父の日のプレゼントにピッタリな花・人気セレクション7選

母の日とは異なり、あまりメジャーではない父の日。

日本では毎年6月の第3日曜日と定義づけられています。今年の父の日は、2023年6月18日(日)です。

この日は普段忙しく働いている父親に、感謝の気持ちを伝える絶好のチャンス。

お父さんに「ありがとう」の気持ちを込めて、素敵な花を贈りませんか。照れくさくて普段はいえない言葉も、花言葉でなら伝えることができますよ。

この記事では父の日のプレゼントに最適な花をピックアップして紹介するので、是非参考にしてみてください。

父の日にプレゼントする花の選び方

父の日には美しい花を贈って、感謝の気持ちを伝えましょう。

では、どんな花をチョイスすれば良いのでしょうか。ここでは、父の日に贈る花の選び方のポイントをご紹介します。

花の色で選ぶ

花を贈るといっても、どんな花をプレゼントすれば喜んでもらえるだろう?と悩む方もいるかもしれません。そんな場合は、お父さんの好きな色で花を選ぶのもひとつの方法です。

例えば、好んで使っている、ネクタイの色や洋服の色などが参考になるかもしれませんね。会話の中で何気なく、お父さんの好きな色を聞いてみるのも良いでしょう。

花言葉でチョイス

花にはひとつずつ花言葉が込められています。「感謝」や「尊敬」など、父の日のプレゼントにピッタリな花言葉がついている花もあるので選んでみましょう。

日頃は恥ずかしくて言えない言葉も、花言葉でなら伝えることができますよ。

父の日に贈る花は黄色が定番?

母の日に贈る花といえば、カーネーションが有名ですね。では父の日に贈る花の定番はあるのでしょうか。

実は、父の日には「バラ」の花を贈るのが一般的になりつつあります。この風習はアメリカでも同様ですが、異なるのは花色なのです。

日本では「ファーザーズデイ委員会」が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」が由来になって、黄色のバラが定番になっています。

これは、黄色が幸福や希望をシンボライズしていることから始まりました。

父の日の起源は?

日本では6月の第3日曜日と決められている父の日。その起源になっているのは1900年はじめのアメリカだといわれています。

アメリカでは古くから母親を称える日がありましたが、父親を敬う日は特に設けられていなかったのです。

ワシントン州に住む女性、ドッド夫人は亡き父親をとても尊敬していました。その理由は彼女を含む6人の子供を、男手ひとつで育ててくれたからです。

このことから彼女は父親を称え、教会の牧師さんに礼拝してもらいました。

これがきっかけになり、その後アメリカ全土に「父の日」が広がっていったとされています。

日本で広まった時期

お父さんに感謝する日は世界中にあり、国や領域によっても異なります。

先ほどのワシントン州の例では、ドッド夫人が牧師さんに礼拝をお願いしたのは、父親の誕生日である6月19日でした。

しかしアメリカの祝日として正式に取り入れられたのは、60年後の1972年だといわれているのです。

日本にその風習が入って来たのは1950年以降ですが、なかなか定着せずに、人々の間に広まったのは1980年以降といわれています。

これには、1981年にオーガナイズされた「FDC日本ファーザーズ・デイ委員会」の存在が大きく貢献しているようです。

花を贈る習慣はいつから始まったの?

上述したように、父の日に花を贈る風習が根付いたのは、ワシントン州に住むドッド夫人が亡き父の墓前に白いバラを献げたことがルーツになっています。

これにより、アメリカでは亡き父を偲ぶ花として白いバラ・健在の父には赤いバラを贈る風習が生まれました。

日本では「黄色いリボンでお父さんに贈り物をしましょう」を概念に始まった「父の日黄色いリボンキャンペーン」が拡散されたことによって、父の日に黄色の花を贈るようになったのです。

世界の父の日事情

アメリカと同じで日本の父の日は6月の第3日曜日です。他にもイギリスやフランス・インドなどでも、この日が正式な「父の日」として親しまれています。

それでは世界では、父の日をどんな風にお祝いしているのでしょうか。

・アメリカ

アメリカでは、6月の第3日曜日を「Father’s Day」としています。

この日は日本と同様に父親に感謝する日になっており、家族で食事に行ったり、花やプレゼントなどを贈る習慣があるのです。

またスポーツが盛んなアメリカでは、お父さんの好きなスポーツを一緒に楽しんだり、インドア派の父親なら映画などを鑑賞して過ごすこともあります。

さらにアメリカでは、特別な日には「グリーティングカード」を贈ることが恒例となっており、この時期は可愛らしいデザインのカードがあちこちで販売されます。

・台湾

台湾では8月8日が父の日です。その理由は、8の発音が「パパ」に似ているという語呂合わせの説があります。

台湾では個人的にプレゼントを贈ることはありませんが、家族で食事したり、心を込めたメッセージカードを贈る習慣があるようです。

また、家族揃って旅行をするのも人気があります。

・中国

中国では、父の日を「父親節」と呼んでおり、正式には定められていないものの6月の第3日曜日と認識されています。

母の日のように盛大ではありませんが、他の国と同様、花や日用品をプレゼントしてお祝いするようです。

・ドイツ

ドイツではキリストの昇天祭の日を父の日としています。これはキリスト教のお祭りのひとつで復活祭の40日後に行われるのです。

したがって、日にちは決まっていません。

この日は、家族で何かするというよりも男性同士の仲間が集まりお酒を飲んで自由に語り合う時間を持ちます。

またファミリーや友達が集まり、バーベキューをして過ごすこともあるようです。

・オーストラリア

オーストラリアの父の日は9月の第1日曜日です。最も主流となっているプレゼントはメッセージカードで、父の日の近くになると学校で手作りすることもあります。

またレストランでリッチなディナーを楽しむ風習もあるようです。

父の日のプレゼントに人気の花ランキング

父の日には、日頃はなかなか伝えることができないお父さんへの感謝の気持ちを花に込めて贈りましょう。

ではどんな品種の花が人気なのでしょうか。

ここでは父の日のプレゼントとして人気がある花を、ランキングスタイルで紹介していきます。

素敵な花言葉がこもっている花がたくさんあるので、参考にしてくださいね。

7位グロリオサ

ユリ科
グロリオサ属
和名 キツネユリ(狐百合)ユリグルマ(百合車)
学名 Gloriosa superba
原産地 アフリカ・熱帯アジア
開花期 6月~8月

グロリオサは南国情緒たっぷりの情熱的な花です。

花弁がユリに似ていることから、和名では「キツネユリ」英語では「グローリーリリー」と呼ばれることもあります。

これは栄光のユリという意味になり、その華やかなルックスにもピッタリの呼び方ですね。

グロリオサの花色は赤色の他にも、白やピンク、黄色などがあります。

花言葉は「栄光」「勇敢」なので、いつも頑張ってくれているお父さんへのギフトにも最適です。

6位カーネーション(ムーンダスト)

ナデシコ科
ナデシコ属
学名 Dianthus caryophyllus
和名 オランダセキチク(阿蘭陀石竹)

ジャコウナデシコ(麝香撫子)

英名 carnation・Clove pink
原産地 南ヨーロッパ・西アジア
開花時期 4~6月

ムーンダストは、世界でひとつの青系の色素を持つカーネーションです。

これはサントリーが、ペチュニアなどの青い色素を持つ遺伝子を組み入れることで誕生したといわれています。

神秘的なトーンのカーネーションは、クールなお父さんへのプレゼントに人気ですよ。

花言葉は「永遠の幸福」という素敵な意味を秘めています。

5位カンパニュラ

キキョウ科
カンパニュラ属(ホタルブクロ属)
学名 Campanula
和名 フウリンソウ(風鈴草)
英名 canterbury bells
原産地 ヨーロッパ
開花時期 4月~6月

かわいい鐘型の花びらが魅力的なカンパニュラ。

日本で出回っているのは「メディウム」という品種が多く、初夏に咲く二年草です。

別名で風鈴草とも呼ばれることが多いカンパニュラは、英語では「Bell Flower」と呼ばれることもあります。

しかし、これはキキョウやリンドウなどのキキョウ科の植物の総称となっているので注意しましょう。

黄色いガーベラなどと組み合わせて、プレゼントしても素敵ですよ。

花言葉に込められている意味は「感謝」「誠実な愛」です。

4位アンスリウム

サトイモ科
アンスリウム属
学名 Anthurium
和名 オオベニウチワ(大紅団扇)・ベニウチワ(紅団扇)
英名 Tail Flower・ Flamingo Flower
原産地 熱帯アメリカなど
開花時期 5月〜10月

次に紹介するアンスリウムは、トロピカルな雰囲気が人気の植物です。

丸みを帯びたハート型の葉っぱが魅力的なので、プレゼントしても大変人気があります。

ガーデニング好きなお父さんなら、鉢植えで贈っても喜ばれるでしょう。

アンスリウムには、白やピンクをはじめとして、褐色や緑色などさまざまなカラーがあります。

切り花で贈るなら、カトレアやトルコキキョウと合わせて豪華に花束にすると素敵ですよ。

花言葉は「煩悩」です。色別の花言葉に込められているメッセージは、赤は「情熱」ピンクは「飾らない美しさ」白は「熱心」になります。

3位ひまわり

キク科
ヒマワリ属
学名 Helianthus
和名 ヒマワリ(向日葵)
英名 Sunflower
原産地 北アメリカ
開花時期 6月~9月

真夏に黄色くて大輪の花を咲かせるひまわりは、存在感がある花です。

太陽に向かって、まっすぐに花を咲かせる姿には、たくましさも感じますね。

そんなひまわりは「憧れ」「あなただけを見つめる」「光輝」などの花言葉を秘めています。

たくさんの人に好まれる親しみやすさは、この花ならではの魅力ではないでしょうか。

贈った方も贈られた方も、思わず笑顔になってしまいそうですね。

2位胡蝶蘭

ラン科
コチョウラン属 

(ファレノプシス属)

学名 Phalaenopsis
和名 コチョウラン(胡蝶蘭)
英名 Phalaenopsis Orchid
原産地 台湾・フィリピン・インドネシアなど
開花時期 不定期

父の日のプレゼントに人気のある花の第2位は胡蝶蘭になります。

こちらは鉢植えも数多く出回っているので、園芸好きなお父さんに喜ばれること間違いありません。

胡蝶蘭には、さまざまな品種やサイズがあるので、予算に合わせてピックアップすることも可能です。「幸福が飛んでくる」という花言葉に、お父さんへの感謝の気持ちを込めてプレゼントしてみませんか。

1位バラ(黄色)

バラ科
バラ属
学名 Rose
和名 バラ・ソウビ・ショウビ(薔薇)
英名 Rose
原産地 ヨーロッパ・北アメリカ・アジア
開花時期 5~11月

上述したように、やはり父の日の贈り物に最も人気なのは黄色いバラです。

定番の贈り物なのであまり神経質になる必要はありませんが、実は黄色いバラには「嫉妬」などのネガティブな花言葉があります。

気になる方は他の花と組み合わせてアレンジメントにしたり、メッセージカードなどを添えて贈ると良いでしょう。

父の日のお花と一緒にプレゼントすると喜ばれるアイテム

家族のために頑張ってくれているお父さんが主役になるこの日には、ありがとうのメッセージと共に心のこもったプレゼントを贈ってみましょう。

ここでは、花と一緒に贈ると喜ばれるアイテムをご紹介します。

・お酒・ビールなど

お父さんの好きなお酒やビールなどを贈ると喜ばれます。せっかくの父の日なので、限定品やクラフトビールのセットなどもおすすめですよ。

また普段お酒を飲む機会が多いお父さんには「飲み過ぎに注意してね」というメッセージも添えると、あなたの優しい気持ちが伝わるのではないでしょうか。

・グルメ&スイーツ

お酒と共に父の日に贈って喜ばれるのは、グルメやスイーツの詰め合わせです。

遠くに住んでいて、なかなか会えないお父さんへのプレゼントにも最適でしょう。普段は味わえない鰻の蒲焼セットや、海鮮グルメギフトが人気ですよ。

甘い物好きなお父さんには、アイスやゼリーの詰め合わせもおすすめです。

・ネクタイ・ソックスセットなど

オシャレには無頓着なお父さんには、日常で使ってもらえそうなネクタイやファッション小物も喜ばれます。

実用的なアイテムは好みがありますが、ソックスやハンカチセットなら、使ってもらえそうですね。

好みがわかりにくい場合は、ネクタイのオーダーメイドのギフトチケットも人気になっています。

お父さんのライフスタイルに合った花の種類をチョイスしよう

父の日に植物や花をプレゼントする際には、お父さんのライフスタイルにあったものをチョイスしましょう。

例えば、観葉植物・鉢植え・盆栽などは園芸好きで植物を育てるのが好きなお父さんへのギフトに向いています。

また多忙なお父さんには、プリザーブドフラワーやそのまま飾れる花などがおすすめです。

・観葉植物

お部屋のインテリアとして楽しむのであれば、観葉植物をプレゼントするのはいかがでしょうか。

観葉植物は、お手入れしやすいのもメリットです。

例えば普段忙しいお父さんならば、「休息」の花言葉を秘めるコーヒーの木なども粋な贈り物になるでしょう。

また、いつまでも健康でいて欲しいという願いを込めて「健康」の花言葉があるガジュマルもおすすめです。

・鉢植え

鉢植えの良さは、切り花よりも長く鑑賞できる点にあります。

したがって普段、ガーデニングを楽しんでいる方や、育てるのが好きなお父さんへのギフトに最適です。

華やかな雰囲気があるブーゲンビリアや、たくさんの品種があるクレマチス・胡蝶蘭などがおすすめですよ。

・プリザーブドフラワー

多忙で植物の世話が出来そうもないお父さんには、プリザーブドフラワーの贈り物が最適です。こちらは生花を長期間楽しめるように特別な加工がされているので、水やりの心配も要りません。

家族の想い出を大切にするという願いを込めて、フォトフレームとプリザーブドフラワーのセットを贈るのも素敵です。

父の日には心を込めて花をプレゼントしよう

普段家族のために頑張ってくれているお父さんに、今年は感謝を込めてプレゼントを贈ってみませんか。

父の日に贈る花のカラーは、日本では「幸福」をイメージする黄色が主流となっています。フラワーギフトでは、明るいイメージがあるひまわりや、黄色いバラが毎年人気を集めていますよ。

この記事を参考に、想い出に残る父の日にしてくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?