虫が来ない観葉植物はあるの?人気な種類と育て方をご紹介

「観葉植物を育ててみたいけど、虫が苦手だから育てられるか不安」と考えている方は少なくないのではないでしょうか。

そういった方の場合は、虫がつきにくい観葉植物を育てることをおすすめします。

この記事では、虫が来ない観葉植物や逆に来やすい観葉植物、虫がつかないようにする育て方などをご紹介します。

虫が来ないおすすめの観葉植物

観葉植物といえば虫が来るのではないかと想像する方は多いかもしれませんが、虫が来ない観葉植物というのも存在します。

虫が来ない観葉植物として、主に以下の6つが挙げられます。

  • サンスベリア
  • ガジュマル
  • モンステラ
  • ホンコンカポック
  • ポトス
  • パキラ

これらの観葉植物であれば、虫が来にくいという特徴があるため、虫が苦手な方でも比較的育てやすいのではないでしょうか。

それぞれどういう植物なのかを見ていきましょう。

サンスベリア

サンスベリアとは、キジカクシ科(クサスギカズラ科)に分類されている植物であり、別名トラノオと呼ばれる観葉植物です。

葉の表面には縞模様があり、それが虎の尻尾に見えることからトラノオと呼ばれています。

アフリカが主な原産地のため、乾燥に強い多肉植物として扱われています。

サンスベリアの大きな特徴として、マイナスイオンの効果を持っていることが挙げられ、空気清浄効果が高いため、人気のある観葉植物です。

サンスベリアは、無機物の土でも育てることができるため、虫が近寄りにくい傾向にあります。

ガジュマル

ガジュマルは知名度の高い観葉植物であり、名前を聞いたことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。

ガジュマルは、クワ科のイチジク属の植物であり、沖縄などに生息する「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿る木ともいわれています。

乾燥や寒さに強く、水を上げるタイミングが難しいとされていますが、決して育てるのが難しいということはありません。

万が一、虫がついた場合でも対処しやすく、日常の手入れも比較的簡単であるため、初心者の方でも育てやすいという特徴がある観葉植物です。

モンステラ

サトイモ科ホウライショウ属であるモンステラは大きく育ち迫力があるため、人気の高い観葉植物です。

熱帯アメリカが原産地であるため、暑さに強い特徴があります。

モンステラの種類は20から40種類以上あるといわれており、さまざまな種類のなかから自分に合ったモンステラを選ぶことができます。

モンステラは葉っぱが大きく、葉水がしやすいため、特に虫がつかない観葉植物として有名です。 

ホンコンカポック

ホンコンカポックは、ウコギ科シェフレラ属に属しており、寒さに強く丈夫なことで有名な観葉植物です。

原産地は台湾地方で昔からよく知られる観葉植物であり、「カポック」という名前で定着しています。

葉っぱは丸みがあり、やや厚くてまるで手のひらを広げたような形をしています。

受け皿の水などに注意を払うことで虫がつきにくくなりやすい品種です。

ポトス

ポトスは、サトイモ科ハブカズラ属に属している観葉植物です。

東南アジアが原産地で、日の当たる場所で気温は8℃~20℃程度が生育に適しているとされています。

暑さに弱いというわけではありませんが直射日光には弱いため、真夏の直射日光は避けて管理しましょう。

ポトスは虫がついてしまったという報告はありますが、ほかの観葉植物と比べて虫がつきにくい観葉植物となっています。

パキラ

パキラとは、風水効果が高いとして注目されている観葉植物です。

パンヤ科パキラ属に属しており、原産地は中南米です。

パキラはよく伸びる植物で、原産地では20メートルの高さに伸びることもあります。

また、手を広げたかのように放射状に広がる葉っぱは5~7枚くらいのボート型をしています。

パキラも比較的虫がつきにくく育てやすいため、初心者の方でもおすすめできる観葉植物です。

観葉植物に付きやすい害虫とは

虫といえば、見た目などで苦手と思う方が多く、もし観葉植物に虫がついたらと思うと嫌な気分になってしまうでしょう。

あらかじめ虫について知っておくことで対処し、観葉植物に寄せつけないようにすることも可能であるため、どんな虫がつきやすいのかを事前に知っておくことがポイントです。

ここでは、観葉植物につきやすい害虫について解説します。

ハダニ

ハダニは、クモの一種で英語では「Spider mite」と呼ばれており、成虫は0.5ミリほどの大きさで肉眼では気づきにくい虫です。

そのため、探すときには観葉植物の葉っぱの裏までしっかり観察する必要があります。

特に裏側は風が当たりにくくて湿気がこもりやすく、虫が集まりやすい傾向にあるため、よく確認することがポイントです。

万が一、対処せずに放置してしまうと植物を弱らせて枯らしていく可能性があるため、油断はできません。

アブラムシ

アブラムシは観葉植物などによくつく虫として有名であり、一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

アブラムシは植物の新芽やつぼみといったこれから成長していく部分に群生し、植物の汁を吸うことで生育を阻害します。

さらには、ウィルス病を媒介することがあるため、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまいます。

アブラムシが媒介する主なウイルスは、「キュウリモザイクウイルス」や「カブモザイクウイルス」などです。

アブラムシが発生する原因としては、窒素分の多い肥料の与えすぎや、観葉植物を外に出したということが考えられます。

コバエ

コバエは観葉植物の周りをぶんぶんと飛び回り、非常に見た目が悪くなるという特徴があります。

コバエが発生する原因はいくつか考えられますが、湿度が高い場所や風通しの悪い場所に観葉植物を置いていると発生する場合が多いです。

そのほかにも、有機用土や有機肥料の使用や、台所などの水回りから発生したという例がたくさんあります。

また、もともと土のなかに卵がいるケースも少なくありません。

コバエの発生を抑えるためにも風通しの良いところに観葉植物を置くようにしましょう。

カイガラムシ

カイガラムシは、正式名称では「コナカイガラムシ」と呼ばれており、観葉植物についている白い綿のようなもののことです。

コナカイガラムシが怖いところは観葉植物以外の多肉植物や果樹、庭木などにも寄生することです。

コナカイガラムシが発生すると葉や枝、幹などの養分を吸い取ってしまい、生育を妨げてしまうため、非常に厄介な害虫です。

繁殖力も非常に高く、放置をすると次第に枯れてしまうため、見つけた場合はすぐに対処したほうが良いでしょう。

ナメクジ

ナメクジは害虫と同じくらい観葉植物に悪影響を与える存在です。

ナメクジは、巻貝の仲間で昆虫といわれる虫とは違う種類の生き物であり、日本に生息している代表的なナメクジは、「ナメクジ」「ナマナメクジ」「チャコウラナメクジ」「ノハラナメクジ」の4種類です。

全体的にナメクジは湿った環境を好んでいるため、梅雨の5月下旬から6月中旬、台風が多い9月下旬から10月中旬などは発生しやすい傾向にあるので、あらかじめ対策をするようにしましょう。

観葉植物に虫が来ないようにする育て方

ここまでで、害虫について解説しましたが、観葉植物に虫が来ないようにする育て方はあるのでしょうか。

実は、育て方一つで観葉植物に虫が来ないようにすることは可能です。

どの方法もそれほど難しくなく比較的簡単なことであるため、どのような方でも対策しやすいでしょう。

風通しの良い場所で管理

まず最初に行ってほしいことが、風通しの良い場所で管理するということです。

観葉植物は、もともと風通しの良い場所で育てることを好むため、風通しが良いところに置いておくことで虫がわきにくくなります。

ただし、直射日光は観葉植物には良くない場合もあるので、レースのカーテン越しに観葉植物を置くと良いでしょう。

受け皿の水はすぐに捨てる

受け皿の水はすぐに捨てることも大切です。

受け皿に水が溜まったままだと、虫に卵を産みつけられることがあり、虫がわきやすくなります。

また、受け皿の水はほかにも病気につながる場合もあるため、放っておかずにこまめに捨てるようにしてください。

水をやりすぎてしまったと感じたら、しばらくは葉水で霧吹きで水を葉っぱにかけるのがおすすめです。

定期的に葉水を行う

定期的に葉水を行うことで虫の発生を防ぐことができます。

上記でもお伝えした通り、水をやりすぎてしまうと皿に水が溜まり、それが虫の増える原因になってしまいます。

植物の水分不足が心配な場合には、霧吹きなどを使ってこまめに葉に水を吹きかけると良いでしょう。 

土が湿っていても葉っぱが乾いている状態が葉水を行うタイミングといえます。

有機の肥料や土を使わない

有機肥料や土を使わないことも重要です。

有機物は植物の肥料というよりも、ミミズなどの有益な土中微生物の餌として撒くものであり、それが虫の餌となってしまいます。

そのため、できるだけ有機肥料や土は使用せずに観葉植物をお世話したほうが良いといえるでしょう。

日光の当たる明るい場所で管理をする

日光の当たっている明るい場所で管理をすることもおすすめです。

虫が日光を嫌うというわけではありませんが、虫が生まれやすい環境の予防につながります。

ただし、上述したように直射日光は植物に良くないため、レースのカーテン越しなどの工夫が必要です。

風通しが良くて日当たりが良い場所に置くのが最適といえるでしょう。

ハイドロカルチャーで育てるのもおすすめ!

ハイドロカルチャーで育てるのもおすすめです。

ハイドロカルチャーは、「水」を意味する「ハイドロ」と、「栽培」を意味する「カルチャー」を組み合わせた言葉であり、植物を栽培するための人工の土壌です。

ハイドロボールというものを利用する栽培方法であり、ハイドロボールは水を吸収したり保持することができるため、植物の根が水や酸素を取り入れるために必要な環境を提供することができます。

また、清潔で無臭であるため、虫がわきにくいという特徴もあります。

繰り返して使うこともできるので、エコな点も魅力的といえるでしょう。

虫が来ない観葉植物にしたいならハーブもおすすめ

虫が来ない観葉植物にしたいならハーブもおすすめです。

ハーブには虫を寄せつけない効果があるため、観葉植物の周りで育てると良いでしょう。

特にレモングラスやユーカリ、ペパーミント 、ローズマリーなどのハーブは、虫が嫌いな匂いや物質を分泌します。

そのため、昔から虫除けとしてハーブは活用されてきました。

また、観葉植物の周りはもちろんのこと、玄関やベランダにハーブを置くことでも虫を予防することが可能です。

観葉植物に虫がついてしまったときの対処法

観葉植物に虫がついてしまった際、どう対処したら良いのか分からないという方は多いの得hないでしょうか。

観葉植物に虫がついてしまったとしても、すぐに対処すれば手遅れになるということはありません。

観葉植物に虫がついてしまった場合の対処方法は、主に以下の3つが挙げられます。

  • 水で流して取り除く
  • 薬剤を散布する
  • 周りを飛んでいる虫は、掃除機で吸う

水で流して取り除く

害虫対策のメジャーな方法として、水で流して取り除くことが挙げられます。

もし害虫が観葉植物についてしまったら、その葉っぱを丁寧に水で洗い流すと良いでしょう。

水で洗い流すことによって水が苦手な虫は駆除できるほか、葉っぱもキレイに保つことができます。

水で洗い流す際は適当にやるのではなく、丁寧に一枚一枚洗うことがポイントです。

薬剤を散布する

薬剤を散布することも非常に効果的な方法です。

観葉植物に発生しやすい害虫には、薬剤の散布が必要な場合も少なくありません。

薬剤はいろんな種類がありますが、ドラッグストアなどで簡単に購入することが可能です。

具体例としては、以下のような薬剤があります。

  • ベニカ×ファインスプレー

アブラムシ、ハダニに効果があります。スプレータイプなので使いやすいです。

  • GFモストップジンRスプレー

ハダニ、アブラムシに効果があります。スプレータイプで使いやすいです。

  • オルトランDX粒剤

アブラムシ、カイガラムシに効果があります。粒剤です。

周りを飛んでいる虫は掃除機で吸う

周りを飛んでいる虫は掃除機で吸ってしまうという手もあります。

コバエなどの見た目的に苦手だという場合は、掃除機で吸うことで対処しましょう。

ただし、虫が出るたびに掃除機で吸うのは大変であることは否定できません。

そういった際は、先ほどご紹介した薬剤などを使用して駆除する方法がおすすめです。

虫が来ない観葉植物を育てていく中でよくある質問

虫が来ない観葉植物を育てていくうえでのよくある質問としては、以下の3つが挙げられます。

  • 害虫を除去したら室内で育てても大丈夫?
  • 害虫を放っておくとどうなる?
  • 室内で管理していても虫が来ることはある?

以下にて、具体的に解説します。

害虫を除去したら室内で育てても大丈夫?

害虫を駆除したら、室内で育てても問題ありません。

ただし、室内で育てていたら虫を予防できるというわけではないため、室内で育てていても虫対策は行った方が良いでしょう。

また、虫が駆除され切れてなかった場合はまた虫が発生してしまう可能性はあるため、その点は注意を払っておく必要があるといえます。

害虫を放っておくとどうなる?

害虫を放っておいて解決したという方も少なからずいますが、害虫を放っておいて状況が良くなるということは滅多にありません。

害虫がついた観葉植物は、どんどん栄養を吸い取られていくので弱っていき、最終的に枯れてしまう可能性があります。

愛情を込めて育てた観葉植物が枯れてしまったら、非常にがっかりしてしまうのではないでしょうか。

そのため、害虫を放置することはせず、害虫が発生したら早めに対処したほうが良いでしょう。

室内で管理していても虫が来ることはある?

室内だけで管理していたとしても虫は発生することがあります。

その主な理由としては、土のなかに卵があるケースなどが挙げられます。

また、コバエなどは水回りから発生するケースが多いため、全く外に出していなかったとしても虫を完全に予防することはできません。

まとめ

虫がわきにくい観葉植物や対処法などを解説してきました。

虫は苦手な方が多く、できれば会いたくないと考える方も多いかもしれませんが、観葉植物を育てるうえではどうしても切り離せない問題でもあります。

また、虫がわきにくいからといっても放置しておいたら虫がわいてしまう可能性はあるため、注意が必要です。

しかし、万が一虫がついてしまったとしても、対処法は比較的簡単であることが多いです。正しく対処することで解決できることも多いため、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?