ゴムの木の枯れない育て方|挿し木のコツや植え替えの時期などもご紹介
ゴムの木は日本でも一般的な観葉植物として取り扱われており、名前を知らなくても見たことがあるという人も多いでしょう。
そんなゴムの木は自宅で育てるのも簡単で、見栄えも良いことから初心者にもおすすめしやすくなっています。
ゴムの木と一口にいっても、その種類はさまざまで、1mを軽く越すこともあるものから、デスク上で育てられるくらい小さいものまであるので、自分の思い通りにインテリアコーディネートすることができるメリットもあります。
今回は、ゴムの木の種類や育て方を詳しくご紹介していきます。
ゴムの木とは
ゴムの木とはそもそも総称で、樹液からゴムを採取することができる樹木全般を指します。
日本で観葉植物として一般的に用いられているのは「インドゴムノキ」がほとんどです。
最近ではインドゴムノキを改良した品種も増えてきています。
ゴムの木の基本情報
科 | クワ科 |
属 | イチジク属 |
和名 | インドゴムノキ |
英名 | ficus elastica |
学名 | Ficus elastica |
原産地 | 北西インド、スマトラ、ジャワ地方 |
開花時期 | ごく稀に春頃 |
ゴムの木の特徴
ゴムの木は大きく丸い葉が特徴的な観葉植物で、目立った花も咲きません。
しかし、環境の変化に強いため、年間を通して安定した栽培か可能になります。
自然に生息しているものでは、樹高が40m、幹が2mにもなる大樹になりますが、観葉植物の場合は大きくても樹高1m前後、幹は10cm程度にしかなりません。
剪定も比較的簡単なので、好みの高さをキープすることもできます。
また、乾燥にも強く、水やりも頻繁に行う必要もありませんし、肥料の与え方もほかの植物より簡単です。
ゴムの木の花言葉
ゴムの木の花言葉は「永遠の幸せ」です。
ゴムの木は非常にエネルギーに溢れた存在として見られており、生命力も強いので風水的にも良いとされている観葉植物です。
そのため、新築祝いや引越し祝いなど、新たな門出に贈るものとしてピッタリです。
観葉植物のゴムの木は、花が咲きにくく、春頃ごく稀に開花します。
また、株が成熟していることが条件であったり、花嚢の裏側に花をつけたりするので、花の姿を確認するのは難しいのです。
もし見ることができたらそれだけで幸運といえます。
風水での効果。どこに置くべき?
ゴムの木は風水的には陽の気を持ち、幸運を運び込むアイテムとして用いられます。
特に運気が入りやすい玄関に置くのがベターでしょう。
また、キッチンのような火と水があり力がぶつかり合う空間に置いておけば、それぞれの力を上手く流してくれます。
恋愛面で見れば、現在のパートナーと長続きすることを願っている人や、これからもっと幸せになっていきたいと思っている人などにゴムの木がおすすめです。
ゴムの木の寿命
ゴムの木の寿命は観葉植物としてそのままにしておけば数年、適切に植え替えを行えば15年、地植えにすれば50年以上ともいわれています。
大切に育てれば鉢植えに入ったままでも数十年は生き続けることができるでしょう。
どんな植物でもいえることですが、間違った育て方をしてしまえばたちまちに枯れてしまいます。
しかし、ゴムの木は生命力が強い植物ですので、初心者でも寿命を長く持たせやすくなっています。
ゴムの木の値段・相場
観葉植物として鉢植えに入って販売されているゴムの木の相場は、6,000円~25,000円程度になります。
値段の違いとしては、樹高の小さいものや葉が少ないもの、幹の本数が少ないものは安くなっています。
商品によっては幹をねじっていたり、編み込みをしていたりするものもありますが、こういった加工をしているから、必ず高くなるというわけでもありません。
どちらかといえば、鉢や鉢のカバーの装飾がこだわれているほうが価格は上がっています。
ゴムの木の種類
日本で流通しているゴムの木の多くは「インドゴムノキ」ですが、そのほかにも品種改良をされて流通しているゴムの木も多数あります。
ここでは通販などでも気軽に購入できる種類をご紹介していきます。
ウンベラータ
ウンベラータはゴムの木の中でも人気が高い種類です。
幹は細いですがしっかりと安定感があり、商品によっては独特の曲がりがあるので個性的な見た目も楽しめます。
さらに、針金を使って自分で好きな形に曲げることもできるという楽しみ方ができるのもウンベラータの特徴です。
葉は大きなハートのような形をしています。
葉脈もはっきりしていて存在感があるので贈り物にもおすすめです。
葉の数が多く大きさもさまざまなので、剪定により表情を変えることができます。
ベンジャミン
ベンジャミンは木の上部にだけ小さめの葉をたくさんつける種類です。
葉が密集するためシルエットが美しいのが人気です。
種類によっては同じベンジャミンでも葉に模様があったり、葉の形が違ったりなど変わったものを楽しむことができます。
ゴムの木の中で幹をねじったり、三編みのように加工しているものはこのベンジャミンという種類であることがほとんどです。
そのため、オフィスや店舗のインテリアによく用いられる種類でもあります。
ガジュマル
ガジュマルは沖縄に生息している大きな木が有名ですが、観葉植物としても人気です。
幹から太く膨らんでいる気根が出ているのが特徴的で、自生しているガジュマルはこれを周囲の植物などにからみついて自分を支えています。
この気根により、苗によって姿がほぼ違っているというのが人気の理由です。
一般的なゴムの木に比べると育て方が変わりますが、デスクにも置くことができるサイズから、数mにもなるサイズまで幅広くあるので、長く付き合うことができる観葉植物だといえるでしょう。
ベンガレンシス
ベンガレンシスはウンベラータと並ぶ人気の品種です。
白く太い幹に大きな葉をつけるのでインテリアとしても存在感があるのですが、シンプルな見た目なのでどんな背景でもうるさく感じさせないのが魅力です。
幹の形が特徴的で、まっすぐ立っているだけでなく、大きく曲がったり、螺旋のようになっていたりと個性があります。
葉は楕円形で大きく光沢があり、品種によっては模様入りもあるので好みに合わせて選んでみましょう。
ゴムの木の選び方
ゴムの木を購入するときは実際に苗の状態を見て、できるだけ良好な状態であるものを選びましょう。
店舗への輸送や陳列環境などによって弱っている場合もあるので、寿命を長くしたい場合は注意してください。
選び方のポイント
ゴムの木を選ぶときは、並んでいる鉢の中でも茎が太めでしっかりしているものを選びましょう。
品種によっては複数本の茎を編んで一つとしているものもありますが、その場合も一本ずつの茎の太さをチェックすることが大切です。
葉は青々として葉脈がはっきりと見られるもの、葉の裏に虫などがいないことや、全ての葉にツヤがしっかりあるものが重要です。
しかし品種や季節によっては葉の表面に斑点があったり、茶色くなっていたりすることもありますが、これはほとんど虫害ではありません。
気になる場合は病気になった葉の写真を調べて見比べてみましょう。
大きさ・サイズで選ぶ
観葉植物には「○号」と表記されていますが、これは鉢の大きさを示します。
鉢の大きさは実際に設置する際に重要なポイントとなるので、大体の目安を覚えておきましょう。
1号鉢は直径3cmで、それから号数が増えるごとに3cmずつ増えるというのが基本です。
ゴムの木に使用されるのは主に8号~15号の鉢になります。
8号鉢の場合、樹高は120cm前後、15号鉢の場合は樹高2m前後と覚えましょう。
特殊な装飾がない限り、鉢の大きさに合わせて樹高は高くなります。
一本ものor編み込みで選ぶ
ゴムの木を見ていると、幹が一本のものと数本を使って編んでいるものがありますが、ゴムの木は編み込みをしていたとしても出しゃばらない特徴がありますので、好みに合わせて選んでOKです。
玄関や会社など人目につく場所に置く場合は編み込みのほうが幹が太く見え、どっしりした安定感があるのでおすすめです。
逆に自宅などで個性を表したい場合は一本の幹で動きのあるものを選ぶと良いでしょう。
100均のゴムの木はあり?
100円均一ショップを見ていると小さな観葉植物を取り扱っていて、中にはゴムの木が並んでいることもあります。
100均の植物は枯れやすそうというイメージがあるかもしれませんが、きちんと育てれば、よく見るサイズまで立派に育てることが可能です。
ゴムの木は、比較的容易に育てられる品種ではありますが、それでも小さな鉢から根を張らせるためには、何度も植え替えを行わなければいけません。
細心の注意も必要となりますので、初心者にはあまりおすすめできません。
ゴムの木の育て方・手入れ
ゴムの木は特殊な育て方は不要で、初心者でも気軽に育てることができる植物です。
簡単なお手入れとちょっとしたポイントを踏まえておけば、寿命を長くさせることも難しくないでしょう。
それでは育て方のポイントをご紹介していきます。
日当たり・置き場所
ゴムの木の原産は熱帯地方ですので、日当たりの良い場所を好んでいます。
しかし、鉢植えの場合は直射日光に当て続けたり、日陰から突然日向に移動させたりしてしまうと、葉が日焼けして色が悪くなってしまいます。
室内に置く場合は、直射日光の当たらない明るい場所が良いでしょう。
注意点としては、エアコンや暖房の風が当たりにくい場所にすることです。
庭などの室外に置く場合は、日当たりの良い場所でのびのびと育てて上げることが重要です。
温度
ゴムの木は一年を通して安定した生育をしますが、冬になると温度が低くなりすぎて弱ってしまうこともあります。
鉢植えであれば冬場は室内で育てるようにしましょう。
霜や雪が当たらないようにすることが大切です。
できるだけ、鉢植えの状態で育てることが長持ちさせるコツでもあります。
基本的に温かい場所を好んでいるので、夏場の暑さよりも冬場の寒さに注意することをしっかりと抑えておけば大丈夫です。
土
ゴムの木を育てる場合は観葉植物用の土が便利です。
ゴムの木の大敵は水のやりすぎによる根腐れですので、自分で配合する場合は水はけの良さを重要視しましょう。
ゴムの木向きの土は観葉植物用の土と赤玉土と鹿沼土をブレンドしたもので、害虫予防のために表面には化粧土などを敷いておきましょう。
梅雨の時期などは土の表面にカビが生えることがあります。
そんなときはまず、日当たりが良く風通しの良い場所へ移動させ、表面の土だけを交換しましょう。
水はけが悪い場合は、根腐れ防止のためにも全て植え替えることをおすすめします。
ハイドロカルチャーの場合の育て方
ハイドロカルチャーとはいわゆる水耕栽培のことで、ゴムの木も行うことが可能です。
ゴムの木の枝を剪定したら、切り口から出る樹液をしっかりと洗い流して水の入った瓶へ挿します。
日当たりのいい場所へ置き、水をこまめに変えていると数日で茎から根が出てきます。
そのまま根の成長を見ていきましょう。
根がしっかりと伸びたら、そのまま鉢植えに植え替えたり、ハイドロボールを使って根を定着させたりすることも可能です。
育て方のポイント
ゴムの木の育て方のポイントはあまり多くありません。
初心者でも育てやすいものですので、ポイントをしっかり抑えておくことで長く楽しむこともできます。
長く付き合えばもっと愛着が湧いてくるのが観葉植物ですので覚えておきましょう。
ゴムの木の水やり
ゴムの木は熱帯の植物で水はけの良い土を好みますが、水が必要ないというわけではありません。
むしろゴムの木は水が大好きな植物ですので、土が乾燥したらたっぷりと水を与えることが重要になります。
特に夏場は頻繁に土の状態を確認しておきましょう。
水が必要だからといって、毎日たっぷり与えてしまうと病気になったり、根腐れを起こしたりする原因となります。
冬場は、根の成長が休んでいる状態なので、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうので乾燥気味に水やりをするのがポイントです。
肥料は必要?時期や量
ゴムの木を健康的に保つためには肥料も必要になります。
春から夏にかけては希釈した液肥を与え、植え替えのときは緩効性の肥料を少しだけ土に混ぜます。
肥料の与えすぎは肥料焼けを起こしやすく、根を傷つけてしまうので控えめに行うのがポイントです。
肥料の種類は観葉植物用の液肥・置き肥がおすすめです。
有機肥料・化成肥料のどちらでも大丈夫ですが、化成肥料のほうが害虫が寄りつきにくくなるので室内で育てる場合におすすめです。
ゴムの木の剪定・切り戻し
ゴムの木の剪定は特に難しいこともなく、切りたい場所を切っても特に問題ありません。
「この部分だけを短くしたい」ということであってもその部分だけをハサミで切るだけです。
時期なども特に関係ありません。
枯れてきた葉を切ったり、風通しを良くしたりするために、こまめに切っても大丈夫です。
切った際には切り口から独特の白い樹液が多く分泌されますので、服や手などに付着しないように手袋・エプロンなどを着用しましょう。
ゴムの木 植え替え
ゴムの木を植え替える場合は、温かい季節を選びましょう。
もしも冬場に植え替えが必要となった場合はできるだけ温かい室内で行いましょう。
鉢植えから取り出して根が張って固まっているときは、軽くほぐし、固まっていない場合はそのまま植え替えましょう。
植え替えの土はできるだけ元の土と同じ配合にしますが、水はけが悪い場合などは赤玉土や鹿沼土の割合を増やしてみましょう。
ハイドロカルチャーから土へ植え替える場合は、根を乾かした後に土を入れた植木鉢の中央に穴を開けて優しく土をかぶせて植え替えます。
ゴムの木の編み込み・巻き方
ゴムの木の写真を見ていると、幹が編み込まれているものがあります。
実は自分で編み込むことも可能なのです。
編み込むときは、幹が細く柔らかい状態のときがベストです。
用意するのは同じくらいのサイズの3本で、編み込む場所に葉がある場合は切っておきましょう。
3本を寄植えしたら通常の三つ編みと同じ要領で編んでいきますが、このとき、きつく編むと幹が折れたり後々腐ったりしてしまいますので成長を見越して最初は隙間がある程度に編みます。
編み終えたら全体を紐で固定して完了です。
太くするにはどうすれば良い?
ゴムの木の幹は細めのものが多いので、葉っぱの状態を見るともっと太くしたいと考えてしまうでしょう。
だからといって肥料を大量に与えたりしては逆効果です。
ゴムの木を太くする一番の近道は地植えすることです。
根をしっかりと張らせることで発育が良くなり、自然と幹も太くなります。
鉢植えで太くさせたい場合は生育環境を最高の状態で保たなければいけませんが、観葉植物栽培のプロでもなかなか難しいといわれています。
成長しやすくするポイントとしては、葉っぱの剪定を控えて栄養を多く与えたり、大きな鉢で根をしっかり張らせたりすることです。
ゴムの木の増やし方
ゴムの木は株を増やしやすい植物ですので、初心者でも気軽に行えます。
増やし方も簡単なのでゴムの木が大きく成長したら試してみるのも楽しいかもしれません。株が増えれば編み込みなどにも使えます。
水耕栽培の場合
ゴムの木をハイドロカルチャーで増やす場合は、好きな所で枝を切って、切り口の樹液をしっかりと水洗いしましょう。
樹液が残ったままでは水が吸いにくいだけでなく、不衛生になります。
切り口を洗ったら水耕栽培用の花瓶に挿します。
後は、毎日水を新しいものにして根が張るのを待ちましょう。
温かい季節であれば、一週間程度で根が伸びてきます。
その後、ハイドロボールなどを使って保持してもいいですし、土に植え替えて大きくしてもいいでしょう。
挿し木の場合
挿し木の場合は、枝を10cmほどにして葉を2枚にします。
葉は半分に切って株の乾燥を防ぎましょう。
ゴムの木はどこをカットしても樹液がたっぷり出ますので、しっかり水洗いすることが大切です。
切った後は、半日ほど水に挿して吸わせます。
水をたっぷり吸わせたら水苔で包み、小さい鉢へと詰め込みます。
1週間程度で根が出てきますので、毎日湿らせている状態を保っておきましょう。
しっかりと根が張ったら水苔のまま土に植え替えます。
ゴムの木が枯れた・病気になった!トラブルまとめ
丈夫な木であるゴムの木ですが、環境や育て方によっては病気になることもあります。
また、虫や日焼けのほかにもゴムの木特有の樹液の対処も知っておくと育てる上で便利になるでしょう。
ゴムの木と長く付き合うためには覚えておきましょう。
ゴムの木が枯れる原因と対処法
室内に置いてあるゴムの木の葉が枯れてしまう原因は大きく2つに分けられます。
一つは根腐れを起こしてしまったことです。水はけの悪い土で水を頻繁に与えたり、肥料を与えすぎたり、または、日当たりの悪い場所に置き続けていると発生します。
もう一つは生育する気温が低い場合です。
夏場はクーラーが聞きすぎている部屋に置いていたり、冬場は暖房が効いていない部屋に置いていたりすることが原因となります。
ゴムの木は低温に弱い植物だということを念頭に置きましょう。
ゴムの木が根腐れする原因と対処法
ゴムの木の大敵は根腐れです。
根腐れは見た目にはわかりにくいので発見が遅れると枯らしてしまう原因になります。
ゴムの木が根腐れを起こしてしまうのは、大体土に原因があります。
土の水はけが悪くいつまでも水が土の中にとどまっている場合は、すぐに根腐れを起こしてしまいます。
水はけが良いとしても、鉢の中に根が張りすぎていると十分に水が吸えない場所と吸いすぎてしまう場所ができてしまい、そのまま腐ってしまうのです。
これを避けるためには土と水の管理に注意しましょう。
ゴムの木が葉焼け・変色する原因と対処法
ゴムの木が熱帯の植物だからと長時間直射日光の当たる場所に置いたままにしておくと葉が焼けて変色してしまいます。
特に夏場は日光が強すぎるため、鉢植えになったゴムの木は弱ってしまいます。
葉焼けを防止するには直射日光が当たらない明るい場所に置くか、サンシェードを使うことをおすすめします。
ほかにも、肥料の与えすぎによって葉の色が変わってしまうこともあります。
肥料の与えすぎは根腐れの原因にもなるので気をつけましょう。
ゴムの木に虫がつく原因と駆除方法
ゴムの木につきやすい害虫はなんといってもカイガラムシです。
見た目は1mm程度でとても小さく見つけにくいのですが、観葉植物の大敵です。
そしてカイガラムシは、薬剤に強く効果がほとんどないので手作業で除去するのが一番の対処法になります。
カイガラムシは、風通しの悪い場所や湿気の多い場所に現れる傾向にありますので、そういった場所を避けておきましょう。
それでも発生した場合は歯ブラシなどを使って取っていきましょう。
ゴムの木の樹液が床についたときの対処方法
ゴムの木には多量の樹液が流れており、根・幹・葉のどこを切っても出てきます。
特に幹や太い枝を切ると溢れるほどの量が出てきます。床に落ちてしまうとシミになったり、塗装が剥げてしまったり、逆に取れなくなってしまったりという事態に陥ります。
そのため、ゴムの木を切るときは新聞紙やビニールを敷いて作業するのが一番です。
それでもついてしまった場合は、アルコールや溶剤を使って服とベタベタ感は除去できますので応急処置に活用してください。