クワズイモの花言葉とは?風水効果についてもご紹介

大きな葉が特徴的な観葉植物「クワズイモ」。

葉はハート型をしており、光沢感のある深いグリーンが美しい観葉植物です。

この記事では、そんなクワズイモの花言葉や風水効果、風水効果をアップさせる置き場所から育て方まで詳しくご紹介します。

クワズイモの花言葉は「仲直り」「復縁」

クワズイモには、「仲直り」「復縁」という花言葉がつけられています。仲直りの印として贈ってみるのも良いかもしれませんね。

この花言葉の由来は、葉がハートの形をしているからと言われています。

クワズイモの基本情報

クワズイモの基本情報を見ていきましょう。

植物名 クワズイモ
学名 Alocasia odora
別名 アロカシア
科・属 サトイモ科・クワズイモ属
原産国 中国、台湾、東南アジア、インドなど
耐寒性 普通
耐暑性 強い
耐陰性 普通

原産国は気温の高い中国、台湾、東南アジア、インドなので、耐暑性に強く、初心者でも育てやすいです。

クワズイモの名前の由来

クワズイモの名前の由来は、「食わず芋」という名前の通り食べられないからです。サトイモ科に分類されますが、実はクワズイモには強い毒性があるため食べられません。

食べてしまうと中毒症状を発症するため、小さなお子さんがいる家庭やペットを飼っている場合は注意が必要です。口に含んだ時点で強い刺激を感じるため大量に誤飲することはないと思いますが、毒性があることは十分理解しておきましょう。

切った時に出る汁も手につくとかぶれたり痺れたりするため、剪定する際には手袋を着用することをおすすめします。

クワズイモの特徴

クワズイモは、ハート型の大きな葉と、地上部で膨らむ根茎(こんけい)が特徴です。地表に露出する根のように見える茎のことを根茎と言います。

この根茎の部分は里芋にも似ており、クワズイモの芋と呼ばれる部分となります。

この個性的な姿はファンも多く、お部屋のインテリアとしても活躍してくれるはずです。

クワズイモはいつの誕生花?

クワズイモの誕生花は7月26日です。

7月26日はブーゲンビリアやハルシャギクなども誕生花となっていますが、誕生日に観葉植物を贈りたいとお考えの方は、クワズイモを贈ってみませんか?

クワズイモの風水効果とは

自然のパワーに満ちた観葉植物は、風水面から見ても良い運気をもたらすアイテムだと言われています。

「最近なんだかツイてない……」「観葉植物を置いて風水効果をアップさせたい!」とお考えの方は、クワズイモを育ててみませんか?

「仲直り」「復縁」という花言葉を持つクワズイモですが、この花言葉から人間関係を良好にしてくれる効果も期待できます。

  • ​​恋愛運アップ
  • 仕事運・出世運アップ
  • 人間関係の調和

ここからは、クワズイモの風水効果について詳しく見ていきましょう。

恋愛運アップ

ハート型の葉と「仲直り」「復縁」といった花言葉からも、クワズイモは恋愛運アップ効果が期待できます。

また、「復縁」のラッキーカラーは緑色です。

別れてしまった恋人と復縁したい、新しく恋を始めたい!とお考えの方は、お部屋のインテリアに緑色のクワズイモを選んでみてはいかがでしょうか。

仕事運・出世運アップ

生長の早いクワズイモは、別名で「出世芋」とも呼ばれ、縁起の良い植物として愛されています。ぐんぐんと生長する姿から、仕事面での成長や発展を期待できるでしょう。

仕事を頑張っている方への贈りものにも最適ですね。

人間関係の調和

クワズイモの葉は丸みを帯びていて、先は矢尻のように尖っています。そして、その大きな葉は下向きに垂れていますよね。

このような特徴を持つ植物は、風水では「陰の気」を持ってるとされています。陰の気は調和を保つパワーがあるため、クワズイモをお部屋に飾ることで、人間関係の調和を期待できるでしょう。

「家族がリラックスできる部屋にしたい」「人間関係のストレスがある」などの悩みがある方は、クワズイモを取り入れてみませんか?

人間関係が調和されることで、恋愛運アップにもつながるかもしれません。

クワズイモの風水効果をアップさせる置き場所

クワズイモの風水効果をアップさせるには、置き場所も重要です。

ここからは、上記でご紹介した恋愛運、仕事運・出世運、人間関係の調和に合わせて、おすすめの置き場所についてご紹介します。

恋愛運アップ

恋愛運をアップさせたいなら、方角は東南や南西、置き場所は玄関がおすすめです。詳しく見てみましょう。

東南、南西

東南は「縁」とゆかりのある方角だとされています。良縁を引き寄せる方角なので、「復縁」の花言葉を持つクワズイモを置けば、復縁効果や恋愛運アップを期待できるでしょう。

また、南西は裏鬼門と言われる方角です。裏鬼門は鬼門である北東に次いで神聖な場所です。しかし、悪い気が溜まりやすい方角とも言われるため、クワズイモを置くことで気の流れが良くなり、悪い気を取り除くことができるでしょう。

玄関

玄関は家の入り口なので、良い気も悪い気も入ってきてしまう場所です。

玄関にクワズイモを置くことで、悪い気は通さず、良い気だけを家の中に取り入れることができるでしょう。

枯れた植物は風水的に悪い気を放つとされるので、もしも枯れてしまった場合はすぐに処分しなければなりません。

クワズイモは寒さにも比較的耐えられますが、冬場などは玄関は特に寒くなることが多いので、なんだか最近元気がないなと感じるようであれば、日の当たる場所に移動させることも大切です。

仕事運・出世運アップ

上記でもご紹介してきたように、クワズイモは「出世芋」とも呼ばれることから、仕事運・出世運アップも期待できます。

仕事運・出世運をアップさせたいなら、方角は北西や東、置き場所は玄関がおすすめです。詳しく見ていきましょう。

北西、東

西は「金の方角」と言われており、特に北西は仕事運や出世運に影響があるとされています。

また、東は「木の気」を持っている方角とされるので、観葉植物と相性が良いです。東は成長や発展、仕事運、成功に効果のある方角なので、仕事で成功したい、成長していきたいとお考えの方におすすめです。

玄関

仕事運・出世運をアップさせるなら、置き場所は玄関がおすすめです。

上記の恋愛運アップの見出しでもご紹介しましたが、玄関は良い気、悪い気、さまざまな「気」を迎え入れる場所です。玄関を清潔に整えて、別名「出世芋」とも呼ばれるクワズイモを置けば、仕事面での良い気を取り入れてくれるでしょう。

その他、仕事場や書斎などもおすすめです。

人間関係の調和

クワズイモは「陰の気」を持っているため、リラックス効果があります。部屋に観葉植物が置いてあれば、常に緑が目に入って癒されますよね。

リラックスすることで、人間関係の調和を期待できます。

東南

東南は恋愛運をアップさせたい方にもおすすめだと上述しましたが、恋愛運以外にも、人間関係や人付き合いなどを円滑にしてくれる効果があります。

東南は風との相性が良い方位です。クワズイモのためにも、窓を開けて気の流れを良くしてあげましょう。

良い香りとの相性も良いので、お花を飾ったり、アロマデュフューザーを置くのもおすすめですよ。

リビング、寝室

人間関係の調和効果を意識するなら、リビングや寝室がおすすめです。

リビングは家族が集まって食事をしたり、一人暮らしの場合でもくつろいだり、友達を呼んだりしますよね。人が集まる場所にクワズイモを置くことで、人同士の気を調整して、良好な人間関係につなげることができるでしょう。

また、寝室は1日の疲れを休める場所です。風水でも人間は寝ている間に気を取り込み、運を補充するといわれています。寝室にクワズイモを置いて、良い気を集めておきましょう。 

クワズイモの育て方

次に、クワズイモの育て方についてご紹介します。

クワズイモは耐暑性も強く、初心者でも育てやすいです。水やりや置き場所の基本について見ていきましょう。

用土・肥料

水はけの悪い土を使うと根腐れなどのトラブルが起きやすいので、水はけの良い用土を使いましょう。ホームセンターなどで売られている観葉植物用の土を使うのも良いですし、こだわりがある方は自分でブレンドするのも良いでしょう。

ブレンドする場合は、観葉植物用の土4:赤玉土1:鹿沼土1の割合がおすすめです。

また、肥料はクワズイモの生長期である春から秋の間に与えるようにしましょう。

置き場所

クワズイモは日の光が大好きです。室内で育てている場合でも、暖かい季節はたまに外に出して日を当ててやるのがおすすめですよ。その際は葉焼けしないように注意してください。

室内で育てる場合は、明るく風通しの良い場所に置きます。その際は、エアコンの風が直接当たるような場所は避けてください。エアコンの風が直接当たると葉が傷みやすく、最悪枯れてしまうこともあります。

水やり

クワズイモの水やりは、土の表面が乾燥しているのを確認したら、たっぷりと水を与えます。鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えて大丈夫です。

クワズイモの生長期である春〜秋が終わり、冬になって寒くなってくるとクワズイモの生長が止まってきます。生長が止まったら水やりを控えて、1週間に1〜2回程度に控えるようにしましょう。

また、美しい葉を保つために、葉水も忘れないようにしてください。定期的に葉水を与えることで、ハダニなどの害虫が発生するのを予防できるというメリットもあります。

植え付け・植え替え

クワズイモの植え付け、植え替えは、春から初夏がおすすめです。5月〜6月の暖かい時期に行いましょう。しかし、猛暑日は避けるようにしてください。

上述したように、クワズイモの生長期は春〜秋です。生長期に植え付けを行うのであれば、腰水で管理すると発根が早まるのでおすすめです。

「腰水」とは底面給水とも言い、水を張った容器、受け皿などに、クワズイモを植えた鉢をそのまま浸して、鉢底から水を吸収させることです。

剪定

クワズイモは成長が早いため、そのままにしておくとどんどんと新芽が出て通気性が悪くなってしまうこともあるでしょう。

古くなった葉、傷んで茶色くなった葉は、清潔なカッターやハサミで根元から切り落としてください。

また、剪定する際は必ず手袋などを着用して、樹液が手につかないようにしましょう。サトイモ科の植物の樹液には毒性があるため、手につくとかぶれてしまう可能性があります。もしも手についてしまった場合は、流水で早急に洗い流しましょう。

夏の管理方法

クワズイモの原産国は、気温の高い中国、台湾、東南アジア、インドです。

したがって耐暑性も強いので、日当たりと風通しの良い場所で育てれば問題ありません。

ずっと室内で育てていると徒長してくることもあるので、その場合は屋外での栽培に切り替えることをおすすめします。

増やし方

クワズイモは、挿し木や株分けで増やすことができます。ここでは、挿し木のやり方をご紹介しましょう。

挿し木に適した時期はクワズイモの成長期である5月〜6月。しかし、35℃以上の猛暑だと生育が鈍くなるため、真夏や猛暑日は避けましょう。

挿し木する際は、クワズイモの「イモ」と呼ばれる茶色い茎の部分を清潔なカッターやナイフでカットし、1~2日ほど風通しの良い半日陰に置いて乾燥させます。

乾燥させずに土に挿すと雑菌が繁殖しやすく、失敗しやすくなるため必ず乾燥させてください。切り口を乾燥させたら余分な葉をカットし、鉢に植えます。

最後にたっぷりと水をやって完了です。発根まではだいたい1ヶ月ほどかかります。

注意すべき病害虫

最後に、クワズイモを育てる際に注意すべき病害虫についてご紹介します。

もしも害虫がついたり病気になったりした場合は、早急な対応が必要です。この記事を参考に、予防・対処してくださいね。

害虫

クワズイモにつきやすい害虫は、ハダニ、アブラムシ、カイガラムシが挙げられます。

 

ハダニ:植物に小さな赤い虫がついているのを見たことはありませんか?ハダニにもさまざまな種類がありますが、よくみる小さな赤い虫もハダニです。

ハダニは葉につき、養分を吸い取ってしまいます。ハダニに吸汁されると吸われた跡が白い小さな斑点になり、葉の見た目も悪くなるので、見つけたら早めに対処しましょう。

3月〜10月の暖かい時期に発生しやすく、気温が高くて乾燥した場所につきやすいです。予防するのが1番なので、日々の葉水を忘れないようにしましょう。

もし発生してしまった場合は、テープで剥がしたり、勢いよく水をかけて流したりするのがおすすめです。大量に発生して駆除が間に合わない場合は、殺虫剤を散布しましょう。

 

アブラムシ:アブラムシは葉や茎の上に大量に発生し、吸汁して栄養を吸い取ってしまいます。そうするとクワズイモの成長が妨げられ、葉が黄色く変色し、最悪枯れてしまうこともあるでしょう。ウィルス病を媒介するため、病気にもなりやすくなります。

風通しが良くない密集した場所に発生しやすいので、予防策として剪定して風通しを良くしておくことが挙げられます。

見つけたらテープで剥がして取り除いたり、歯ブラシで擦り落としたりするのがおすすめです。霧吹きで牛乳や石鹸水をかけて窒息させるという方法もあります。

 

カイガラムシ:カイガラムシは、葉や茎に付着して植物の汁を吸い取ることで弱らせます。吸汁して栄養を吸い取られると、葉が黄色く変色したり萎れたりするので注意しましょう。また、すす病などの病気を引き起こす原因にもなるので、見つけたら歯ブラシなどで地道に擦り落としましょう。大量に発生しやすいので、薬剤を使用するのもおすすめです。

病気

病気は、根腐れ病や菌核病、ウイルス病などが挙げられます。

 

根腐れ病:過湿や通気不良な環境下で根部に真菌が繁殖し、根腐れを引き起こすことがあります。

枯れるのが心配でつい水をあげてしまうという方もいるかもしれませんが、植物には過度な水やりが大切です。上記でもご紹介した通り、成長期は鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与えます。水を与える際には、土が乾燥しているか触って確かめてみましょう。湿っていたら、水やりは避けてください。

多湿の状態は根腐れを起こしやすく、最悪枯れてしまうこともあります。

 

菌核病:葉や茎に発生する真菌による病気で、褐色の斑点や腐食を引き起こします。感染した部分は切り取り、適切な防除対策を行いましょう。

 

ウイルス病:ウイルスに感染することで葉や茎に症状が現れ、成長が妨げられることがあります。ウイルス病は害虫のフンなどから発生することもあるため、害虫を見つけたらすぐに駆除してください。

ウイルス病の症状が見られたら、感染が広がらないように、感染した部分は早めに取り除くなどの対策をしましょう。鉢で並べて観葉植物を育てている場合は、病気になった鉢は隔離させ、他の植物に病気がうつらないようにしましょう。

 

これらの病気にかからないように、クワズイモは風通しと日当たりの良い場所で育て、日々の葉水も忘れないように与えてください。

まとめ

この記事では、クワズイモの花言葉をはじめ、風水効果やおすすめの置き場所、育て方などを詳しくご紹介しました。

クワズイモの葉はハート型をしており、「仲直り」「復縁」という花言葉がつけられています。そんなことから、復縁したい方の風水アイテムとしても人気なことがわかりました。

復縁のラッキーカラーは「緑色」。恋愛にお悩みの方は、緑色のインテリアやクワズイモをお部屋に取り入れてみるのも良いかもしれません。

また、クワズイモは育て方も簡単で、「観葉植物を育てるのは初めて」「枯らせてしまわないか心配」といった方でも安心して育てることができます。

その際は、置き場所やお世話方法など、この記事を参考にしてくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?