華美で品のある花「ラナンキュラス」の花束を「魅力的」なあの人に贈ろう

お世話になったあの人に、嬉しい出来事があったあの子に、感謝やお祝い、お礼の印として花束をお渡しするのは1つの慣習です。花束は「華やかな花束で気持ちを明るくしてほしい」という気持ちや「この可憐(かれん)、愛らしい花束のような魅力をあなたに感じています」という気持ちを表す証にもなります。

さまざまな花が花束として贈られますが、特におすすめなのがラナンキュラスです。

美しさと可愛らしさを兼ね備えた花弁は、たくさんの人をひきつける魅力的なお花。また、ラナンキュラスには贈り物として最適な花言葉があるのをご存じでしょうか?

今回はラナンキュラスとはどのような花か、どんな花言葉を有しているか、どこで入手できるかなど気になる点などをご紹介します。

 

ラナンキュラスとは?

ラナンキュラスは3月から6月頃に最盛期を迎える花です。チューリップと同じ球根植物ですが、切り花としても店頭に並びます。10月ごろから少しずつ店頭に現れ、3月~4月にかけて旬を迎えます。

ラナンキュラスの最大の特徴は「変わり咲き」と言われる咲き方をするその花びら。1枚1枚は非常に薄く、花びらを親指と人差し指でつまむと自分の指の体温が伝わるほど。しかし、この薄い花びらが何層も何層も重なっており、バレエ衣装のチュチュスカートのように可憐(かれん)、愛らしいです。

もともと花びらが5枚程度の一重咲きでしたが、何百年にもわたり品種改良を繰り返していった結果、今現在店頭に並ぶシルエットが主流となりました。

色もさまざまで、ラナンキュラスだけで色相環が出来上がってしまうほど種類があります。

花の直径は5cmから10cm。品種によってこのサイズよりも小さかったり、大きいものもありますが、よく見かける店頭に並ぶサイズはこの5cmから10cmである場合が多いです。花径のサイズ感はバラによく似ていますが、花びらの量はバラの倍と言っても過言ではないので、より華美に見えます。

 

また、陽の光で花を咲かせ、夜になるとその花を閉じる性質も特徴の1つ。こういった性質から太陽とともに生きるお花とも呼ばれていて、開花とつぼみの両方を楽しむことができるでしょう。

ラナンキュラスの種類は?

ラナンキュラスの花は約400年ほどかけて品種改良を繰り返し、今現在では500種類超の品種が存在します。

 

店頭によく並ぶ八重咲きは花びらが幾重にも重なっている種類で、この咲き方をするラナンキュラスは「ビクトリアストレイン」や「ドリーマー」があります。これらは、ギュっと花びらが固まるようにして咲いているので、少ない本数でも随分華美に見えます。

花の色も鮮やかで、黄色や赤、白などはっきりとした原色も多いです。また、それだけでなく、1つの花に2色の色が見られるバイカラーも多くあります。

ほかにも有名なラナンキュラスの品種に「ラックス」があります。この品種は日本で作られた新品種です。花びらにつやつやとした光沢があるのが特徴で、太陽の光を浴びている姿は、眩しいと思うくらいに輝きます。地植えされることが多いですが、切り花としても販売されています。取り扱っているかどうかぜひ最寄りの販売店などに伺ってみてください。

あまりにも種類が多いのでどの種類にするか迷ってしまいますが、そんなときはラナンキュラスの色で決めると探しやすいかもしれません。ほぼ全色がそろっているので、お気に入りのラナンキュラスが見つかる確率が高いでしょう。

ラナンキュラスの花言葉は?

ラナンキュラスに限らず、花を贈るときに気になるのは花言葉。

実はラナンキュラスの花言葉はとっても魅力にあふれているのを知っていますか?

ラナンキュラス全体の花言葉はこのような意味があります。

  • とても魅力的
  • 華やかな魅力
  • 目を奪われる魅力
  • 名声
  • 輝きを放つ

これらの花言葉は、ラナンキュラスの華美な魅力が人をひきつけることを由来としていて、こんなにもたくさんの「魅力」にあふれた花言葉がついています。

また、ラナンキュラスには色別にも花言葉が存在します。

  • 白・・・「純白」
  • 緑・・・「名誉」
  • 紫・・・「幸福」
  • ピンク・・・「飾らない美しさ」
  • 赤色・・・「あなたは魅力に満ちている
  • 黄色・・・「優しい心遣い」

このようにそれぞれの色にあった花言葉が添えられています。

これらの色の意味に基づいて、バイカラーのラナンキュラスにご自身独自に意味を持たせることも可能です。

花束を作る際、見た目だけでなくこのような意味も一緒に添えると世界で唯一のすてきな

花束が作れるでしょう。

ラナンキュラスの花束の値段は?

種類も豊富なラナンキュラスは値段もピンキリ。一口に○○円が相場、と言えないところが歯がゆいです。小輪で一輪200円程度のものもあれば、品種や時期によっては一輪700円ほどすることも。

しかし、ラナンキュラスは一輪でボリュームのある花を咲かせます。多くの花屋では花束を受付する際の最低値段が決まっていて、最低値段は2,000円ほどのところが多いですが、この最低値段でラナンキュラスの花束を作ってもらったとしても、一輪が華やかであるため、本数が少なくとも見劣りすることはないでしょう。

プレミアガーデンでは、3,000円~販売をしていますが、ボリュームを重視するなら5,000円以上がおすすめです。

 

ラナンキュラスの花束はどこで手に入る?

ラナンキュラスの花束を購入する方法は以下の通りです。

  • 花屋さんで直接注文
  • ネット通販で注文

花を贈る際、一番に思いつくのは最寄りの花屋さんです。事前にラナンキュラスが置いてあることを知っていれば、当日訪問して花束を製作してもらうのが一番早いでしょう。

しかし、時期によっては入荷していない、あるいは売り切れてしまった、ということがあるので、確実に購入したいのであればネット通販がおすすめです。

ネット通販は遠方の人へ贈りたいという場合も有効な方法なので、ラナンキュラスの花束を一番送りやすい方法でもあるでしょう。

ネット通販といってもいくつか種類があります。

 

  • 懇意にしている花屋のサイトでの発注
  • ネット通販限定の花屋サイトでの発注
  • SNSツールのみ受付が可能の花屋サイトでの発注
  • ラナンキュラス生産者サイトでの発注

大まかに分類させていただくとこの四つ。

まず「懇意にしている花屋のサイト」です。

これは日頃通っている花屋や、生活圏内で目にする花屋の通販サイトのことで、比較的検索しやすく、また多くの場合が配送を請け負っています。この中からラナンキュラスを探し、花束を送ることが可能です。

 

2つ目は「ネット通販限定の花屋サイト」です。

文字通り、店舗を持たずネット通販のみで販売しているサイト。

ネットの検索で「花束 ラナンキュラス 通販」と打ち込むと多くのサイトがヒットします。

これらはどの通販専門サイトも比較的花束を選べる種類が多い傾向にあります。値段もご自身の予算に合わせて探し出せたり、さまざまなアレンジをした花束を提案しているので、迷ったら提示してあるラナンキュラスの花束から選べば良いという安心感もあります。

また、柔軟なサイトではオーダーメイドで花束を受け付けてくれるところもあるのでご自身に合ったサイトを探してみましょう。

 

3つ目は「SNSツールのみ受付が可能な花屋サイト」です。

この場合は、大手検索サイトでヒットすることもありますが、主戦は各SNSのツールなので容易に見つけることが難しいでしょう。個人経営や、人手の少ない花屋がこのような手法をとっていることが多いです。

フローリストが作った花束の写真などをSNSツールを使い載せており「ご依頼受付はDM(ダイレクトメール)で」という案内がされています。

 花束の贈り主であるあなたが非常に気に入ったお店や作り手を探し出す必要がありますが、依頼できると満足度は高いです。こまめなやりとりや、時間に余裕のある方にはSNSを活用してぜひすてきなラナンキュラスの花束を作ってくれる方を探してみてください。

 

4つ目が「ラナンキュラス生産者サイト」です。

花屋や通販サイトなどの業者を介さず直接、ラナンキュラスを生産している方のサイトにアクセスして送ってもらう方法です。

好きな品種や、直接生産者の方に送ってもらいたい場合に活用します。

「ラナンキュラス 生産」や「ラナンキュラス 品種」などと検索すると生産者さんのサイトがヒットすることが多いです。 しかし、通販を行っているところと、通販を行っていないところがあります。また、ラナンキュラスの苗、球根などは販売しているけれど、ラナンキュラスの花束を作っていることがない、など受付状況が異なります。

気になる品種などがあればぜひ一度検索してみてください。

 

贈ったあとに教えたいラナンキュラスの楽しみ方

ラナンキュラスの花束をプレゼントした後に、どのように保管したら良いのか知っていますか?

せっかく贈った花束でもあるので、相手にもなるべく長く楽しんでもらいたいものです。

そこでおすすめなのが「花瓶」に飾る方法。

ただ花瓶に飾るだけではなく、なるべくお花を優しく管理をしながら飾るのが長く楽しむポイント。

ここでは、より長持ちするラナンキュラスを楽しむポイントを3つご紹介します。

花瓶の水量に気を付ける

もらったラナンキュラスを花瓶に入れて飾る方法です。

ラナンキュラスはもともと球根の植物なので、花瓶に飾ときは少量の水で飾るのがポイント

水が多すぎると伸びすぎてしまう原因にもなるので注意しましょう。

茎を切る。

 先ほどもお伝えしたように、ラナンキュラスは水を与えるとぐんぐんとその茎をのばしていきます。浅水でも成長を完全に止めることは不可能なのです。伸びた茎が長ければ長いほど、花が折れる確率が高くなってしまいます。なので、ある程度茎が伸びてきたら、伸びた分だけ茎を切ってあげましょう。

 

水切り

これは2つ目の、茎を切る、というポイントと地続きです。ラナンキュラスの茎が空気や細菌に触れ、水を吸う力が弱くなるために行う作業となります。

作業というと専門的なものをそろえるのか……と心配になりますが、そのような大仰な準備はありません。

用意するのは水を入れるためのバケツと消毒をしたハサミのみ。

水切りしたいラナンキュラスを用意して、水を張ったバケツの中で、茎を切り落とします。

このときに切る長さは3センチ前後。ハサミの入れ方は茎に対して垂直ではなく、斜めにします。

水の中でカットしたら終了。奇麗な水をいれた花瓶に戻すだけ。

これでラナンキュラスを長く楽しむことができます。

 

心を込めて選んだラナンキュラスを大切に飾ってもらうために、ぜひこのようなポイントを教えてあげてください。

 全てを覚えられなくても「こまめに水を変えてあげてくださいね」の一言だけでも十分です。また、花屋によっては簡易の延命剤がついていることがあります。これらも使用することを促してあげてください。ついていなければご自身で花束と一緒に延命剤を添えてあげるのも良いでしょう。

 

まとめ

ラナンキュラスは花言葉も良いことから、花束に贈ることで相手に喜んでもらいやすいお花であることがわかりました。

お花屋さんでも購入できますが、野菜に旬があるように花にも時期があります。このタイミングを逃してしまうと、お花屋さんできれいなラナンキュラスを低価格で購入するのは難しいこともあるでしょう。

しかし、プレミアガーデンでは365日全国のお花農家と連携を取っているので、ご注文を受けてから良いラナキュラスだけを取り寄せることが可能です。

そのため、開花時期以外も満足のいくラナンキュラスの花束を提供することが可能。

また、全国配送も行っているので、遠方に住む家族や友達にも気軽に届けることができます。

24時間ネット環境があればどこでも注文が可能なのも魅力ですよね。

とくに、感染症流行に伴い外に出るのを避けている人や、人とのかかわりを避けたい人でも自宅にいながら注文ができるのは最大のメリットではないでしょうか。

さらに、仕事に忙しい人でもチョットした時間で注文ができるなら、花束をあきらめていた人でも気軽に購入することができるでしょう。

予算やラナンキュラスを入れたい旨を注文前に問い合わせいただければ、なるべく理想に合った花束を提供いたしますので、ぜひご注文ください。

 

大切なあの人にお花を送ってみませんか?