しかし、暦では2月は「立春」を迎え、春の気配が感じられる月であり、花屋では満開を迎えた花々が並び始めます。そんな花々を自宅やオフィスに迎え入れれば、空間が華やかになり、気持ちも晴れやかになることでしょう。

とはいえ、家事や仕事に忙しい日々を送り、植物にゆっくり向き合う時間が取れない方も多いのではないでしょうか。そんな時は、植物の通販サイト「プレミアガーデン」にお任せください。経験豊富なフローリストが仕立てたフラワーギフトが豊富にそろっており、24時間いつでもどこからでも閲覧可能です。お気に入りの花を見つけたら、そのまま発注から郵送までスムーズに手配を完了させられます。

2月は節分に立春、バレンタインデーといったイベントがあり、誕生日や記念日を迎える方も多いのではないでしょうか。そのお祝いのお花探しには、ぜひ「プレミアガーデン」をご利用ください。

 

大切なあの人にお花を送ってみませんか?