フィカスベンガレンシスを飾ろう!特徴とおすすめの飾り方を紹介

この記事では、フィカスベンガレンシスについて解説しています。

フィカスベンガレンシスの特徴や基本的な育て方のほか、お手入れのワンポイントアドバイスやおしゃれな飾り方、フィカスベンガレンシスに関するよくある質問などもまとめました。

フィカスベンガレンシスについて詳しく知りたい方は、どうぞご一読ください。

 

フィカスベンガレンシスの特徴

植物名 フィカス・ベンガレンシス
英名・和名 Banyan tree
原産地 インド
学名 Ficus bengalensis
科名・属名 クワ科・フィカス(イチジク)属
園芸分類 観葉植物
草丈・樹高 ~30m
耐寒性・耐暑性 やや弱い・やや強い

おしゃれなインテリアショップやカフェなどでもよく見かける、フィカスベンガレンシス。

丸みを帯びたグリーンの葉っぱと白い幹はどのようなインテリアにも馴染みやすく、ひとつ置くだけで洗練された雰囲気を演出してくれます。

そんなフィカスベンガレンシスはゴムノキの一種ということもあり、丈夫で育てやすいことでも知られています。

特別なお手入れなどもほとんど必要ないので、グリーンギフトとしても大変人気がございます。

 

フィカスベンガレンシスの風水効果

プレゼントにもおすすめのフィカスベンガレンシス。

そんなフィカスベンガレンシスには、どのような花言葉や風水効果があるのでしょうか?

 

はじめにフィカスベンガレンシスが持つ「花言葉」からご紹介します。

フィカスベンガレンシスの花言葉は、「長寿」・「永遠の幸せ」です。

「ベンガル菩提樹」という別名でも知られるフィカスベンガレンシスは、インドで古くから親しまれている観葉植物。

ヒンドゥー教の神話には「望みを叶える木」として登場しています。

 

縁起の良い花言葉を持つフィカスベンガレンシスは、風水的にも大変良い効果があると言われています。

フィカスベンガレンシスの丸みをおびた葉には「気持ちを落ち着かせる効果」や「リラックス効果」のほか「金運上昇効果」があると言われています。

また、フィカスベンガレンシスをリビングに飾ることで、家全体を明るい気で満たしてくれる効果も期待できます。

 

人気のフィカス(ゴムの木)の種類

縁起の良い花言葉を持ち、風水的にも大変良い効果があるフィカスベンガレンシス。

そんなフィカスベンガレンシスは、フィカス(ゴムの木)の仲間です。

ここからは、フィカスベンガレンシス以外に人気のある品種を2つご紹介します。

 

①フィカス・ウンベラータ

はじめにご紹介するのが、「フィカス・ウンベラータ」です。

インテリアグリーンとして大変人気のある品種です。

大きなハート型の葉が特徴です。

 

②フィカス・ベンジャミナ(ベンジャミンゴムの木)

次にご紹介するのは、「フィカス・ベンジャミナ」です。

「ベンジャミンゴムの木」とも呼ばれている種類です。

フィカス属の中でも葉っぱが小さく、繊細な雰囲気が魅力です。

 

フィカスベンガレンシスを枯らさない育て方の基本

数あるフィカス属の観葉植物の中でも個性的な雰囲気を持つ、フィカスベンガレンシス。

大変育てやすいので、観葉植物初心者の方にもおすすめの観葉植物です。

しかし、フィカスベンガレンシスを枯らさずに育てるためには基本的な育て方を知っておく必要があります。

そこで、ここからは「フィカスベンガレンシスを枯らさない育て方の基本」をご紹介します。

これからフィカスベンガレンシスを育てたいという方は、ぜひご一読ください。

 

置き場所

はじめに確認しておきたいのが、フィカスベンガレンシスの「置き場所」です。

フィカスベンガレンシスは、フィカス属の中では耐陰性(日陰に耐える力)があり、あまり日の当たらない室内でも育てることができます。

ただ、フィカスベンガレンシスはもともと日光が大好きな観葉植物です。

まったく日の当たらない場所で育てると元気がなくなってしまいますので、できるだけ明るい場所で育ててあげるようにしましょう。

フィカスベンガレンシスの置き場所としてもっともおすすめなのは、レースのカーテン越しに柔らかい日の光が差し込むようなリビングなどです。

直射日光など強い光は好まない観葉植物ですので、日差しが強すぎる場所で育てるのはおすすめできません。

また、フィカスベンガレンシスの耐寒性(寒さに耐える力)はやや弱く、冬場は室内での管理がおすすめです。

屋外の気温が15℃を下回るような場合には、屋内に移して冬越しさせましょう。

 

水やり方法

次にご紹介するのは、フィカスベンガレンシスの「水やり方法」です。

フィカスベンガレンシスの水やりに最適なタイミングは、「土の表面が乾いてから」です。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えてください。

フィカスベンガレンシスを植えている植木鉢の底から水があふれ出てくる程度まで、しっかりと水を与えるようにします。

ただし、気温が15℃を下回るような冬の時期には、「土の表面が乾いたあと2~3日経ってから」水を与えるようにしてください。

観葉植物初心者の方はつい毎日のように水やりをしてしまいがちですが、フィカスベンガレンシスに毎日水を与えていると水分が過剰になり根腐れを起こす原因となります。

水やりは必ず「土の表面が乾いてから」おこなうようにしてください。

 

剪定・植え替えの方法

次に、フィカスベンガレンシスの「剪定・植え替えの方法」について見ていきましょう。

 

剪定のポイント

フィカスベンガレンシスの剪定は、成長期である春から秋にかけておこないます。

葉が生い茂ってきたら、剪定用のハサミやナイフなどで余分な葉をカットします。

フィカスベンガレンシスはゴムノキの一種です。

剪定の際に出た樹液が肌に触れるとまれにアレルギーやかぶれなどを起こすことがありますので、軍手などを装着してから剪定をおこなうようにしてください。

 

植え替えのポイント

フィカスベンガレンシスを植え替えるタイミングとしては、主に下記のようなものがあります。

  • フィカスベンガレンシスを購入してから2年程経過している
  • フィカスベンガレンシスを植えている鉢に対して明らかに木が大きくなりすぎている
  • フィカスベンガレンシスの下葉が枯れてきている
  • 水を与えても土に染み込んでいかなくなってきた
  • 鉢の底から根が出てきている
  • 植木鉢が割れている など

 

フィカスベンガレンシスの植え替えは、5月~9月の間が最適です。

フィカスベンガレンシスを植え替える際は、下記の手順をご参考になさってください。

 

◆用意するもの

  • 元の植木鉢よりひと回り大きな植木鉢
  • 鉢底ネット
  • 移植ごて
  • 軍手
  • ゴロ土
  • 観葉植物の土

 

◆フィカスベンガレンシスの植え替え方法

  1. ひと回り大きな植木鉢に鉢底ネットを敷く
  2. ゴロ土を鉢底が見えなくなる程度まで入れる
  3. 観葉植物の土を鉢に対して3分の1程度入れる
  4. フィカスベンガレンシスを元の植木鉢からゆっくりと丁寧に引き抜く
  5. 根が張っている場合は、根鉢を少し崩す
  6. 新しい鉢に植え付け、土を入れていく
  7. 水をたっぷり与える
  8. 一週間程度は強い風の当たらない明るい日陰で管理する

害虫や病気に注意!

フィカスベンガレンシスは、ハダニやカイガラムシの被害に合うことがあります。

ハダニやカイガラムシは乾燥した環境が大好きな害虫ですので、発生を防ぐためにはフィカスベンガレンシスを乾燥させすぎないことが重要です。

害虫を防止するためには、葉水(霧吹きなどで葉っぱに水を吹きかけ乾燥を防ぐこと)が有効ですので、水やりと同じタイミングで葉水を与えるようにしてください。

葉水で予防できないくらい害虫が発生してしまった際は、薬剤を使用します。

また、こまめに剪定をおこない葉の間の風通しを良くしておくことも大切です。

フィカスベンガレンシスがかかりやすい病気は特にありませんが、水の与えすぎによって根腐れが起きることがあります。

様子がおかしい場合は、水やりの頻度から見直してみましょう。

 

フィカスベンガレンシスのお手入れのワンポイントアドバイス

ここまでは、「フィカスベンガレンシスを枯らさない育て方の基本」をご紹介しました。

フィカスベンガレンシスの基本の育て方を確認したら、次にチェックしたいのがフィカスベンガレンシスをお手入れする際のポイントです。

ここからは、「フィカスベンガレンシスのお手入れのワンポイントアドバイス」をご紹介します。

 

曲木でおしゃれにアレンジ

はじめにご紹介するのは、フィカスベンガレンシスの「曲木」についてです。

曲木をおこなう場合は、針金などをフィカスベンガレンシスの茎に巻きつけていき徐々にお好みの形に曲げていきます。

ただし、初心者の方がフィカスベンガレンシスの曲木に挑戦する場合は、挿し木で増やした若い株を用いたほうがうまくいくのでおすすめです。

 

冬のお世話は特に注意!

次にご紹介するのは、フィカスベンガレンシスの「冬のお世話」についてです。

丈夫で育てやすいことでも知られているフィカスベンガレンシスですが、耐寒性は9℃以上となっています。

フィカスベンガレンシスを屋外で育てる場合は、外の気温が15℃を下回ってきたら室内に移してあげましょう。

 

肥料のあげかたにも注意!

最後にご紹介するのは、フィカスベンガレンシスに与える「肥料」についてです。

フィカスベンガレンシスに肥料を与える場合は、生育期である5月~10月頃を選びましょう。

置き肥を2ヶ月に1回程度のペースで与えるか、液体肥料を10日に1回程度のペースで与えるのがおすすめです。

また、フィカスベンガレンシスの生育がゆっくりになる冬場には肥料を与えないようにしてください。

これは、冬場に肥料を与えるとフィカスベンガレンシスが肥料焼けを起こすことがあるためです。

 

フィカスベンガレンシスを増やすには?

ここまでは、「フィカスベンガレンシスのお手入れのワンポイントアドバイス」をご紹介しました。

観葉植物初心者の方にもおすすめのフィカスベンガレンシス。

基本の育て方とちょっとしたお手入れのポイントを押さえておけば、簡単に育てることができますよ。

さて、そんなフィカスベンガレンシスですが、実はご家庭で増やすこともできるんです。

フィカスベンガレンシスを増やしたいなら、「挿木(さしき)」がおすすめです。

挿木とは、観葉植物の一部分をカットし土に植える(挿す)ことで発根させ、植物を増やす方法です。

フィカスベンガレンシスを挿木で増やす場合は、葉の先端から10cm程度斜めにカットし、1時間程水につけておきます。

その後、赤玉土をベースにした腐葉土などに植え付けます。

フィカスベンガレンシスの挿木は、5月~9月頃におこなうのが良いでしょう。

乾燥しないよう管理し、発根を待ちます。

 

フィカスベンガレンシスをインテリアとしておしゃれに飾ろう

スタイリッシュな観葉植物として知られる、フィカスベンガレンシス。

せっかくならインテリアのひとつとしてよりおしゃれに飾りたいものですよね。

そこで、ここからは「フィカスベンガレンシスをインテリアとしておしゃれに飾るアイデア」をご紹介します。

 

植木鉢カバーにこだわる

フィカスベンガレンシスをおしゃれに飾るための1つ目のアイデアは、「植木鉢カバーにこだわる」です。

植木鉢カバーとは、その名の通り植木鉢をカバーするための容器や布などのこと。

最近ではラタンや陶器、レザーや布などおしゃれな植木鉢カバーがたくさん販売されています。

フィカスベンガレンシスを置くお部屋のインテリアと合わせて植木鉢カバーを選んでみてはいかがでしょう?

鉢の雰囲気が変わるだけで、おしゃれ度が格段にアップしますよ。

植木鉢カバーは、大型の園芸ショップやホームセンター、インテリアショップのほか、インターネットの通販サイトなどで手に入れることができます。

 

ヴィンテージ家具などの上に飾る

フィカスベンガレンシスをおしゃれに飾るための2つ目のアイデアは、「ヴィンテージ家具などの上に飾る」です。

ヴィンテージのスツールやイスなどの上にフィカスベンガレンシスを飾るというアイデアです。

フィカスベンガレンシスのおしゃれな雰囲気はヴィンテージ家具との相性も抜群。

高低差も出ることから、空間にメリハリが生まれます。

 

土をココナッツファイバーで隠す

フィカスベンガレンシスをおしゃれに飾るための3つ目のアイデアは、「土をココナッツファイバーで隠す」です。

フィカスベンガレンシスの土の表面をココナッツファイバーやバークチップなどで隠すと、生活感が払拭できるのでおすすめです。

ココナッツファイバーやバークチップは大型園芸店や大型の100円ショップ、インターネット通販などで購入することができます。

 

フィカスベンガレンシスに関するよくある疑問

ここまでは、「フィカスベンガレンシスのおしゃれな飾り方」をご紹介しました。

ここからご紹介するのは、「フィカスベンガレンシスに関するよくある疑問とその回答」です。

フィカスベンガレンシスに関する疑問をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

 

寿命は長いですか?

フィカスベンガレンシスの寿命は生育環境や管理方法によって異なります。

上手に育てれば10年以上元気なこともありますし、育て方が悪ければ数か月で枯れてしまうこともあります。

 

フィカスアルテシーマとの違いは何ですか?

フィカスベンガレンシスもフィカスアルテシーマも、同じ「フィカス属」の観葉植物です。

どちらもよく似ている品種ですが、下記のような違いがあります。

 

◆フィカスベンガレンシス

  • 基本的には葉に斑(ふ)が入っていない
  • 葉がややザラザラしている(葉の表面に微毛が生えている)

 

◆フィカスアルテシーマ

  • 葉に斑が入っているのが一般的(まれに斑なしのものもある)
  • 葉がツルツルしている(葉の表面に毛がない)

 

値段相場はいくらですか?

サイズにもよりますが、フィカスベンガレンシスは15,000円~20,000円前後で販売されていることが多くなっています。

卓上サイズの小さなものですとまれに5,000円台~で販売されていることもありますが、小さなものはやや見劣りしてしまいますのでギフトには10,000円以上のものを選ぶのが一般的です。

背丈の大きなものは40,000円台で販売されていることもございます。

また、最近では観葉植物のレンタルという形でフィカスベンガレンシスを楽しまれるお客様も増えてきています。

 

フィカスベンガレンシスの商品紹介

フィカスベンガレンシスは、プレミアガーデンでも大変人気のある観葉植物のひとつです。

 

フィカスベンガレンシス7号

「フィカス ベンガレンシス7号(ラスターポット付)」は、特別価格7,000円(税抜)でご用意いたしております。

高さ約80~100cm前後のかわいらしいサイズ感が人気のお品物です。

お誕生日や父の日のお祝いなど気軽なグリーンギフトにもおすすめでございます。

商品ページはこちらフィカス ベンガレンシス7号(ラスターポット付)

 

フィカスベンガレンシス8号

「フィカス ベンガレンシス8号(ラスターポット付)」は、高さ約100~120cm前後のお品物。

特別価格10,000円(税抜)でご用意いたしております。

7号サイズより存在感がありますので、新築祝いのほか移転祝いや開業祝いなどビジネスシーンのグリーンギフトにも最適です。

商品ペページはこちらフィカス ベンガレンシス8号(ラスターポット付)

 

フィカスベンガレンシス10号

弊社でご用意のあるフィカスベンガレンシスの中でももっとも大きなものが、「フィカス ベンガレンシス10号(ラスターポット付)」です。

高さは約180~200cm前後と存在感のあるお品物です。

ビジネスシーン・プライベートシーン共に特別な場面でのギフトにもご好評をいただいております。

特別価格19,500円(税抜)でご用意いたしております。

ご不明点やご要望などございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

商品ページはこちらフィカス ベンガレンシス10号(ラスターポット付)

 

まとめ

フィカスベンガレンシスについてご紹介しました。

贈り物としても大変人気のフィカスベンガレンシス。

ご自宅用にはもちろん、ビジネスシーンやプライベートシーンのグリーンギフトとしてもぜひご活用ください。

 

大切なあの人にお花を送ってみませんか?