バラのおしゃれな飾り方・人気品種やおすすめ商品も紹介
フラワーギフトの定番と言われているバラの花は、ギフトだけでなく自宅で楽しむ花としても人気です。とても高貴な香りを楽しめ、お部屋を華やかにしてくれる花です。
そのまま花瓶に生けるだけでも綺麗ですが、よりバラの花を楽しむために、おしゃれな飾り方やおすすめのバラギフトをご紹介します。
バラの基本情報
植物名 | バラ(薔薇) |
英名・和名 | バラ |
原産地 | 北半球・中国~ミャンマー・ヨーロッパ・中近東・北アメリカなど |
学名 | Rosa |
科名・属名 | バラ科・バラ属 |
開花時期 | 5〜6月の春 9〜10月の秋 |
花色 | 赤、ピンク、黄色、青、白、紫、緑、黒 |
耐寒性・耐暑性 | 品種によってやや強い |
園芸分類 | 落葉低木・常緑低木など(品種によって異なります) |
バラは、花の中でも特に見ごたえのある花で、香りもとても良いです。香りが良いことから、化粧品や香水、紅茶、スイーツなどでも使われています。
色は赤やピンク、黄色など種類が豊富で、染料で染められたバラもあります。中にはレインボーに染められたバラもあるので、特別な日の贈りものに選んでみてはいかがでしょうか。
バラの花言葉
バラはギフトでもよく利用される花ですが、それにはバラの花言葉も関係していると言われています。バラの花言葉はとても情熱的なものが多いですが、バラの花の色や本数でも花言葉が変わってきます。
バラ全体に言えることは「愛」や「美」に関する花言葉が多いという点です。
バラの花に「愛」と「美」という花言葉がつけられているのには、理由があります。
古くからバラの花は「愛する人に贈るもの」として親しまれていました。相手へ愛情をバラの花に託して伝えていたというわけですね。
そういった背景があるため、バラには「愛」という花言葉が託されているのです。
定番の赤のバラの場合、花言葉は「愛情」。ピンクのバラは「感謝」、白のバラは「純潔」という花言葉がありますよ。
本数から花言葉をみてみると、1本の場合「一目惚れ」3本は「愛しています」100本だと「100%の愛」99本は「永遠の愛」などとなっています。
詳しく知ることで、ギフトでも利用しやすくなるでしょう。
バラの花言葉についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
バラをおしゃれに飾る前の下準備
バラの花を少しでも長く綺麗な状態で楽しむためには、飾る前の下準備が重要になってきます。ひと手間をかけるかかけないかで、綺麗に飾ることができる期間が変わってくるので、ぜひ実践してみてください。
また、ちゃんとお手入れできるか不安という人は、花もちが良いとされているバラを選んで購入するのもひとつの方法です。
「オリエンタルエクレール」「ブラッドオレンジ」「マイエルノワール」「アルヌワブラン」は、花もちが良いバラの品種として知られているので参考にしてみてくださいね。
余分な葉をカットする
みずみずしく美しい花を楽しむためには、水分が蒸発してしまうのを防がなければいけません。実は、花の水分が蒸発するのは葉っぱからです。
そのため、葉っぱがたくさんついていると、それだけ水分が蒸発しやすくなってしまいます。ある程度の葉っぱは花全体の見栄えを良くするために必要ですが、必要以上の葉っぱはカットしてしまうのが長持ちさせるコツです。
花瓶に生けた時に水につかってしまう葉っぱや、デザインした時に不要になる葉っぱは、ハサミで丁寧にカットしましょう。
ハサミが無い場合は、手で優しく下に引くと取ることができます。ただし、無理やり引っ張らないように注意してください。
危険なトゲもカットする
バラにはトゲがついています。トゲがあることで、周囲の花や葉っぱを傷めてしまう原因となるため、できるだけ取り除いて下さい。
トゲを取り除くのは難しそう、できるか不安という場合は、最初からトゲがついていない品種を選べば、この手間もなくなります。また、花屋ではあらかじめトゲが取り除かれていることも多いです。
元気がなくなってきたら水揚げしよう
バラの花がなんだか元気がないと感じた場合は水揚げをしましょう。
水揚げの方法は、湯揚げ、深水法、焼き揚げなどがあります。バラの状態に合わせて選びましょう。
湯揚げとは、バラの茎の先をお湯にさっと浸すことで、茎の道管をふさいでいる空気を追い出す作業です。
花をお湯につけて大丈夫なのか心配される方もいますが、全体をつけるわけではないので問題ありません。ただし、花の種類によっては湯揚げしないほうが良いものもあるため注意してください。
バラは湯揚げして良い花なので、丁寧に行いましょう。
茎の下部を20cmほど残して新聞紙で包んで、根本でしっかりと止め、茎の先を斜めにカットしてからお湯につけます。
水切りもおすすめ
植物を長持ちさせるには、湯揚げのほか水切りもおすすめです。
水切りは、水中でバラの茎を切る方法です。茎の最下部を水の中で切ります。切ることで切り口からの空気の侵入を防ぐことができ、花を長持ちさせやすくできます。
水中で切るため、切り口の乾燥も防げるでしょう。切る際は、一気に斜めにスパッとカットしてください。この作業は毎日行うと良いでしょう。
バラをおしゃれに飾るには?
バラの花はそのまま花瓶に生けてもおしゃれですが、よりおしゃれに楽しむためには、アレンジして飾るのが良いでしょう。
本項目では、おすすめの飾り方をご紹介します。
一輪挿しでシンプルに
一輪挿しは、とてもシンプルですが、バラの花の美しさを強調することができます。
おしゃれなガラスの瓶に挿すことで、特別感も演出できるでしょう。バラの花は、カップ咲きやロゼット咲きのものがより見栄えがします。
数輪まとめて華やかに
数輪まとめることで、ゴージャスな雰囲気を出すことができます。
バラの花はとても見栄えが良いので、数輪まとまるとさらに高級な雰囲気に仕上がります。ポンポン咲きのバラを選ぶと、丸みのある可愛いバラをまとめて飾ることができ、華やかさだけでなく優しい雰囲気にすることができるでしょう。
水に浮かべて涼しげに
バラの花を水に浮かべて飾ると、涼しげな雰囲気にすることができます。バラの花の色もより美しく見せることができるでしょう。
異なる種類のバラを組み合わせて印象的に
バラといってもさまざまな種類があるので、いくつか組み合わせて飾るのもおすすめです。複数の咲き方のバラをまとめて飾ると、さらに華やかになるでしょう。
小さなバラやつぼみは小瓶に挿して
バラの花で、小さなバラやつぼみは、小瓶に挿すとおしゃれです。インテリアとしておしゃれに飾ることができますよ。
個性的な咲き方をする変わり咲きのバラを飾れば、よりおしゃれな雰囲気になります。
おしゃれなバラの品種7選
色ごとに違うバラの花言葉、いかがでしたか?さて、バラにはさまざまな品種が存在することは冒頭でも説明いたしましたが、その中でも特におしゃれな人に人気があるのはどのような品種なのでしょうか。
ここからは、おしゃれで人気のあるバラの品種を7つご紹介します。
ダフネ
はじめに「ダフネ」という品種のバラを紹介します。
日本で開発されたダフネは、特におしゃれな女性から人気のある四季咲きの品種。
やわらかなピンク色のお花が特徴の小さなつるバラです。爽やかで優しい香りがあります。
そんなダフネの花言葉は、「上品」・「しとやか」・「かわいい人」などです。
プリュム
次に紹介するのは、「プリュム」という品種のバラです。
プリュムもダフネと同じく、日本で生まれた品種のバラですよ。
ふわふわと丸い形がかわいらしいプリュム。そんなプリュムの花色は、ダフネよりも薄いピンクです。ほのかな甘い香りも人気の秘密です。
プリュムもダフネと同じく、「上品」・「しとやか」・「かわいい人」といった花言葉をもっています。
羽衣(はごろも)
次に紹介するのは、「羽衣(はごろも)」という品種のバラです。
羽衣(はごろも)は1970年代に日本で誕生したつるバラです。
花の形は定番の剣弁高芯咲き、花色はかわいらしいピンク色です。
花持ちがいいことでも有名な羽衣(はごろも)は、ブーケやアレンジメントフラワーにも向いている品種です。
羽衣(はごろも)もピンクのバラなので、「上品」・「しとやか」・「感銘」・「幸福」といった花言葉をもっています。
マチルダ
次は、「マチルダ」という品種のバラについて見ていきましょう。
マチルダは丸弁平咲きのバラです。
花色が独特で、白の中に淡い桃色が染まるように入っていますよ。儚げな花姿ですが、実は耐寒性・耐病性に優れているためガーデニング初心者からも人気のある品種です。
マチルダもピンク色なので、花言葉は「上品」・「しとやか」・「感銘」・「幸福」などとなっています。
ボレロ
次に紹介するのは、「ボレロ」という品種のバラです。
フランスで誕生したボレロは、真っ白のもののほか、花の中央部分がほんのりとピンク色に染まった種類もあります花は大輪で、バラとフルーツを合わせたような強い香りも魅力です。
そんなボレロは白バラなので、「深い尊敬」・「私はあなたにふさわしい」・「純潔」・「純粋」といった花言葉が託されています。
アンブリッジローズ
次は、「アンブリッジローズ」という品種のバラを紹介します。
アンブリッジローズは、アプリコットカラーの花色が特徴です。
ピンク系のアプリコットカラーから、オレンジが強いアプリコットカラーまでいくつかのカラーが存在します。
イギリスで生まれたアンブリッジローズも、ボレロと同様に強い香りがあります。
そんなアンブリッジローズの花言葉は、ピンク系であれば「上品」・「しとやか」・「感銘」・「幸福」など、オレンジ系であれば「絆」・「幸多かれ」・「情熱」・「プライド」などです。
サムライ08
最後に紹介するのが、「サムライ08」というユニークな名前の品種です。
フランスが作出国で、フランスのメイアン社が 命名、日本の武士道精神に敬意を表し 名付けられたといわれています。
サムライ08は、「ジャパンフラワーセレクション2009-2010」の「切花部門」において、「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」に輝いたバラです。
まるでビロードのような質感が特徴の赤いお花が美しい大輪品種です。
花持ちがとても良いため、フラワーアレンジメントなどにも人気があります。
バラを贈ろう!フラワーギフトの種類
ここまではバラのおしゃれな飾り方のコツを紹介しました。
おしゃれなプレゼントとしても大変人気のあるバラですが、バラのフラワーギフトにはどのような種類があるのでしょうか?
ここからは、「おしゃれなバラのプレゼント」を種類別に紹介します。
花束(ブーケ)
はじめに紹介するのが、「バラの花束(ブーケ)」です。
バラの花束(ブーケ)は定番中の定番ともいえるフラワーギフトですよね。
ちょっとしたギフトには小さめサイズの花束を、誕生日や結婚記念日など特別なシーンで利用するなら大きなサイズの花束を選ぶのがおすすめです。
アレンジメントフラワー
次に紹介するのは、「バラのアレンジメントフラワー」です。
アレンジメントフラワーとは器やカゴなどの容器の中に、生花をあしらった商品です。
容器の中には「オアシス」という吸水性のスポンジが設置されており、オアシスに生花を挿していきながら形を作っていきます。
花束のように花瓶に活けなおす必要がなく、もらった相手がそのまま飾ることができるのが魅力ですよ。
フラワーボックス
「バラのフラワーボックス」もおしゃれな人に人気のあるフラワーギフトです。
フラワーボックスとは箱(ボックス)の中に、生花やプリザーブドフラワーなどを敷き詰めた商品です。
フラワーボックスもアレンジメントフラワーと同様に、もらった人はそのまま飾ることができます。
また、箱の蓋を開けるまで何が入っているのかわからないワクワク感もフラワーボックスの魅力です。
鉢植え
「バラの鉢植え」は、ガーデニング好きな人に人気のフラワーギフトです。
耐寒性に優れているバラは、初心者にもおすすめのお花です。
特に、ミニバラの鉢植えは、場所もとらず比較的育てやすいことからプレゼントとして人気があります。
ハーバリウム
最後に紹介したいのが「バラのハーバリウム」です。
ハーバリウムとは、専用のオイルに漬けたドライフラワーやプリザーブドフラワーをガラスの容器に詰めた商品です。
オイルには長期保存の効果があるため、バラの美しさをより長く楽しむことができます。おしゃれなインテリアが好きな女性を中心に人気があります。
おしゃれなバラを贈るならプレミアガーデン
自宅用ではなく、ギフトでバラの花を用意したいなら、プレミアガーデンがおすすめです。プレミアガーデンは、法人でも利用されている高級花、ギフト花を贈るサービスで、通販や実店舗で美しい花を販売しています。
最後に、プレミアガーデンからおすすめのバラのギフトをご紹介します。
迷ったらコレ!必ず喜ばれる、赤いバラの花束
バラの花の定番と言えば赤ですよね。鮮やかな赤のバラの花束は、大切な人への贈り物にぴったりです。
こちらの花束は赤いバラとレースフラワー、爽やかなグリーンでまとめた見栄えがある花束です。さまざまなシーンに贈ることができるので、迷った際にはこちらの花束を選んでみてはいかがでしょうか。
『友情』を花言葉に持つ、イエローのバラの花束
黄色のバラの花は、見ていて明るい気持ちにしてくれます。
友情を花言葉に持っているので、親しい友達への贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。
また、日本では父の日に黄色いバラを贈る習慣があるので、父の日ギフトにもおすすめです。
穏やかな印象を与えるグリーンのバラの花束
珍しいグリーンのバラの花束は、お部屋を優しい雰囲気にしてくれます。華やかさというよりは落ち着いた雰囲気で、男性へのギフトにも贈りやすいでしょう。
赤いバラは情熱的すぎて……と少し躊躇してしまう場合は、こちらのグリーンのバラの花束を選んでみてはいかがでしょうか。
グリーンのバラには「穏やか」「希望を持つ」という花言葉もあり、ブライダルシーンの贈り物にもおすすめです。
まとめ
バラの花をおしゃれに飾る方法と、ギフトで利用したいおすすめのバラの花をご紹介しました。美しいバラの花を長く楽しむには、最初のお手入れが肝心です。ひと手間かけて綺麗な花を楽しみましょう。
プレミアガーデンではたくさんのバラギフトが揃っておりますので、ギフトで利用する場合はぜひご利用ください。