カシワバゴムは観葉植物の中でも育てやくて初心者にもおすすめ！

インテリアとして人気のゴムの木ですが、性質や特徴を知れば観葉植物初心者の方でも長く育てることができます。

今回は、何枚も重なっているような大きな葉が特徴のでシックな雰囲気でインテリアにも馴染みやすいグリーンの「カシワバゴム」のお手入れの仕方、育て方についてご紹介したいと思います。

また観葉植物、育ててみたいけど難しいかな？お手入れの方法は？お水のやり方は？な

ど疑問に多くの方が思うことまで詳しく解説していきます。

 

カシワバゴム(フィカス・リラータ)の特徴

植物名	カシワバゴム(フィカス・リラータ)
英名・和名	fiele leaf fig・バイオリンの木
原産地	熱帯アフリカ
学名	Ficus lyrata
科名・属名	クワ科・フィカス属
園芸分類	観葉植物
草丈・樹高	30cm～
耐寒性・耐暑性	やや弱い・強い"

 

カシワバゴムの木は熱帯アフリカのフィカスを原産としていて葉が柏の葉に似ていることからからカシワバゴムの木とれています。

フィカスの中でも大きい葉を持つことが特徴的で波打つ広く薄い葉が魅力的です。性質はしっかりしており、強健なので初心者の方にもおすすめです。

サイズも種類も、さまざまでフィカスに属する植物は全世界で800種類もあるといわれています。お部屋に飾れば存在感は抜群でしょう。

 

カシワバゴムの風水効果

ゴムの木は風水グリーンとしても人気の観葉植物。ゴムの木の花言葉は生命力が強いということから「永遠の幸せ」とれています。

また「陽の木」をもつのでインテリアとして家の中に置くことで家の中の気をよくしてくれる効果もあります。

丸い葉が手のひらをイメージさせるのでお金を包み込む形にも見えるともれ金運UPにも大いに期待されています。

家の中の「財位」と呼ばれてる部屋のドアと対角線上の角の位置に置くと金運UPに、そしてお家の中の気もよくしてくれるでしょう。

 

フィカス(ゴムの木)の種類

フィカス・ウンベラータ

大きな葉が特徴の「フィカス・ウンベラータ」。

インテリアとしても人気が高く、誰もが見たことある観葉植物です。

成長が早く、気温が下がると次々と新芽がでてきます。

 

ベンジャミン

光沢のある葉っぱが特徴の「ベンジャミン」東南アジア原産で「聖木」として扱われているようです。緑色の葉と新芽の黄緑のコントラストがとても綺麗でインテリアプランツとしても人気があります。

 

ガジュマル

精霊が宿っている幸福の木とれている「ガジュマル」幹の途中から気根を出した樹形が特徴です。

タコの足のように見えることから「多幸の樹」とも呼ばれ、インテリアとして人気があります。

 

ベンガレンシス

フィカスの中でも人気が高い品種の「ベンガレンシス」TVやCMなどのメディアでもよく見かけます。楕円形の葉の中の葉脈が魅力的です。

 

カシワバゴムを枯れさせない育て方の基本

カシワバゴムは丈夫であまり手がかかないということから気軽に楽しめる観葉植物として、魅力的ですが、南国の植物になりますので、寒さには注意が要ります。

本来の生育地の環境に合わせることが大切になりますので、できる限り良い環境作りをしてあげましょう。

 

置き場所

カシワバゴムは日光が大好きなので、できるだけ日にあてるようにしましょう。

室内でもいいですが、日光が足りないと葉が柔らかく垂れてしまいます。

屋外に置いて直射日光をたっぷり浴びさせると丈夫な株に育ちますが、直接当てすぎると葉焼けしてしまい気温が高ければ高くても葉焼けしやすくなるので、40°を超える場合は日陰に移しましょう。

 

また、一日に一回、日の出てる時間に日を浴びて、それ以外は日当たりが良くレースカーテン越しに30%〜50%遮光できる場所に置くことをおすすめします。

低温には弱いので5°以下にならないように注意が必要です。

また、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうためこちらにも注意しましょう。

 

水やり方法

カシワバゴムは寒さに弱いため。季節によって水やりのタイミングを変える必要があります。

春〜秋の成長期と呼ばれる季節で気温が15°以上の時は土の表面が乾燥したらたっぷりと水分をあげるようにしてください。

 

冬で15°前後切ってしまうと成長が緩慢になってきますので、水をあまり必要としなくなります。

この時期は水やりの回数を減らしましょう。表面が乾燥する2〜３日経ってから水をあげてください。

このように表面を乾燥させることで樹液の濃度を高め、耐寒性を上げることができます。

 

植え替えと剪定

カシワバゴムが伸びきってしまうとせっかくのインテリアとしての見栄えが悪くなってしまいます。

そのために葉や枝が伸びてきたら剪定をして綺麗に揃えてあげる必要があります。

また、剪定をしないと葉が茂ってしまい風通しが悪くなることで風通しが病害虫の原因になるのです。

そして伸びっぱなしで葉が重なり日光が当たらず成長に偏りが出てしまい、綺麗な形ではなくなってしまいます。

成長をしっかり促し元気良く育てるためにしっかりと剪定してあげましょう。

 

剪定のコツ

まず、剪定のタイミングとしては成長しすぎてしまい葉が重なっている時です。

重なってしまうと日光が、当たらず病気になってしまい病害虫の原因にもなります。葉が密集してきたら剪定のサインです。

 

成長期前の春先６月、９月〜10月がおすすめで、ゴムの木の休眠期の11月から2月は注意しましょう。剪定をすると、株が弱ってしまいますので極力避けることをおすすめします。

 

また、季節だけでなくて天候もポイントの1つです。

剪定後に切り口が湿ってしまうと病気や害虫の被害に遭いやすくなるので天気が良く晴れた日に行いましょう。

 

剪定方法としては、カシワバゴムの全体をみて剪定後どんな形にしたいか考えイメージしてください。

初めに痛んでいる葉や重なってしまっている葉や枝から剪定しましょう。

ポイントは幹から小さく飛び出ている部分の成長点を意識し、少し上の部分を思い切ってカットすることです。

ためらったり、悪い鋏を使用すると切り口から菌が繁殖してしまいます。

最後に、剪定後は新芽を発芽させやすくするため、日光に充分当ててあげましょう。

 

植え替えのコツ

観葉植物は成長に合わせて植え替える必要があります。成長し放っておくと根のバランスが悪くなり根詰まりしてしまいます。

植え替えの周期は1〜2年に1度の周期で植え替えが必要になってきます。

また鉢底から根が飛び出てしまったり水やりをした際に水が上手く染みこまないときは、植え替えのサインです。

植え替えの時期は5月〜8月中旬がおすすめです。

 

やり方としては、まずカシワバゴムの木を取り出し、優しく土を落とします。

この時に痛んだ根や長すぎる根があれば切ってしまいましょう。そしてひとまわり大きな鉢に土を入れ中心にゴムの木を置き、上から土を足します。

植え替え後は直射日光の当たらない明るい日陰で様子を伺いましょう。

 

害虫や病気に注意！

ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ、バッタなどの害虫に注意です。

特にゴムの木につきやすい害虫は「カイガラムシ」付着すると葉に黒い斑点が現れ、すす病を発症することがあります。

 

そのため、カイガラムシは見つけ次第駆除しましょう。成虫になる前であれば、殺虫剤で駆除できますが、成虫になってしまうと殺虫剤が効きにくい為ので歯ブラシでこすって落とす必要があります。

予防方法としては、葉に霧吹きで水をかけ剪定をし風通しをよくすることや、防虫ネットも有効です。

また水不足や根腐れ根詰まりなどしてしまうと病気にもつながってしまうので気をつけましょう。

 

カシワバゴムのお手入れのワンポイントアドバイス

カシワバゴムのお手入れポイントとしては、気温に注意してあげること。

15°前後でお手入れの仕方を変えます。

普段は程よい日当たりの良い場所で日を当てて夏は土が乾いたらたっぷりの水を、冬は2、3日置いてから水をあげましょう。

成長と共に剪定と植え替えを定期的にして害虫と病気予防をしましょう。

そして葉っぱの様子をよく見て、色や垂れてないか？病気のサインにいち早く気づきましょう。

 

冬の冷気に注意！

昼間の暖かく日が差している時間帯は、日を浴びさせても問題ないのですが、昼と夜の気温差に気をつけましょう。

窓際は昼は暖かくて日が差していても夕方から夜になると冷えて寒くなります。夜が来る前に部屋の真ん中に移動させてあげて冷気から守りましょう。

カシワバゴムの木は霜に当たらなければ屋外でも育ちますが、観葉植物として育てる場合は、紅葉が始まるころから室内に入れて暖かいところで育てましょう。暖かくなってきたら屋外に出しましょう。

 

曲木で幹をアレンジ！

ゴムの木は成長するにつれ幹が分かれて曲がっていき、より曲げることで個性が出てきます。

例えば、大きく緩やかな曲がりでボリューミーに、中央をくびれさせアクセントに、樹高を下げることで重心が下がり存在感がでます。

どれも個性がありますが、自分好みにもアレンジすることができます。

準備するものは以下の通りです。

• やや太めのワイヤー（2～4mm程度）
• 細めのワイヤー（1mm程度）
• テープ
• はさみ
• ペンチ（ワイヤーを切断する場合)

手順としてはまず、どのように曲げるかをイメージします。太いワイヤーを幹に添わせるように設置し固定します。

そして細いワイヤーで補強し形を調整します。最後にワイヤーを曲げながら幹の形を微調整しこの状態で1年程度育てます。

幹にダメージを与えないよう注意しましょう。

 

肥料のあげ方に注意！

肥料は、なくても成長してくれますが、与えたほうが早く成長します。

しかし、冬場の緩慢になるときだと肥料焼けしてしまう可能性があるので注意が必要です。肥料は春～秋の成長期に与えるようにします。

肥料の種類は、緩効性の置き肥か希釈した液肥を10日に1回与えましょう。

有機肥料ではなくて化成肥料を使うとでコバエの発生を予防することにつながります。

 

カシワバゴムを増やすには挿木がおすすめ

挿し木は成長期である5月〜7月に行うと発根率が上がり成長がは早くなります。

そしてゴムの木の挿し木方法として土に植える方法と水苔に包む方法の2種類あります。

一般的な土に植える方法と水苔は切り口が乾燥するのを防げるので、保水性と通気性に優れている水苔では挿し木の成功率が上がります。

また挿し木は剪定のついでに行うことで効率的に増やすことができます。

 

カシワバゴムをインテリアとしておしゃれに飾ろう

カシワバゴムをはじめとするフィカスは育てやすさと、種類の豊富さからインテリアに大人気です。

フィカス属に属する植物は全世界で800種類もあります。

どれも存在感があり、一つ飾るだけでも部屋がとてもお洒落になります。

葉っぱのみずみずしさや、ずっしりとした枝を見るだけでも癒されますよ。

そのままインテリアとしても良いですが高さや大きさもさまざまなのでどのように置けば魅力的に見えるか用途や好みに合わせてインテリアするのカシワバゴムの魅力です。

小さなサイズをデスクの上に置いて、私だけの癒しスポットをつくる。そんなアイデアも叶えてくれます。

 

より魅力的に見せるゴムの木の飾り方

では、実際にお部屋のインテリアとしてゴムの木を飾りたいとき、どんな場所やポイントがあるのでしょうか。それぞれの場所にしぼって見ていきましょう。

 

窓や棚

日当たりの良い窓際は高い目線の位置にあるので視線を集めます。小ぶりのものを選んで小さなスペースですが存在感が得られるでしょう。

日当たりのよい窓際に緑が輝くため想像しただけですがすがしい気分になります。

 

また、窓辺や棚の上は比較的高い位置になるため、視線を集めやすい場所です。

この位置にゴムの木を置いてあげると、それだけで存在感が得られます。

スペースが限られる場所なので、小さなサイズを選んであげると、よりインテリアとして使いやすくなります。

 

リビング

リビングは過ごす時間が多い場所。インテリアにも気をつかう場所ですが、意外と空間にスペースができてしまいがちです。

そんなスペースにやや大きめのゴムの木を置くのがオススメ。

お部屋のアクセントにもなり、寂しかったスペースをしっかりと彩ってくれます。メリハリの効いた部屋を演出でき、過ごしやすい快適な空間になります。

 

玄関

家の顔とも言える玄関。お客様を出迎えるときに、緑あふれるゴムの木がおしゃれな印象を与えます。

存在感もあるので、あまりインテリアに細々と気をつかうことなく、ワンアイテムでシンプルなおしゃれ空間を演出することができます。

もうひとつ小ぶりなサイズを横に置いてあげれば、親子のようなかわいさで、雰囲気もにぎやかになるでしょう。

 

カシワバゴムに関するよくある疑問

寿命は長いですか？

ゴムの木は生命力が強いので観葉植物としてそのまま育てておけば数年、成長と共に植え替えをすれば15年も生き続けることができます。

さらに地植えに変えると50年以上も持つといわれています。環境を整えて大切に育ててれば、鉢植えに入ったままでも長く生き続けることができるでしょう。

 

大きくなりすぎた場合はどうすればいいですか？

幹が伸びすぎてしまった場合は取り木をして剪定した部分と親木に分けてしまいましょう。

取り木の時期は初夏の暖かくなってきた頃が最適です。

草が2m以上も行ってしまった場合は、1箇所だけでなく2、3箇所取り木をしましょう。

増えすぎるまで放置しないで程よいタイミングで剪定をすることが大切です。

 

カシワバゴム・バンビーノとの違いはなんですか？

カシワバゴム・バンビーノはゴワゴワとした葉っぱが特徴の観葉植物です。

葉っぱは皮質で光沢があります。 バンビーノはカシワバゴムをコンパクトにした小さいタイプの品種です。

カシワバゴムの名前の由来は、葉っぱがカシワの葉に似ているのでカシワバゴムと呼ばれています。

 

値段相場はいくらですか？

観葉植物として鉢植えに入って販売されているゴムの木の相場は、6,000円～25,000円程度になります。

値段の違いとしては、樹高の小さいものや葉が少ないもの、幹の本数が少ないものは安くなっています。

商品によっては幹をねじっていたり、編み込みをしていたりするものもありますが、こういった加工をしているから、必ず高くなるというわけでもありません。

どちらかといえば、鉢や鉢のカバーの装飾がこだわれているほうが価格は上がる傾向があります。

 

カシワバゴムの商品紹介

公式サイト

観葉植物をお部屋やお仕事場などに置くとグリーンが映えてとても明るい気持ちになれ、風水としても良い気が入って金運や仕事運UPにもつながるとれています。

その中でもカシワバゴムはインテリアとしてお部屋に馴染みやすくまた育てやすいのでオススメです。

熱帯アフリカの植物だからといって寒い冬を越すのはむずかしいと思われがちですが、気温と乾燥に気をつければ冬も越せます。

 

商品ページはこちら

まとめ

お祝いお花としても観葉植物としてもたくさんの種類のお花があります。

ギフトやブーケ、また育て方や分からないことがあったらぜひ、プレミアガーデンまでお問い合わせください。