カワイイサボテンはプレゼントにも人気!失敗しない選び方

ユニークな形とグリーンが癒しを与えてくれるサボテンは、最近プレゼントとしても人気が高まってきています。

サボテンは手入れがしやすいので、植物を育てた経験があまりない方や、留守がちな方に贈っても安心です。

今回はサボテンをプレゼントとして贈るときに気をつけること、どんなサボテンを選んだら良いかなどを詳しく解説していきます。

サボテンがプレゼントに人気の理由

プレゼントとしてサボテンの人気が高まってきている理由は、育てやすいこと、性別や年齢を問わず好まれること、インテリアに馴染みやすいことなどの理由からです。

サボテンがお部屋のインテリアとしてさりげなく置いてあるだけで、お部屋の空間のイメージを1ランクオシャレにしてくれる効果もあります。

意外と素敵な花言葉をもつサボテンも多く、サボテンと一緒に気持ちを込め贈ることもできます。

育てやすい

丈夫で枯れにくいサボテンは、他の観葉植物に比べると水やりの回数が少なくて済むため比較的育てやすい植物です。

このため、今まで植物を育てたことのない方や、仕事で忙しく留守がちな方にも安心してプレゼントすることができるでしょう。

また、葉が茂って場所を占領するということもなく、鉢が置けるスペースさえあればどこででも育てることができます。

デスクの上、窓際、洗面台など、場所を選ばず飾ることができるため、プレゼントにもらっても置き場所に困ることがありません。

男女問わず贈れる

女性に贈るイメージの強い花束や、鉢植えなどのフラワーギフトと違い、サボテンはすっきりとした見た目から性別を問わず贈ることができます。

部屋に置いても、主張しすぎることがなく、インテリアとして自然に溶け込むため、男性へのプレゼントとしても使えます。

世話に手間がかからないところも、男性に喜ばれるポイントです。

スタイリッシュなイメージのサボテンは、性別や年齢を問わず、個性を大切にする方へのプレゼントに最適だといえるでしょう。

花言葉も良い

サボテンは、「燃える心」「偉大」「暖かい心」「枯れない愛」など、ポジティブな意味をもつ花言葉をもっています。

棘があることから、マイナスイメージを連想しやすいかもれませんが、意外にも良い意味の花言葉が多いのです。

これは、サボテンは乾燥地帯に自生しており、そんな植物にとって過酷な条件の場所でも「枯れずに」育つ姿に「偉大さ」を感じることに由来しています。

また、サボテンは鮮やかな花を咲かせるため、「燃える心」や「あたたかい心」という花言葉がつけられたといわれています。

サボテンをプレゼントで贈るときに気をつけること

手間がかからず性別や年齢に関係なく喜ばれるサボテンは、贈り物にぴったりだということはおわかりいただけたと思います。

ただし実際にプレゼントとしてサボテンを贈るときには、いくつか気をつけておくべきことがあります。

ポイントは 「サイズ」「棘の有無」「部屋の雰囲気」「育て方」の4つです。

それぞれ順番に詳しく見ていきましょう。

部屋に置きやすいサイズのものを選ぶ

まず気をつけたいのは、部屋のサイズに合わせたサボテンを選ぶことです。

たとえば、ワンルームなどの部屋やオフィスなどでは、窓際やデスクの片隅になるべく目立たないように置ける小ぶりのものが良いでしょう。

逆に広めの一軒家や店舗などなら、少し大きめで存在感のあるものも映えるかもしれません。このように、贈る相手がどこに飾る可能性が高いかについて考え、置きやすいサイズのサボテンを選ぶようにしましょう。

子ども・ペットがいる場合は棘のないものを選ぶ

贈る相手のご家庭に小さいお子さんががいたり、ペットを飼っている場合は注意が必要です。お子さんやペットがうっかりサボテンの棘を触って、けがをしてしまう可能性があるからです。サボテンの中には棘のない種類のものもありますので、こうしたご家庭には棘がないサボテンを贈ると良いでしょう。

一人暮らし、あるいは大人だけの家庭にプレゼントするなら、棘があるサボテンでも問題はありませんが、なるべく棘の少ないものを選ぶことをおすすめします。

部屋の雰囲気に合わせたものを選ぶ

サボテンを贈る方の雰囲気や、飾る場所のイメージに合ったサボテンを選ぶことが大切です。たとえば、家に飾ってもらうことを考えるなら、お家は和風な雰囲気なのか、洋風な雰囲気なのか、相手が飾ることが好きな方なのか、シンプルなインテリアが好きな方なのかによって、贈るサボテンも変わってきます。

どんな部屋なのかなるべく事前に調べ、雰囲気に合ったものを選ぶと良いでしょう。

まったく情報がない場合は、窓際や洗面所などに飾っておける場所を取らないサボテンの方が良いかもしれません。

育て方も添えて贈る

サボテンはあまり手入れしなくても育つ気軽さが魅力のひとつですが、まったく植物を育てたことのない方にはそれでもハードルが高い可能性があります。

いきなり、サボテンをもらっても、どうして良いかわからず困ってしまうかもしれません。

「なるべく日当たりの良い場所に置く」「気温が5℃以下になる場所は避ける」「土が乾いたらたっぷりと水をやる」など、基本的なお世話の仕方が書かれたたものを添えて贈ると親切です。または、サボテンの育て方の基本が書かれた本を一緒にプレゼントするのも素敵ですよ。

プレゼントで贈るサボテンの相場は?

では、実際にプレゼントとして贈るサボテンの値段はいくらくらいなのでしょうか。サボテンの種類やサイズによってもまちまちで、お値打ちなものなら1,000円程度~高価なものでは10,000円ほどするものもあります。

サボテンの価格は「大きさ」「希少性」「棘の有無」などで変わってきます。

価格の幅が広いので、プレゼントする方との関係やお祝いの意味、相手の生活環境によって、どの程度のものにするかを考えると良いでしょう。 

プレゼントにおすすめのカワイイサボテン8選

 

ではここからは実際にプレゼントとして贈るのにぴったりなサボテンをご紹介していきます。今回は「育てやすさ」「見た目の可愛さ」にこだわった8つを選びました。

ぜひサボテンを贈るときに役立ててください。

緋牡丹

可愛くて個性的なサボテンを探している方におすすめしたいのが、緋牡丹です。

一般的なサボテンのように緑色ではなく、赤や黄色、ピンクなどの鮮やかな色をしていることが特徴です。

緋牡丹は葉緑素をもたないため、自身で栄養を作り出すことができず、単体では育ちません。このため、下に別のサボテンを接ぎ木し、支えにする必要があります。

接ぎ木と聞くと難しく感じるかもしれませんが、すでに鉢植えとして支えのサボテンとセットで販売されているものであれば、それほど大変ではないでしょう。

ただし、長い時間が経つと支えのサボテンが腐るため、次の台木に接ぎ変えなくてはなりません。接ぎ木はある程度の知識が必要で初心者には難しいので、そういった意味からは緋牡丹は中級者向けのサボテンといえるでしょう。

ハクトウセン

ハクトウセン(白桃扇)はウチワサボテンの一種で、全体を覆うフワフワとした棘と節で区切られた茎の部分がうさぎのように見えることから、「バニーカクタス」とも呼ばれています。棘は柔らかいので刺さっても痛くないのですが、細かいので洋服などにつきやすいです。

 

また、刺さると抜けにくく、いつまでもチクチクするので、素手で触らないように気をつけましょう。丈夫で育てやすいので、初めてサボテンを育てる方にはぴったりです。見た目が可愛いので、サボテンの寄せ植えにも便利です。

キンコウマル

キンコウマル(金晃丸)は黄色の細かな棘に覆われたブラジル原産のサボテンです。

丸い形と密集した金色の棘が可愛らしく、寄せ上にも人気です。

上手に育てると黄色い花を咲かせるので、それを心待ちにお世話をするのも楽しいかもしれません。乾燥に強くかなり丈夫で小株もよく生育するので、育てやすいサボテンです。

ただし日光が不足するとてっぺんが細くとがった形になりやすいため、日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

セレウスサボテン

セレウスサボテンは北米南部から南米を原産とする小型の柱サボテンです。

棘はありますが、毛のように柔らかいので触っても痛くありません。

セレウスサボテンは、まさにサボテンといった姿をした「セレウス・ペルヴィアヌス」、小さな岩のような塊が連なる「セレウス・ペルヴィアヌス・モンストローサ」、螺旋状に茎がねじれた形の「セレウス・ペルヴィアヌス・スピラリス」など、いくつか種類があります。

また、セレウスサボテンは、パソコンやテレビから発せられる電磁波を吸収してくれるともいわれており、電磁波吸収サボテンとしても人気が高まっています。

スミエボシ

スミエボシ(墨烏帽子)はウチワサボテンの一種で、まるで両手をあげてバンザイをしているような姿から「バンザイサボテン」とも呼ばれています。

病気や虫もつきにくく丈夫で育てやすいので、初心者向けのサボテンです。

一般的なサボテンにあるような棘はなく、棘が生じる器官としての刺座が全体を覆っています。まるで水玉模様のようなこの刺座が個性的で、可愛いイメージです。棘がないため、お子様やペットがいるご家庭に最適といえるでしょう。

リプサリス

リプサリスは、メキシコから南米大陸にかけての熱帯雨林に原産するサボテンです。

紐のような細い茎が色々な方向に分かれて生える姿が個性的で、「ヒモサボテン」という別名をもっています。また自然の中では樹木の幹や岩に着生しているため、森林サボテンとも呼ばれています。一般的なサボテンにあるような棘はなく、開花時期になると葉の先端に小さな可愛い花を咲かせます。高いところに飾ると下へと垂れさがるので、ハンギングにとても人気があります。

柱サボテン

柱サボテンは、南北アメリカなどの乾燥した地域を原産とするサボテンの中で、「柱のような形」をしているものを指す総称です。

何本かの茎を上に向かって伸ばす姿は、サボテンと聞いたときに多くの人が思い浮かべるイメージそのもののです。

柱サボテンは、水分を含んだ棘のある茎をいくつか出して上へ伸びるのが特徴で、長く育てると大きく成長するため、インテリアのアクセントに向いています。また、柱サボテンは厳しい環境でも強く生きられる、非常に丈夫な植物ですので、初心者の方でも比較的簡単に育てられます。

金鯱

「サボテンの王様」と呼ばれる金鯱は、メキシコ原産のタマサボテンの一種です。

金鯱の英名は「Golden ball cactus」で、その名の通り、黄金色にも見える黄色の鋭い棘で全体が覆われています。金鯱は水やりが10日に1回程度でよいため、手間がかからないところも魅力です。小ぶりなサイズで場所も取らず、コロンとした丸い形と豪華な金色から、インテリアのアクセントとして人気が高いサボテンです。

性別や年齢の関係なく、誰にでも喜んでもらえることは間違いないでしょう。

失敗しないサボテンの選び方

サボテンは確かに手間がかからず育てやすい植物ですが、育て方を間違うと元気をなくしてしまうこともあります。

せっかくプレゼントしたサボテンが、すぐ枯れてしまったなどと聞くとがっかりしてしまいますね。

そこでプレゼントとして贈るときにはどのようなサボテンを選んだら良いのか、失敗しない方法をお伝えします。

育てやすさで選ぶ

サボテンは他の観葉植物に比べるとお手入れの手間がかかりませんが、害虫に気をつけなければならなかったり、植え替えが必要になったりなど、種類によっては意外に育て方が難しい場合もあります。

サボテンは、乾燥地帯に生息するため、室内で育てる際は温度や湿度、日当たりの管理が必要です。また、サボテンの種類によっては、人の身長以上に育つものもあります。

ある程度育ったときに、部屋のサイズに合うかどうかも考えて選ぶと良いでしょう。

花をつける種類かどうかで選ぶ

サボテンというと棘に覆われた多肉種というイメージですが、実はどのサボテンも花を咲かせます。ただし、開花する大きさに育つまで数十年かかったり、数年に一度しか花を咲かせなかったり、原産地と同じような厳しい環境でしか花がつかないものもあります。

こういったサボテンは、開花させる環境を整えることが非常に難しいです。

花を咲かせたい場合は、開花しやすいシュルンベルゲラ属、マミラリア属などの花サボテンと呼ばれる種類のものを選ぶと良いでしょう。

棘の種類で選ぶ

サボテンの棘は、葉や茎が変化したもので、品種によってさまざまです。

サボテンと聞いてすぐ思い浮かぶような鋭い棘をもつものは、強刺類(きょうしるい)とも呼ばれます。鋭い棘をもつサボテンは強くて野性的な見た目が魅力ですが、多少扱いが難しいので上級者向けかもしれません。

サボテンの中には、毛のような柔らかな棘が生えるタイプのものや、棘がなくツルッとしたタイプのものもあります。

このようなサボテンは手入れもしやすく、初心者にもおすすめです。

サボテンの棘は世話のしやすさにも影響するので、しっかり違いを把握しておきましょう。

 

表面に張りがあり、色が濃いものを選ぶ

元気に育っているサボテンは、表面に張りがあってふっくらしています。

また、色は濃い緑色をしているものは状態が良く、赤っぽく変色していたり、緑色が薄いものは状態が悪い場合もありますので気をつける必要があります。

その他、形状もサボテンの健康状態を表しています。先細りした感じのものやひょろひょろしたものは弱っていることが多く、枯れてしまったり上手く育たなかったりする可能性が高いので避けたほうが良いでしょう。

プレゼントするときに教えてあげて!サボテンの育て方

手間がかからないイメージのサボテンですが、よほど詳しい人でない限り、具体的にどのように管理すれば良いのかわからない場合が多いのではないでしょうか。

そこでサボテンをプレゼントするときには、贈る相手にお世話の仕方を伝えることをおすすめします。せっかくプレゼントしたサボテンを長く可愛がってもらうためにも、管理方法をメッセージカードなどで添えておくと良いでしょう。ここではサボテンの育て方を紹介します。

水のやり方

サボテンは基本的に、土が乾いたら水をやる程度で大丈夫です。

水をやるときには、鉢底の穴から流れるくらいたっぷりとあげると良いでしょう。また季節によって水やりの時間や温度にも気をつける必要があります。

春や秋は午前中、夏は夕方から夜にかけて比較的気温が低いときに水をあげるようにしましょう。

冬はほぼ、水やりは必要ありませんが、気温が5度以上で土が乾燥している場合は月に一回程度、様子を見ながら水を与えます。

その場合は、気温が高めの温かい日の昼間に水やりをします。冷たい水で根が傷つく可能性があるので、15℃くらいのぬるめの水を与えましょう。

置き場所

サボテンの大部分は、日当たりの良い乾燥した土地が原産です。このため、昼間は窓辺などできるだけ日の当たる場所に置き、たくさん日光に当ててあげましょう。

ただし夜になると窓辺は気温が低くなりやすいので、室内に移動させます。

また、直射日光は「葉焼け」という日焼けのような状態になってしまう可能性があるため注意が必要です。

品種によっては、寒さに弱いサボテンもありますが、冬場でも室内の気温が5℃以上を保っていれば大丈夫です。

植え替えの仕方

サボテンの植え替えに適した季節は、春と秋です。梅雨の時期や真夏、冬は根が傷む原因になるので、できるだけ避けます。

土は乾いてる状態がベストで、土が濡れている場合は植え替えをしない方が良いでしょう。

土が濡れていると前の土が取れにくく、強引に作業をすると根を傷めてしまう可能性があるからです。根詰まりをしている場合は、古い根はある程度カットしてから植えつけた方が良いでしょう。

古い根を整理するときは、太い根をカットしないように気をつけます。もし、太い根を切ってしまったら、しっかりと乾かしてから植えつけるようにしましょう。

サボテンは通販サイトで買うのがおすすめ

最近では、ホームセンターやお花屋さんで観葉植物と一緒にサボテンが置いてあるのをよく見かけます。100円ショップでもサボテンが売られていて、サボテン人気が高まっていることがわかります。

 では実際にサボテンをプレゼントしようと思ったときには、どこで選べばい良いでしょうか?一番のおすすめは、通販サイトです。その理由を見てみましょう。

さまざまな種類から選べる

これまで見てきたように、一口にサボテンといっても、サイズ、棘や花の種類、育てやすさなど、たくさんの性質があります。

店頭に並んでいるものには限りがありますが、通販ならさまざまな種類のサボテンの中からお気に入りのひとつを厳選することができます。

ちょっと見かけないような珍しい種類のサボテンが手に入るかもしれないところも、通販の魅力のひとつでしょう。

いつでも注文できる

お店でサボテンを購入しようとすると、そのお店が開いている時間に足を運ぶ必要があります。その点、通販なら家にいながらにして364日24時間、いつでもお気に入りのサボテンを注文することができます。また、時間を気にすることなくゆっくりと見比べることができるので、余裕をもって品定めができるでしょう。

自社配送なら植物のプロが運んでくれる

せっかく購入したサボテンも、乱雑に運ぶと途中で葉が折れたり傷ついたりしてしまう可能性があります。その点、自社発送をしている通販サイトなら、植物のプロがサボテンを運送してくれるので安心です。

サボテンに適した発送方法で丁寧に運んでもらえれば、大切なプレゼントをきれいな状態のまま相手に贈ることができます。

まとめ

ここまで、サボテンをプレゼントとして贈るために気をつけておきたいポイントを解説してきました。窓辺や机の上、本棚などにちょっと置いておくだけでインテリアのオシャレ度がぐっとアップするサボテンは、もらう人、贈る人どちらの個性も表すことができるプレゼントです。また手入れも比較的簡単なので、植物を育てることが初心者の方や、日々忙しい方にも喜ばれるでしょう。

プレゼントする相手のことを思い浮かべながら、ぜひぴったりのサボテンを見つけてくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?