モンステラの葉っぱが枯れた!原因や対処法を紹介
デザイン性やインテリア性が高い植物として人気のモンステラですが、育て方が悪いと枯れてしまうこともあります。モンステラの葉っぱが枯れている場合、何が原因となっているのか見極めて正しいお手入れをする必要があるでしょう。
この記事では、モンステラの葉が枯れる原因と対処法、正しい育て方と注意点についてご紹介します。モンステラが枯れてしまった、元気がない……とお悩みの方は、参考にしてみてくださいね。
そもそもモンステラってどんな植物?
モンステラを聞いたことがあるけれど、どのような植物なのか詳しく知らないという方もいるでしょう。そこでまずは、モンステラの基本情報や花言葉などをご紹介します。
基本情報
モンステラは、サトイモ科モンステラ属の観葉植物です。
原産地は熱帯アメリカで、熱帯の植物に多い大きな葉っぱが特徴的。葉っぱには切り込みが入っていて、穴があいているものもあり1枚1枚が独特の形をしています。大きく育つと2メートルになることもある植物なので、広めの場所に置くのに適しているでしょう。
モンステラの花は白色で、果実は棒状です。
ハワイではモンステラに関するさまざまな言い伝えがあり、葉っぱの穴や切り込みから入る光は希望の光だとされています。ハワイではモンステラの柄の洋服やアクセサリーもあり、とても人気が高いです。
モンステラの花言葉
モンステラの花言葉は、「嬉しい便り」や「壮大な計画」。
西洋での花言葉は「dedication(献身)」です。「嬉しい便り」や「壮大な計画」といった花言葉の由来は、先ほども述べた「希望の光」というハワイの言い伝えからきています。
「dedication(献身)」という花言葉は、ハワイの人々の身近にいつもあるモンステラは、人々に寄り添っているような印象があることからきているようです。
このような花言葉から、ハワイではモンステラがとても身近で、人々にとって欠かせない植物であることがわかりますね。
このような素敵な花言葉があるので、モンステラはギフトにもおすすめの観葉植物です。
モンステラが枯れた?葉っぱが黄色、茶色くなる原因
モンステラは初心者でも育てやすい観葉植物で、成長も早いです。しかし、育て方を間違えてしまうと葉っぱが丸まったり、黄色くなる、黒くなる、茶色い斑点が出るなどの症状が起こります。
どのような植物も、水と光と土が欠かせません。植物を元気に育てるためには、このバランスが取れていなければいけないのです。
では、モンステラの葉っぱに異常が起こる原因を見ていきましょう。
葉焼け
モンステラを成長させるためには日光が欠かせませんが、日光に当てすぎてしまうとモンステラの葉っぱが葉焼けしてしまいます。人間もそうですが、日光に当たり過ぎると日焼けしてしまいますよね。
モンステラの葉っぱも、直射日光にさらすことはよくありません。葉っぱの組織が破壊されて黄色く変色してしまうのです。
直射日光が当たる場所に置いている場合は、置き場所を見直してください。葉っぱは一度焼けてしまうと元に戻ることはないため、葉焼けが起こらないように最初から置き場所に気をつけましょう。置き場所は、風通しが良くて明るい日陰が適しています。頻繁に置き場所を変えるのは大変なので、お部屋の中でいつでも日陰で風通しが良い場所を見つけましょう。
水不足
モンステラを成長させるためには、水分が欠かせません。水が足りていないと葉っぱが枯れてしまいます。この状態を水切れといいます。
水切れになっていないか確認するためには、土を竹串などでつついてみて、からからに乾いていないか見てみましょう。もし乾いているようであれば、水をあげます。モンステラの水やりでは、土が乾いてから水をあげるようにしてください。
水やりをし過ぎてしまうと、根腐れなどで枯れてしまうこともあるため、水やりの加減は重要です。
また、葉水を与えることも忘れずに行いましょう。葉水は、スプレー容器に水を入れて葉っぱに水をあげます。
冬は土が乾くまでに時間がかかるため、水やりの頻度も減ります。モンステラは乾燥しすぎてしまうと、カイガラムシが発生するリスクが高くなってしまうので、土の確認は定期的に行いましょう。
根腐れ
モンステラは水やりのタイミングがとても重要です。
土が乾いたら水をあげるのが基本ですが、もし水を与えすぎた場合どうなるのでしょうか。水を与えすぎてしまうと、モンステラの葉っぱは黄色く変色してしまいます。
これは、根っこが腐っている可能性が高いです。常に土が湿っていると根っこは腐ってしまいやすいので注意しましょう。
また、鉢の受け皿に水が溜まっていても根腐れにつながってしまいます。水をあげる時は、鉢の下の受け皿の水も必ず捨てるようにしてください。
根腐れが進行してしまっている場合は、黄色くなっていない元気な茎の部分だけを切り、挿し木や茎伏せを行います。根腐れが進行してしまった場合でも、この方法で元気な部分だけ育てていくことができますよ。
根詰まり
水やりしているのに土が全然乾いてこない……という場合、鉢から根っこがはみ出している根詰まりの状態になっている可能性が高いです。
根っこが鉢の中で成長し過ぎて窮屈になってしまうと、鉢から出てきます。これを放置してしまうと葉っぱが黄色くなり、そして傷んで成長が止まってしまいます。
根詰まりは根腐れにもつながるため、早めに対処しなければいけません。もし根詰まりが確認されたら、植え替えをしてください。植え替えは根にストレスがかかるため、しばらくは肥料を与えずに、株を十分休ませましょう。
モンステラは成長が早い観葉植物ということもあり、小さい鉢にしてしまうと定期的に植え替えしなければならなくなります。
肥料の過不足
植物を元気に大きく成長させるために欠かせないのが肥料です。
モンステラも肥料を与えてあげることで元気に育ってくれます。しかし、肥料は時期と分量を間違えてしまうと葉っぱが黄色に変色してしまうことがあります。
モンステラの成長時期は5月から9月のため、この時期に肥料を与えます。肥料は毎月ではなく、2ヶ月に1回くらいが良いでしょう。
早く大きく育てようとして肥料を大量に与える方がいますが、このようなことをしてしまうと葉っぱの変色につながるので注意してください。
老化現象
モンステラの葉っぱが黄色くなる原因はいくつかありますが、実は自然に葉っぱが黄色くなる現象もあります。これは葉っぱの老化現象で、古い葉っぱが新しい葉っぱに生まれ変わる時に起こります。
モンステラの場合は3年ほどで古い葉は新しい葉と交代するので、心配はありません。しかし、枯れている葉っぱをそのまま放置して良いわけではないので、次に紹介する枯れた葉っぱの処理方法に従って処理しましょう。
枯れた葉っぱはどうすればいい?
モンステラの葉っぱが枯れてきた場合、どうすれば良いのでしょうか。枯れた葉っぱはしばらくすれば自然に落ちることもあります。放置していると病気になってしまう可能性があるため、ハサミで切って取り除きましょう。取り除く際は、ハサミを消毒し、枯れた葉っぱの根本から切り落とします。この時、作業は必ず手袋をして行ってください。
モンステラの葉っぱを切ると樹液が出てきますが、この樹液は毒性のものもあるため、直接手で触れてしまうと危険です。
モンステラを元気に育てるポイント
モンステラの葉っぱを枯らすことなく元気に育てるには、基本の育て方について知っておきましょう。下記の点に注意して育てるようにしてください。
寒さに注意
モンステラは寒さには比較的弱い植物のため、冬場は注意しなければいけません。特に冬の置き場所には注意しましょう。
また、室温は5度以上が適しています。気温が下がる地域にお住いの場合は、室温に注意しなければいけません。
季節ごとに適した水やり方法を
モンステラは、夏と冬では水やりの方法が異なります。
夏はたっぷりとお水をあげますが、冬は水やりをほぼ行いません。
気温が高い夏は、鉢の中の温度も高温になりやすいため、水やりをする際は早朝に行います。昼間に行ってしまうと、鉢の温度で水もぬるくなってしまい、根にダメージを与えやすいからです。もし早朝にあげるのが難しいのであれば、少量の水を午前と夕刻にあげるようにしましょう。
冬は休眠中になるので、2週間に1回ほど、土が完全に乾いてからの水やりとなります。ただし、冬は乾燥しやすいため、葉水はこまめに行ってください。
半日陰での管理がおすすめ
モンステラは、半日陰に置くようにしましょう。夏はカーテン越しの窓際がおすすめです。直射日光は葉焼けの原因になるため、注意してください。
冬はエアコンの風が当たるとダメージがあるため、エアコンが当たらない場所でできれば窓から少し離しておくといいでしょう。窓際は夜に冷え込んでしまうため、モンステラが傷みやすくなります。
モンステラの種類
モンステラは葉っぱが大きく存在感のある観葉植物ですが、実はさまざまな種類があります。種類により見た目も異なるため、より魅力的に感じるモンステラを探してみてくださいね。ここでは、モンステラの代表的な種類をいくつかご紹介します。
モンステラ・アダンソニー(ヒメモンステラ)
大きなモンステラをお部屋に置くことができない……と諦めている方も、モンステラ・アダンソニー(ヒメモンステラ)であれば、置くことができるでしょう。
このモンステラは葉が20cmくらいの大きさで、とても小ぶりです。窓際などにも置きやすいサイズ感で、お部屋に少し緑が欲しいなという方にもおすすめです。葉っぱは左右非対称で切り込みがしっかり入っています。
モンステラ・デリシオサ
モンステラ・デリシオサは日本で販売されているモンステラの多くを占めるとされているため、お花屋さんで見るモンステラであれば、ほぼこの品種といえるかもしれません。
大きく成長すると、葉っぱは1メートルを超える大きさになることもあります。お部屋に置くと、存在感のあるインテリアになるでしょう。お部屋のシンボルツリーとして癒しを与えてくれますよ。葉っぱは可愛らしいハート型です。
モンステラ・デュピア
モンステラ・デュピアは斑入りのモンステラで、銀色の模様が葉っぱに入っているのが特徴的です。光に当たるとキラキラと見えるのでとても綺麗ですよ。
また、葉っぱや茎をべったりと壁に這わせて成長する点も特徴的で、クライムリーフとも呼ばれています。上に上に成長していくので、壁に近い場所で育てると見栄えがするでしょう。珍しい品種なので、園芸店で購入できることはほぼありません。
マドカズラ(モンステラ・フリードリヒスターリー)
大きなモンステラを置くことが難しいという方におすすめなのが、マドカズラ(モンステラ・フリードリヒスターリー)です。
こちらは成長スピードもゆっくりで、そこまで大きく成長しないので、大きすぎるのは困るという方でも安心です。ギフトでも贈りやすい大きさでしょう。
葉っぱは窓があいているような感じになっていて、通常のモンステラとはまた異なります。
モンステラ・ホワイトタイガー
モンステラ・ホワイトタイガーは、白の斑が入っているのが特徴です。葉っぱに白が入ることで、他のモンステラとはまた違った見栄えになっています。
中にはハーフムーンと言って白と緑が半々に出ることもあります。珍しい見た目なので、どのような葉が育つのか楽しみに育てることができるでしょう。インテリア性も高く、おしゃれで人気の品種です。
モンステラ・バリエガータ
葉っぱに特徴があるモンステラなら、モンステラ・バリエガータでしょう。モンステラ・バリエガータは、斑入りの葉っぱになっていて、白や黄色などの模様が特徴的です。より存在感があるモンステラです。
モンステラ・イエローモンスター
モンステラ・イエローモンスターは、黄色の斑が葉っぱに入っています。まだらに黄色が入りとても綺麗ですよ。緑と黄色の出方は、葉っぱにより異なります。クリーム色に近い黄色なので、優しい印象に見えます。
珍しい葉っぱなので、どのような葉が育つのか楽しく育てることができます。
観葉植物を購入するならプレミアガーデン
プレミアガーデンはこちら
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販売しているモンステラは鉢カバーにもこだわっており、さまざまな鉢カバーでご用意していす。お部屋の雰囲気に合うものを選んでみてくださいね。
さまざまなお祝いシーンに喜ばれる
プレミアガーデンは、企業からの注文も多く受け付けています。ギフト用にラッピングされた商品もあり、モンステラもギフト用がありますよ。
ビジネスシーンのお祝い、引っ越し祝いなど、寿命が長くインテリア性の高い観葉植物は喜ばれますので、プレミアガーデンのモンステラをぜひ利用してみてください。ラッピングや木札、紙札などはすべて無料となっているので安心して注文できます。
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また、プレゼントの場合は、指定した場所に届けてもらうことが可能です。お店に行く時間がなかなか取れないという人も注文しやすいでしょう。実物のイメージ写真も掲載されているので、安心して注文することができますよ。
まとめ
今回は、観葉植物で人気のモンステラについてご紹介しました。
モンステラの葉っぱを枯らさないためにも、水と光と土、空気には注意するようにしてください。どれかが欠けても育ちませんし、与えすぎても育ちません。元気に育つように心を込めてお手入れしてあげてくださいね。
モンステラは、観葉植物が初めての人も比較的育てやすいため、ギフトにもおすすめです。ギフトで利用されたい方は、プレミアガーデンもチェックしてみてください。