敬老の日にふさわしいフラワーギフト選びを

夏の終わりとともにやってくる「敬老の日」。

2003年からは9月の第3月曜日が敬老の日となっています。

おじいちゃん、おばあちゃんに何をあげたらいいのか毎年迷ってしまいますよね。そんなときにはお花がおすすめです。

敬老の日にふさわしい花や花言葉、フラワーギフトのおすすめ商品までをご案内します。

 

敬老の日に贈りたい素敵な花言葉を持つお花13選

敬老の日には「いつまでもお元気で」という願いや「いつもありがとう」という感謝の想いをしっかりと伝えたいものです。

おじいちゃん、おばあちゃんに限らず、日頃お世話になっている年長の方にお礼の気持ちを伝える絶好の機会でもあります。フラワーギフトなら、品物よりも大げさでなくお渡しができ、どんな方にも喜んでいただけるでしょう。

普段はなかなか言えない想いを花言葉に託し、フラワーギフトを選んでみませんか?

敬老の日にふさわしい花言葉を持つ13の花を紹介していきます。

 

リンドウ

母の日にはカーネーションと決まっていますが、「敬老の日」にはまだしっかりした定番がありません。しかし、唯一リンドウだけは“敬老の日の花”といってもよい花かもしれません。

秋の訪れとともに咲くところ、落ち着いた深い紫色、そして後述する花言葉までもが敬老の日に最適です。まだリンドウの花を差し上げたことのない方には、リンドウを選んでおけばまちがいでしょう。

花言葉「正義」「病気に勝利する」

リンドウの花言葉には「病気に勝利する」という言葉があります。年齢を重ねるとどんな方でも老いを感じたり、病気に悩まされたりするものです。リンドウは、そんな方にそっと寄り添ってくれる秘めた力を持つ花なのです。古来から現在に至るまで中国では、リンドウの根を漢方薬にしているとのこと。それがこの花言葉がつながったのかもしれません。

いつも一緒にいられなくても想っている、いつまでも元気でいてほしい。そんな想いをリンドウの花に託してみてはいかがでしょうか。

 

ユウゼンギク

ユウゼンギクは漢字で書くと「友禅菊」。花の色が友禅染めの着物のように色鮮やかなことが、その名の由来です。日本各地に自生し、丈夫で育てやすく園芸品種としても親しまれています。紫、赤紫、赤、ピンクなどの豊富な色があります。園芸の趣味がある方には、鉢植えをプレゼントすると喜ばれるでしょう。

花言葉「老いても元気で」

「老いても元気で」。これほどまでに敬老の日にぴったりの花言葉もないかもしれません。ユウゼンギクがたいへん丈夫な性質で他の花が盛りを終えた秋に花を咲かせることから、この花言葉が生まれたのでしょう。寒さに負けず、長く咲いてくれるところもありがたく、元気をもらえる花です。

離れたところに暮らす方に贈れば、なかなか会えないときにもあなたの代わりにその方の心を和ませてくれるはずです。

 

トルコキキョウ

トルコキキョウは、冠婚葬祭やフラワーギフトによく用いられる花です。一重咲きの花がキキョウに似ているために名前にキキョウと入っていますが、今は丸いフォルムの八重咲きの花が主流です。花色は白、紫、グリーン、白と紫の2色など、男性にも似合うキリッとした色が揃っています。

花言葉「すがすがしい美しさ」「希望」「感謝」

トルコキキョウには、多くの花言葉が存在しますが、なかでも「感謝」は敬老の日には最高の言葉です。

合わせる花によってイメージが変わるトルコキキョウは、性別を問わず贈りやすいのが良いところ。和風にも洋風にもできますので、相手の方に合わせたアレンジを工夫してみるのも楽しいですね。

トルコキキョウの香りには、なんと血圧を下げる効果があるとも言われています。高血圧でお悩みの方にはそんなお話とともに贈ると喜んでいただけることでしょう。

 

ユリ

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」とは、美人を形容する言葉です。この言葉のとおり、ユリには上品な美しさがあります。日本には古来からその野生のユリがあり、『古事記』『日本書紀』にもその記述があるほどです。本来は夏に咲く花ですから、暑さの残る敬老の日の頃にも綺麗な姿を見せてくれるでしょう。ユリはつぼみがついていれば、生けたあとにも次々と花を咲かせてくれます。

花言葉「純潔」「威厳」「無垢」

ユリの花全般には、上記の3つの花言葉があります。

その中の「威厳」の花言葉のとおり、ユリはフランスの王家の紋章になっているほど高貴な花です。

日本では女性にたとえられますが、大輪のユリの花は男性にも合う風格があります。ご夫婦や男性に贈っても、違和感のない立派な花です。

ユリには品種ごとの花言葉もありますので、敬老の日に合うものを2つ挙げておきます。オレンジ色のエゾスカシユリの花言葉は「親思い」、白く大輪のカサブランカの花言葉は「祝福」となっています。

 

グロリオサ

グロリオサは、細い波打つような花びらやツル性の茎がおい印象的な花。花束やアレンジメントフラワーの中では主役級の存在感があり、名前を知らなくても見たことはある、という人が多いのではないでしょうか。赤色の花びらは中心に向かって黄色のグラデーションになっています。

花言葉「栄光」「勇敢」「燃える情熱」「頑強」

どれも力強い花言葉で、炎のようなグロリオサの個性をよく表しています。「勇敢」は何かに挑戦している方、「頑強」は病気と闘っている方に届けたい言葉です。また、インパクトのあるグロリオサは、アートに造詣の深い方やファッショナブルな方にも好相性。

ユリに近い種ですので、ユリと同様に切り花にしてからも花を咲かせてくれます。花持ちが良く、見る人を長く力づけてくれることでしょう。

 

バラ(紫色)

古代から人々に愛されてきたバラ。その高貴な美しさとともに芳しい香りも魅力の一つです。世界には2万種もの園芸品種があり、色、咲き方、花の大きさなど多種多様です。バラは春に咲くイメージが強いかもしれません。しかし、実は9〜10月にかけても秋咲きのバラが見頃を迎えます。9月の敬老の日はバラにとって、最適な季節になるのです。

花言葉「深い尊敬」

バラ全般の花言葉は「愛」「美」ですが、特に紫色のバラには敬老の日に似つかわしい花言葉を持っています。「深い尊敬」、目上の人に敬意を伝えるのにふさわしい言葉です。紫色は気品のある華やかな色ですから、男性にも女性にも喜ばれることでしょう。秋咲きのバラは土が乾きがちな夏場に花の準備をすることで

、春に咲くバラよりも濃い色味となる傾向があります。大人っぽい紫色のバラは、年齢を重ねた方への贈り物に最適です。

 

カーネーション(ピンク色)

レースを重ねたような花は世代を問わず人気で、母の日の花として有名です。その中でピンク色のカーネーションには後述するように、その花言葉が敬老の日にも適しています。年齢ともに明るい色を好むようになる方が多いので、ピンクの色合いも喜ばれることでしょう。品種改良により一年を通して手に入り、9月にも咲き頃の花を贈ることができます。

花言葉「感謝」「温かい心」

ピンク色のカーネーションには「感謝」「温かな心」という花言葉があります。母の日だけでなく、敬老の日にもしっくりくる花言葉です。かつてはお母さんとして大忙しだった方に差し上げれば、思い出話に花が咲くかもしれません。

「ありがとう」と言えないシャイな人でも「花言葉を調べて」と言うだけで気持ちを伝えることができますよ。ピンク色のカーネーションには10種類以上の色味がありますので、ぜひ大切な方に似合う色合いを選んでみてください。

 

ヒマワリ

夏のイメージが強いヒマワリですが、残暑が厳しい最近の気候にあっては、9月の敬老の日にヒマワリというのも決して的外れではありません。山吹色のような色から涼しげなレモンイエローまでさまざま色合いが揃っています。ヒマワリ=向日葵という花の名前の通り、太陽に向かって咲き誇るヒマワリは万人に好かれる花といっていいでしょう。

花言葉「憧れ」「あなただけを見つめる」

ヒマワリの花言葉「憧れ」は敬老の日にもマッチします。親しみやすいヒマワリにこっそりと「自分もあなたのようになりたい」という想いをこめるのもいいですね。夏らしさを体現するヒマワリには、あえて茶系のワレモコウ(花言葉は「愛慕」)を合わせると秋の訪れも感じさせるブーケになります。ヒマワリの黄色は見る人を明るい気持ちにさせてくれます。いつも元気な方や、元気になってほしい方に贈りたい花です。

 

ガーベラ

ガーベラは丸くかわいらしい形で、人気ランキングでも上位の花です。明るい印象ですが、幾重にも重なる花びらには繊細さも感じられます。花束のメインになる主役級の花なので、色や品種にこだわって選んでみるのもよいかもしれません。ガーベラには豊富な色と種類があり、フチだけ色が濃いタイプもあります。

花言葉「希望」「常に前進」

花びらを大きく広げて咲くガーベラには「希望」「常に前進」という花言葉があります。年齢を重ねてますます人生を楽しんでいらっしゃる方に贈りたい花です。

ガーベラはたいへん花持ちがよく、水を換え茎を少しずつ切り戻すと3週間ほども楽しむことができます。

色ごとに固有の花言葉もあり、赤=情熱、ピンク=感謝、黄=親しみやすさ、オレンジ=我慢強さ、となっています。

 

コスモス

大正時代に日本に入ってきたコスモスは、日本の各地で自生する姿が見られます。開発が進み近年はあまり見られなくなりましたので、シニア世代の方々にとっては郷愁を誘う花ではないでしょうか。コスモスは漢字では秋桜と書くように、敬老の日には時期的にもマッチします。白、ピンク、赤紫などの色があり、花びらの形がラッパ状の変わった品種も出ています。濃い赤茶色のシックなチョコレートコスモスも人気です。

花言葉「愛や人生のもたらす喜び」

コスモスの花言葉は「愛や人生のもたらす喜び」。紆余曲折を経た人生につりあうような、重みのある言葉です。山口百恵の歌う『秋桜』の雰囲気も、この花言葉によく似合っています。可憐な花とは対照的な花言葉をもつコスモスは、努力するところを見せないような芯のある方に重なります。

季節に関係なくさまざまな花が手に入るようになりましたが、昔ながらの日本の秋らしさを感じさせてくれるのもコスモスの魅力です。

 

カスミソウ

カスミソウと聞けば老若男女を問わず、あの小さな白い花々を思い浮かべることができるでしょう。圧倒的な人気で普及したために少し敬遠されてしまった時期を経て、いま再び注目を集めています。白く可憐な花をふんわりと咲かせるカスミソウはどなたにも喜ばれそうです。

花言葉「感謝」「幸福」「無垢の愛」

カスミソウの花言葉には「感謝」の言葉が含まれ、敬老の日に贈るのに適しています。贈るときには、ぜひ花言葉も一緒にお伝えしてみてはいかがでしょうか。ほかの花言葉「幸福」「無垢の愛」も、素敵です。真っ白いカスミソウの清涼感のある花々は、見る人の気持ちを爽やかにしてくれます。最近ではカスミソウを主役に据えたアレンジも好まれています。

水分が少ない特徴があるため、自宅できれいなドライフラワーにすることもできます。

 

オンシジューム

オンシジュームは黄色の小ぶりの花が特徴のランの一種です。下部にボリュームがある花の形がスカートを広げて踊る踊り子のように見えることから、英名では「Dancing lady orchid(踊る女性のオーキッド=ランの花)」とも呼ばれます。色も形も見る人の心をパッと元気にしてくれる力がある花です。鉢植えになっていることの多いランですが、小さめのオンシジュームは花束にすることもでき、フラワーギフトに向いています。

花言葉「可憐」「一緒に踊って」

鮮やかな黄色のオンシジュームにはなんとも素敵な花言葉があります。「可憐」と「一緒に踊って」。伸びやかに舞う愛らしい踊り子の姿を彷彿とさせるような言葉ですね。大切な方には年齢を重ねてもお元気で、一緒に踊れるような楽しい毎日を送ってほしいもの。オンシジュームを贈れば、そんな願いを込められそうです。

洋ランの一種であるオンシジュームは園芸が好きな方にとっては、何度も花を咲かせる楽しみも味わえる価値ある花です。

 

胡蝶蘭

胡蝶蘭は、蝶が舞っているような花の形からその名がつけられました。花束ではなくしっかりと根の張った鉢植えで贈られる胡蝶蘭は、温度管理に気をつけると2ヶ月間にもわたって花を楽しめます。こまめに世話をすれば、再び花を咲かせることも期待できます。見て美しく、咲かせる喜びも味わえる胡蝶蘭は、園芸好きな方にもおすすめです。

花言葉「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」

胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という大変縁起の良い花言葉を持つことから、開店や開業の際の贈り物として広く知られています。長年お仕事で活躍されたシニアの方ならば、胡蝶蘭の持つおめでたいパワーをご存じのはず。胡蝶蘭をギフトにすれば、きっと喜んでいただけることでしょう。

全体像には高級感がありながらも、一つ一つの花には蝶のような愛らしさのある胡蝶蘭。その特別感のある魅力は、還暦、古希といった節目のお祝いにも最適です。

 

敬老の日に贈りたいフラワーギフト

 

敬老の日に贈りたい花が決まったら、花束にするのかアレンジメントにするのか、お渡しするときの形を決めていきましょう。

お相手の好みや暮らしに合わせたタイプのフラワーギフトを選べば、いっそう喜んでいただけることでしょう。フラワーギフトの形態によって、花が長持ちしたり、手間がかからなかったり、サプライズ効果が期待できたり…と異なる特徴があります。

さっそく、花束・アレンジメントフラワー・フラワーボックスについて、その特徴とおすすめの商品をご紹介していきます。

 

花束

花束を手にすると花の香りや重みまでを感じることができ、なんとも言えない幸せな気持ちになるものです。

そもそも花束は切り花をまとめたもの。自宅で花瓶に生ける楽しみも味わえます。水の中で茎を切り(水切り)、毎日水を変え、茎を少しずつ切り戻すことで、長く美しさを保つことができます。花が好きな方なら手をかけ毎日変化していく姿を楽しんでいただけるでしょう。

生花業の方によると、花束の花はいずれは枯れてしまうことも醍醐味なのだそう。断捨離ブームが続く中、ものを増やしたくない方にも花束はおすすめのギフトです。

 

おすすめの花束

小花やグリーンを効果的に取り入れた、お花畑のような花束 スタンダードタイプ

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アレンジメントフラワー

アレンジメントフラワーとは、受けとったらそのまま飾れるようにアレンジされたフラワーギフトです。バスケットや陶器風の器、ときにはブリキのバケツなどに、バランスよくお洒落に花やグリーンが生けられています。容器には吸水スポンジが入っていますので、乾かないように適度に水やりをする良いでしょう。アレンジメントフラワーの何よりのメリットは、水換えや切り戻しなどの手間がかからないこと。しっかりと手入れをした場合の花束(切り花)よりは少し持ちが悪くなりますが、忙しい方におすすめの贈り方です。花を飾る習慣がない方にも、ご負担をかけることなく楽しんでいただけます。 

 

おすすめのアレンジメントフラワー

グリーンを効果的に使用したナチュラルテイストの豪華アレンジメント

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フラワーボックス

その名の通り、花をボックスに入れたものがフラワーボックスです。一見何が入っているのかわからない箱のふたを開けると、中にはぎっしりと花がしきつめられていて、サプライズ効果も期待できます。

約10年前にデンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンが発案し、その斬新さで一世を風靡しました。今ではフラワーボックスはフラワーギフトの新しい定番として広まっています。

フラワーボックスには、一年ほど持つプリザーブドフラワータイプと生花タイプがあります。今回ご紹介する生花タイプは、香りや花びらのしっとりとした風合いも楽しむことができます。生花タイプの箱の底には湿らせたスポンジが入っているので、花の隙間からそっと水をあげると1週間から10日ほど長持ちします。

 

おすすめのフラワーボックス

    

プレゼントに喜ばれる

ボックスアレンジメントフラワー

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まとめ

これまでご紹介してきたとおり「敬老の日にはこの花」という決まりはありません。数多ある花の中から、大切な方に似合いそうな花の種類や組み合わせ、フラワーギフトのタイプを選んでいく楽しみは格別なものです。

もし迷ってしまったときには、花言葉から選んでみるのも素敵ですね。なかなか伝えられない想いを花言葉にこめて、特別なフラワーギフトを贈ってみませんか?

大切なあの人にお花を送ってみませんか?