花にメッセージカードを添えたい。シーン別の文例を紹介

花をプレゼントする時には、メッセージカードを添えるとより素敵なプレゼントになります。

メッセージにはあなたの気持ちを素直に書き記すことが1番ですが、そうはいっても「どんなことを書いたら良いのだろう?」と悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、花に添えるメッセージカードの選び方や書き方、メッセージカードのメリット、そしてお祝いシーン別の文例を紹介します。最後までぜひチェックしてくださいね。

 

花にメッセージカードを添える2つのメリットは?

花にメッセージカードを添えるメリットは以下の2つです。

 

  • 気持ちがちゃんと伝わる
  • 花言葉の誤解を招くことを予防できる

 

メッセージカードはただのカードではなく、花の贈り物をより素敵なものにしてくれるアイテムです。メッセージカードがあることで、贈り物の質も上がるのでぜひ利用しましょう。

それでは、メリットについて詳しく見ていきましょう。

 

気持ちがちゃんと伝わる

花束にメッセージカードを添えることで、より贈る相手への気持ちが伝わりやすくなります。

花束を贈るだけでもお祝いの気持ちは伝わりますが、メッセージに気持ちを細かく書くことでより明確に気持ちを伝えることができるでしょう。

花束に込める思いは人それぞれ。日頃の感謝やお祝いの気持ち、愛情などのさまざまな気持ちなど、花束を贈るシチュエーションやイベントによっても異なってきます。

メッセージをもらった相手も、あなたの優しい気持ちが伝わり嬉しいはずです。

 

花言葉の誤解を招くことを予防できる

花にメッセージカードを添えることで、花が持つ花言葉による誤解を避けることができます。どんなに美しい花でも、花言葉によっては贈り物にふさわしいとは言えないものもあります。

例えば、アジサイには「移り気・浮気」、黄色いカーネーションには「軽蔑・失望」など、美しい花の姿からは想像もできない花言葉がついていることも……。

しかし、贈る相手がアジサイが好きだったり、黄色が好きだったりすれば、極力好みに合わせた花束を贈りたいと思いますよね。

そんな時に、メッセージカードはとても役立ちます。メッセージに伝えたい気持ちを込めることで、花言葉が持つ意味を軽減させることができるでしょう。

花言葉はとても大切ですが、花言葉に固執しすぎて悩みすぎてしまうのは本末転倒です。相手の好みやイメージ、あなたが贈りたいと思う花を使うのが1番です。

 

メッセージカードの書き方とは?

メッセージカードを書く時には以下の5つのポイントを抑えましょう。

 

  1. 花束を贈る意図を明確にする
  2. メッセージを書く
  3. 簡潔にまとめる
  4. 余白を意識する
  5. 横書きにする

 

メッセージカードはとても便利なものですが、書き方を間違えるとメッセージカードの本来の良さが出ないこともあるかもしれません。

せっかくメッセージカードを添えるのであれば、上記のポイントを意識して素敵なメッセージカードにしましょう。

 

1.花束を贈る意図を明確にする

メッセージカードを書く時には、まず花束を贈る意図を明確に記載するようにします。

例えば、結婚祝いであればメッセージの最初に「結婚おめでとう」、誕生日祝いであれば「誕生日おめでとう」と必ずつけるようにしましょう。

明確にすることなくメッセージを書いてしまうと何に対してのお祝いなのか曖昧になってしまう可能性もあるため、シンプルにお祝いの言葉を書くようにしましょう。

 

2.自分の気持ちをメッセージに書く

お祝いの言葉を書いた後で、贈る相手への特別な思いや気持ちを簡潔に書くと、より素敵なメッセージカードになります。

特に親しい間柄の場合は、2人しか知らない思い出話から話を広げてみるのも良いかもしれません。

 

3.簡潔に文章をまとめる

メッセージカードを書く時には、出来るだけ簡潔に文章をまとめるようにします。

溢れる思いや相手に対するメッセージをすべて細かく書きたい気持ちはわかりますが、メッセージカードいっぱいに書いてしまうと見づらくなるリスクがあります。

気持ちや思いは長々と書くよりも、簡潔にシンプルに書くほうが相手には伝わりやすくなりますよ。

 

4.メッセージカードの余白を意識する

メッセージカードを書く時には、余白を意識して書くようにしましょう。

余白は多少利用したほうが見やすくなります。

メッセージカードいっぱいにメッセージを書き込むとごちゃごちゃした印象になってしまいます。シンプルにスッキリとしたメッセージカードを作成した方が好印象です。

 

5.横書きにする

メッセージカードを書く時には、縦書きではなく横書きで書くようにしましょう。

縦書きよりも横書きの方がメッセージカードは読みやすく、見やすくなります。

また、字と字の間隔を近づけすぎたり離しすぎたりすると余計見づらくなってしまいますので、気をつけましょう。

書きたいメッセージや文字間の練習に、何度か試し書きしておくと安心です。

 

メッセージカードの3つの上手な選び方とは?

続いては、メッセージカード選び方で注意しておきたいポイントについて見ていきましょう。

  1. メッセージカードのサイズ
  2. メッセージカードのカラー
  3. メッセージカードのデザイン

メッセージカードはあなたの気持ちを伝えるための重要なもの。そんなメッセージカードには、さまざまなデザインがあります。

相手が喜んでくれるカードを選ぶようにしましょう。年代や年齢にも考慮して選ぶと、よりピッタリのカードを選ぶことができるのではないでしょうか?

 

1.メッセージカードのサイズ

メッセージカードを選ぶ時には、カードのサイズに気をつけましょう。あくまで主役は花です。メッセージカードはより花を素敵な贈り物にするためのもの。

そのため、あまり大きすぎるメッセージカードはおすすめできません。しかし、小さすぎてもメッセージがギュッとなり見にくくなってしまいます。無難なのはハガキサイズのものです。

 

2.メッセージカードのカラー

相手の好きな色があるのであれば、相手の好みのカラーのメッセージカードを選ぶのもおすすめです。

しかし、メッセージカードはシンプルであるほうが好印象ですし、見やすいなどのメリットがあります。白やクリーム色、色がついていても淡い色を選ぶと、清潔感もあり良いでしょう。

小さい子供に贈るのであれば、キャラクターがプリントされているカードや、カラフルなカードを選ぶと喜んでくれること間違いなしです。

 

3.メッセージカードのデザイン

メッセージカードには、シンプルなものから柄入りやキャラクターもの、飛び出すカードや派手なカラフルなカードなどデザインは豊富にあります。

相手の好みがわかるのであれば、その好みに出来るだけ寄り添ったデザインを選ぶのがおすすめです。

特に飛び出すカードは、子供だけでなく大人でも喜んでもらえるカードになるでしょう。

年上や上司などに贈るのであれば、シンプルなデザインがおすすめです。

 

花にメッセージカードを添えたい。シーン別の文例集

花にメッセージカードを添えたい場合、お祝いや花束を贈る意図によってもメッセージは変わるものです。

ここでは、シーン別にメッセージの文例を紹介します。

「書くことが思いつかない」「何を書いたらわからない」と悩んでしまっている場合に、ぜひ参考にしてください。

 

1.定年退職する父母へのメッセージ

定年退職する父母へは、感謝の気持ちを最大限書き記すことがおすすめです。

父母は子供からの感謝の気持ちが一言あるだけで、とても嬉しいものです。定年後の生活に対するメッセージを書くこともおすすめですよ。

 

文例1.【父親へ】

「お父さん、定年退職おめでとう。〇〇年、家族のために頑張って働いてくれて本当にありがとう。

お父さんのおかげで、私たち家族は幸せに暮らすことができました。これからは、ゆっくり時間を過ごして、第2の人生を楽しんでください。

いつもありがとう。そしてこれからもよろしくね。」

 

文例2.【母へ】

 

「お母さん定年退職おめでとう。〇〇年、仕事と育児と大変だったよね。でも、お母さんのおかげで私たちはこんなに大きくなりました。お母さんのおかげです。仕事に励むお母さんの姿はとても魅力的で尊敬しています。これからは、自分の時間を過ごして楽しく生活してください。本当にお疲れ様でした。」

 

文例3.【夫へ】

「〇〇、長い間お仕事お疲れ様でした。あなたのおかげで私を含め子供たちはこれまで幸せに生きてこれました。

本当にありがとう。これからは、ゆっくりして自分の時間も楽しんでください。

そして、第2の人生を共に歩んでいきましょう。

落ち着いたら、2人でゆっくり温泉旅行にでも行きましょう。本当にお疲れ様でした。」

 

2.新築祝いのメッセージ文例

新築祝いのメッセージでは、お祝いの言葉とともに新生活を応援する言葉をつけてあげると良いでしょう。

 

文例1.新築祝い【友人へ】

「〇〇、新築おめでとう。これから始まる新生活、とても楽しみだね。素敵な家で、家族と楽しく充実した日々を過ごしてください。

落ち着いたら、ぜひ遊びに行かせてください。楽しみにしています。本当におめでとう。」

 

文例2.【上司へ】

「〇〇部長、この度は新築おめでとうございます。〇〇部長には日頃からとてもお世話になり大変感謝しています。

これからも指導をよろしくお願いします。

落ち着きましたら、また改めてお祝いさせていただけたら嬉しいです。

本当におめでとうございます。」

 

3.誕生日祝いのメッセージ文例

誕生日祝いでは、おめでとうの気持ちと感謝や思い出のエピソードを付け加えるとより良いでしょう。

また、これからもよろしくという気持ちもひと言書いておくと、さらに良いメッセージカードになりますよ。

 

文例1.【友人へ】

「〇〇、誕生日おめでとう。〇〇とは、もう〇年の付き合いだね。〇〇過ごした〇年は本当に楽しくて私の宝物です。

これからも、変わらない関係を築いて行けたら嬉しいです。

〇〇の1年がまた素敵な年になるよう祈っています。これからもよろしくね。

本当に誕生日おめでとう。」

 

文例2.【父母へ】

「お母さん、誕生日おめでとう。もう〇歳なんだね。これまで育ててくれて本当にありがとう。

私がここまで無事に大きくなれたのは、お母さんのおかげです。

お母さんの愛情にいつも助けられていました。

本当に感謝しかありません。

これからも、健康に気をつけて長生きしてください。私を生んでくれてありがとう。」

 

文例3.【大切な人へ】

「〇〇、誕生日おめでとう。もう付き合って〇年だね。本当に〇〇と付き合えて幸せです。

これからも、〇〇の誕生日を共にお祝いさせてください。これからもよろしくね。2人で幸せになりましょう。本当に誕生日おめでとう。」

 

4.結婚祝いのメッセージ文例

結婚祝いでは、祝福の言葉とこれから訪れるであろう幸せな日々を想像させるようなメッセージを付け加えると良いでしょう。

文例1.【友人へ】

 

「〇〇、結婚おめでとう。〇〇と〇〇さんは本当にお似合いで、憧れのカップルでした。その憧れのカップルが結婚する時いた時は本当に嬉しかったです。

きっと、〇〇は幸せな家庭を築いていくと信じています。

これからも、〇〇さんと仲良く過ごしてください。そして、これからも友人として仲良くしてくださいね。

本当にこの度は結婚おめでとう。また改めてお祝いさせてくれたら嬉しいです。」

 

文例2.【姉へ】

「お姉ちゃん、結婚おめでとう。お姉ちゃんと過ごした〇年間はとても幸せでした。お姉ちゃんがいつも守ってくれて、本当に私のお姉ちゃんがお姉ちゃんで良かったと思っています。いつも私の力になってくれてありがとう。

これからは、自分の幸せを掴んでね。

これからも、いつまでも、大切なお姉ちゃんです。本当に結婚おめでとう。また都合が良い時に、食事にでも行こうね!」

 

5.出産祝いのメッセージ文例

出産祝いでメッセージを贈る時には祝福の気持ちと、出産で疲れた体を労う言葉をつけてあげると喜ばれます。

 

文例1.【友人へ】

「〇〇、出産おめでとう。写真ありがとう。

〇〇の面影があって、とても可愛いね。出産は大変だったでしょう?

ゆっくり出来る時間は少ないかもしれないけれど、休める時に休んでくださいね。

悩みや相談があれば聞くからね。いつでも連絡ください。

〇〇と赤ちゃんがこれからも幸せに暮らせるように祈っています。

落ち着いたら、ぜひ赤ちゃんに会わせてね。また改めてその時にお祝いさせてください。

本当に、出産おめでとう。」

 

文例2.【上司へ】

「〇〇部長、この度はご出産おめでとうございます。〇〇部長の赤ちゃんが誕生するのを心から楽しみにしていました。

きっと、〇〇部長のような優しくて穏やかな子に成長するのでしょうね。今から成長がとても楽しみです。

落ち着いたら、また改めてお祝いさせていただけたら嬉しいです。

出産したばかりで、〇〇部長の疲れも溜まっているかと思いますのでよく休んでゆっくりしてください。

本当にこの度はご出産おめでとうございます。」

 

文例3.【妻へ】

「〇〇、出産おめでとう。そして本当にありがとう。2人の子供をこれまで守ってくれて、そして命懸けで産んでくれたこと、本当に感謝しています。

そして、何より母子共に無事でホッとしました。これからは、2人で子供を育てていきましょう。本当にお疲れ様でした。ありがとう。」

 

6.退職する上司や部下に

退職する上司や部下にメッセージカードを贈る場合には、これまでの感謝と功績などを讃えたりねぎらいの言葉を入れることをおすすめします。

 

文例1.【上司へ】

「〇〇部長、長年の勤務本当にお疲れ様でした。〇〇部長に教わったことは私が仕事をするうえでとても役に立っています。これまで〇〇部長と仕事をさせていただいたことは私にとって宝物です。

いつも、優しく暖かく私を受け入れてくださり、ご指導していただき本当に感謝しています。

これからは、ゆっくりしてくださいね。ご家族と幸せな日々を過ごされてください。本当にお疲れ様でした。」

 

文例2.【部下へ】

「〇〇さん、本当に今までありがとう。

そしてこれまでお疲れ様でした。〇〇さんと一緒に仕事ができてとても楽しかったです。

〇〇さんから教わることはとても多く、上司である私も日々勉強させていただいていました。

新しい職場でも、〇〇さんの力を発揮し活躍することを願っています。

困ったことがあれば、いつでも相談に乗ります。頑張ってくださいね。

本当にお疲れ様。また飲みにいきましょう。」

 

まとめ

今回は、花のメッセージカードの文例集と、メッセージカードの選び方や書き方についてご紹介しました。

花束にメッセージカードを添えるだけで、とても特別な贈り物になります。

メッセージカードを上手に使い、素敵な花をプレゼントしましょう。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?