花嫁必見!ナチュラルビューティーなグリーンブーケのアイデア集

夏が終わり過ごしやすくなる秋は、結婚式に人気のシーズンです。

過ごしやすい時期なので、服装も選ばず安心ですね。

花嫁姿をより素敵に、よりエレガントに装いたいならナチュラルビューティーなグリーンブーケを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

本記事では、自然な雰囲気のグリーンの葉や実ものを生かしたブーケのアイデアや組み合わせのコツなどを詳しく紹介します。

控えめでありながら清楚で愛らしい魅力があるグリーンブーケ。

オシャレな雰囲気を演出しながら予算も抑えられるグリーンブーケは、結婚式のブーケとしても人気を集める一方、特別な日のギフトにも注目を集めています。

この記事では、さまざまな魅力を秘めるグリーンブーケの種類や素材の組み合わせなどを紹介していきます。

是非自分好みのグリーンブーケを見つけてください。

グリーンブーケを取り入れるメリット

みずみずしいグリーンをふんだんに使用した「グリーンブーケ」は、優雅でありながらも素朴で、清潔感があるスタイルが人気です。

グリーンは光の三原色の一つで、「平和」や「穏やかさ」の象徴だと言われています。

さらに緑には植物が持つエネルギーや成長の意味も含まれているので、人生の節目にピッタリのカラーです。

では緑をたくさん使用したグリーンブーケの魅力とは何でしょうか。

予算を抑えられる

ナチュラルな緑の葉をメインにしたグリーンブーケは、花の数が少ないので予算を抑えられるのがうれしいポイントです。

自然の植物や緑をたっぷり使うことで、シンプルながらもエレガントなイメージを演出することができます。

色味を押さえているからこそ、見せ方によってオシャレな雰囲気になるのです。

 

白いドレス&白無垢が引き立つ

グリーンがメインのブーケは、ウェディングドレスとの相性も抜群です。

シンプルであるからこそ、清純な花嫁をより神秘的に見せてくれます。

生き生きとしたグリーンでまとめてあるからこそ、花嫁の美しさも際立つのです。

白無垢にもグリーンの中に適度にホワイトのダリアやバラをミックスしたボールブーケなどは、不思議なほどマッチします。

 

どんなブライダルシーンにも調和する

グリーンブーケは葉っぱの種類や、合わせる花や実によっても違った雰囲気になります。

そのため、どんなブライダルシーンでも適応することができるのです。

例えばナチュラルガーデンやホテルでのブライダルセレモニーにもピッタリ合います。

可憐でありながら、しっかりと自己主張できるのも魅力です。

リーフが主役のグリーンブーケのアイデア

色とりどりのカラフルなブーケも素敵ですが、グリーンを基調としたプレーンなブーケはいかがでしょうか。

リーフがメインのブーケでは、たくさんの花材を入れることで華やかさがアップします。

ここでは、さまざまなグリーンブーケのアイデアを紹介するので参考にしてください。

 

①クラッチブーケでナチュラル感アップ

花材の茎を切りそろえただけのクラッチブーケ。クラッチ(clutch)はギュッと掴むことを意味しており一般的には片手で持てるくらいのミニサイズが多いようです。

庭に咲いている花や葉っぱをそのまま摘んできたようなナチュラルな雰囲気が、花嫁をよりキュートに見せてくれるでしょう。

クラッチブーケでは丈を短めにすると、カジュアルで可愛い印象になり、丈を長めにするとモダンでエレガントなイメージになります。

クラッチブーケは花を少しだけ前方に傾けて脇に抱えるように持つことで、植物にも優しく楚々とした雰囲気にも見えるでしょう。

また長い葉っぱをたくさん使用した「キャスケードブーケ」ならインパクト抜群です。

 

②小さめの花をアクセントにする

リーフがメインとなるブーケの場合、ナチュラルになり過ぎてしまうのでは?と心配に思う方もいらっしゃいますが、小花や実のついた花材をいれることでアクセントになります。

束ねる花材の種類によって、可愛らしくもなり、クールにもなることができるのも魅力です。

グリーンを基調としてシックな小花をチョイスすれば、普段は脇役になりがちな小花たちも主役級に引き立ちます。

また、ネイティブフラワーのバーゼリアなどを取り入れれば、ボリュームが出てモダンな印象になりますよ。

 

③多肉植物やコットンを入れて温かみをプラス

グリーンブーケにぷっくりとした葉っぱの多肉植物を取り入れるとナチュラル感がアップします。

見た目に特徴があるので、個性派の花嫁におすすめです。

多肉植物はタフで萎れることがないので、海外のウェディングシーンでも人気があります。

エケベリアという種類の多肉植物は、見た目がバラのようで華やかなイメージです。

他の植物とも相性が良いので、是非取り入れてみてください。

またフワフワがかわいい綿花を加えれば、温かみをプラスすることもできます。

 

グリーンブーケにおすすめのリーフ5選

グリーンとホワイトをメインにしたさわやかなイメージのグリーンブーケは、チョイスする葉っぱによって印象が変わるため、優しい雰囲気にもクールにもなる点も魅力的です。

控えめながらも、周囲と差をつけられます。

ここではブーケをオシャレに彩る、素敵な葉の種類を詳しく解説します。

ユーカリ

オーストラリア原産のフトモモ科のユーカリは、種類が豊富で世界に500種以上あるとも言われています。日本で人気なのはハート型の葉が愛らしい「ポポラス」や、厚くて白い葉が美しい「テトラゴナ」銀色の丸い葉が可愛い「シネレア」などがあります。

育てやすく珍しい形やフレッシュな柑橘系の香りを持つ種類もあるので、愛好家がいるほど人気の植物です。花言葉は「新生」「再生」です。

 

ミント

ミントはユーラシア大陸原産のシソ科の多年草です。

耐陰性があり初心者でも気軽に育成できることから、庭のグランドカバーにしている方も多いのではないでしょうか。

ミントにもたくさんの種類がありますが、ブーケに人気なのはりんごのような香りを持つ「アップルミント」、葉に白い斑が入ったオシャレな「パイナップルミント」が人気です。

ミントは「美徳」という花言葉を持っています。

アジアンタム

アジアンタムは温帯地方に生息するイノモトソウ科の植物です。

葉っぱは薄く繊細で、生長するにしたがって優美にしだれるのが特徴になります。

涼しげな雰囲気のあるアジアンタムは、どんな植物ともマッチするのが魅力です。

花言葉は「天真爛漫」「無邪気」など、素敵な意味が多いのもうれしいポイントですね。

ピットスポラム

ニュージーランド原産のトベラ科のピットスポラムは、丈夫で長持ちするので、よくアレンジメントにも活用されている葉になります。

日本では、明るいグリーンの「アイスグリーン」と白い斑入り「アイリーン」が人気です。また「飛躍」の花言葉を秘めていますので、人生の節目に取り入れるにはピッタリですよ。

葉っぱは小さく色のバリエーションも充実しているので、たくさんの種類をミックスさせることで他の植物を引き立ててくれます。

 

オレアリア

「清純」という花言葉を忍ばせる「オレアリア」は、オーストラリア原産のキク科の植物です。春と秋には黄色の小花を咲かせます。

グリーンの丸い葉は小さく繊細で、白い産毛に包み込まれているため、きれいな「シルバーリーフ」に見えるのが魅力です。

上品なシルバーカラーを盛り込むことで、大人っぽいムードを演出できます。

グリーン系のブーケのアイデア

最近はグリーンの花もたくさんの種類が出ているので、選ぶ楽しみもあります。

グリーンとホワイトを合わせても上品で、木の実や季節の植物を使ったアレンジも素敵です。

ここではグリーン系のブーケのアイデアを詳しく紹介します。

ホワイト×グリーンのコントラストを楽しむ

今どきのブーケはナチュラル感を出すのが人気です。

グリーンとホワイトの花を組み合わせ、ナチュラルな雰囲気でまとめるのもおすすめです。

例えばクラシカルな花形のホワイトローズとグリーンのデンドロビウム、そこにシュガーバインの葉などを束ねると、グッと華やかさが増すでしょう。

 

葉牡丹を使って個性的に

重なり合った葉が、まるで美しい花のように見える葉牡丹もグリーンブーケでは大活躍します。

輪のような形をしたリースブーケにすれば、よりナチュラル感が出せるでしょう。

リースブーケはひじにも掛けられるので、写真撮影などのシーンでも邪魔になりません。

また和装ウェディングにもおすすめです。

レースフラワーやカスミソウを混ぜれば、晴れやかな舞台にふさわしいブーケになります。

 

木の実をプラスしてキュートに決める

純真無垢な真っ白なドレスに似合うブーケなら、グリーンの中に小さな白い花や木の実をミックスすると可愛らしくまとまります。

ブラウン系やブルゴーニュの色味の木の実を添えることで、秋を感じさせてくれるシックなアレンジになるでしょう。例えばツルウメモドキ・ヤマブドウ・ウエストリンギアにクレマチスを加えると上品さもプラスできますよ。

茎などがぴょんぴょんと跳ねるように、無造作にまとめるとよりフェミニンな仕上がりになります。

ふわふわのパンパスグラスで温かみをプラス

銀白色の花穂をつけるパンパスグラスは、ススキによく似ています。

ふわふわな見た目のこの植物は、秋のウェディングシーンにピッタリです。

白いコスモスや緑色のトルコキキョウと組み合わせても素敵で、多肉植物をあしらってボリュームを出すと、ゴージャスな印象になります。

パンパスグラスは、式が終った後にドライフラワーにして楽しむことも可能です。

 

トレンドのバレリーナブーケもシックなグリーンカラーで

花材を両サイドに向くようにまとめた「バレリーナブーケ」も人気です。

特にフレッシュなグリーンと清潔感があるホワイトは定番の組み合わせになります。

珍しい緑の胡蝶蘭は一輪入れるだけでも豪華です。

シルバーのルリタマアザミやユーカリポポラスなどを加えて、ざっくりと束ねれば甘すぎない大人のブーケが完成します。

色味のある花を加えたグリーンブーケのアイデア

モダンなグリーンブーケは、オシャレで優美な雰囲気が人気です。

ここでは色味がある花をプラスするブーケのアイデアを紹介するので参考にしてください。

ミニバラを混ぜて可愛さをプラス

ブーケに秋にふさわしい色味をプラスするなら、くすんだカラーを選ぶと引き締まった印象を演出できます。

「ユーカリテトラゴナ」や「テマリソウ」を中心に、グレーがかったピンクのミニバラを添えるとフワっとした可愛いイメージです。

またワレモコウやミズヒキなどといっしょに束ねると、和風なイメージになります。

 

シルバー系のグリーンにはブルーと赤い実を添えて

シルバー系のグリーンを基調とするなら、鮮やかなブルーの色味を加えると奥ゆかしい印象になります。

春から秋にかけて咲くブルースターには「幸福な愛」という素敵な花言葉があり、ブーケにも相応しい花といえるでしょう。コンパクタベリー(ビバーナム)などの赤い実を加えると、インパクトがあるブーケになります。

 

あなたの好みの花の色をアクセントに

グリーンの中に好きな色の花をアクセントに加えても素敵です。

イエロー系とグリーン×ホワイトをミックスすると、煌びやかな印象になるでしょう。

一例を挙げると、グリーンのリモニウム(スターチス)主体で作った花束の中にクリーム色のガーベラやソリダスターを混ぜると活気のあるイメージ。

野原に咲いているような紫色のブルーファンタジー(スターチス)やリンドウと合わせると落ち着いたデザインになります。

 

グリーンブーケにおすすめの花3選

結婚式で使うブーケは、花嫁の印象を決める大事なアイテムです。

ナチュラルな色調を生かして、あなただけのブーケを見つけてくださいね。

ここではグリーンブーケにおすすめの花を紹介します。

 

①ピンポンマム

最初に紹介するピンポンマムは、コロコロしたフォルムが可愛いキク科の植物になります。

原産地がオランダであることから「洋菊」という名前で呼ばれることもあり、和風の趣を持ちながらも洋風のテイストも持ち合わせているので、さまざまなウェディングシーンで活用されています。

花言葉は「高貴」です。

フィーリンググリーン(マム)とセダム・ブバルディアを組み合わせれば、花嫁らしい清らかなイメージになりますね。

 

②フランネルフラワー

「清楚」の花言葉を秘めるフランネルフラワーは、オーストラリア原産のセリ科の植物です。

フェルトのような手触りが特徴の花で、四季咲きや二季咲きの種類があります。

グリーンブーケにおすすめなのは、花弁の端がグリーンの「フェアリー・ホワイト」です。

アンティークな秋色アジサイやテマリソウなどと合わせるとシックなビジュアルで、季節感を出せます。

③アンスリウム

アンスリウムは熱帯アメリカ・西インド諸島原産のサトイモ科の植物です。

アンスリウムと言えば、ハート型の赤い花で知られていますが、花に見える部位は仏炎苞と呼ばれるもので葉っぱが進化したものになります。

ハワイではバレンタインデーに贈る定番の花で、赤いアンスリウムには「情熱」の花言葉が込められていますが、緑色には「無垢な心」の意味があります。

「クラリネルビウム」は、アンスリウムの中でもエキゾチックな緑色の品種です。

白と緑のトーンが美しい「グリーンゴッデス(カラー)」やアマリリスと組み合わせて、丈が長めのアームブーケにすると引き立ちます。

まとめ

今回は色々なグリーンブーケのアイデアを紹介しました。

まっ白なウェディングドレスと爽やかなグリーンは、とてもよく似合います。

リーフメインのブーケもナチュラルで素敵ですが、グリーン系の花をミックスすることで華やかさを演出することもできるでしょう。

また茎のグリーンを活かしたホワイト系のブーケも魅力的です。

是非参考にして唯一無二のブーケをデザインしてみてくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?