2月2日は夫婦の日!愛と感謝を込めてお花のギフトを贈ろう

2月2日は何の日かご存じでしょうか。2月2日(ふうふ)の語呂合わせから誕生した、「夫婦の日」です。11月22日の「いい夫婦の日」と同じく、パートナー同士で愛や感謝を伝え合う日として提唱されています。

今回は、そんな夫婦の日に贈りたいフラワーギフトの提案や、ギフトとして人気が高い定番の花をご紹介していきます。

 

夫婦の日とは

「子供の日」「敬老の日」もあるのだから、夫婦の日があっても良いのでは?そんな意見を元にして1987年に作られたのが、2月2日の夫婦の日です。

同じ意味合いで、11月22日の「いい夫婦の日」があります。パートナーへ普段伝えにくい想いや感謝を素直に伝え合う日として、夫婦の絆を深めるボウリング大会や観劇会、パーティーやウォーキングイベントなど、夫婦水入らずで楽しめるイベントが多く開催されています。

 

夫婦の日は祝日ではない

夫婦の日は、いわゆるバレンタインデーやホワイトデーのようなイベントなので、子供の日や敬老の日のように祝日として制定されているわけではありません。

ただし、夫婦の絆が深まる縁起の良い語呂合わせから、2月2日や11月22日を入籍日にしたり、プロポーズ記念日にしたりするカップルも多いようです。

 

夫婦の日の過ごし方

夫婦の仲を深め、日頃の感謝や愛情を伝え合う日として推奨されている夫婦の日。せっかくですから、パートナー2人でゆっくりと過ごしてデートしてみるのはいかがでしょうか。

お気に入りのお店や、普段はなかなか行かないちょっと良いお店で食事をしたり、思い出深い出かけ先に行ってみたり、小旅行やアウトドアに出かけるのもいいですね。あえて家でゆったりと過ごして、映画を観ながらゆっくりお酒を飲むのも素敵でしょう。

 

夫婦の日にはプレゼントを贈り合おう

せっかくの夫婦の日には、相手へのプレゼントを用意して、あえて特別感を出してみてはいかがでしょうか。長く連れ添っているとプレゼントの頻度も少なくなってしまいがちです。高価な品ではなくても、相手の好みや趣味に合った物を贈って、日頃なかなか伝えられない思いを口にしてみましょう。

パートナー当人だけではなく、お子さんがご両親をお祝いするというのも素敵ですね。子どもから両親へプレゼントを贈ったり、食事をごちそうしたりと、「いつまでも仲睦まじい夫婦でいてください」という気持ちを込めて2人をおもてなしするのも、夫婦の日にふさわしい過ごし方です。

 

夫婦の日にはフラワーギフトがおすすめ

夫婦の日には、フラワーギフトのプレゼントで特別感を演出してみてはいかがでしょうか。お花のプレゼントは準備しやすく、相手の好みの物や欲しい物などが分からなくても、気軽に贈ることができて、喜ばれやすいのがメリットです。

手軽に遅れる片手持ちサイズの花束や、両手で抱えるほどのかなり豪華なフラワーギフトなど、予算に応じて柔軟に仕上げられます。

 

フラワーギフトの種類

お花のプレゼントを贈る際には、フラワーギフトのタイプも重要な要素です。王道であり定番の花束から、デザイン性が高いアレンジメントフラワー、年単位の長期保存に適したプリザーブドフラワーから、植物好きに喜ばれやすい鉢植えまで、ギフトの手段はさまざまです。

夫婦の日におすすめのギフトの種類について、まずは各タイプの特長を解説します。デメリットについても触れているので、相手の好みや正確に合ったギフトタイプを選んでみてください。

 

花束・ブーケ

花束・ブーケは手軽に贈れるのが最大の魅力です。小ぶりなブーケであれば、当日のオーダーでその日のうちに受け取ることもできます。

両手が抱えるほどの立派なブーケが必要な場合は、実際に渡す日までに余裕を持って、事前に予約しておきましょう。

オンラインショップで注文する場合は、完成のイメージ写真が掲載されていることがほとんどなので、自分のイメージに近いものを選べますよ。

 

アレンジメントフラワー

アレンジメントフラワーは、カゴなどの容器に切り花を挿すスポンジが入っています。生けるようにして切り花をデザインする、おしゃれなフラワーギフトです。カゴに入れたままで棚の上やテーブルの上などのさまざまなスペースに飾れます。

花瓶に移し替えず、中のスポンジに水を吸わせてお手入れするだけなので、花の扱いに不慣れな方でもお世話しやすいギフトです。

 

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、生花を長期保存用として加工した花のことです。特殊な保存液に浸けることで、数年単位できれいな状態の花を眺められます。生花は枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーはいつまでも残るので、特別な日の思い出をいつまでも手元に置きたいと思う方におすすめです。水やりは不要なので、花の世話に慣れない方へ、インテリアアイテムとしての贈り物にもおすすめです。

加工した分アレンジの幅が広がっているので、雑貨類や写真フレームなどの小物と組み合わせた商品も販売されています。

ボックスフラワー

ボックスフラワーは、箱の中に花がふんだんに詰め込まれた、サプライズ感のあるギフトタイプです。

中に入れる花は、生花やプリザーブドフラワー、造花のソープフラワーなどがあります。加工花や造花は長持ちしますが、生花は生きた花ならではの新鮮さ、美しさが魅力です。

 

鉢植え

日頃から花や植物を育てている人には、鉢植えのギフトを贈ると育てる楽しみを味わってもらえるのでおすすめです。切り花よりも鑑賞期間を長く楽しめます。

日々のちょっとした生長や変化を感じながら育てる鉢植えは、花以外に観葉植物のグリーンギフトもおすすめです。あまりに大きな鉢だと扱いに困ってしまう方もいるので、適度なサイズ感の小さめの鉢植えを贈るのが良いでしょう。

 

ギフトで人気!夫婦の日におすすめの定番のお花

夫婦の日におすすめのフラワーギフトには、どんな種類の花が選ばれているのでしょうか。フラワーギフト品として人気が高い花をピックアップしてみたので、ギフト選びの参考にしてみてくださいね。

 

バラ

科・属 バラ科・バラ属
和名 薔薇(ばら)
英名 Rose
学名 Rosa
原産地 北半球の亜熱帯〜寒帯
花言葉 「愛」「美」「上品」「しとやか」

 

愛の告白やプロポーズシーンには欠かせないバラ。中でも赤いバラは、愛情を表現するのにぴったりな、愛にまつわる花言葉を持っています。英語圏でも「I love you(あなたを愛しています)」「romance(ロマンス)」など、情熱的な花言葉を持ち、パートナーへの愛情を伝えるのにふさわしいお花です。

真紅のバラだけで束ねた愛情たっぷりの花束も素敵ですし、淡い色合いのバラをチョイスしてやわらかい雰囲気にまとめるのもおすすめです。色別にも異なる花言葉を持ち、ピンクは「感謝」、白は「純潔」など各色に素敵なメッセージがあるので、色別の花言葉も参考にしてみてくださいね。

 

バラの色別の花言葉
「情熱」「熱烈な恋」
ピンク 「温かい心」
「純粋」「尊敬」「清らかな愛」
オレンジ 「爽やか」「無邪気」「愛嬌」
「奇跡」「夢かなう」「神の祝福」

 

胡蝶蘭

科・属 ラン科・ファレノプシス属
和名 胡蝶蘭(こちょうらん)
英名 Phalaenopsis, Moth Orchid
学名 Phalaenopsis aphrodite
原産地 東南アジア
花言葉 「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」

 

豪華な見た目でありながら清楚な雰囲気も併せ持つ胡蝶蘭は、フラワーギフトシーンの定番アイテムです。存在感のある花は蝶の形に見えるので、「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉が付けられています。

胡蝶蘭のギフトでは鉢植えが主流です。高級な花の胡蝶蘭はお世話が大変そうだと思われがちですが、とてもタフな生命力を持った花なので、ほとんどお世話の手間がかかりません。また、開花期間が1〜2ヶ月と長いので、しばらくは美しい花を楽しめるでしょう。

白い胡蝶蘭が定番ですが、紅白で縁起の良いリップカラーや、小ぶりな鉢だとイエローやピンクなどの花色も選べます。

 

シクラメン

科・属 サクラソウ科・シクラメン属
和名 篝火花(かがりびばな)、豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)
英名 Cyclamen
学名 Cyclamen persicum
原産地 地中海沿岸
花言葉 「絆」「愛情」「思いやり」「内気」「はにかみ」「清純」

 

シクラメンは、秋冬の鉢物としてクリスマスシーズンから多く見かけるようになります。ひとつの茎先にひとつ花を咲かせる花姿が灯る火のようなので「篝火花(かがりびばな)」の和名が付けられました。

花言葉には、「内気」「はにかみ」「清純」などの控えめな言葉が並びます。これは、シクラメンの花が花粉を雨や風から守るために、俯きがちに咲く姿に由来しています。他にも、「絆」「愛情」「思いやり」の花言葉があるので、夫婦の日の贈り物としてはぴったりです。

 

カーネーション

科・属 ナデシコ科・ナデシコ属
和名 和蘭石竹(おらんだせきちく)、和蘭撫子(おらんだなでしこ)
英名 Carnation
学名 Dianthus caryophyllus
原産地 南ヨーロッパ、西アジア
花言葉 「無垢で深い愛」

 

母の日に贈る赤い花としておなじみのカーネーションですが、夫婦の日におすすめしたいのはピンク色です。花言葉に「感謝」があるので、日頃のありがとうの気持ちを込めて贈りやすい花です。

また、「美しい仕草」「気品」「温かい心」など、女性らしさを感じさせる花言葉を持っていますので、女性のパートナーへ贈ると喜ばれるでしょう。

旬の時期はあるものの、定番人気の花なので通年流通していて買い求めやすく、価格が安定しているのもポイントです。

 

ガーベラ

科・属 キク科・ガーベラ属
和名 ガーベラ
英名 Gerbera
学名 Gerbera
原産地 南アフリカ
花言葉 「希望」「前進」

 

カジュアルな雰囲気が魅力のガーベラは、ぱっと明るく開いた花がかわいらしく、元気な印象を受けます。性別にこだわらず贈りやすいラフさも持っているので、男性へのプレゼントとして選んでも受け取りやすいでしょう。

花言葉にはネガティブな意味を持つものもありますが、ガーベラにはネガティブな花言葉がないのも特長です。全体の花言葉には「希望」「前進」と、前向きな気持ちになれる言葉があります。

感謝の気持ちを表すプレゼントには、「感謝」の花言葉を持つピンク色のガーベラを選んでみてはいかがでしょうか。ピンクには「熱愛」「崇高美」の花言葉もあるので、愛するパートナーのフラワーギフトにはぴったりですよ。

ラナンキュラス

科・属 キンポウゲ科・キンポウゲ属
和名 花金鳳花(はなきんぽうげ)
英名 Ranunculus
学名 Ranunculus asiaticus
原産地 西アジア、ヨーロッパ
花言葉 「とても魅力的」「華やかな魅力」「純潔」

 

蝋細工のような透明感のある花びらが繊細なラナンキュラスは、バラにも負けないほどの華やかさとボリュームがあります。しかしバラほど花びらに厚みがないので、やわらかくやさしげな印象があり、女性に贈ると喜ばれやすいお花です。

ラナンキュラスは品種が豊富で、定番のカップ咲きから八重咲き、バラのような豪華さを持つカール咲き、椿の花のように咲くカメリア咲き、フリルのように波打つフリンジ咲きなど花の形状もさまざまです。花色のバリエーションも多く、はっきりとしたクリアな色合いや、パステルカラーのやわらかい色、アンティークな雰囲気のくすみカラーなど、花の色でがらりと雰囲気が変わるのも魅力です。色別の花言葉も持っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ラナンキュラスの色別の花言葉
「あなたは魅力に満ちている」
ピンク 「飾らない美しさ」
「純潔」
「優しい心遣い」
「幸福」

 

夫婦愛の花言葉を持つ観葉植物もおすすめ

夫婦の日の贈り物には、家で長く育て続けられる鉢植えギフトもおすすめです。

観葉植物にも花言葉があり、ここでご紹介するのは「夫婦愛」にまつわる素敵な花言葉を持っている人気の植物です。

 

フィカス・ウンベラータ

科・属 クワ科・フィカス属
和名 フィカス・ウンベラータ
英名 Ficus umbellata
学名 Ficus umbellata
原産地 熱帯アフリカ低地
花言葉 「夫婦愛」「永久の幸せ」「健やか」

 

ハート型の葉がかわいらしく、インテリアグリーンとしても人気が高いフィカス・ウンベラータの花言葉は「夫婦愛」です。まさしく夫婦の日を彩るメッセージですね。

他にも、「永久の幸せ」や「健やか」など、これからの2人の幸せを願う花言葉があります。

フィカス・ウンベラータの明るいグリーンは、フレッシュな印象があり部屋をさわやかな雰囲気にしてくれます。お世話も簡単なので、観葉植物を育て慣れていない人でも、挑戦しやすい品種です。

 

アイビー

科・属 ウコギ科・キヅタ属
和名 西洋木蔦(せいようぎづた)、ヘデラ
英名 Ivy, English Ivy, Common ivy
学名 Hedera helix(Hedera)
原産地 北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
花言葉 「永遠の愛」

 

小ぶりの鉢植えで育てられるアイビーは、建物の壁伝いに伸びて、アンティークな雰囲気をかもし出している様子を街中で見かけますね。おしゃれなカフェや美容院、雑貨店などでも飾られることが多い観葉植物です。特にレンガ造りの建物との相性が抜群で、明るいレンガ色にアイビーの明るい緑色の葉がよく映えます。鉢植え以外にも、花束やフラワーアレンジメントのアクセント花材として使われます。

そんなアイビーの花言葉は「永遠の愛」です。この先も仲睦まじく暮らしていけるよう、2人でアイビーの鉢植えを育ててみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は、2月2日の「夫婦の日」の贈り物としておすすめしたいフラワーギフトについて、ギフトタイプや人気の種類をご提案しました。

夫婦の日がある2月は、外はまだ花が少なく寒々しい景色ですが、生花店には春咲きの花たちがどんどん入荷してにぎわう季節です。パートナーに贈る花選びも、きっと楽しくなりますよ。

フラワーギフトだけではなく、観葉植物を贈るグリーンギフトもおすすめです。インテリアグリーンとして2人で育てられる観葉植物は、家の空間を彩り、日々の生活を癒してくれることでしょう。日頃の感謝の気持ちや愛情を伝えられる、素敵なギフトを探してみてくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?