花束の本数で意味は変わる。本数の意味と失敗しない花束の選び方
花束の本数で意味が全く異なることをご存じですか？
花言葉同様、花の本数にもいい意味や悪い意味があります。
「好きな人に花束を贈るなら何本がいいの？」なんて、気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、花束の本数ごとの意味と、失敗しない花束の選び方、そして花束におすすめの花をご紹介します。花言葉も合わせてご紹介するので、大切な人への贈りもの選びの参考にしてくださいね。
花束の本数で意味は変わる？
花束は、花の本数によって意味が変わります。大切な人に贈る花束であれば、本数にもこだわってみましょう。
花の種類が変わっても、花束の本数ごとの意味は変わることはありませんので安心してくださいね。
大切な人へ贈る花束の本数
大切な人へ贈る花束の本数なら、以下の本数をおすすめします。
中には、恋人や夫婦には最適な意味でも、片想いなど深い関係ではない相手に対してはくどくなりすぎる場合も。贈る相手に本数の意味が合っているかどうかチェックしてみましょう。
1本…「あなたは私の運命の人です」
3本…「愛しています」
4本…「一生愛し続けます」
6本…「私はあなたに夢中です」
8本…「あなたの思いやりに感謝します」
9本…「いつも一緒にいたい」
11本…「最愛の人」
12本…「恋人（奥さん）になってください」
40本…「永遠の愛を誓います」
50本…「永遠」
99本…「永遠の愛・永久の愛」
108本…「私と結婚してください」
友人へ贈る花束の本数
花束は友人に贈ることもあります。友人には以下の本数を贈るようにしましょう。
13本…「永遠の友情」
14本…「あなたを誇りに思っている」
注意が必要な本数
注意が必要な本数も存在します。場合によっては失礼に当たったり、相手をがっかりさせてしまうことも……。贈った相手を傷つけることがないように、以下の本数には気をつけてください。
7本…「片想い」
15本…「ごめんなさい」
16本…「不安な愛・コロコロ変わる愛」
17本…「絶望的な愛」
失敗しない花束の4つの選び方
失敗しない花束の選び方は以下の4つです。
- 花言葉で選ぶ
- 相手のイメージで選ぶ
- 相手が好きな花を取り入れる
- 誕生花で選ぶ
花束を選ぶときには、相手への気持ちを花に込めることでより素敵な花束になりますよ。
それでは、選び方について詳しくみていきましょう。
①花言葉で選ぶ
花には、それぞれ花言葉が存在します。花言葉にはいい意味もあれば悪い意味があるものも。また、花の色によっても花言葉は異なります。
普段は恥ずかしくて直接言えない気持ちは、花言葉に乗せて伝えてみませんか？
②贈る相手のイメージカラーなどで選ぶ
花束を選ぶときには、相手のイメージで選ぶのもおすすめです。
例えば、色や花の雰囲気を始め、花束のボリュームなどを相手に抱くイメージに沿って選ぶとより素敵な花束になるのではないでしょうか？
大人で落ち着いた女性や男性には、ブルーやホワイトといった色を基調としたり、元気で明るい女性や男性に贈るのであれば、イエローやオレンジなどのビタミンカラーを取り入れるなど、イメージによって花束の印象もだいぶ変わります。
「あなたをイメージして花束を作ってもらったんだよ」などと伝えれば、とても喜ばれるはずです。
③相手が好きな花を花束に取り入れる
花束を選ぶときには、相手が好きな花を選べば喜んでくれること間違いなしです。
相手に喜んでもらえることが1番なので、相手の好みになるよう意識して花束を贈りましょう。
好きな花がわからない場合には、好きな色、好きそうな色を取り入れるのもおすすめです。相手のいつもの服装や持ち物などを思い出してみると、どんな色が好きなのか分かってくるのではないでしょうか。
④贈る相手の誕生花で選ぶ
花束を選ぶときには、相手の誕生花を取り入れるとより素敵な花束になるでしょう。
1月…シンビジウム／花言葉…「飾らない心」
2月…フリージア／花言葉…「親愛・信頼」
3月…チューリップ／花言葉…「思いやり」
4月…カスミソウ／花言葉…「幸福・無垢の愛」
5月…カーネーション／花言葉…「深い愛」
6月…バラ／花言葉…「愛・美」
7月…ユリ／花言葉…「純粋・無垢」
8月…ひまわり／花言葉…「憧れ・情熱」
9月…リンドウ／花言葉…「勝利」
10月…ガーベラ／花言葉…「希望・前向き」
11月…菊／花言葉…「高貴・高潔」
12月…カトレア／花言葉…「魅惑的」
上記の誕生花は月ですが、細かい日にちごとにも誕生花はありますので、ピンポイントで贈りたい場合には日にちの誕生花を贈るのもおすすめです。
誕生花を贈る際には、いくつか注意しておきたい点があります。
11月の誕生花である「菊」は贈り物として贈ってはいけない花ではないのですが、一般的には供養花として知られている花です。そのため、贈り物の花束としてはあまりふさわしくないでしょう。
また、7月の誕生花のユリに関しても、供養花として使われることが多い花ですので、人によっては不快な気持ちになってしまうかもしれません。
他の花と組み合わせて花束にするなど、工夫してみましょう。
プロポーズで贈る定番の花束はバラ
花束といったら、プロポーズの場面を想像しますよね。プロポーズと一緒に花束を贈る男性は多いでしょう。
プロポーズの定番の花束はやはり「バラ」です。
バラは美しい花の代表格。愛を伝えるには欠かせない花です。
人生で最大のイベントであるプロポーズには、バラの花束を贈ってみませんか？
バラの花言葉は？
バラは、花の色で花言葉が異なります。
赤色のバラの花言葉は「愛情・あなたを愛しています・情熱」です。
バラに限らず、赤色は情熱の色としても知られていますね。熱い想いを伝えるのであれば、赤色のバラがおすすめです。
ピンク色のバラの花言葉は「愛の誓い・上品・可愛い人」です。
赤色のバラに比べると力強さには欠けますが、柔らかく優しい雰囲気になります。ピンク色も、また愛を伝えるのには最適な色です。
白いバラの花言葉は「純潔・尊敬・清純」です。
清潔感と上品なイメージのある白。ウェディング色としては純潔を表すことで定番の色です。相手に対しての誠実な想いを伝えるのにぴったりです。
青色のバラの花言葉は「奇跡・神からの祝福」です。
爽やかで清涼感のある青色のバラは、大人の落ち着いた雰囲気を演出するにはおすすめです。珍しい色なので、サプライズ感もあり素敵ですよ。
黄色のバラの花言葉は「友情・平和・愛の告白」です。
友情という花言葉からプロポーズには相応しくないとも思いますが、「愛の告白」という花言葉も持っています。相手が黄色が好きなのであれば、「愛の告白」という花言葉に想いを乗せてプレゼントするのも良いかもしれません。
紫色のバラの花言葉は「誇り・尊敬」です。
ムードたっぷりの紫色は年上の女性にぴったり。上品さとミステリアスな雰囲気がとても素敵な花束になるでしょう。
オレンジ色のバラの花言葉は「無邪気・絆・信頼」です。元気いっぱいの雰囲気があるオレンジ色を基調とした花束は、女性にぴったりです。信頼の証として贈っても良いかもしれませんね。
虹色のバラの花言葉は「無限にある可能性」です。
虹色のバラは、珍しく独特な雰囲気を演出できます。他の人とは一味違う花束を贈りたい人にはおすすめですよ。
黒色のバラの花言葉は「滅びない愛」です。
プロポーズの場に黒色を使うというのは普通はあんまりないかもしれませんが、シックな大人の雰囲気をより強く出したい場合にはおすすめです。
花言葉としても大切な人への贈り物にはぴったりですので安心してくださいね。
バラ以外で花束におすすめの美しい花9選
バラ以外の花束におすすめの花は以下の9つです。
- チューリップ
- ガーベラ
- カーネーション
- ひまわり
- グラジオラス
- アネモネ
- 胡蝶蘭
- カスミソウ
- カラー
どの花を選んでも存在感があり、素敵な花束になるでしょう。
花の選び方で花束の印象はガラッと変わります。可愛い花を選べば可愛らしい花束に、美しい花を選べば魅惑的な美しい花束に。どのような花束にしたいのか、イメージを膨らませて花を選んでみてください。
それでは、おすすめの花について詳しく見ていきましょう。
おすすめの花①チューリップ
小さい子供から大人まで多くの人から愛されるチューリップ。可憐で美しいチューリップを取り入れれば、ふんわり可愛らしい花束になりそうですね。
赤色のチューリップの花言葉は「愛の告白」です。
好きな人への告白やプロポーズにぴったりです。
ピンク色のチューリップの花言葉は「芽生える愛・誠実」です。
柔らかく優しい雰囲気のあるピンク色とふんわりとしたチューリップの花が相まってさらに可愛らしい花束になりそうですね。大切な人への花束にぴったりです。
黄色のチューリップの花言葉は「正直」です。
清涼感のある黄色いチューリップは、友人に贈る花束におすすめです。自分の素直な気持ちをメッセージカードに込めても良いかもしれません。
紫色のチューリップの花言葉は「不滅の愛」です。
ムーディー感たっぷりで大人の色気がある紫色のチューリップ。年上の大切な人への贈り物におすすめです。
オレンジのチューリップの花言葉は「照れ屋」です。
元気いっぱいのビタミンカラー。友人や家族におすすめの色です。
おすすめの花②ガーベラ
大きく花びらを広げた可愛いガーベラ。花束に取り入れるとパッと明るくなりとても可愛らいしい印象になりますよ。
特に、ガーベラが好きな女性は多いです。女性への花束の贈り物であればおすすめの花です。
ピンク色のガーベラの花言葉は「思いやり・感謝」です。
好きな人への贈り物に限らず、母の日や父の日にもぴったりの花言葉ですね。母の日はカーネーションが定番ですが、敢えてガーベラを選ぶのも良いでしょう。
赤色のガーベラの花言葉は「いつも前向き」です。
情熱的な赤は大好きな人への贈り物として最適です。前向きなあなたの気持ちをまっすぐ伝えるにはおすすめです。
黄色のガーベラの花言葉は「究極愛・究極美」です。
花言葉は深い愛情を示していますが、黄色はフレッシュさがありくどくならずに済みます。片思いの人への贈り物としても最適です。
青色のガーベラの花言葉は「神秘」です。
ガーベラはとても可愛い花ですが、青色で大人の落ち着きがプラスされ可愛くなりすぎないのがおすすめポイント。大人の女性や年上の女性への贈り物としてはとてもおすすめです。
カーネーション
カーネーションは母の日に贈る花として定番の花です。
クシュっとした可愛い花の姿がとても印象的ですよね。近年では、母の日に限らず大切な人への贈り物としても人気があります。
赤色のカーネーションの花言葉は「純粋で深い愛」です。
特に大切な人に贈る花としては最適です。母の日のプレゼントとして定番ですが、恋人へのプレゼントにもぴったりです。
ピンク色のカーネーションの花言葉は「気品・上品・女性への愛」です。
ピンク色は少し可愛いイメージがありますが、花言葉が「気品・上品」なので落ち着いた年上の女性へも贈ることができるのではないでしょうか？
黄色のカーネーションの花言葉は「嫉妬・侮辱、友情」です。
花言葉として「嫉妬・侮辱」があるので、贈り物としては少々危険。ただ、「友情」という花言葉もありますので、大切な友人に贈ることは可能です。贈るときにはメッセージカードも添えて贈ると誤解を与えないで済むでしょう。
緑色のカーネーションの花言葉は「癒し・純粋・素直な愛」です。
恋人はもちろんですが、両親や子供など自分にとって大切な人に贈るのに最適です。
おすすめの花③ひまわり
ひまわりは見ているだけで元気が出るお花です。花束に取り入れるだけで、とても可愛らしく明るい花束になりますよ。
黄色のひまわりの花言葉は「願望・未来をみつめて」です。
片思いの相手に花束を贈るときにはぴったりです。2人の未来への願望を花束に込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか？
おすすめの花④胡蝶蘭
上品で美しい胡蝶蘭。お祝いの花に迷ったら胡蝶蘭を選べば間違いないと言われるほど、定番中の定番です。凛とした花の姿がとても美しく、花言葉も縁起が良いのでどんなシーンにもおすすめの贈り物となります。
白色の胡蝶蘭の花言葉は「清純・純潔・純粋」です。
胡蝶蘭はとても高級感があります。白色の胡蝶蘭はより高級感が増し年上の女性への花束にはぴったりです。
「清純・純潔・純粋」という花言葉から、プロポーズの際に渡しても素敵ですね。
ピンク色の胡蝶蘭の花言葉は「あなたのことを愛します」です。
片思いの相手への告白や恋人へのプレゼントには最適な花言葉です。高級感のある胡蝶蘭ですが、ピンク色の柔らかさで優しくふんわりした印象の花束になるでしょう。
青色の胡蝶蘭の花言葉は「尊敬・誠実」です。
スタイリッシュな印象の青色の胡蝶蘭は、老若男女問わずプレゼントできそうです。
「尊敬・誠実」という花言葉からも、上司などの目上の人へのプレゼントとしても最適です。
おすすめの花⑤カスミソウ
小花が可愛いカスミソウ。花束をエレガントにするためには欠かせない花です。カスミソウを添えるだけでも、花束がグッと華やかになりますよ。
白色のカスミソウの花言葉は「清らかな心・幸福・感謝」です。
友人や恋人、家族などへの贈り物としてもとてもおすすめです。
花束では脇役になることが多いカスミソウですが、カスミソウをメインにしてもおしゃれですよ。たくさんの小花が可愛らしい花です。
おすすめの花⑥カラー
とても美しい花の姿が印象的なカラー。その美しい姿はとても上品で、取り入れれば品のある花束に早変わりします。年上の人への贈り物にもおすすめの花です。
白色のカラーの花言葉は「清純」です。
カラーは独特な形をしていますが、凛としていてとても高級感のある花です。より大切な人への贈り物として選ぶのも良いでしょう。
「清純」という花言葉から、ブライダルシーンでもよく使用されています。
ピンク色のカラーの花言葉は「情熱」です。
白色のカラーよりも柔らかく優しい印象のあるピンクのカラー。愛する人への贈り物として最適です。全体的に優しいイメージが強い花束になるでしょう。
まとめ
今回は、花束の本数で変わる意味と、おすすめの花について解説しました。
大切な人に贈る花束であれば、失敗はできませんよね。せっかくの贈り物ですから、本数と花言葉にも気をつけて花束を用意しましょう。
せっかく贈った花束が相手を不快な気持ちにさせることのないように注意してください。この記事を参考に、素敵な花束を贈ってくださいね。
