必ず喜ばれる!プレゼントに添える花のおすすめと花言葉
大切な人に贈るプレゼントを用意したものの、何かが足りない…そんな風に感じたことはありませんか?そんな時には、フラワーギフトを添えるのがおすすめです。
プレゼントにお花を添えれば、花言葉にのせて真心を伝えられるメリットがありますし、たった一輪でも花を添えることで、サプライズ感も出せますね。
それでは、どんな花を贈れば喜んで貰えるのでしょうか。
この記事では、相手に喜ばれる人気のお花を紹介していきます。贈る相手に合わせた花言葉や花の種類も紹介しますので、最後までチェックしてみてくださいね。
プレゼントに花を添えると喜ばれる理由
いつものプレゼントをもっと特別にしたいと考えていませんか?
花を貰うと女性はもちろん、男性だってとてもうれしいものです。それは見た目がきれいと言うだけではなく、自分のために選んでくれた、自分が大切にされていると実感するからではないでしょうか。
まずは、プレゼントに花を貰うと喜ばれる理由について詳しくご紹介します。
思いが伝わりやすい
プレゼントに添える花には、思いが伝わりやすいと言う効果があります。
豪華な花束も素敵ですが、プレゼントに添える花は小さめの花束やアレンジメントになることが多いです。豪華な花束のように何種類もの花ではなくシンプルなアレンジになるため、花言葉の意味を把握しやすくなるというメリットもあります。
普段は照れくさくて言えない言葉でも、花言葉なら伝えやすいのではないでしょうか。花言葉にはたくさんの種類があるので、自分の伝えたい気持ちに合う花を選んでみるのもいいでしょう。
花の香りに幸福を感じる
男性でも良い香りは癒されて幸せになりますよね。しかし、女性は特に嗅覚が優れていると言われています。
香りは鼻の中にある「嗅細胞」というパーツを通って脳に伝わりますが、一瞬で情報を処理して記憶や情感が形成されていくのです。ですから、何かの匂いを嗅いだ時に一瞬で過去の記憶が蘇る傾向も女性に多く見られますね。
女性は心地よい香りに包まれると、幸せを感じます。それは過去の幸福な記憶ともリンクしているのかもしれません。
好きな香りを嗅ぐとテンションが上がったり、辛いことがあると好きな香りで癒されたりすることも女性に多いはずです。
プレゼントに添える花・気をつけるポイント
プレゼントに添える花には特にルールはありません。もし相手が好きな花を知っているのなら、その花を贈っても良いでしょう。
しかしせっかく贈るのですから、花が持つパワーに乗せて思いの丈を詰め込んでみませんか。
ここからは、プレゼントに添える花を最大限に喜んでもらえる工夫や、マナーなどを解説していきます。
花言葉をチェックしよう
花のギフトを選ぶ際に、一番に注目したいのは花言葉です。花には一つ一つに特別な意味があります。
花によっては見た目が美しくても、ネガティブな花言葉がついている花もあるため注意しましょう。せっかくプレゼントするのに、もし相手に誤解されてしまったら悲しいですよね。
だからこそ、プレゼントするときには花言葉をチェックしてください。
そして、自分の思いにピッタリの花言葉がついている花を探してみましょう。
贈る相手の方が普段から親しい人ではなく、先輩・仕事関係の方・恩師などの場合は特に気をつけてくださいね。
花言葉についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
贈るシーンに適しているか
プレゼントに添える花の場合、何かメインになるプレゼントと一緒にプチギフトとして贈る方が多いでしょう。しかし、お花を贈る場面ではマナーが重要視されることもあります。
具体的な例では、お見舞いなどでフルーツと一緒に花を贈るような場合には、鉢植えの花を持って行くのはマナー違反です。
また、グローバル社会になった今、日本人以外に花をプレゼントするときは、海外の花言葉も調べる必要があるでしょう。たとえば、桜の花は日本では「精神の美」と言う花言葉がありますが、フランスでは「わたしを忘れないで」という意味になっています。
扱いやすさ
お花をプレゼントされると、誰もが嬉しい気持ちになります。
しかし、普段から花に親しんでいない人の場合は、鉢植えなどをもらっても扱いに困ってしまうかもしれません。そんな方には、そのまま飾れるスタンディングブーケやアレンジメントがおすすめです。
予算がそれほどなくても、フラワーショップに相談すれば良いアイデアを提案してもらえる可能性があります。困ったらお花のプロに相談してみましょう。
プレゼントに添える花を誕生花にするメリット
プレゼントを贈るときに悩んでしまうのは、お花の種類ではないでしょうか。
たくさんの種類があるため、お花屋さんに行ってもどれも選べば良いのか迷ってしまう方は多いです。
特に、フラワーギフトには特別な思いを込める意味合いもあるので、失敗のないようにしたいですよね。
あなたはどんな風にプレゼントに添える花を決めますか?ここでは誕生花を贈るメリットと、月別の誕生花をご紹介します。
誕生花は特別な思いを伝えたいときに便利
誕生花の贈り物は、相手のことを心から思っていることを伝えることができておすすめです。
たった一輪だけでも思いが伝わるので、誕生日や記念日・また特別な日ではなくても取り入れると喜んでもらえるでしょう。
誕生花と言うのは、生まれた月日に由来した花のことです。ただし誕生花は国や地域によっても変わるので、絶対にこれと確定しているわけではありません。
また、誕生花は各月ごとに決められている花と、日付ごとに細かく分かれている花があります。
ここでは簡単に、月ごとの代表花と花言葉を紹介しましょう。
1月・カーネーション「無垢で深い愛情」
1月の花はカーネーションです。
花言葉は「無垢で深い愛情」。母の日に贈る花として有名ですが、花言葉の起源は、アメリカの女性活動家が母への追悼にカーネーションを飾ったことだと伝えられています。
カーネーションには色ごとの意味もあり、
- 赤「母への愛情」
- ピンク「女性の愛」
- 白「純粋な愛情」
以上のような花言葉になっています。親や恋人に贈るのにぴったりですね。
2月・マーガレット「恋占い」
2月の誕生花はマーガレットです。
花びらを1枚ずつちぎって、実際に恋占いに使った方もいらっしゃるのではないでしょうか。春になると色とりどりの可憐な花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれます。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- 白「心に秘める愛」
- 黄「華やかな容姿」
- ピンク「真実の愛」
3月・フリージア「天真爛漫」
南アフリカで発見されたフリージアの花には、淡い香りがあるのが特徴です。特に白や黄色には金木犀のような甘い香りがあり、女性の好きな花の上位にも入っています。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- 黄「無邪気」
- 白「あどけなさ」
- 紫「憧れ」
4月・カスミソウ「感謝」「幸福」
清楚で控え目な印象がカスミソウの魅力です。
花束ではメインとして使用されると言うよりも、主役を彩る脇役として活躍することが多いでしょう。
白「清らかな心」ピンク「切なる願い」
5月・スズラン「純粋」
ヨーロッパなどの寒い地域の方に春を知らせる花として知られているスズラン。
可憐ですが寒さに強いので、日本では北海道や東北地方などの高台で見ることが多い花です。
ウェディングシーンでも人気の花で、ドイツスズランと言うピンク色の品種もあります。
6月・グラジオラス「想い出」
グラジオラスは夏から秋にかけて咲く花で、カラフルな花色を持つのが特徴です。
背が高く色鮮やかなので、パッと華やかなイメージがあります。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- ピンク「ひたむきな愛」
- 紫「情熱的な恋」
恋人への贈り物にぴったりですね。
7月・ひなげし「恋の予感」
ひなげしは別名に「虞美人草(ぐびじんそう)」とも呼ばれていて、華奢な茎に薄い紙のような鮮やかな花を咲かせます。
風にそよぐ姿はとても愛らしくて、女性にも人気のある花です。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- 白「忘却」
- 赤「感謝」
8月・ひまわり「あこがれ」
8月の誕生花はひまわりです。太陽に向かってオレンジや黄色の大きな花を咲かせるひまわりは、夏を代表する花ですね。
ひまわりの種には栄養分が豊富で食用としても利用されています。
9月・ダリア「華麗」「感謝」
ダリアはキク科の多年草で、たくさんの品種があることでも知られています。
特に花びらが重なるように咲く八重の種類は、一輪だけでも豪華で印象的です。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- 黄「優美」
- 白「豊かな愛情」
- 赤「栄華」
10月・ガーベラ「希望」
秋風の中でビタミンカラーのポップな花を咲かせるガーベラが10月の誕生花です。
外見は優しげですが、とてもタフで長持ちするのでアレンジメントなどによく利用されています。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- ピンク「感謝」
- 白「希望」
- オレンジ「神秘」
▽11月▽椿「気取らない優美さ」
椿は古くから愛されており、万葉集や古事記でも詠まれています。
現在でも華道家の間ではなくてはならない存在です。寒さの中でも凛と咲く姿は、印象的ですね。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- ピンク「ひかえめな美」
- 赤「謙虚な美徳」
12月・カトレア「魅惑的」
12月の誕生花はカトレアになります。
洋ランの中でも最も美しく、一輪でも豪華な雰囲気を持つ花です。品種によっては香水のような香りがするものもあり、贈り物としても人気の高いお花です。
色別の花言葉は以下のようなものがあります。
- 白「魔力」
- ピンク「成熟した大人の魅力」
愛する女性に贈りたい・プレゼントに添える花3選
好きな人に贈るプレゼントにも、ひと工夫することで2人の親密度がアップするでしょう。
特別な日とは限らず、喧嘩して仲直りしたい時や、気が向いた時に花一輪を贈るだけでもテンションが上がり、2人の関係性をより豊かなものに変えてくれるはずです。
あなたも是非、好きな相手にさりげなく花を贈ってみませんか。
ここからは、愛する女性に贈るのにぴったりな花言葉を持つお花をご紹介します。
①アネモネ(赤)
- 花言葉・あなたを愛する
最初に紹介するのは、鮮やかな花色のアネモネになります。
和名がボタンイチゲであるアネモネは、牡丹のような外観がゴージャスな印象の花です。一輪だけでも存在感があるので、プレゼントに添える花としてはピッタリと言えます。
しかし悲しいギリシャ神話にちなんで、西洋ではネガティブな花言葉が付けられているため、海外の方に贈るときには気をつけましょう。
②胡蝶蘭(ピンク)
- 花言葉・あなたを愛しています
胡蝶蘭は鉢植えのイメージが強いと思いますが、切り花としても販売されています。
花持ちが良いので、ちゃんと水替えをすれば2週間くらいは美しい花を楽しむことができるでしょう。
結婚記念日など、特別な日のサプライズにも最適です。
③バラ(ブルー)
- 花言葉・夢叶う
2002年に世界で初めて青い色素を持っているバラが生まれました。
青いバラの品種には、花びらが薄紫色をした「ブルームーン」また水色の「青龍」などの品種があります。
プロポーズの時、指輪と一緒に渡す花としてもロマンチックで素敵ですね。
感謝の花言葉がある・プレゼントに添える花・3選
例えば、母の日の人気のギフトは1位が化粧品・2位が花束・3位スイーツとなっています。
ちなみに父の日のプレゼントで人気があるのは1位がアルコール類・2位はグルメギフト・3位は小物類(名刺入れ・ネクタイなど)と言うランキングでした。
あなたはご両親や、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えていますか。ここからは、感謝や真心などの花言葉が込められている花をご紹介します。
メインのプレゼントに添えるのにピッタリな花をチョイスしたので、ぜひ参考にしてください。
①ルピナス
- 花言葉・感謝
最初に紹介するのは、マメ科多年草のルピナスになります。天に向かってまっすぐに咲く姿が魅力的なルピナスは一輪でも豪華な花です。
原産地は北アメリカで、昔は薬草としても使われていました。
イメージ的には、藤の花を上向きに咲かせたような趣のある花姿をしています。
②シンビジウム(ピンク)
- 花言葉・上品な女性
シンビジウムは、東南アジア原産のラン科の植物です。
今現在日本で流通しているものは、原種を品種改良したものになります。
ラン科なので華やかですが、花色が淡くやさしい色合いをしているため落ち着いた印象です。
その他のカラーの花言葉は、
- 白「深窓の麗人」
- 黄「誠実な愛情」
などがあります。
③カモミール
- 花言葉・母の愛情
ハーブが好きな方には、カモミールのプレゼントはいかがでしょうか。
カモミールはマーガレットを小さくしたような可愛い花なので、花束(ブーケ)にして贈ると素敵です。その上、リンゴのような甘い香りも楽しむことができます。
もしハーブティー好きの母親なら、カモミールの茶葉に添えて贈ると粋なプレゼントになりますね。
友人に贈るのに最適・プレゼントに添える花3選
友達の誕生日や記念日、さらに出産祝いやお見舞いなど、友情を伝えたい場面はたくさんありますね。
一生付き合っていきたい相手だからこそ、普段はなかなか言えない気持ちを花言葉に乗せて贈ってみませんか。
ここからは、友達へのプレゼントに添える花のおすすめを紹介します。
①ライラック
- 花言葉・友情
日本では、フランス名の「リラ」として記憶している人が多いかもしれません。
ヨーロッパの南部地域が原産のこの花は、寒さに強く日本では北海道などでよく栽培されています。
ライラックは、香水やアロマにも使われているほど良い香りがすることでも有名です。葉はハート型をしており、円錐状に咲く小さな花の集まりもかわいいので単品でも喜んで貰えるでしょう。
ライラックのフレグランスと一緒に添えて贈るとオシャレですね。
②アイビーゼラニウム
- 花言葉・終わりない友情
次に紹介する花はアイビーゼラニウムになります。
茎が下垂する特性を生かして、ハンキングなどにするのがおすすめです。
葉はアイビーのような形をしており、花は小花が集まり毬のようなフォルムで咲きます。
ベランダなどの日当たりの良い場所に置くと、春と秋の2回花を楽しむことができますよ。
育て方も簡単なので、植物を育てるのが初めての友人への贈り物にも向いているでしょう。
③アルストロメリア(オレンジ)
- 花言葉・友情
アルストロメリアは、チリ・ブラジルなどが原産の球根植物です。
カラーが豊富で、花びらに入っている模様が印象深い花になります。
また1本の茎にたくさんの花をつける、スプレー咲きと言う咲き方もアルストロメリアの特徴です。
ユリのような外観をしており、切り花としては非常に長持ちするので、よくアレンジメントとしても利用されています。
アルストロメリアは、他のカラーでも悪い花言葉はありません。
- 白「凛々しい」
- ピンク「気配り」
- 紫「幸運の訪れ」
まとめ
つき合いが長くなればなるほど、マンネリ化してしまうプレゼント。今年こそ喜ばせたいと考えているのならば、プレゼントに花を添えるのが効果的です。
花は、カラーや本数によっても花言葉が変わります。花の数だけ花言葉が存在するなんてロマンチックですよね。
花は贈る側も贈られる側も幸福になる素敵なアイテムです。あなたも是非、いつものプレゼントに花を添えて日頃は言えない想いを託してみませんか。
今回紹介した花の中から、ぴったりのお花を選んでみてくださいね。