おしゃれな花束を贈りたい!選び方のポイントや買い方のコツをご紹介

大切な人へのお祝いや感謝の気持ちを込めて、おしゃれな花束を贈りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

華やかでおしゃれな花束は、お祝いのシーンをより盛り上げてくれる頼りになるアイテムです。

この記事では、おしゃれな花束の選び方や買い方のポイントをご紹介します。大切な人へ、おしゃれでセンスのある花束を贈ってみませんか。

 

おしゃれな花束を贈りたいシーン

花束は、贈る人やシーンを選ばないので、日常のちょっとしたイベントから特別な日まで活躍してくれます。

花束というと女性へ贈るイメージが強いかもしれませんが、花の種類や色味によっては男性にもおすすめです。

まずは、おしゃれな花束を贈るときのおすすめのシーンをご紹介します。

 

告白・プロポーズ

好きな人への告白や恋人へのプロポーズに、おしゃれな花束を贈るとロマンティックな演出になります。

愛を伝えたいのであれば、ハートを連想させる赤い花束やピンクの花束がおすすめです。

特に、告白やプロポーズではバラの花束の印象が強いのではないでしょうか。

デートでおしゃれな花束を渡すことができれば、きっと相手の方にとっても素敵な思い出になります。

 

誕生日

大切な人が産まれた特別な日である誕生日に、おしゃれな花束を贈るのもおすすめです。

誕生日プレゼントに何を贈るか迷ったら、おしゃれな花束を検討してみませんか。相手が好きな色や花の種類でオーダーしたり、誕生日に合わせた誕生花を使用した花束を贈ると、より一層喜ばれることでしょう。

例えば、1月の誕生花はシンビジウム、3月の誕生花はチューリップなどがあります。

 

母の日・父の日

母の日にカーネーションを贈ることは定番化していますが、父の日に黄色いバラを贈る習慣があることをご存じでしょうか。

女性に比べて男性は花に関心の少ないイメージがありますが、お父様がお花好きであればぜひおしゃれな花束を贈りましょう。

遠く離れて住んでいるのであれば、宅配を利用すると便利です。

 

入学・卒業

お子さまの入学や卒業など、新しい第一歩を踏み出す晴れの日に、おしゃれな花束を贈りましょう。この春の季節には、たくさんの華やかで明るい花が開花を迎えるので、希望に満ちた花束が作れます。

ご両親からはもちろん、ご祖父母様からの贈り物として花束を贈るのも素敵です。

 

就職・転職・退職

就職祝や転職祝に、おしゃれな花束を贈ることで、人生の新たな一歩をお祝いしましょう。

新しい生活が始まると、忙しくなり時間がとれないことも考えられますので、できるだけ余裕を持って早めに贈るのがポイントです。

また、退職した方へ、お疲れ様の気持ちをこめておしゃれな花束を贈ると喜ばれることでしょう。

 

結婚・出産

結婚祝いのおしゃれな花束は、新しい門出に彩りを添えてくれます。

花束を贈ることで、パートナーとの新居に飾ってもらえ、二人の空間をより華やかに演出してくれるかもしれません。

新しい命の誕生を祝福するために花束を贈るのもおすすめですが、入院中は産後の回復もままならないこともあるので、退院して少し落ち着いてからが良いでしょう。

 

おしゃれな花束の選び方

おしゃれな花束を贈りたいけど、どのように選べばよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

花束を選ぶときは、相手の方の好みや雰囲気に合わせて、花のイメージや花言葉から検討してみるのがおすすめです。

 

花束のイメージで選ぶ

まずは、おしゃれな花束を贈りたいシーンと、相手の方の雰囲気を想像し、それにマッチするような花束をイメージしましょう。

花束に使う花の種類によって、その花束の印象は大きく異なってきます。

どんな人にどんな気持ちを伝えたいのかを明確にしてみましょう。

 

スイート

淡いピンクやオレンジなどのパステルカラーでまとめたおしゃれな花束は、甘く可愛らしい印象になるので女性へのプレゼントにおすすめです。

華やかで明るい印象は、お祝いの席にもぴったりなので、結婚祝いや出産祝いにもいかがでしょうか。

挿し色として、グリーンの葉っぱを織り交ぜることで落ち着いた印象も加わり、キュートになりすぎません。

 

ナチュラル

素朴でナチュラルな花束は、ちょっとした記念日やお祝いにも気兼ねなく贈れます。

グリーンをメインに、ミモザの黄色や真っ白なスズランでまとめると大人っぽい印象になり、おしゃれです。

ローズマリーやナズナなどを束ねたさりげない花束は、まるでたった今花畑から摘んできたようなナチュラルさに仕上がります。

 

カラフル

印象に残るような、エネルギッシュでおしゃれな花束を贈りたいのであれば、黄色や赤などのビビットカラーの花を束ねてみてはいかがでしょうか。

色とりどりの花をバランスよくまとめることで、個性的でおしゃれな花束になります。

華やかですが、中性的な要素もあるので、女性だけでなく男性にも贈りやすい花束になることでしょう。

 

ロマンティック

告白やプロポーズにロマンティックな花束を贈りたいのであれば、ローズ系の花束がおすすめです。

定番は赤やピンクのバラを1色でまとめた花束ですが、色をミックスさせたり、小花を織り交ぜてもおしゃれに仕上がります。

花の本数が多いほど、ロマンティックで豪華な印象の花束になり、特別感も一層増すでしょう。

 

シック

年上の方や、大人っぽい方におすすめしたいのが、シックな印象の花束です。

濃い赤や紫などでまとめると、落ち着いた印象でおしゃれなフラワーギフトになります。

シックな色合いであれば、男性への贈り物としても渡しやすくなるでしょう。

 

花言葉で選ぶ

お祝いや感謝の気持ちを花束に込めて贈ると、思いが伝わりやすくなり、相手の方にも喜ばれます。

普段は恥ずかしくて直接は伝えられないようなことも、花に託せば伝えられるかもしれません。

例えば恋人やパートナーには「愛情」の花言葉があるバラを、友人には「友情」を意味するマーガレット、同僚や上司へは「感謝」の花言葉をもつカスミソウを用いた花束がおすすめです。

 

花束のタイプで選ぶ

花束のタイプは大きく分けて、ラウンドブーケとワンサイドブーケの2つあります。

この2つのタイプによって、見た目の印象は異なるので、贈りたい相手やお祝いのシーンに合わせて最適な方を選びましょう。

それぞれのタイプの印象やおすすめのシーンを詳しく解説していきます。

 

ラウンドブーケ

まずは、ラウンド型の丸い花束で、ブーケという印象に近いものです。

1本1本の花をスパイラル状にまとめ、全体的なシルエットがなめらかな曲線を描くように仕上げます。

やさしくてキュートな印象になるので、お子さまや女性への花束におすすめです。

ただし、どの角度から見ても美しくなるように束ねられているため、花の本数は多くなり、少し高価になることもあります。

 

ワンサイドブーケ

もう1つは、縦のラインを生かした花束で、片側に花がきれいに見えるように束ねられたものです。

日本で「花束」というと、一般的にこのワンサイドブーケを指すことが多い傾向にあります。

花が見えない方は、ラッピングペーパーなどで覆われているので持ちやすく、テーブルや棚などにも一時的に置きやすいのがメリットです。

丈が長めでボリュームがあるので、見栄えも良く、ビジネスのシーンでも活躍します。

 

おしゃれな花束の買い方

おしゃれな花束は、街のフラワーショップやネット通販で購入できます。

しかし、花束を買い慣れていないと、どのように花束を選べばよいのか分からないこともあるのではないでしょうか。

フラワーショップであってもネット通販であっても、おしゃれな花束を購入するときは以下のような流れで検討してみましょう。

 

贈る相手とシーンを明確にする

まずは、どんな人へどんなお祝いや気持ちを込めて花束を贈りたいのかを明確にしましょう。

その際に、相手の方の好みの色合いや好きな花が変わっているのであれば、花束に取り入れると喜ばれます。

また、プロポーズや誕生日、結婚祝いなど、どんなシーンで花束を渡したいのかも再確認してみましょう。

 

予算を決める

贈りたいシーンや、相手の方との関係性を考慮し、ざっくりした予算を決めておきましょう。

友人なら3,000〜5,000円、家族なら5,000円〜8,000円、恋人へは5,000円〜10,000円などが一般的ですが、シチュエーションによっても変動します。

また、花束に使用する花の種類や、花束のタイプによっても変わってくるでしょう。

大きさを決める

実際に花束を渡したときに、相手がその花束を持った感じを想像してみましょう。

片手で持てるくらいなのか、両手に抱えるくらいなのかなどの具体的な大きさをイメージします。

実際にフラワーショップで花束を注文するときも、そのように伝えるとスムーズです。

一般的に、小さめの花束はカジュアルでさりげない印象に、大きな花束はゴージャスでロマンティックな印象になります。

 

イメージをふくらませる

以上の項目をもとに、実際に渡したい花束のイメージをふくらませましょう。

花の種類に詳しくなければ、なんとなくの色合いで構いません。

また、店頭で注文する際には、キュートやナチュラル、カジュアルやシックなどのイメージが伝えられると、その雰囲気に合った花束を作ってくれます。

 

おしゃれな花束選びに迷ったら

花束の買い方が分かったとしても、いざフラワーショップに出向いてみると、たくさんの種類の花があり、迷ってしまうこともあるかもしれません。

そこで次に、おしゃれな花束選びで迷ったときに実践してもらいたい方法をご紹介します。

 

お店の方に相談する

花束選びで迷ったら、まずはお店の方に相談してみましょう。

フラワーショップの店員さんは花を扱うプロの方たちなので、予算やイメージ、大きさを伝えるだけで、ぴったりの花束をあしらってくれます。

自分が知らなかった種類の花や、新しいイメージの花にも出会えるかもしれません。

 

SNSを参考にする

贈りたい花束のイメージがわかない場合には、インターネットやSNSなどを活用してみましょう。

検索してみると、おしゃれな花束の画像がたくさん出てくるので、その中からイメージに合うものを探してみるのがおすすめです。

花屋さんのネットショップであれば、理想の花束を見つけてそのまま注文することもできます。

 

メインの花を先に決める

どのような種類の花を選べば、バランスの良いおしゃれな花束になるのか想像がつきにくい場合は、メインとなる花の種類を1~2種類だけ決めましょう。

そして、その花の種類と全体的なイメージや色合いだけをお店の方に伝え、あとはお任せすることもできます。

自分では想像もしていなかった、おしゃれな花束になることもあるので、思い切って任せてみるのも良いでしょう。

 

花の種類よりも雰囲気を重視する

花束を注文するときは、具体的な花の種類を伝えるのも大切ですが、イメージや雰囲気を伝えるのもおすすめです。

現在はビニールハウスや温室で栽培され、通年手に入る花も多くなりましたが、それでも季節に合った旬の花は美しく、花もちも良い傾向にあります。

また、生産農家や市場の状況により、希望する花がきれいな状態で入荷していないこともあるかもしれません。

花の種類を指定するよりも、イメージに合わせて作ってもらう方が、より美しくおしゃれな花束に仕上がるでしょう。

 

おしゃれな花束の渡し方のポイント

おしゃれな花束を贈りたいのであれば、ちょっとしたポイントや気遣いも大切にしましょう。

花束は特別なプレゼントなので、少しでも相手の方に喜んでもらいたいですよね。

おしゃれな花束のイメージが決定したら、以下のポイントにも気を配り、お祝いのシーンをより一層盛り上げましょう。

 

花の鮮度を保つ

花束に使われる花は生き物なので、時間がたつにつれて萎れて劣化していきます。

花束を贈るときは、事前にフラワーショップやネット通販で購入する必要がありますが、できるだけ事前に購入して花の鮮度が落ちないように注意しましょう。

特に、気温の高い夏場は花がすぐに萎れてしまうこともあるので、できるだけ涼しい場所で保管しておくなどの工夫が必要です。

 

メッセージカードを添える

日頃は伝えられない気持ちや、お祝いのことばをメッセージカードに記して花束に添えると、気持ちが伝わりやすくなります。

特に、離れて暮らしているために直接花束を渡せない方へは、手紙などを添えると喜ばれますよ。

花言葉を意識した花束であれば、そのことをそっと書き添えるのもさりげなくておしゃれです。

 

ラッピングにもこだわる

花束を包むためのラッピングペーパーは、花の美しさを引き立てる重要なアイテムです。

花がより一層映えるような色や素材を選ぶとおしゃれな花束になります。

クラフトペーパーや英字新聞のような柄だと、個性的な花束に仕上がりますよ。お店の方にお任せするのもよいですが、包装材は100円ショップなどでも購入できるので、自分でアレンジを加えてラッピングしてみるのも良さそうです。

 

おしゃれな花束を贈るときの注意点

おしゃれな花束の用意ができたら、いよいよ相手にプレゼントするときです。

その前に、渡すタイミングや相手の都合、花の色や種類がマナー違反になっていないかを最終確認してみましょう。

せっかくの花束なので、相手の方の負担になったり、不快な思いをさせることがないようにしなければなりません。

 

タイミングに気を付ける

花束は華やかで豪華なフラワーギフトですが、持ち運びにくいというデメリットが存在します。

デートの最初に渡してそのあとずっと持ち歩くことになると、荷物が増えるだけでなくせっかくの生花が劣化してしまいます。

相手と直接会って渡すのであれば、食事をするお店に預かってもらったり、別れ際や相手の家の前などがおすすめです。

遠く離れている方へのプレゼントであれば、宅配を利用することで、相手に負担なく花束を贈れます。

 

花の種類に注意する

花束を贈るシーンによっては、花の種類にも注意しなければなりません。

例えば、ユリなどの香りが強い花は、飲食店に贈るのを避ける方もいらっしゃいます。

また、産後まもない方へは、匂いが身体の負担になることもあるので避けましょう。

花粉が多い花も、飾る場所を汚してしまい衛生的に良くありませんので使用は控えてください。

 

花の本数に注意する

花束を贈るときは、花の種類だけでなく花の本数にも注意しましょう。

花束に限りませんが、4・9・13は不吉な数字とされているので、この本数で花束を構成するのは避けるのがマナーです。

また、花束は奇数本で作るのが良いとされているので、偶数本での構成も控えましょう。

特に、結婚祝いにおいては、割り切れる数字は「別れ」を連想させるので注意してください。

 

まとめ | おしゃれな花束を大切な人へ贈ろう

おしゃれな花束は、大切な人の門出やお祝いに花を添える素敵なフラワーギフトになります。

使う花の種類や色合い、大きさやラッピングにもこだわって、センスの良い花束を贈ってみませんか?花束を購入するときは、必要に応じてお店の方に相談したり、ネットの画像を参考にしてみましょう。

どんなシーンでも活躍してくれる花束ですが、状況によってはマナー違反になることもあるので注意してくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?