新鮮な花束を贈ろう!花束の保管方法や長持ちのコツまとめ
お祝いのシーンに、おめでとうの気持ちを添えて花を贈りたいと思う方は多いと思います。
しかし、どうしても花屋に行く時間が限られる場合など、新鮮なまま花束を渡せない場合もあるかもしれません。
今回は、花束を渡すまでの保管方法や、もらった花束を長持ちさせるコツをまとめました。
花束は何日前に購入すればいい?
お祝いのシーンに、おめでとうの気持ちを添えて花を贈りたいと思う方は多いと思います。誰でもイキイキした新鮮なままの花束を贈りたいですよね。
新鮮な花束を相手に渡したい場合は、やはり渡す直前にラッピングしてもらうのが最も理想的です。
花束を買ってから時間が経ってしまえば、それだけ萎れてしまいやすくなるため、当日に購入するのがマストでしょう。
1週間ほど前に予約をしておくと、さらに安心です。
花屋では予約の連絡が入ったら、受け取り日に合わせて新鮮な切り花を仕入れたり、花束の要望に合わせながら長持ちしやすい花を仕入れることができます。あらかじめ予約を入れると、自分のイメージ通りの花束を作ってもらうことができたり、長持ちしやすい花束にしてもらうことができるので、必ず予約するようにしましょう。
いつ渡すかを注文時に必ず伝えよう
花束を注文する時には、いつ渡すのかを必ず伝えましょう。
購入してから渡すまでに持ち歩く場合や、花束を渡すのが購入する日ではないことが事前にわかっている場合は、注文する時に花屋さんに伝えておくと安心です。
購入してから渡すまでに時間が掛かる場合な、水が入っていなくてもすぐに枯れない丈夫な花を選んでラッピングしてもらうことができたり、少し多く水を含ませてラッピングするなど、花束を長持ちさせる対処法をとってくれます。
また、花と花に余裕を持たせるなど、渡すまでの時間を考慮してラッピングしてもらうこともできるでしょう。
【渡すのが翌日以降になる場合】花束の保管方法
相手に花束を贈る直前にラッピングしてもらうのが最も良い方法ではありますが、スケジュールや場所によって、なかなか直前に購入するということが難しい場合もあります。
花束を渡すのが購入した翌日以降になってしまう場合には、どのように保管すれば花束は傷みにくいのでしょうか。
ここからは、花束の保管方法について紹介したいと思います。
立てて保管する
購入した花束は、できるだけ立てて保管しましょう。
花束は根元に水を含ませている場合が多く、そのまま傾けてしまうと水が流れて花やラッピングを濡らすことになります。
花やラッピングが流れてきた水で濡れてしまうと、ラッピングが汚れてしまうだけでなく、水が花や葉につくことで花が傷みやすくなる原因にもなるのです。
また、含ませた水が流れ出てしまうことから、相手に渡す時に水が足りない状態となり、花が萎れてしまう原因にもなります。
置き場所に注意
花束を購入したら、より新鮮な状態を保ちたいものです。そのためには、直接陽が当たる場所を避けて、保管してください。
涼しい場所のほうが良いことは確かですが、冷房の風が花束に直接当たる場所に置くことはかえって花束の傷みを早めることになってしまうので避けてください。また、温度が高くなる場所や、風が吹く野外に置くのも避けましょう。
風通しが良い場所で、温度や湿度が高くなりにくい、玄関や廊下などで保管することが好ましいです。
温度に注意
購入した花束を新鮮なままの状態に保つ最適な温度は、5℃から10℃前後だと言われています。
冬場であれば、購入してきた花束をベランダに出しておくだけでも、室内で管理するよりも花が萎れる可能性を低くすることができます。
夏場であれば、可能な限り涼しい場所に保管しましょう。しかし、冷房の風が直接当たると、花が傷む原因となるため注意が必要です。夏場は特に、購入したまま車の中に置いておくということは絶対に避けてください。花は高温が苦手なので、すぐに萎れてしまいます。
渡す前に傷んでしまったら?対処法を紹介
花束を購入してから細心の注意は払っていたものの、傷んでしまったという場合もあるかもしれません。
相手に渡すまでに、花束を持ち歩くことや、花が環境の変化に影響されやすい生き物であることを考えると、仕方のないことかもしれませんね。
では、相手に渡すまでに花束が傷んでしまった場合に、自分でできる対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、できるだけ花の傷みを広げることなく、花束を渡すための対処法をご紹介します。
傷んだ花は取り除く
全ての花が折れてしまったという場合や、全体が汚れてしまったというわけではなく、花が2つ3つ傷んでしまったという場合には、傷んでいる花だけを花束から抜き取ることが最善です。
花束は、1本ずつが崩れないように根本を輪ゴムで留めてあることがほとんどです。これを無理に引っ張るとラッピングそのものが崩れてしまいますので、取り除きたい花の根元を真っ直ぐ引き抜いてください。垂直に一本だけを引き抜くと、他の花を動かすことなく、傷んだ花だけを取り除くことができます。
ラッピングを外して水につける
1本だけが傷んだというわけではなく、花束が全体的に萎れているという場合には、全体的に水が足りていない可能性が高いです。この場合は、花束を解いて、根元に水をあげるしかありません。
ラッピングを解くことはなかなか勇気が要りますが、そのままにしておけば、相手に萎れた花束を渡すことになってしまいます。
ラッピングを解いて根元を少しだけ斜めに切ってから、十分に水をあげて、もう一度ラッピングし直しましょう。
花束の持ち方にも注意!
花束は持ち歩く時の持ち方によっても、傷みやすくなるものです。持ち歩く際は、できるだけ花が上を向いている状態で持ちましょう。
上記でも紹介しましたが、下に向けて持ち歩いたりすると根元の水が漏れてきてしまい、花に水がかかれば痛む原因となります。水がかかった場所から、茶色く変色したり腐ってしまうこともしばしばあるのです。そのため、全体的に元気がないけれど、ラッピングを外したくないからといって、花束全体に霧吹きをするということは絶対に避けてください。
【花束を貰ったら】長持ちさせる方法
せっかくいただいた素敵な花束は、少しでも長持ちさせたいと思うものです。
専門的な知識や技術、特殊な道具などがなくても、花束を長持ちさせる方法はたくさんありますよ。
ここからは、花束を貰った側に視点を変えて、花束を長持ちさせるための方法をいくつかご紹介します。
ラッピングはすぐに外す
花束は素敵にラッピングしてあることがほとんどです。きれいなラッピングは、しばし眺めていたいものですが、花束をもらったら、まず最初にラッピングを外してあげましょう。
花にとってラッピングに包まれている状態は、風通しが悪く、それぞれの花同士で蒸れてしまう窮屈な環境です。
花束をもらったら、まずはラッピングのリボンや包装紙、切り口に水を含ませているアルミホイルなどを全て取り除きましょう。
まずは水切りする
ラッピングを外したら、次は「水切りする」をします。しかし、水切りとは実際にどのようなものなのかを知らない方は多いのではないでしょうか。
水切りとは、茎の切り口を水に浸して、さらに茎を切ることを言います。水切りを行うことで、花は水を吸い上げる面が多くなり、新鮮さを取り戻します。
水切りをするときは、茎を3cm程度切り落とすと良いでしょう。斜めに切ってあげることで、吸い上げる面をより広くしてあげることができます。花ばさみなどを使うと、茎を痛めずに切ることができますよ。
水に浸かる部分の葉は取り除く
切花を花瓶に活ける時は、水に浸かりそうな部分にある葉をきれいに取り除きましょう。
葉は、はさみを使わなくても繊維に沿って引っ張ると力を必要とすることなく手で簡単に落とすことができます。
切り花の葉を落としてしまうことをかわいそうに感じる方もいるかもしれませんが、花瓶の中で葉が水に浸かってしまうと、水が腐りやすくなり、そこから細菌が繁殖することもよくあります。しっかりと葉を処理しておかないと、かえって花の痛みを早くしてしまうこともあるのです。
こまめに水を替える
切り花は、活けている時間が長くなると水に浸かっている茎がぬめってくることが多く、その部分から菌が繁殖して水が腐り、花が傷む原因になります。
そのため、切り花の水は最低でも2〜3日に一度は交換してください。季節や置いている場所によっては、毎日交換してあげても良い場合がほとんどです。
水替えをする時には、茎のぬめりを洗い流し、必要であれば再び水切りをしてあげると、より長く切花を保たせることができます。
切り直しする
頂いた花束を花瓶に活ける時に水切りをすると良いというのは先述しましたが、水替えの時に茎を切り直してあげると、より長く花を保たせることができます。
毎日の水替えの度に茎を切っていたら茎が短くなってしまいますが、花瓶に合わせて切り直したり、水の吸い上げが悪いと感じた時に水切りをし直してあげることで、花は水を吸い上げやすくなります。水を吸い上げやすくなると、萎んできた花でも元気を取り戻すことがあるので、試してみてくださいね。
枯れた花はこまめに取り除く
花は生き物なので、飾っていればどうしても枯れる花や傷んで萎れてしまう花が出てきます。少しでも長く飾っておきたいと思ってしまうかもしれませんが、枯れたり傷んだりした花はできるだけ早く取り除き、元気な花に影響しないようにしてください。
枯れたり傷んだりしている花をそのままにしておくと水が腐りやすくなり、元気な花も傷んでしまう原因になります。
花瓶に10円玉を入れる
切り花を長持ちさせるためには、花瓶に10円玉を入れておくと良いといわれています。
10円玉に含まれる銅には微量金属作用があり、この銅イオンが水に溶け出すことで菌の繁殖を抑えてくれるのです。
1枚の10円玉から溶け出す銅イオンはわずかで十分な殺菌作用があるわけではないようですが、自宅にあるものですぐに実践できるので、試してみると良いでしょう。
枯れる前にドライフラワーにするのも手
花束をそのまま残したい場合には、完全に枯れてしまう前にドライフラワーにしてみませんか?ドライフラワーにすれば、生花として飾るよりも長く花束を楽しむことができますよ。
専用の薬剤などを使ってドライフラワーにする方法もありますが、自宅でもできる簡単な方法もあります。
茎や花の傷んだ部分を全て取り除いて、花を1つに括り、逆さにして風通しの良い場所に吊るしましょう。しばらく放置して花から水分が抜けると、ドライフラワーのできあがりです。
花束を贈るなら通販ショップがおすすめ
買ってすぐに相手に渡すのではなく、一度どこかで保管しなければならない場合には、渡す前の間に温度や環境に負けてしまって、花が萎れてしまうこともあります。
しかし、通販ショップから花束を贈れば、持ち運びなどを気にすることなく新鮮なままの花を相手に届けることができますよ。
ここからは、通販ショップがおすすめである理由についてご紹介します。
自分で保管する必要がない
花束を購入しても、どのように保管すれば良いのかわからなかったり、保管に自信がない方も多いと思います。しかし、直接手渡ししたいという方もいるでしょう。
そのような時は、当日に自分宛てに花束が届くように注文し、受け取ったら相手に渡すという方法があります。この方法であれば、自分で気を使って保管する必要はありませんし、直接手渡しすることも可能になります。
どこからでも注文できる
花束を店舗に買いに行くことができない場合には、通販ショップを活用すれば直接手渡すことができない相手にも花を届けることができます。
離れていてもお祝いや弔いの気持ちを届けることができ、花束を買いに行く時間を作れないという場合にも、自分の空いた時間に簡単に注文することができます。
日々の仕事や生活に忙しい方でも、空いた時間にクオリティの高い花束を購入できるのは大きなメリットでしょう。
イメージ通りの商品が注文できる
店舗で花束を買おうと思っていても、希望する花がその店舗にあるのか、その日に入荷するのかというのは、店舗に行ってみないとわからないことがあります。直前で売り切れてしまったということもあるでしょう。また、注文の予約をしてみたけどイメージと違った……なんてこともあるかもしれません。
しかし、通販ショップからの注文であれば、できあがった花束の商品写真を見て選ぶことができます。
渡す当日までどんな花束ができあがるのか分からないことに不安がある方は、自分が抱いているイメージ通りの花束を選んで注文することができるのはメリットでしょう。
店頭よりも豊富な品数
店頭では、すでに花束として売っている商品の中でも気にいるものが見つからない場合や、注文する場合にも、イメージ通りの花がないという可能性もあります。
しかし、インターネットで注文する場合には、店頭よりも多くの種類を取り扱っていることが多く、色や系統も豊富な商品の中から選ぶことができるでしょう。
贈りたい花束のイメージがある場合は、店頭よりも豊富な選択肢があるインターネットでの注文のほうが良い場合があります。
素敵な花束を贈るならプレミアガーデン
プレミアガーデンはこちら
素敵な花束を贈りたい、おすすめの通販ショップを知りたいという方は、プレミアガーデンを利用してみませんか?
プレミアガーデンでは、クールなものから明るく可愛らしいもの、ナチュラルな雰囲気のもの、プロポーズにぴったりのバラの花束など、さまざまな商品を取り揃えています。
花束は3,000円から、予算別に選ぶことができるので、限られた予算の中でもきっと気に入るものが見つかるはずです。
最短で翌日にお届けすることが可能で、わからないことはオペレーターに問い合わせることもできます。また、メッセージや立札を付けることもできるので、お祝いの気持ちもしっかり伝えられるでしょう。
プレミアガーデンでは花束に限らず、アレンジメントや観葉植物、胡蝶蘭も取り揃えています。フラワーギフト選びにお悩みの方は、ぜひ一度ウェブサイトをご覧ください。
まとめ
この記事では、花束を贈る時に心掛けたいことや、花束を頂いた時に長持ちさせる方法などを詳しくご紹介しました。
切り直しする、10円玉を花瓶に入れてみるなど、花の専門的な知識や技術、特別な道具がなくても、簡単にできることはたくさんあることが分かったと思います。
相手のためを思って用意した花束ですから新鮮なまま渡せるように、そして花束を頂いた場合にも、お花を少しでも長持ちさせるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ぜひ実践してみてくださいね。