物語や漫画にも。贈って楽しい面白い花言葉21選

 

植物にはいろいろな花言葉がつけられているものですが、中には「なぜ!?」と思わず二度見してしまうような、面白い花言葉も存在します。この記事では、ちょっと笑ってしまうような面白い花言葉を21個集めました。最後に怖い花言葉についてもまとめていますので、花言葉に興味がある方は、ぜひゆっくりご覧ください。

面白い花言葉21選!

では、早速面白い花言葉についてご紹介します。

それぞれの花言葉の由来や、植物の特徴などもまとめました。

クスっと笑える面白い花言葉を知っておけば、あなたも周囲の人気者になれるかもしれませんよ。

ゴボウ「いじめないで」

はじめにご紹介するのは、ゴボウの花言葉です。

ゴボウの花言葉は、なんと「いじめないで」。

はじめから、面白すぎる花言葉のご紹介です。

この花言葉は、ゴボウの花の周りの総苞(そうほう)に由来しています。

ゴボウの総苞には無数のトゲが生えており、花を守っているように見えます。

その姿にちなんで、ゴボウには「いじめないで」という面白い花言葉がつけられています。

柿「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」

次にご紹介するのは、柿の花言葉です。

柿の花言葉は、「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」。

まず、とても長い花言葉ですよね。

そして、意味深すぎる花言葉でもあります。

なぜ柿の花にこのような面白い花言葉がついているのかは、わかっていません。

謎が多い花言葉ですよね。

ちなみに柿にはそのほかにも、「自然美」「恩恵」「優しさ」「恵み」などの花言葉がつけられていますよ。

ビバーナム・スノーボール「年齢を感じる」

次にご紹介するのは、ビバーナム・スノーボールです。

耳慣れない名前の植物ですよね。

ビバーナム・スノーボールは、スイカズラ科の落葉性低木。

白い手毬型の花を咲かせる植物です。

そんなビバーナム・スノーボールの花言葉は、「年齢を感じる」。

やや失礼な花言葉ですが、思わず笑ってしまいますね。

これは、ビバーナム・スノーボールの花色が咲いたあとに少しずつ変化していくことに由来しているのではないかと言われています。

ピーマン「海の恵み」

次にご紹介するのは、ピーマンです。

私たちの食卓に登場するピーマンにも、花言葉が託されているんですよ。

そんなピーマンの花言葉は、「海の恵み」。

突っ込みどころ満載の花言葉ですよね。

この面白い花言葉は、ピーマンが熟したあとの赤い果実がサンゴと似ていることからつけられたと考えられています。

次にピーマンを食べるときには、この面白い花言葉を思い出してみてくださいね。

ひょうたん「手に負えない重さ」

次にご紹介するのは、ひょうたんです。

ひょうたんの花言葉は、「手に負えない重さ」。

これは恐らく、ひょうたんが実をたくさんつけること・そしてその実がとても大きいことに由来していると考えられます。

しかし、「手に負えない」ほどというのはなんとも面白い表現ですよね。

ちなみにひょうたんには、ほかにも「幸福」「繁栄」「平和」など、縁起のよい花言葉もつけられていますよ。

スイカ「かさばったもの」

次は、スイカの花言葉のご紹介です。

スイカの花言葉は、「かさばったもの」。

スイカに対してなんとも失礼なこの花言葉、思わず笑ってしまいますね。

この面白い花言葉は、イギリスでつけられたと言われています。

由来はずばり、スイカの実が大きくてかさばるからだそうです。

ひねりがなさすぎて、スイカがかわいそうになってくる花言葉ですね。

セツブンソウ「人間嫌い」

次にご紹介するのは、セツブンソウです。

セツブンソウの花言葉は、「人間嫌い」。

この花言葉の由来は、諸説あります。

一説には、セツブンソウ(節分草)が、節分に人間から豆を投げつけられる鬼にちなんでいるからとも言われています。

また、セツブンソウが人間が足を踏み入れないような山の中に咲くからという説もありますよ。

マダガスカルジャスミン「二人で東へ旅に」

次は、マダガスカルジャスミンの花言葉を見てみましょう。

マダガスカルジャスミンの花言葉は、「二人で東へ旅に」です。

シチュエーションが限定的すぎて、面白いですよね。

この花言葉の由来は、定かではありません。

しかし一説では、マダガスカルジャスミンの白い花を花嫁にたとえて、新郎新婦が新しい人生の旅を始めるということに由来しているのではないかとも言われていますよ。

 

サクラソウ「青春の始まりと悲しみ」

次は、サクラソウの花言葉のご紹介です。

サクラソウの花言葉は、「青春の始まりと悲しみ」。

面白いだけでなく、なんだか切ない花言葉でもありますよね。

これは、サクラソウの花が夏を待たずに終わってしまうことにちなんだ花言葉です。

ちなみにサクラソウには、「希望」「青春の恋」「うぬぼれ」などの花言葉も託されていますよ。

クレオメ「想像したほど悪くない」

次にご紹介するのは、クレオメの花言葉です。

「セイヨウフウチョウソウ」とも呼ばれるクレオメは、まるで蝶々のような繊細な花をつける植物。

そんなクレオメの花言葉は、「想像したほど悪くない」です。

これはクレオメが英語圏では「Spider flower(蜘蛛の花)」と呼ばれていることに由来していると言われています。

蜘蛛の花と聞いて悪いイメージを持った人がクレオメの花を見て、「思ったより悪くなかった!」と感じたのかもしれませんね。

ストレリチア「恋する伊達男」

次は、ストレリチアの花言葉をご紹介します。

日本では「極楽鳥花」とも呼ばれる、ストレリチア。

名前の通り、まるで極楽鳥のようなトロピカルな花を咲かせます。

そんなストレリチアは、「恋する伊達男」。

この面白い花言葉の由来となっているのは、ストレリチアの華やかな花姿です。

人目を引くあでやかな花に、ぴったりの花言葉ですね。

フジバカマ「他人の恋の相談役」

次にご紹介するのは、フジバカマの花言葉です。

フジバカマは、キク科ヒヨドリバナ属の植物。

秋の七草の1つとしても知られています。

そんなフジバカマの花言葉は、「他人の恋の相談役」。

由来は不明ですが、なんとも面白い花言葉ですよね。

ちなみにフジバカマには、ほかにも「ためらい」「遅れ」という花言葉が託されています。

アザミ「触れないで」

次は、アザミの花言葉をご紹介します。

アザミの花言葉は、「触れないで」。

これは、アザミのトゲに由来する花言葉です。

アザミのトゲは、とても鋭く触るとケガをします。

理にかなった花言葉ですよね。

ちなみにアザミには、「報復」「厳格」という花言葉もつけられていますよ。

ウイキョウ「背伸びした恋」

次にご紹介するのは、ウイキョウの花言葉です。

ウイキョウは、セリ科ウイキョウ属の植物。

日本でも「フェンネル」というハーブとして使われています。

そんなウイキョウの花言葉は、「背伸びした恋」。

これは、ウイキョウが葉っぱの間から背の高い茎を伸ばすことに由来した花言葉です。

ウイキョウには、ほかにも「称賛」「よい香り」などの花言葉が託されています。

ギンモクセイ「中年の恋」

次にご紹介するのは、ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉です。

キンモクセイと同様に秋になるとよい香りの花をつける、ギンモクセイ。

花色が白いところが、キンモクセイとの違いです。

そんなギンモクセイの花言葉は、「中年の恋」。

由来は定かではありませんが、その昔、中国の女性がデートの前にモクセイ入りのお酒を飲み、香水代わりにしていたということが関係しているのかもしれません。

クリナム「遠くへ行きたい」

次は、クリナムの花言葉をご紹介します。

クリナムは、ヒガンバナ科の植物。

「ハマユウ」とも呼ばれており、ユリに似たエレガントな花を咲かせます。

そんなクリナムの花言葉は、「遠くへ行きたい」です。

これは海沿いに咲くクリナムの花の種が、海を漂流することに由来していると考えられています。

クリナムは、ほかにも「汚れがない」「清潔」という花言葉を持っています。

コーヒー「働き者」

次にご紹介するのは、コーヒーの花言葉です。

休憩時間や仕事のお供に重宝するコーヒーにも、面白い花言葉が託されているんです。

そんなコーヒーの花言葉は、「働き者」。

由来は不明ですが、恐らくコーヒーに含まれているカフェインに覚醒作用があり、飲んだあとはシャキッと働けるからなのではないでしょうか。

また、「一緒に休みましょう」というのも、コーヒーの花言葉です。

サラセニア「ちょっと変人」

次は、サラセニアの花言葉を見てみましょう。

サラセニアの花言葉は、「ちょっと変人」です。

面白いですね。

この「ちょっと」というのがミソです。

サラセニアとは、北アメリカに自生する食虫植物なんです。

虫を食べることから、「ちょっと変人」という花言葉がつけられたのではないかと考えられていますよ。

キンチャクソウ「あなたに私の財産を捧げます」

次は、キンチャクソウの花言葉をご紹介します。

キンチャクソウの花言葉は、「あなたに私の財産を捧げます」です。

何があったのか知りませんが、ありがたいですね。

「カルセオラリア」とも呼ばれるキンチャクソウは、巾着(きんちゃく)状の花をつける植物。

この巾着状の花がお財布のように見えることから、このような面白い花言葉がつけられたと言われています。

キンギョソウ「推測でやはりNO」

次にご紹介するのは、キンギョソウの花言葉です。

キンギョソウの花言葉は、「推測でやはりNO」です。

この花言葉は、キンギョソウの花が仮面に似ていることにちなんでつけられたと言われています。

「仮面の下の顔を試しに推測してみたけど、やはりどう考えても答えはNOだった」ということでしょうか?

言われた本人は傷ついたでしょうが、面白い花言葉ですよね。

アザレア「禁酒」

最後にご紹介するのは、アザレアの花言葉です。

アザレアは、ツツジ科ツツジ属の植物。

「西洋ツツジ」とも呼ばれています。

そんなアザレアの花言葉は、ずばり「禁酒」。

アザレアの語源となっているのは、ラテン語の「乾燥」です。

英語圏では、禁酒のことを「dry(乾燥した)」ともいうことから、アザレアには「禁酒」という花言葉がついています。

花言葉は本数や色で変わる

面白い花言葉と、その由来をご紹介しました。

由来に納得するものもあれば、謎のままのものもありましたよね。

さて、花言葉は渡す本数や、花の色によって変わることもあります。

ここからは、本数で花言葉が変わる花を見てみましょう。

本数で花言葉が変わる花

相手に渡す本数で花言葉が変化する花は、いくつか存在します。

今回は、その中でも代表的なものを3種類ご紹介します。

本数ごとの花言葉もまとめていますので、ご覧ください。

バラ

はじめにご紹介するのは、バラです。

たとえば、1本のバラの花言葉は、「あなたしかいない」「一目ぼれ」。

3本のバラの花言葉は、「告白」「愛しています」。

そして、108本のバラの花言葉は、「結婚してください」です。

どれも、告白やプロポーズにぴったりですね。

ほかにも色々な花言葉が託されているので、ぜひ調べてみてください。

ひまわり

次にご紹介するのは、ひまわりです。

1本のひまわりの花言葉は、バラと同じく「一目ぼれ」。

3本のひまわりの花言葉は、「愛の告白」。

11本のひまわりの花言葉は、「最愛」です。

ひまわりも、バラと同様にそれ以外にも花言葉が託されているので、興味がある方は調べてみてください。

カーネーション

最後にご紹介するのは、カーネーションです。

1本のカーネーションは、「あなたは私の運命の人です」。

4本のカーネーションは、「あなたを一生愛し続けます」。

9本のカーネーションは、「いつまでも一緒にいよう」です。

ほかにもさまざまな花言葉がつけられていますよ。

プレゼントでは避けたほうがいい、怖い花言葉の花

プレゼントする本数で花言葉が変わる花について、ご紹介しました。

さて、最後にご紹介するのは、怖い花言葉を持つ花です。

プレゼントしようと考えている方は、気をつけてくださいね。

マリーゴールド

マリーゴールドの怖い花言葉は、「嫉妬」です。

この花言葉は、太陽神アポロンと水の精クリスティの伝説に由来しています。

アポロンに片思いしたクリスティは、アポロンの恋人である王女レウトコエに嫉妬します。

そこで、王女の父親に二人の恋路を告げ口したところ、怒った父親により王女は生き埋めにされてしまいました。

それを後悔したクリスティはアポロンを見つめ続け、9日後にマリーゴールドの花になりました。

悲しくて怖い伝説ですよね。

アジサイ

アジサイの怖い花言葉は、「浮気」「あなたは冷たい」です。

これは、アジサイの花の色がころころと移り変わることに由来した花言葉です。

恋人やパートナーからアジサイをプレゼントされたら、少しドキッとしてしまいますよね。

けれど、アジサイには「和気あいあい」「家族」「団らん」という花言葉もあるので、ご安心ください。

黄色いカーネーション

黄色いカーネーションの怖い花言葉は、「軽蔑」です。

誰かから冷たい態度で黄色いカーネーションを渡されたら、ご自身の行動を振り返ってみましょう。

これは、西洋で黄色がいやしい色だと考えられていたことに由来する花言葉です。

ちなみに黄色いカーネーションには、「軽視」「嫉妬」「失望」といった花言葉もつけられていますよ。

かわいらしいお花なのに、ちょっぴりもったいないですよね。

オレンジのユリ

オレンジのユリの怖い花言葉は、「軽率」です。

ストレートに怖さを感じるものではありませんが、誰かからプレゼントされたら少し怖いですよね。

この花言葉の由来は、定かではありません。

ただ、オレンジのユリには「華麗」「愉快」というポジティブな花言葉も託されていますよ。

花束やアレンジメントフラワーにすると見栄えがするので、怖い花言葉を気にしない人にはおすすめです。

クロユリ

クロユリの怖い花言葉は、「呪い」と「復讐」です。

これは、かなり怖い花言葉です。

これは、黒百合伝説に由来する花言葉です。

戦国武将の佐々成政が側室の早百合の密通を疑い、殺害してしまいます。

その際に早百合は、「立山にクロユリが咲いたら、佐々家は滅亡します」と言ったそうです。

怖い伝説ですよね。

クローバー

クローバーの怖い花言葉は、「復讐」です。

これは、四つ葉のクローバーの葉っぱがキリストが磔刑に処された十字架の形に似ているためだと考えられています。

また、四つ葉のクローバーが黒魔術で使われていたからという説もありますよ。

どちらにせよ怖いですよね。

まとめ

面白い花言葉とその由来を中心に、本数で変わる花言葉や、怖い花言葉をご紹介しました。

フラワーギフトを贈る際は、ぜひ相手の方にも面白い花言葉を教えてあげてくださいね。

また、今回は面白い花言葉をご紹介しましたが、それぞれのお花にはポジティブな花言葉も託されています。

ご興味のある方は、ぜひ調べてみてください。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?