ギフトでも大人気!花が咲くタイプの観葉植物の選び方やおすすめの品種を紹介

 

お部屋の中に緑があるだけで豊かな気持ちになります。観葉植物はお部屋に合わせてサイズを選ぶことができたり、手入れが簡単で丈夫に育つ種類もあるため、さまざまな世代の方に人気があります。

また、インテリアの一部として飾ったり、置き方を工夫するだけでパーティションの代わりになったりもします。

さらに、葉っぱだけでは満足できない方には、花も鑑賞できる観葉植物があるのをご存じでしょうか?

今回は、花が咲くタイプの観葉植物の選び方のポイントや、花言葉、ギフトに最適なアイテムまで一挙に紹介しますので最後までチェックしてみてください。

花が咲くタイプの観葉植物を選ぶ際のポイント

観葉植物を選ぶときには、自分の好みの葉っぱの形や、育てやすさ、部屋に置ける大きさかどうかなど、さまざまな理由で選ぶ人が多いですよね。

しかし、花が咲くタイプの鑑賞植物の場合は、季節ごとに咲くものもあれば、数年経たないと花が開かないものや、さらに根気よく待たないと花が咲かないものまでたくさんの種類があります。

ここでは、花が咲く観葉植物を選ぶときに注意しておきたい、いくつかの要点を紹介していきましょう。

花のつきやすさ(育てやすさ)でチョイス

部屋にあるだけで癒やし効果があり、インテリアとしても人気がある観葉植物には、

花が咲く観葉植物もあります。

花が咲くタイプの場合は、育て甲斐もあるのでガーデニングを楽しむ方には高く評価されています。

しかし、光を当てないと花が開きにくい種類もあるので初心者の方にはハードルが高いと感じるでしょう。

初めて観葉植物を育てる方には、花のつきやすさ、育てやすさで選ぶ方法をおすすめです。

花言葉や風水的コンテンツで選ぶ

 

お花だけではなく観葉植物にも、それぞれ花言葉が付けられています。もし、どの種類を買ったら良いのか迷ってしまったら、花言葉や風水で選ぶのも良いでしょう。

また置き場所によっては、意味が変わる風水もあります。

自分がアップしたい運気に合わせた観葉植物を入手すれば、運勢アップのチャンスにつながる可能性もあるでしょう。

素敵な花言葉がついている植物は、プレゼントする際にもぴったりです。花言葉については後ほど紹介しますので、そちらを参考にしてください。

 

サイズで選ぶ

 

具体的に観葉植物を置きたいエリアが決まっているならば、そのポジションに合ったサイズの観葉植物を選ぶようにしましょう。

置き場所によっては、植物が大きすぎたり小さすぎたりして、お部屋の雰囲気に合わなくなってしまうので注意してください。

また、インテリアとして選ぶ場合は、日陰に置くことが多いケースがあります。

しかし、花が咲く観葉植物は太陽の光が必要な場合もあるので、購入するときにはよく調べておきましょう。

たとえば、ベランダなどに置くなら80㎝以上の大型サイズ、窓際にたくさん並べるならスモールサイズと使い分けることでよりセンスが光ります。

 

花が咲く観葉植物編/世話をしやすいタイプはこの品種

観葉植物は、葉の形・大きさ・色・模様などを見て楽しむ植物というイメージが強いものですが、大切に育てた観葉植物に花が咲いたら、とても嬉しい気持ちになりますよね。

ですが、花が咲く時期や条件、花が咲く頻度も異なるので、もし初めて育てる場合にはお手入れをしやすいアイテムをチョイスするのがおすすめです。

特別なお世話をしなくてもお花を咲かせるタイプを選ぶことが、成功の秘訣でしょう。

ここでは、手間を掛けなくても簡単に育つ観葉植物を紹介していきます。

①オリヅルラン

 

タフで育てやすい観葉植物の代表といえるのが、オリヅルランです。

オリヅルランは、しなやかに伸びた細長い葉っぱが特徴の涼しげな観葉植物です

子株もどんどん増えるので、水耕栽培にも向いています。

さらに、庭先でも丈夫に育つことや、日に当てなくても、スクスク育つことも魅力の一つでしょう。

オリヅルランは春~夏にかけて白くて清楚な花を咲かせます。

たった一日しか咲かない貴重なお花です。花言葉も「子孫繁栄」「守り抜く愛」という素敵なメッセージを持っています。

 

②カネノナルキ(金のなる木)

ユニークなネーミングで知られる「金のなる木」も、育てやすい植物の一つです。

葉っぱの形がコインに似ていることから、この名前が付けられたという説があります。

厚みがある葉や茎には、たくさんの水分を蓄えることができるため乾燥には非常に強いことが特徴です。

金のなる木は、日の当たる場所に置くとスクスクと生長します。寒さが厳しくなる冬には、窓際を避けて暖かい場所に置くようにしましょう。

金のなる木は、寒くなると葉が色づき、夏場の水やりを控えることで11月~2月頃、白やピンク色のかわいい花を咲かせます。

 

③高性チャメドレア

 

スタイリッシュなカフェなどでよく見かける、高性チャメドレアも耐寒に優れており初心者でも育てやすいと人気です。

日陰でも育ちますが、明るい場所に置くことで生長が早くなります。チャメドレアは「小さなプレゼント」という意味で、花言葉にも「あなたを見守る」というメッセージがあり贈り物にもぴったりです。

ヤシ科の植物で、葉には光沢があり少し縮れているのが特徴です。

生長するとやや黄色っぽい細かい花が咲きます。

花が咲く観葉植物編/インテリアにもぴったりなお洒落なタイプ

 

室内に観葉植物があるだけで、お洒落な空間が生まれます。また植物のグリーンはリラックス効果、疲れた目を和らげる作用もあるので、生活に潤いを与えてくれるでしょう。このように観葉植物は、私たちの心身をリフレッシュしてくれる効果も期待できます。さらに、インテリアの一部としても1ランク上な存在です。

ここではスタイリッシュで、どんなお部屋にも馴染む観葉植物を紹介していきます。

①シュロチク

シュロチクは中国が原産のヤシ科の植物です。

パッと見た感じは、トロピカルな雰囲気ですが、意外とどんなスタイルのお部屋ともマッチします。幹が竹に似ていることから名付けられたシュロチクは、細くて青々と長く伸びた葉っぱが印象的でさわやかなイメージを与えるでしょう。

生長すると背丈が2m以上になることもありますが、剪定すれば自分の好みのスタイルを維持できます。シュロチクは暖かい場所で育てていると、初夏に淡いイエローの花が咲きます。

②アンスリウム

アンスリウムは種類が多いことでも知られている観葉植物です。サトイモ科の植物で、かわいいハート型のフォルムをした大きな仏炎苞(花に見える部分)が特徴。

同じサトイモ科のカラーとよく似ていますが、アンスリウムの方には光沢があり色鮮やかで、葉っぱにも同じような光沢があります。

春以降の暖かい季節になると、生育が旺盛になり、5月から10月前後に開花します。

寒さには弱いですが、半日陰でも育ってくれるのでお手入れが楽なのも嬉しいポイントです。お部屋の雰囲気を、トロピカル風にしたい人におすすめの観葉植物です。

 

③ストレリチア

南アフリカ原産のストレリチアは、鳥が翼を広げる様に見えることから、別の名を「極楽鳥花」といいます。

一度見たら忘れられない南国風のそのお花は、生け花でも使われることが多いでしょう。

こちらは5~10月に開花します。

花言葉も「万能」「未来」と、すばらしいメッセージが込められているので贈り物にも最適ですね。ストレリチアを置くだけで、お部屋の雰囲気が明るくなるのでインテリアとしてもおすすめです。

 

花が咲く観葉植物編/一風変わったタイプを選ぶならこちら

観葉植物は、葉っぱや茎、色や模様などを鑑賞して楽しむことが多いものですが、季節ごとに花を楽しむことができれば、さらに愛着が生まれてきます。

育てやすさやインテリア性だけではなく、自分の趣味に合った観葉植物ならもっと嬉しいですね。ここでは個性的な観賞植物をいくつか紹介していきます。

①コーヒーの木

コーヒー豆が発芽して生長したコーヒーの木は、艶々とした葉が特徴的で、インテリアとして人気が高いアイテムです。また、カーテン越しなどの緩やかな日差しのもとで育てると、白くて美しい花を咲かせます。

ただし、花を咲かせるためには最低でも3年ほど、温度管理や肥料、水やりも必須です。

コーヒーの花は4月~6月頃に咲くことが多く、甘くて芳醇な香りがするといわれています。

 

②スパティフィラム

 

スパティフィラムはエレガントな黄色(仏炎苞は白)い花を咲かせる観葉植物です。

でも花びらに見えるのは、仏炎苞といってサトイモ科の植物によく見られる葉が変形したパーツです。

観葉植物は葉っぱを愛でるイメージがありますが、スパティフィラムはこの清楚な花を見るためにあるといってもいいでしょう。

初心者でも育てやすい種類ですが明るい場所を好むため、日照不足だと花が咲かないこともあります。開花時期は5月~10月で、お部屋に配置する場合は、なるべく直射日光が当たらない明るい場所を選びましょう。

 

③エアプランツ

 

エアプランツは中南米原産のパイナップル科の植物です。

正式名称はTillandsia(ティランジア、チランジア)といいます

最近では100均などにも置いてあるので、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

エアプランツは土がなくても育つので、お部屋に合った飾り方ができます。

たとえば、ガラスの瓶の中に小さな石を入れて飾る方法や流木の間に挟む方法、さらには天井から吊るすなど、工夫次第で楽しめるのが魅力です。

できるだけ明るい場所で育てて、週に数回は霧吹きで水を与えましょう。

花が咲くまでの期間は種類にもよるのですが、2~数ヶ月にわたって咲く種類の花もあるようです。長い間花が楽しめます。

花を咲かせる観葉植物のメンテナンスのポイント

 

お部屋の空間にあるだけで、さわやかな気分にしてくれる観葉植物ですが、花を咲かせるタイプの観葉植物がこんなにも多いことに驚いた人も多いでしょう。

ほかの植物と同じように、花が咲く観葉植物も毎日のメンテナンスが大切です。

種類によっても、やや異なりますが、ポイントになるのは日光や水分量でしょう。

ここでは、きれいな花を咲かせることができるポイントや、お手入れのコツを紹介していきます。

 

日当たりの良いエリアに置こう

インテリアとして観葉植物を置いてみたものの、育て方を間違えてしまったのか、元気がなくなってしまうことはよくあることです。

植物によっても、必要となる光の量は異なりますが、花が咲く種類の場合は、なるべく明るい場所に置いてください。

また日陰を好む植物でも、まったく光を必要としていないわけではありません。直射日光が当たらない、レースのカーテン越しに場所を移して光を与えるようにしましょう。

直射日光に当てすぎると葉焼けなどトラブルが起こることもあるので置き場所には注意してください。

通気性が良い場所を選ぼう

観葉植物にとって大切なのは、日光と風通しの良さ、そして栄養分(水や肥料など)です。なるべく通気性の良いスポットに置くと、元気に育ってくれます。ただしエアコンや扇風機などの風に当てるのは避けるようにしましょう。乾燥しすぎてしまうのも観葉植物にとってはNGです。

 

もし。エアコンや扇風機を使う場合は、直接風を当てずに間接的に空気を回転させると良いでしょう。

 

植え替えをしてリフレッシュさせる

植物を育てる場合には、生長に合わせて植え替えをすることが必須です。目安は約2年~3年に1回くらいですが、鉢の中で根が詰まっていたらそれより前でも移し替えてあげてください。

タイミング的には、どんな観葉植物でも寒い冬を避けるのがベストです。植え替えの際には、ワンサイズ大きめの鉢を用意して余分な根をカットするようにしましょう。根がリフレッシュして、栄養を吸収しやすくなります。

水やりの仕方に気をつけよう

メンテナンスの最大のポイントは水やりです。基本的には、土の表面が乾燥してきたら十分に水を与えるのが良いでしょう。

水やりが多すぎると、根腐れの原因になりますし、少なすぎても乾燥してしまうため、植物の様子を見ながら頻度を替えてみてください。

 

鉢皿に溜まってしまった水は、捨てるか乾いた布で拭き取るようにしましょう。そのままにしておくと根腐れの原因になります。

食物は根だけではなくて葉っぱからも水分を吸収しています。また葉には埃も溜まりやすいので、時々は、霧吹きなどで葉水してあげると良いでしょう。病気の予防にもなりおすすめです。

ギフトに最適/花言葉が素敵な観葉植物も紹介

生活の中に癒やしを与えてくれる観葉植物は、ギフトにも人気のアイテムです。

せっかく贈るのであれば、贈る人の好みに合っている観葉植物を選んで喜んでほしいですよね。そのためには、事前にリサーチしておく方法もありますが、素敵な花言葉がついている観葉植物を選んで、そのまま思いを伝える方法もあります。

それぞれの植物が持つ花言葉に注目すると、また違った楽しみが生まれます。

ここでは、普段お世話になっている人や大切な人にプレゼントする際にも、ぴったりな素敵な花言葉がついている観葉植物を紹介していきます。

①シルクジャスミン

シルクジャスミンは、一年中生き生きとしたグリーンを楽しめる観葉植物です。

名前にもあるようにシルクのような艶やかな葉が特徴です。

初夏には美しく真っ白な花を咲かせ秋には赤い実を付けるなど、一年中楽しみを味わえる点も人気の秘密です。花言葉は「純粋な心」

こちらは可憐な白い花から付けられた花言葉とされています。また風水的にも恋愛成就に効きめがあるとされているので、ご結婚祝いなどにもおすすめです。

②オーガスタ

 

オーガスタは、見た目がストレリチアにとてもよく似ている観葉植物です。

どちらも南国情緒たっぷりな存在感があるアイテムですが、オーガスタの方がやや葉っぱが大きく花の付き方も異なります。

オーガスタの花は、大きく翼を広げた白鳥のように美しいのが特徴です。

しかしある程度生長しないと花が咲かないため、ガーデニングを趣味とされている方に贈るのが最適でしょう。

花言葉は「輝かしい未来」なので新しい門出を迎える方にも喜ばれますね。

また、オーガスタの丸みを帯びた葉は、癒やし効果もあるとされてインテリアとしても人気があります。

③ドラセナ・マッサンゲアナ

個性豊かな樹形や太い幹、スラっと伸びた葉っぱがスタイリッシュなドラセナ・マッサンゲアナ。「幸福の木」とも呼ばれており、お祝い事にも親しまれている観葉植物です。

熱帯地方が原産なので寒さに注意して育てます。

5年~10年に1度のペースで花を咲かせる奇跡的な植物です。とても貴重なドラセナ・マッサンゲアナの花の形状は品種よって違います。

小さくて細長い花を咲かせる品種や、丸くかわいらしい花を咲かせる品種もあります。

少し時間がかかりますが、花が咲くと縁起が良いとされているので気長に待ちましょう。

花言葉は「幸福」です。新しいスタートを踏み出す方や、新築祝い、あらゆるお祝い事にもふさわしいメッセージが付けられています。

花が咲く観葉植物は贈り物にぴったり

今回は花が咲く観葉植物を紹介してきました。観葉植物は緑を楽しむイメージが強いですが、きれいな花を付けるタイプの観葉植物が、意外と多くあることがわかったと思います。また種類によって花が咲くタイミングや、手入れのポイントも違いますね。

観葉植物はインテリア性が高いものが多く、運気アップにも期待できるアイテムなのでギフトにも向いています。

是非、お世話になった人や大切な人に素敵な花言葉がついている観葉植物を贈ってみてくださいね。

 

大切なあの人にお花を送ってみませんか?