晴れやかな旅立ちを素敵な花でサポート!離任のシーンで用いられる花の選び方あれこれ

勤務先の職場や部署によっては、人事異動などで職員が入れ替わる時期があります。

お世話になった上司や先輩、悩み事などを相談しあい切磋琢磨しあった同期、気心知れた後輩など、職場で自分のまわりにいる方達が現在の職場や部署を離れ、他職場や他部署で新たなステップを歩み出すとき、今までのお礼と新たな職場や部署での活躍を願って花をプレゼントする場面はよく見られる光景です。

毎度幹事的な存在の社員が花を注文する展開になるのが一般的ですが、その順番が自分に回ってきたとき、どんな花をどこでどのように用意したらよいのか悩む方は実は多いのです。

今日は、職場や部署での離任のシーンで好まれる花や種類、選び方などについてご紹介します。

 

まずは花屋へ相談 インターネット注文なら予算や用途別に注文可能が多い

プレゼントする花の予算は、その時々で違ってきます。

離任される側の立場(役職、年齢、在職期間など)によっても違いがあります。

ひとりでプレゼントする場合よりも、有志を募ったプレゼントのほうが人数があるぶん少し余裕を持った予算設定ができます。

 

花選びに迷った場合は、迷わず花屋へ行き店員に相談することをおすすめします。

店員に予算とイメージを伝えると、それに見合った花材を使って用意してくれます。

店員は花を選びながら、花色のバランスや配置などを考えているのです。

 

「(予算が少ないので)この金額でプレゼントできる花があるのだろうか…」

「この予算だったら、どんな花束やアレンジメントを用意できるのだろうか」

そういった質問も、花のプロが直接解決してくれます。

花屋の店頭では、あらかじめアレンジメントされた花やすでに花束となっているものが並んでいるものがあります。

それを選んでもいいですが、贈られる側の方のイメージを店員に伝えてみるのもひとつの方法です。

「可愛らしいイメージの方へのプレゼントなので、ピンク系の花を多めに」

「春なので、チューリップやスイトピーを添えてほしい」

「紫陽花が好きな方なので、メインにどんと置きたい」

「太陽のような暖かい方へのプレゼントなので、黄色系の花を中心に」

「渋めの男性上司へのプレゼントなので、落ち着いた色合いの花を中心に」

「とにかく派手に!」など、様々な希望に対応してくれます。

 

予算に限りがあったとしても、カスミソウやアルストロメリアなどの花はボリューミーで嵩が増しますし、映える色彩の花と落ち着きのある色彩の花を数本混ぜるだけでも見栄えは違います。

色とりどりのラッピングや可愛らしいリボンが加われば、花が一層引き立ちます。

何よりも、プレゼントは金額ではなく贈る側の気持ちですので、プロの店員はその気持ちを汲んで対応してくれます。

 

直接花屋へ行く時間が取れない方であれば、インターネットで注文する方法があります。

検索すると、インターネットで注文可能な花屋は数多くあります。

予算別、イメージ別、状況別など様々な選択方法を用意している花屋が多くなっています。

画面から選択した花のイメージがおおまかに分かるようになっている花屋が多いので、店頭に行かなくてもだいたいの感じが分かります。

その季節や花の在庫状況によって、画面で使用しているものと同じ花を使うことができない場合もありますが、その際は極力似たような花材を使って作ってくれます。

 

離任で贈る花のタイプは、3パターン

花を贈る場合、タイプはおおまかに3つに分けられます。

 

花束で贈る

アレンジメントフラワーで贈る

プリザーブドフラワーで贈る、です。

 

次に、タイプ別にこれら3つをご紹介します。

 

花束で贈る

花を贈るのにいちばんイメージがつきやすいのが、花束です。

切り花をきれいに束ねて、ラッピングやリボンを添えたものが一般的です。

スポンジを使ったアレンジメントフラワーや、特殊技術を用いたプリザーブドフラワーと違い、準備段階での費用はさほどかかっていません。

同じ予算で花束、アレンジメントフラワー、プリザーブドフラワーで考えると、いちばんボリュームがあり花の本数が多いと感じられるのは花束です。

 

アレンジメントフラワーで贈る

アレンジメントフラワーとは、水を含ませたスポンジ様のもの(オアシスと呼ばれています)に、花を挿して作ったものです。

このスポンジは吸水性が高く、切り花が長持ちするよう防腐剤が含まれています。

スポンジと表現すると柔らかい素材をイメージされる方も多いでしょうが、オアシスは程よい硬さがあるので花の茎がしっかりと刺さります。

花の水やりは2~3日に1回ほど、スポンジの部分が水で浸る程度に行うとよいことから、自宅でも手入れが楽とされています。

 

プリザーブドフラワーで贈る

プリザーブドフラワーとは、水やり不要で長期間保存可能な花です。

ドライフラワーとどう違うのかと聞かれることが多いので、ここでご説明します。

ドライフラワーは名前の通り、生花を日陰に吊るすことで花から水分を抜き、乾燥させたものです。

一方でプリザーブドフラワーとは、グリセリンを用いた特殊技術で作られた花です。

その花がいちばんきれいに咲いている時期に摘み取られ、花の色と水分を抜き、染料が混じった保存液を吸収させて作ります。

花びらに触れるとカサカサしているドライフラワーに対して、プリザーブドフラワーは本物の花びらに触れているようで、しっとりとした生花特有の感触は残っています。

 

プリザーブドフラワーは紫外線と水に弱いので、直射日光と湿気を避けて保管することで年単位での保存が可能です。

特殊技術処理をされていますので、花の色合いが鮮やかです。

花瓶のような素敵なケースに入った状態でのお届けなので、持ち運びしやすく、自宅で花瓶を用意する必要がありません。

 

メリットが多いプリザーブドフラワーですが、お手元に届くまでに様々な技術が用いられて手が込まれた花でもあります。

そのため、花束やアレンジメントフラワーよりも割高となるのは致し方ないところです。

 

他にも、最近よく注目されているハーバリウムで贈るという方法があります。

瓶の中で咲いている花のイメージで思いつく方は多いでしょう。

ハーバリウムは花束などと比較すると圧倒的に場所を取らないので持ち運びは楽ですが、ご自宅で楽しまれる用途に使用されることが多いので、離任の場で選ばれる花としては頻度が少ないと思われます。

仲間うちでのちょっとした送別目的であれば、かわいらしくて素敵です。

 

離任される方のタイプ別におすすめの選び方

花を贈る側のこちらがよいと思って選んだものでも、贈られる側にとっては、花のタイプによっては時に困ることがあります。

せっかくのプレゼントですから、心地よく受け取っていただけたら嬉しいですよね。

次に、離任される方の背景に応じて選ぶ花のタイプについてご紹介します。

 

・花粉アレルギーのある方へのプレゼントは、プリザーブドフラワーがおすすめ

プリザーブドフラワーはラッピングされたものが多く、その上特殊処理がされていますので花粉が発生しないのが特徴です。

贈られる方はもちろん、贈られる方のご家族に花粉アレルギーがあると事前に情報を得ている場合、プリザーブドフラワーを贈ることをおすすめします。

 

・自宅に花瓶がある方へのプレゼントは、花束がおすすめ

アレンジメントフラワーとプリザーブドフラワーは、どちらも花瓶の役割を果たすケース様のものがついています。

花束にはケース様のものはもちろんついていませんので、自分で用意する必要があります。

こまめに水替えをし、時々茎を切り戻すことができる環境にある方には、ボリュームがある花束を贈ることをおすすめします。

 

・花をプレゼントする日に荷物が多くなりそうな方へのプレゼントは、花束をあえて避けるのがおすすめ

離任される方の最終勤務日は、特に荷物が多くなるものです。

他の部署から花のプレゼントが届く方もいらっしゃるでしょう。

それまで使用していた机やロッカーの整理などで、帰りは両手いっぱいの荷物となることもあります。

自家用車通勤の方でしたら支障はないかも知れませんが、公共交通機関を使って通勤されている方でしたら大変です。

花をプレゼントする日に荷物が多くなりそうな方へのプレゼントは、ボリュームが出てしまう花束をあえて避け、アレンジメントフラワーかプリザーブドフラワーを贈ることをおすすめします。

どうしても花束にこだわる場合は、少しでもコンパクトになるように1本あたりの花をやや高めに設定した花束を用意してもよいかも知れません。

 

・自宅に花瓶がない方へのプレゼントは、アレンジメントフラワーがおすすめ

一人暮らしの方だと、花瓶がない方が多いかと思われます。

今回の離任のためだけに花瓶を用意してもらうのは、贈る側としては申し訳なくなってしまいます。

だからといって花束と花瓶をセットでプレゼントしたとしても、花が枯れた後は花瓶の置き場に困るかも知れません。

そう考えると、自宅に花瓶がない方には、花瓶の役割を果たすスポンジとケースがついたアレンジメントフラワーを贈ることをおすすめします。

 

・転居を伴う離任をされる方へのプレゼントは、プリザーブドフラワーがおすすめ

勤務先が多数ある職場での離任は、新任地へ赴任するために転居を伴う場合があります。

転居の準備に入られていて家じゅうが段ボールだらけな場合、すでに荷物が転居先へ運ばれている場合など、状況によっては花を愛でている環境でいられない場合があります。

花をプレゼントされたその日のうちに、飛行機や新幹線などで新任地へ向かう方もいらっしゃるでしょう。

荷物を増やさないためにも、コンパクトなプリザーブドフラワーを贈ることをおすすめします。

 

離任される男性へ向けた花の選び方

花を贈られる側が女性の場合、花選びにはそれほど苦労がないかと思われます。

花屋と言えば、ピンク系や黄色系など暖色系のほんわかした優しい色合いの花が沢山揃っていますので、何パターンでも選択可能でしょう。

一方で花を贈られる側が男性の場合、どれを選ぼうかと花選びに悩む方は多いです。

 

花のプロフェッショナル、花屋の店員は様々な引き出しを持っています。

まずは店員に、男性に贈りたい花を探していることを伝えてみましょう。

例えば、紫と白が混じったデンファレを使う、紫色のトルコキキョウにクリーム色のバラなどを混ぜてシックな色合いを出す、グリーン系の花に白系の花を混ぜて落ち着きのある色合いを出すなど、様々なアイディアを出してくれるでしょう。

レモンリーフなどの葉物系の花は、メインの花の引き立て役に適しています。

 

男性に好まれる鮮やかな色合いの花は、花束よりもプリザーブドフラワーにあることが多いです。

プリザーブドフラワーは、一度花の色を抜いてから他の色を着色しています。

本来の花色ではない色に染まっているので、青や紺系の花色を作り出すことが可能です。

 

何年か前に登場した青色のバラは、男性へ贈る花として注目を集めました。

他にも、レインボーローズという七色のバラも販売されています。

七色のカーネーションを見かけることも増えてきました。

しかし、これらの珍しい花種の花はいつも花屋にあるとは限りませんし、逆にあったほうがラッキーなくらいにレアなものです。

珍しい花種の花は、街中の一般的な花屋よりはインターネットで注文可能な花屋で入手できることが多いです。

 

贈られる側の男性から花のイメージが全く考えられなかったとしても、ちょっとした普段の生活ぶりから、その男性に合った花の色合いを考えることもできます。

例えば、スポーツが好きな方であれば、その方が応援している球団やチームのカラーを意識した色を選ぶのもよいでしょう。

その男性が乗っている愛車の色、使っているスマホケースの色などから好みの色を探ることもできます。

 

花を贈られる方が男性だったとしても、そのお花が最終的に誰の目に届くのかを考える方法もあります。

既婚者の方であれば奥様、パートナーのいる男性でしたらお相手の女性など、贈られた花をその男性と一緒に愛でてくれる存在を想いながら選んでもよいでしょう。

 

離任に用いる花のお届けには、ちょっとした配慮が必要

離任される方に花をプレゼントする場所は、ほとんどが職場内だと思います。

勤務最終日近くに、頃合いを見計らい当日の勤務者と離任される方に集まってもらい、離任される方へ代表者が手渡すことが多いでしょう。

サプライズ的に花を贈りたい場合、贈られる側に直前まで見つからないようにしたいところです。

贈られる側が職場や部署にいない時間帯を指定する、もしくは荷物を受け取る受付などの職員に協力を依頼し、届いた花は贈られる側に見られないようにするとよいでしょう。

インターネットで注文する際は、お届け時間に注意が必要です。

離任する方に贈る花をお探しならぜひ、「プレミアガーデン」のショッピングページをご覧ください。100種類以上の豊富なお花のラインナップでお待ちしています。またお花選びに困ったときは、イメージ、使用したい花材がなどを伝え、デザイナーが創作する花材おまかせをご希望ください。離任式シーズンや当日は、注文が殺到しお花が品薄になりやすく、ご希望のお花が売り切れの場合があります。余裕をもって注文することをおすすめします。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?